セルフリノベーションで表現した世界観 ~突撃!隣のDIY! Vol.22~
DIYのアイデアを参考にするべく、さまざまな人のお宅やショップなどに突撃取材する本企画。今回は、東急東横線学芸大学駅から歩いて10分の所にショップ兼アトリエを構えるハンドメイドのレザーブランド「Brown Brown」を訪問し、こだわりのDIYを見せていただきました。
2022.01.07
▼内装(アトリエ)
工房内でもっとも重要な役割を担う作業台。例の職人である友人が作ってくれて、かなりお気に入りとのこと。
「革小物を作っていると生地の端切れがたくさん出てくるんですよ。だから1mmから3mmまで、革の厚さごとに端切れを分けて保管できる棚を搭載しています。さらに棚の上段と下段で端切れの大きさを分けられる仕様。端切れから別の小物を作れるので、それの保管場所はすごく重要なんです」。このように自分の使い勝手に合わせて自由に製作できるのがDIYの醍醐味ですね。
よく見ると取っ手が栓抜き!「以前、中目黒のお店〈ギャラップ〉でセールをやっていて、そこで購入したものを無理やり付けてもらいました」。棚をDIYする際は、ぜひ参考にしたいです。
レザーアイテムの金型がたくさん並んでいます。ただ、これでも少ないらしく、今後たくさん揃えていくとのこと。
「元々ここにプラスチックのパイプがたくさんむき出しになっていて、その見栄えがよくなかったから板を設置しました。そこに有効ボードを貼り付け、さらにそこに前のアトリエから剥がして持ってきた床材を貼り付けました」。
柱にも「Brown Brown」の歴史を感じられるこだわりが。
「前のアトリエの時、友人から30本くらい枕木を貰ったので庭に敷いてその上に業務用の大きなテントを建てていたんですよ。前のアトリエの名残として、どうしても柱で使いたかったから1本だけ持ってきました。でも、高さが足りなかったのでジャッキで上げたんですけど、それもまたいい感じになりましたね(笑)」。
ダボレールを直接壁に打ち付けて設置した机の上の棚は3段に。工具や備品は増える一方なので、余裕を持たせて広めに設計。
ほとんどを自分の理想通りにDIYしたこの空間。今後DIYしたい場所があるか尋ねてみると、「もっと収納力が欲しいんですよ。バッグなどの商品を吊るすためのラックを作ろうかと思っています。あとは思いついたら徐々に増設していきたいですね」。
川村さんのこだわりが詰まっていて、古材やヴィンテージアイテムで埋め尽くされたショップ兼アトリエ。そこはセルフリノベーションによって、エイジングを楽しむレザーブランドらしい世界観が存分に再現されていました。それは既製品にはない温かさと想いがこもっている、DIYだからこそ完成したのでしょう。ぜひこの空間を味わうべく、足を運んでみてはいかがでしょうか。
川村さんのこだわりが詰まっていて、古材やヴィンテージアイテムで埋め尽くされたショップ兼アトリエ。そこはセルフリノベーションによって、エイジングを楽しむレザーブランドらしい世界観が存分に再現されていました。それは既製品にはない温かさと想いがこもっている、DIYだからこそ完成したのでしょう。ぜひこの空間を味わうべく、足を運んでみてはいかがでしょうか。
INOFORMATION
Shop Name:Brown Brown Tokyo Store(ブラウンブラウン トウキョウストア)
Tel:03-6452-4330
Address:東京都目黒区中央町2-7-2-1F
Business Hour:月〜金13:00-20:00
Closed:土、日(不定休)
URL:brownbrown.jp
Instagram:https://www.instagram.com/brownbrown.japan/
Tel:03-6452-4330
Address:東京都目黒区中央町2-7-2-1F
Business Hour:月〜金13:00-20:00
Closed:土、日(不定休)
URL:brownbrown.jp
Instagram:https://www.instagram.com/brownbrown.japan/
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Japan
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