古材でDIY!男の隠れ家オフィス ~突撃!隣のDIY! Vol.24~
自分らしさを表現できるDIY。その千差万別のアイデアを求めて行脚するのがこちらの連載企画、“突撃!隣のDIY!”。今回は埼玉にあるデザイン事務所、ルーキーズへ少しだけ足を伸ばして伺いました。そこには男がワクワクする空間が!
2022.01.07
▼ガレージ
もはやオフィスということを忘れてしまいそうなくらいアメリカンなガレージはいい眺め。「設計図を作らず、その場のノリで作ってもらいました。大工さんは知り合いだったので言いやすかったんですけど、やりたがってなかったです(笑)」。
「壁は1枚1枚ハンドタッカーで貼り付けましたが、かなり大変な作業でした。上の方を貼るのが大変だし、古材を使っているから厚さと幅がそれぞれ違うんですよね。大きく隙間が空かないように選びながらやりました」。
車以外に自転車も好きだという戸田さん。E.T.で主人公が乗っていたKUWAHARAの復刻BMXと、60年代のアメリカの不良たちが乗っていたマッスルバイクが並んでいます。
お客さんに持って行く見本を製本するために使っている作業台。おそらく60年代くらいの工業系のものとのことで、アメリカにいる知り合いのディーラーにサイズを伝えて現地から輸入したもの。ここの周囲にも趣味のヴィンテージアイテムを飾っています。
片側の壁はトタンを使用。「古材とトタンは相性がよくて、材料費の節約も兼ねています。そうすることでメリハリがつきました」。
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▼ロフト
「これ秘密結社っぽくないですか!?」と戸田さんが教えてくれたのは、コブラモチーフのロフトのドアの取っ手。「単品で販売されていたので外と内の2個を見つけて揃えるのが大変でした。これもヤフオクで買いました」。
ロフトの全体がこちら。ヴィンテージのソファーやランプなどが置かれています。そのソファーを搬入してから壁を作ったので、もうここから出すことができないそうです。
別の角度から見るとこのようになっています。もちろんすべてDIYした床と壁です。ランプは大宮の古着屋、ホワイトヘッドイーグルで購入したもので、他にもたくさんのヴィンテージアイテムを買っているそう。
こちらも秘密結社をイメージして購入したという真鍮のサソリのフック。
「ここも休憩スペースとして使っています。疲れたらここで寝ちゃってしまうことも」。そう説明してもらった通り、とても落ち着く空間でした。
奥には野球のグローブを模したヴィンテージのソファー。自分だけの時間をゆっくり過ごすことができます。
少年のような心を持った気さくな戸田さん。この事務所は家にあった好きなモノのコレクション置き場になってしまったと笑いながら話してくれました。
誰もが憧れたであろう秘密基地のようなオフィスはいかがでしたか? 戸田さんのようにイチから建設するのは難しいかもしれないですが、部屋のテイストを完全に統一すれば雰囲気が高まります。そしてプロが作ったプロダクトを使い、自分でできる範囲でDIYをすれば高いクオリティで仕上がるのです。
WRITTEN BY
Japan
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