DIYで作れる!片屋根デッキ付きの多目的小屋制作ガイド

3畳ほどの小屋にウッドデッキとパーゴラがついた多目的の小屋。今回、DIY誌「ドゥーパ!」編集部のヒット作「自分でできる! 小屋の作り方」から、この小屋の製作ガイドをお届けします。使用木材の種類を減らしたり、難しいテクニックをなるべく避けていることなど、DIY仕様にこだわった点は必見です!!

2023.09.11

STEP.02 壁パネルの取り付け

2×4材で左右前後の枠板を下記の図面どおりに組み、OSB合板(以下合板)を張って、床周りに立ち上げます。ここでは正確なカットと接合が重要。規格サイズの合板は隣り合うパネルとピタッと合うはずですので、取り付ける時にズレがあれば、力技で強引に修正してしまいましょう。

2×4材で、窓のない側面の枠板を組みます(図参照)。枠板の接合はすべて75㎜または90㎜ビスを使用しました。

OSB合板(以下合板)を張ります。この時、合板はあとで取り付ける妻壁のパネルが収まるように20㎜下にずらして取り付けましょう。

床に立ち上げて、固定します。90㎜ビスでがっちり固定しましょう。合板は20㎜下にずらして張ってあります。

同様に、窓のある側の側面パネルを立ち上げます。

続いて、同様に後面パネルを立ち上げます。両側の側面パネルの枠板ともばっちり接合しましょう。

残った正面パネルを立ち上げます。この時、合板が隣り合う合板とぴたっと合うようにすることが大切。合っていなかったら、力技で合わせるようにしましょう。そのためにも合板は正確なカットが要求されます。

側面の上部の妻壁パネルを作ります。まず合板を妻壁の形にカット。サイズ・形は上記の図の通りです。

2×4材を取り付けて、両側の妻壁パネルを作ります。

妻壁パネルを取り付けます。

正面パネルの上に骨組みの材(2×4材)を取り付けます。斜め上からのビス留めで打ち留めましょう。

正面上部のパネルを取り付けます。

パネルがすべて取り付けられた状態がコチラ。

STEP.03 外壁張り

防水紙を張り巡らせた壁に、スギ板(180㎜幅がメイン)を下見張りで張っていきます。下から一定の重ね幅で横に張っていく作業ですが、一定の幅をより早く確実に確認するために、手作りのジグがあると便利。また壁張りは50㎜の丸クギで打ち留めていきます。クギ位置は、下地(枠板の2×4材)がある位置となるので、ルーフィングにその位置を墨つけしておくことが大切です。

屋根の下地に使うルーフィング。これを外壁の防水紙としても使います。

タッカーで打ち留めながら、壁周りにルーフィングを張っていきます。わずかに重ねながら、水平に張っていきましょう。

あとで壁材を張るときのためにビス位置を確認し、チョークラインで墨つけしておきましょう。ビスは下地のある位置(縦の枠板がある位置)に打つことになります。

ルーフィングが張り終わりました。

外壁はスギ板の下見張りで。まず、いちばん下のスタートは、30㎜幅程度のスギ板を張ります。壁への接合は50㎜の丸クギで留めます。

続いて、スタートの板に重ねて、スギ板(180㎜幅)を張ります。

さらに続いて、一定の幅(120㎜程度)を取って、次のスギ板を張ります。あとはこの連続で張っていきましょう。

こんな風にジグを板材にあてがい、一定の幅を取りながら張っていくと作業が早いです。

上部の斜め部分は現物合わせでカットしたものを張っていきます。

高所は脚立を2個用意し、2人で並行して作業すると効率がいいです。

外壁張りが終わりました。

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DIYer(s)

Japan

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