壁紙リフォームはDIYでできる?費用相場は?気になる疑問を徹底解説!
壁紙リフォームの費用相場やデザインを決めるコツ、DIYの方法などを解説します。壁紙を活かしたリフォーム事例も紹介するので、「壁紙含め家全体をおしゃれにリノベーションしたい」という人もぜひ参考にしてみてください。
公開日 2020.12.04
更新日 2023.04.20
INDEX目次
「手軽に住宅のイメージを変えたい」「低予算で家をおしゃれにしたい」といった人にオススメなのが壁紙のリフォーム。壁は部屋の中を占める面積が大きいため、クロスを張り替えるだけで大幅なイメージチェンジができます。
当記事では、壁紙リフォームの費用相場、DIYリフォームの方法、おしゃれな壁紙の選び方などを解説します。これからリフォームをする人はぜひ参考にしてみてください。
当記事では、壁紙リフォームの費用相場、DIYリフォームの方法、おしゃれな壁紙の選び方などを解説します。これからリフォームをする人はぜひ参考にしてみてください。
一挙解説!気になる壁紙リフォームの疑問あれこれ
住宅の築年数が経過すると、だんだん壁や床などの劣化・傷などが気になってくるもの。「壁紙の寿命は何年?」「壁紙貼り替え費用の相場はいくら?」など壁紙リフォームの疑問をまとめました。
壁紙の耐用年数は何年?リフォーム時期を見極めるポイント
壁紙の貼り替え目安は約10年です。壁紙の種類や質にもよりますが、10年前後で汚れやクロス表面のケバ立ちなどが目立ってきます。
ほかにも、「カビが生えたり、黒ずんだり、壁紙の色が変わった箇所がある」「消臭・防水機能が薄れてきた」「壁にヒビや穴が見られる」などの症状があったら、リフォームを依頼する目安です。使用期間に関わらず、一度メンテナンスを依頼するのがオススメです。
ほかにも、「カビが生えたり、黒ずんだり、壁紙の色が変わった箇所がある」「消臭・防水機能が薄れてきた」「壁にヒビや穴が見られる」などの症状があったら、リフォームを依頼する目安です。使用期間に関わらず、一度メンテナンスを依頼するのがオススメです。
業者に頼んだ場合の費用相場はいくらくらい?
壁紙リフォームの費用は、施工面積や貼り替える場所、クロスのグレードなどによって変化します。一般的な壁紙の値段は、1㎡あたり1,000円前後。ハイグレードのものだと1㎡あたり1,400~1,600円ほどです。
居間や寝室といった、居室のクロス貼り替え費用は5万〜10万円ほどで、部屋の広くなればなるほど、費用も高額になります。居室はキッチンや洗面所などの水回りと比べて汚れにくい箇所でもあるので、単価の安い壁紙で済ませる人も多いようです。
キッチンは油や火を使うため、ほかの部屋に比べて高品質の壁紙を使用します。リビングなどよりも面積が狭くても、費用は高額なケースも多いので注意しましょう。30〜40㎡のキッチンなら、貼り替え費用は4万〜7万円ほどです。
居間や寝室といった、居室のクロス貼り替え費用は5万〜10万円ほどで、部屋の広くなればなるほど、費用も高額になります。居室はキッチンや洗面所などの水回りと比べて汚れにくい箇所でもあるので、単価の安い壁紙で済ませる人も多いようです。
キッチンは油や火を使うため、ほかの部屋に比べて高品質の壁紙を使用します。リビングなどよりも面積が狭くても、費用は高額なケースも多いので注意しましょう。30〜40㎡のキッチンなら、貼り替え費用は4万〜7万円ほどです。
また、トイレのクロス貼り替えは3万〜5万円前後、洗面所は4万〜5万円ほどです。面積が狭いため、壁紙そのものの費用は安く済みますが、職人の人件費が割高になるためこのような費用になります。
自分で貼り替えることは可能?貼り方は?
壁紙の貼り替えは、初心者でも挑戦しやすい人気のDIYリフォームです。業者に依頼するよりも大幅にコストカットできるため、自分で施工する人も増えています。費用の例を挙げると、壁紙や下地処理、道具などを揃えて1万5,000円〜3万円前後。業者依頼の半分以下で施工できることもあり、予算を抑えたい人にはオススメです。
しかし、「貼る際にシワができ、中に空気が入ってしまった」「壁紙の柄がずれて違和感がある」などの失敗は多く、慣れていないとクオリティに差が出やすいデメリットもあります。いきなり広い部屋でチャレンジするのではなく、トイレやクローゼットなど狭い場所から挑戦するとよいでしょう。詳しい壁紙の貼り方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
しかし、「貼る際にシワができ、中に空気が入ってしまった」「壁紙の柄がずれて違和感がある」などの失敗は多く、慣れていないとクオリティに差が出やすいデメリットもあります。いきなり広い部屋でチャレンジするのではなく、トイレやクローゼットなど狭い場所から挑戦するとよいでしょう。詳しい壁紙の貼り方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
DIYで、壁紙の上からペンキを塗ってイメチェンするのはアリ?
住宅で使われている壁紙はビニール製が多く、上からペンキを塗っても問題ありません。しかし、ビニール壁紙対応の水性塗料など、使えるペンキの種類は限られているので注意が必要です。自分で塗装する前に、必ず住宅に使用されている壁紙の性質と使用できる塗料を確認しましょう。
マンションで壁紙を変えたい!注意点はある?
マンションの多くは玄関や窓、サッシ、ベランダなどの共用部分のリフォームが禁止されています。しかし、壁紙は専用部分にあたるため、マンションでも自由に変更できます。工事を依頼する時は必ず管理組合に連絡し、改修の許可をもらいましょう。
マンションの構造によっては、防汚機能のある壁紙などが使用できないこともあります。打ち合わせの際に、使えない壁紙があるかどうかを業者に確認しておくと安心です。
マンションの構造によっては、防汚機能のある壁紙などが使用できないこともあります。打ち合わせの際に、使えない壁紙があるかどうかを業者に確認しておくと安心です。
オシャレに見せるポイントは?デザイン・壁紙の選び方
最近ではおしゃれなアンティーク壁紙や、輸入品の壁紙を扱う専門店などもあり、どんなデザインにしようか迷ってしまいます。ここでは、魅力的な部屋を作りに欠かせない、壁紙選びについて解説します。
無難に?冒険する?色やデザインの決め方
壁紙の色やデザインの決め方は人によってさまざまですが、部屋の用途にあわせて選ぶと失敗が少ないでしょう。リラックスしたい寝室や自室なら落ち着いたベージュ、グレー系。開放感のある明るい印象にしたいリビングならホワイト系など。また、床やドアで使用している木目の色合いに合わせると統一感が生まれます。
「少し壁紙で冒険したい」「ちょっとしたオシャレ感を出したい」という人は、色数の少ない地模様タイプがオススメです。広い部屋に派手な色・柄の壁紙を使うと、ほかのインテリアや小物を決めにくくなることもあります。
「少し壁紙で冒険したい」「ちょっとしたオシャレ感を出したい」という人は、色数の少ない地模様タイプがオススメです。広い部屋に派手な色・柄の壁紙を使うと、ほかのインテリアや小物を決めにくくなることもあります。
個性強めのクロスは、アクセントカラーとして取り入れるのも◎
主張強めの個性派クロスは、トイレやクローゼット、パントリーなど狭い空間に使用するのがよいでしょう。大部屋だとごちゃごちゃとした印象になりがちな壁紙も、小さな部屋なら家全体のほどよいアクセントになってくれます。
また、広い部屋に派手な壁紙を貼る時は、壁の一面だけに使用するという手もあります。一気にインテリアとのバランスも取りやすくなり、ほかの家具が決めやすくなるでしょう。アクセントクロスについて知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。
また、広い部屋に派手な壁紙を貼る時は、壁の一面だけに使用するという手もあります。一気にインテリアとのバランスも取りやすくなり、ほかの家具が決めやすくなるでしょう。アクセントクロスについて知りたい人は、こちらの記事も読んでみてください。
嬉しい効果が得られるかも?機能性壁紙も要チェック
ハイグレードのクロスを導入したい人は、機能性壁紙に貼り替えるのもオススメです。壁紙を変更するだけで、暮らしの悩みを解決できるかもしれません。
ペットを飼っている人に人気なのが、スーパー耐久性クロスです。フィルムで表面に特殊な加工を施しており、ペットが壁をひっかいても傷が付きません。汚れや臭いも付着しにくく、お手入れしやすい壁紙です。
湿気がこもりやすい水回りに向いているのは、通気性クロスです。空気を通しやすいので、結露やカビを抑える効果もあります。窓がなく、換気がしにくい部屋などにも向いています。
ペットを飼っている人に人気なのが、スーパー耐久性クロスです。フィルムで表面に特殊な加工を施しており、ペットが壁をひっかいても傷が付きません。汚れや臭いも付着しにくく、お手入れしやすい壁紙です。
湿気がこもりやすい水回りに向いているのは、通気性クロスです。空気を通しやすいので、結露やカビを抑える効果もあります。窓がなく、換気がしにくい部屋などにも向いています。
壁紙のリフォーム・DIYで失敗!よくある例と対処法について
壁紙は部屋の雰囲気を左右する大事なポイントです。DIYリフォームを行う人も多いですが、かえって後悔の残る仕上がりになることも。ここでは、壁紙のリフォームでよくある失敗例や対処法について説明します。
新しい壁紙が、古い建具や既存設備から浮いてしまった
「壁紙だけが新しく、まわりの家具と馴染まない」「柱や電源スイッチなど、ほかの汚れがかえって目立つようになった」といった失敗は多く見られます。
壁紙だけでなく柱や床、エアコン、電源スイッチなどの劣化も進んでいる場合は、貼り替えと同時にリフォームを行うとよいでしょう。壁リフォームが終わってから施工すると、二度手間で費用が高くなることもあるので注意が必要です。
壁紙だけでなく柱や床、エアコン、電源スイッチなどの劣化も進んでいる場合は、貼り替えと同時にリフォームを行うとよいでしょう。壁リフォームが終わってから施工すると、二度手間で費用が高くなることもあるので注意が必要です。
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仕上がりがサンプルのイメージと全く違う!
カタログの写真で見るクロスと、実際に壁に貼られたクロスとでは随分印象は変わるもの。よくある失敗は「派手模様・デザインが気に入ったが、思っていたよりも落ち着かない空間になった」というケース。小さな模型では華やかに見える壁紙も、実物はすぐ飽きる柄だったり、個性的すぎたりすることが多いのです。
取り寄せたサンプルが小さすぎる時は、大きめのものを依頼するなど、できるだけ完成後をイメージしやすいように工夫しましょう。
取り寄せたサンプルが小さすぎる時は、大きめのものを依頼するなど、できるだけ完成後をイメージしやすいように工夫しましょう。
DIYしたら、空気が入ってクロスがボコボコに……。
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シールタイプの壁紙は、初心者でも簡単に貼れる優れものです。しかし、広範囲に施工する場合は空気が入りやすいため注意が必要です。上手に貼らないと表面がボコボコになることもあります。カッターを使えば空気を抜けますが、シワになった部分は直りません。下処理などの手間がかかりますが、広い部屋は通常の壁紙がオススメです。
参考にしたい!壁紙が印象的な、おしゃれインテリア事例3選
皆が行っているおしゃれな壁紙リフォームの事例をまとめました。壁紙を含めた部屋のトータルコーディネートに悩んでいる人もぜひ参考にしてみてください。
グレーの石目調壁紙が映える、シンプルなLDK
Instagramより@ucahomeさんのお部屋をご紹介。石目調の壁紙は、インテリアやと相性のよい薄いグレーをチョイス。デザインに凝った椅子や植物がアクセントになっています。
真っ白なキッチンでは、落ち着いたカラーのアクセントクロスが締め色に
Instagramで見つけた@eee_houさんのリフォーム事例です。白を基調とした明るい内装に、ネイビーのアクセントクロスを使用しました。ダークカラーの小物類や冷蔵庫などとも調和し、スタイリッシュでおしゃれな部屋に仕上がっています。
ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出する、グレーの壁紙
@interior_hideさんのInstagramをご紹介します。もともとイエローだった壁紙をグレーに変更し、落ち着いた部屋に大変身。クッションや絨毯の色合いともマッチし、統一感のある空間です。
【関連コンテンツ】作りたい印象別、デザイン例や壁紙の選び方はこちらもチェック!
無機質な印象が人気のインダストリアルスタイル。こちらでは、インダストリアルスタイルのリフォームアイデアを紹介します。本物の資材を思わせる凹凸があり、質感にこだわった壁紙も注目です。
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壁紙は部屋のイメージを左右する重要なポイントです。リビングや寝室といった広い部屋のDIYリフォームは、慣れていないと不安なもの。壁紙リフォームの費用デザインなどは、ぜひ「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。
壁紙は部屋のイメージを左右する重要なポイントです。リビングや寝室といった広い部屋のDIYリフォームは、慣れていないと不安なもの。壁紙リフォームの費用デザインなどは、ぜひ「カシワバラ・コーポレーション」にご相談ください。
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