古材でDIY!男の隠れ家オフィス ~突撃!隣のDIY! Vol.24~

自分らしさを表現できるDIY。その千差万別のアイデアを求めて行脚するのがこちらの連載企画、“突撃!隣のDIY!”。今回は埼玉にあるデザイン事務所、ルーキーズへ少しだけ足を伸ばして伺いました。そこには男がワクワクする空間が!

2022.01.07

車を走らせ向かったのは埼玉県の白岡市。そこに今回ご紹介するデザインプロダクション、ルーキーズがヘッドオフィスを構えています。外観を一見すると事務所に見えないヴィンテージ感あふれる佇まいで、迎えてくれたのは代表の戸田さん。早速話を聞いてみると、ここは11年前にいちから建てられた物件とのこと。中に案内してもらい、深く話を聞いてみました。

古材の外壁で構築された一軒家のオフィス。ガレージが併設され、そこにはサニートラックやワーゲンバスなど、戸田さんの趣味でもあるレトロカーが格納してありました。事務所前に並べてみると、現代とは思えないほど古きよき時代を感じます。

「基本的にスタッフはみんな在宅で仕事をしているので、ここはひとりで使っているんですよね」。そう話を聞きながら一歩室内に踏み込むと、外観同様にヴィンテージで統一された空間が広がり、さらにレトロなフィギュアが並んでいます。お店だと言われても違和感ないほど大量のアイテムがディスプレイ。これらはすべて、古着をキッカケに中学生のころから集めている戸田さんのコレクションなんです。この時点からすでに取材チームのワクワクが止まりません!

▼オフィス

入口正面にあるカウンターは普段戸田さんが作業する仕事スペース。

窓際のグリーンが空間のテイストに彩りを与えてくれます。

「この建物自体の骨組みは知り合いの大工さんに建ててもらって、あとは高校の先輩と一緒に壁も床も貼り付けて、自分たちで肉付けしていきました。材料となる古材はリクレイムドワークスから購入。かなりの重労働でした」。

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オフィスの全貌。中央のテーブルは、工場で作ってもらった脚に板を貼り付けたそうです。基本的にほとんどのアイテムはヴィンテージのものを使用。

格子状のガラスのパーテーションもリクレイムドワークスで製作してもらい自分たちで設置。施工まで依頼しないことで自らの手間が発生しましたが、費用がグッと下がったそうです。

「このパーテーションの場所には、もともと壁があったんですよ。でも広く使うために壊して、リクレイムドワークスにこういうのが欲しいって頼んで作ってもらい、自分で設置しました」。

モルタルを使って仕上げた壁は白と水色で塗装。そのコントラストはレトロ感のある配色で、さわやかな印象も味付けしています。「はじめて壁塗りをやったんですけど本当に疲れましたね…。こちら側の壁だけで3日間くらい掛かりました」。

洗面台もDIYで。シンクのボウルはヤフーオークションで購入したそうです。スイッチはアメリカのデッドストックのもので配線をパイプに通しています。「床や壁を一緒にやってくれた高校の先輩は、電気関連の仕事をしているので電気配線までやってくれました」。

80年代の映画が好きだという戸田さん。自他ともに認める極度の収集癖をお持ちのようです。

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