古い洗面台をイメチェン!賃貸もOKのリメイクシートを使ったアイデア集
賃貸マンションでも可能な、洗面台を傷つけずにリメイクする方法をご紹介します。リメイクシートの基本的な情報や使い方に加え、シートの選び方、貼り方のコツや手順、参考実例なども併せてお伝えします。
公開日 2019.11.01
更新日 2022.01.07
古い洗面台に傷を付けずにリメイクするなら、「リメイクシート」を使うのがオススメです。この記事では、リメイクシートを使った洗面台のリメイク方法をまとめています。リメイクシートの基本情報や、シートの選び方・貼り方のコツ、そして実際に洗面台をリメイクした参考実例もご紹介!この記事を参考に、ぜひご自宅の古い洗面台をオシャレにDIYしてみてください。
原状回復OK!古い洗面台をリメイクしてみよう!
オシャレな洗面所にするには、リフォームをしなければいけないと思っている人もいるかもしれません。しかし、簡単なDIYでも、洗面所をオシャレな空間に様変わりさせることは可能です!そこで使用するのが「リメイクシート」。ホームセンターやインターネットはもちろん、最近では100円ショップでもたくさんの種類が売られている、DIYに欠かせない便利グッズの1つです。
※画像はInstagramで見つけたmumakariさんの投稿からピックアップ。
※画像はInstagramで見つけたmumakariさんの投稿からピックアップ。
リメイクシートは賃貸でも使える!
リメイクシートとは、模様替えや小物のリメイクなどに使える、「貼って剥がせる」タイプの粘着シートのことをいいます。表面にはタイルやレンガ、木目調、コンクリート調などさまざまな素材の柄が印刷されており、裏面はシールになっているので、そのまま貼り付けるだけでOK。お持ちの小物や棚などの見た目を、簡単にチェンジできます。剥がせば元通りになることから、賃貸物件の壁紙や床の模様替えとしても手軽に使用可能。部屋を傷つけず、原状復帰させられるリメイクアイテムとして人気を博しています。
機能もさまざま!リメイクシートのラインナップ紹介
リメイクシートの陳列棚を見たことがある人は、その種類の多さに驚いたのではないでしょうか?サイズの違い、印刷されている模様の違い、柄に合わせて凹凸があるかどうかなど、1つのショップ内でもさまざまな商品が販売されています。もしどのリメイクシートにするか迷ってしまった時は、以下のような基準で選んでみてはいかがでしょうか。
1. 模様で決める
リメイクしたい雰囲気が決まっているなら、それに合わせた模様のシートを選ぶことが大切です。男前な雰囲気にしたいならレンガやコンクリート、北欧風やナチュラルな雰囲気にしたいなら木目調、変わった質感を取り入れたいならリネンなど、好みの雰囲気に合わせてぴったりのシートを探してみましょう。
2. 粘着力の強さで決める
1. 模様で決める
リメイクしたい雰囲気が決まっているなら、それに合わせた模様のシートを選ぶことが大切です。男前な雰囲気にしたいならレンガやコンクリート、北欧風やナチュラルな雰囲気にしたいなら木目調、変わった質感を取り入れたいならリネンなど、好みの雰囲気に合わせてぴったりのシートを探してみましょう。
2. 粘着力の強さで決める
シートには粘着力が強いものと弱いものとがあります。強いものはしっかりと貼り付けられ、時間が経っても剥がれてくる恐れが少ないのですが、賃貸で使用する場合、剥がす時にうまく剥がし切れずに糊が残ってしまうのが心配です。粘着力が弱いものは時間が経つと剥がれてくる可能性がある一方で、賃貸物件の壁紙やデリケートな家具のリメイクにはぴったり。シチュエーションに合わせ、粘着の強さで決めるのも1つのポイントです。
3. 機能性で決める
さまざまな機能が付いた商品もあるため、その機能性によって選ぶのもよいでしょう。お風呂や洗面所にぴったりの「防水タイプ」や、柔らかい質感が特徴の「クッションタイプ」、リアルに模様が浮き上がった「立体タイプ」、キッチンにオススメな「耐熱・汚れ防止タイプ」などがあります。本物のような素材感を追求したいなら、立体的になっているシートが特にオススメです。
また「リメイクシート」は、メーカーや製品によって、「シール壁紙」や「ウォールシート」、「カッティングシート」などという名前で販売されていることもあります。どれも基本的な性能は変わらないため、探す際には別の名称でも検索してみるとよいでしょう。
3. 機能性で決める
さまざまな機能が付いた商品もあるため、その機能性によって選ぶのもよいでしょう。お風呂や洗面所にぴったりの「防水タイプ」や、柔らかい質感が特徴の「クッションタイプ」、リアルに模様が浮き上がった「立体タイプ」、キッチンにオススメな「耐熱・汚れ防止タイプ」などがあります。本物のような素材感を追求したいなら、立体的になっているシートが特にオススメです。
また「リメイクシート」は、メーカーや製品によって、「シール壁紙」や「ウォールシート」、「カッティングシート」などという名前で販売されていることもあります。どれも基本的な性能は変わらないため、探す際には別の名称でも検索してみるとよいでしょう。
洗面台向けリメイクシートの気になる参考価格
安価なものなら、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均でも購入できます。100均で販売されているリメイクシートの大きさは、45×90cmが多いようです。一方、インターネットで購入できるものはその大きさから値段まで幅広いのですが、大体50~60cm×5~6mのサイズで3,000~6,000円程度を相場の目安にするとよいでしょう。
古い洗面台にリメイクシートを貼る方法
それでは、洗面台にシートを貼る手順を確認してみましょう。必要な道具としては以下のようなものが挙げられます。
【必要な道具】
・リメイクシート
・養生テープまたはマスキングテープ
・乾いた雑巾またはタオル
・スキージー(ヘラ)または定規
・ハサミやカッター
・画びょうや針
【必要な道具】
・リメイクシート
・養生テープまたはマスキングテープ
・乾いた雑巾またはタオル
・スキージー(ヘラ)または定規
・ハサミやカッター
・画びょうや針
養生テープやマスキングテープを用意しよう!
養生テープやマスキングテープは、「仮止め」と「下地」に使います。仮止めとは、リメイクシートの上部を養生テープで留めておくこと。その方が、位置ずれせず上手にシートを貼れます。
また、賃貸の壁や家具にリメイクシートを貼ろうとしているなら、下地があった方が安心です。リメイクシートの下に剥がしやすいマスキングテープを貼っておくことで、原状回復がより簡単にできるようになります。
また、賃貸の壁や家具にリメイクシートを貼ろうとしているなら、下地があった方が安心です。リメイクシートの下に剥がしやすいマスキングテープを貼っておくことで、原状回復がより簡単にできるようになります。
これで万全!リメイクシートを貼る前の準備
ここからは、リメイクシートをキレイに仕上げるための準備について確認していきましょう。手順は以下の通りです。
1. リメイクシートを切る
ハサミやカッターを使って、必要なサイズに切っていきます。まず貼りたい場所を採寸し、そこで測ったサイズよりも、1cm程度大きめにあたりを付けてカットするのがポイントです。シートが足りなくなってしまうよりも、あとからはみ出た部分を切る方がキレイに仕上がります。
2. 貼りたい部分を掃除する
1. リメイクシートを切る
ハサミやカッターを使って、必要なサイズに切っていきます。まず貼りたい場所を採寸し、そこで測ったサイズよりも、1cm程度大きめにあたりを付けてカットするのがポイントです。シートが足りなくなってしまうよりも、あとからはみ出た部分を切る方がキレイに仕上がります。
2. 貼りたい部分を掃除する
乾いた雑巾またはタオルを使って、シートを貼る部分の掃除をしましょう。汚れ、ホコリ、水分などが残らないようにしっかりと拭き上げてください。
3. 下地を作る
養生テープまたはマスキングテープを、シートを貼る予定の部分全体に貼っていきます。ただし、もともと粘着力が弱いものや、わざわざ下地を作る必要がないという場合、この作業は必要ありません。
下地を作ることで原状復帰しやすくなる一方、仕上がりに凹凸ができてしまったり、剥がれやすくなったりする可能性もあるため、一度別の場所で試すなどして仕上がりを確認しておくのがオススメです。
3. 下地を作る
養生テープまたはマスキングテープを、シートを貼る予定の部分全体に貼っていきます。ただし、もともと粘着力が弱いものや、わざわざ下地を作る必要がないという場合、この作業は必要ありません。
下地を作ることで原状復帰しやすくなる一方、仕上がりに凹凸ができてしまったり、剥がれやすくなったりする可能性もあるため、一度別の場所で試すなどして仕上がりを確認しておくのがオススメです。
リメイクシートを貼る手順と気になるコツ
続いて、実際に貼る際の手順とコツをご紹介します。
1. 仮止めをする
貼りたい場所にリメイクシートを合わせ、その上部をマスキングテープなどで仮止めしましょう。こうすることで、裏紙をめくりながら貼り付ける作業がしやすくなります。
2. リメイクシートを上から貼る
1. 仮止めをする
貼りたい場所にリメイクシートを合わせ、その上部をマスキングテープなどで仮止めしましょう。こうすることで、裏紙をめくりながら貼り付ける作業がしやすくなります。
2. リメイクシートを上から貼る
リメイクシートの裏側に付いている剥離紙を剥がし、貼っていきましょう。一度に全部剥がすのではなく、上部から徐々に剥がしていくのがポイントです。またスキージーやヘラ、定規を使って空気を抜くのも忘れずに。
3. 仕上げをする
貼り終えたら、仮止めしていた養生テープを剥がし、空気が入ってしまったところの後処理をしていきます。スキージーや乾いたタオルで押し上げたり、画びょうを使って穴を開けたりして、空気を外に追い出しましょう。
3. 仕上げをする
貼り終えたら、仮止めしていた養生テープを剥がし、空気が入ってしまったところの後処理をしていきます。スキージーや乾いたタオルで押し上げたり、画びょうを使って穴を開けたりして、空気を外に追い出しましょう。
まるで別空間!古い洗面台のリメイク参考実例
最後に、洗面台のリメイク実例をいくつかご紹介します。賃貸でも挑戦できる例を集めたので、ぜひ参考にしてみてください。
「注意書き」を隠すだけで洗面台はココまで変わる!
洗面台やキッチン周りで気になる「注意書き」。電気やコンセントの使い方についての注意書きは説明書でもあるので、特に賃貸では勝手に剥がしてはいけません。そんな時は、貼って剥がせるリメイクシートで注意書きを覆ってみましょう。全体ではなく、ワンポイントで貼るだけでもOK。数カ所まとめて貼ると、オシャレさが増します。画像は、暮らしニスタで紹介されているAsakoさんのアイデアです。
ナチュラルな空間に!木目調リメイクシートで洗面台&鏡をリメイク!
via roomclip.jp
真っ白な洗面台は、清潔感がある一方で、どこか殺風景な印象も。そんな時は、木目調のリメイクシートを使って、ナチュラルな空間に変身させてみてはいかがでしょうか?ウッドテイストにするなら、洗面台の鏡と収納部分を木目調にアレンジするのがオススメ。収納部分にはシートをそのまま貼っていき、鏡にはシートではなく薄めの板を使用すると立体感が出て、本物らしさが増します。リメイクシートと板の色や柄を合わせたい時は、板の方には先にシートを貼ってから作業を行ってみてください。画像はsayaka.さんのアイデアで、RoomClipから。
水はねが気になるなら隠してみる?モザイクタイルを一面に!
洗面台の蛇口周りは、水はねが気になるものです。これを目立たなくするためにオススメなのが、タイル柄のリメイクシート。特に防水のものだと、水がはねても弾いてくれるので安心です。画像はInstagramで見つけた@mesomeso_kurasu.さんの投稿からピックアップ。
立体感がステキ!壁&洗面台のリメイクアイデア
via dreamsticker.jp
本格的なリメイクをしたい人にオススメなのが、「モザイクタイルシート」。いろいろな形をしたタイルが立体的になっているシートで、水にも強いため洗面所のリメイクにぴったりです。洗面台周りや壁に使用して水はねを防止しつつ、本物のタイルのような凹凸を楽しめます。リアリティを追求したいと思っている人は、ぜひ立体的なモザイクタイルシートを使ってみてください。画像はDream Stickerで紹介されているDさんの事例です。
カバーを作ろう!古い洗面台を本格男前インテリアにリメイク!
洗面所の鏡周りに設置されている歯ブラシ置き場や、小物棚。便利な反面、白いプラスチックでできていると、どうしても垢抜けない雰囲気を感じてしまいます。そんな時は、その部分を木製のカバーで覆ってみてはいかがでしょうか。合わせて、ウッドと相性のよいタイルのリメイクシートで壁面を覆えば、あっという間に男前インテリアに大変身。コンクリートやアイアンテイストも取り入れれば、さらにインダストリアルな雰囲気がアップします。画像はInstagramで見つけた@azu.38さんの投稿からピックアップ。
モザイクタイル×シックな壁紙でラグジュアリー空間に
via roomclip.jp
オシャレなモザイクタイルは、グレーなどのシックな色合いの壁と合わせることで、ラグジュアリー空間を作るのに大活躍!少し大人な雰囲気の洗面所にしたいなら、ぜひ落ち着いた色合いの無地の壁面とモザイクタイルを合わせてみてください。画像はRoomClipで見つけたmie715mieさんの洗面台です。
タイルはコンクリート、リネン、ウッドなど、いろいろな素材と相性がよいですが、無地壁紙との相性も抜群!リメイクシートには無地のものもあるので、タイル部分も壁紙部分も、リメイクシートだけでオシャレ空間が完成します。
リメイクシートを使えば、わざわざリフォームしなくても簡単に洗面所を変身させられます。余ったリメイクシートは手作り小物などに転用できるため、無駄がないのも嬉しいポイント。ぜひ紹介した事例を参考に、DIYしてみてください。
さらに本格的なイメージチェンジをしたいなら、プロに相談してアドバイスをもらったり、施工をお任せしてしまったりするのも1つの手です。より自分のイメージに近いオシャレ空間を作り上げることができるでしょう。
タイルはコンクリート、リネン、ウッドなど、いろいろな素材と相性がよいですが、無地壁紙との相性も抜群!リメイクシートには無地のものもあるので、タイル部分も壁紙部分も、リメイクシートだけでオシャレ空間が完成します。
リメイクシートを使えば、わざわざリフォームしなくても簡単に洗面所を変身させられます。余ったリメイクシートは手作り小物などに転用できるため、無駄がないのも嬉しいポイント。ぜひ紹介した事例を参考に、DIYしてみてください。
さらに本格的なイメージチェンジをしたいなら、プロに相談してアドバイスをもらったり、施工をお任せしてしまったりするのも1つの手です。より自分のイメージに近いオシャレ空間を作り上げることができるでしょう。
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!
Instagram
https://www.instagram.com/diyersjapan/