古材でDIY!男の隠れ家オフィス ~突撃!隣のDIY! Vol.24~

自分らしさを表現できるDIY。その千差万別のアイデアを求めて行脚するのがこちらの連載企画、“突撃!隣のDIY!”。今回は埼玉にあるデザイン事務所、ルーキーズへ少しだけ足を伸ばして伺いました。そこには男がワクワクする空間が!

公開日 2018.03.27

更新日 2022.01.07

▼ガレージ

オフィスの奥を通り抜けるとガレージに繋がっています。なんとそこにはルパン三世の愛車でお馴染みのフィアット500がありました!68年式で、6年ほど愛用しているそうです。さらにガレージ上にはロフトがあります。
古材で世界観を演出した一軒丸ごとDIYオフィス ~突撃!隣のDIY! Vol.24~

もはやオフィスということを忘れてしまいそうなくらいアメリカンなガレージはいい眺め。「設計図を作らず、その場のノリで作ってもらいました。大工さんは知り合いだったので言いやすかったんですけど、やりたがってなかったです(笑)」。

古材で世界観を演出した一軒丸ごとDIYオフィス ~突撃!隣のDIY! Vol.24~

「壁は1枚1枚ハンドタッカーで貼り付けましたが、かなり大変な作業でした。上の方を貼るのが大変だし、古材を使っているから厚さと幅がそれぞれ違うんですよね。大きく隙間が空かないように選びながらやりました」。

古材で世界観を演出した一軒丸ごとDIYオフィス ~突撃!隣のDIY! Vol.24~

車以外に自転車も好きだという戸田さん。E.T.で主人公が乗っていたKUWAHARAの復刻BMXと、60年代のアメリカの不良たちが乗っていたマッスルバイクが並んでいます。

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お客さんに持って行く見本を製本するために使っている作業台。おそらく60年代くらいの工業系のものとのことで、アメリカにいる知り合いのディーラーにサイズを伝えて現地から輸入したもの。ここの周囲にも趣味のヴィンテージアイテムを飾っています。

古材で世界観を演出した一軒丸ごとDIYオフィス ~突撃!隣のDIY! Vol.24~

片側の壁はトタンを使用。「古材とトタンは相性がよくて、材料費の節約も兼ねています。そうすることでメリハリがつきました」。

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▼ロフト

ロフトスペースに上がってみました。まるで秘密基地!これは男ならいくつになっても憧れます。「秘密結社が好きなので、それをイメージ(笑)。仕事中の休憩場所として使ったり、友人が来たらここで話したりしています」。そんな空間は、戸田さんも大好きだという映画『グーニーズ』を彷彿とさせます。
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「これ秘密結社っぽくないですか!?」と戸田さんが教えてくれたのは、コブラモチーフのロフトのドアの取っ手。「単品で販売されていたので外と内の2個を見つけて揃えるのが大変でした。これもヤフオクで買いました」。

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ロフトの全体がこちら。ヴィンテージのソファーやランプなどが置かれています。そのソファーを搬入してから壁を作ったので、もうここから出すことができないそうです。

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別の角度から見るとこのようになっています。もちろんすべてDIYした床と壁です。ランプは大宮の古着屋、ホワイトヘッドイーグルで購入したもので、他にもたくさんのヴィンテージアイテムを買っているそう。

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こちらも秘密結社をイメージして購入したという真鍮のサソリのフック。

ロフトで興奮した取材チームですが、さらに驚愕!なんと奥には屋根裏部屋がありました!中腰にならないと立てないほどの高さですが、その不便に感じる低さでさえも魅力的。古材を縦に貼っていたガレージやロフトの壁に対し、屋根裏は白い古材を横に貼っていて若干雰囲気が変わっています。
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「ここも休憩スペースとして使っています。疲れたらここで寝ちゃってしまうことも」。そう説明してもらった通り、とても落ち着く空間でした。

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奥には野球のグローブを模したヴィンテージのソファー。自分だけの時間をゆっくり過ごすことができます。

「DIYは趣味であって暇つぶしにもなりますからね」。そう話す戸田さん。風合い豊かな古材で構成した空間にヴィンテージアイテムをディスプレイしたことでテイストが統一されています。さらに、床や壁に生じる古材特有の歪みが味として雰囲気が加速。自分でできるところは自分で手がけ、溶接などの素人にはできないアイテムはプロに任せることで完成度が高まっているのです。
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少年のような心を持った気さくな戸田さん。この事務所は家にあった好きなモノのコレクション置き場になってしまったと笑いながら話してくれました。

「その都度、欲しいものを作り足しています。その必要なものを作っていくのがDIYの醍醐味ですよね。これから車庫をもうひとつ作りたいと思っていて。この事務所は完成することはなさそうですね」。
誰もが憧れたであろう秘密基地のようなオフィスはいかがでしたか? 戸田さんのようにイチから建設するのは難しいかもしれないですが、部屋のテイストを完全に統一すれば雰囲気が高まります。そしてプロが作ったプロダクトを使い、自分でできる範囲でDIYをすれば高いクオリティで仕上がるのです。

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