かんたん木工で作る!デッキチェア
デッキの上で、とにかくボーッとして寝転びたい。そんな時間が欲しい時は、デッキチェアがマストなアイテム。そんなアイテムを日本唯一のDIY・日曜大工の専門誌「ドゥーパ!」の編集部員さんがレクチャーしてくれました。
公開日 2019.02.28
更新日 2022.01.07
デッキチェア木取り表
・2×4材(420mm 2本)足置き台の受けB
・2×4材(700mm 2本)背板の受けC
・2×4材(335mm 2本)アームD
・2×4材(420mm 3本)アームをつなぐ板E、座板&足置き板の受け(横板F)
・2×4材(180mm 6本)脚G
・1×4材(500mm 17本)座板&背板&足置き板
材料
・1×4材(6ftを5本)
・六角ボルト(10×100を4本)
・ワッシャー(8個)
・ナット(4個)
・横長蝶番(32㎜を1組)
・ビス(65/40㎜)
・塗料
主な使用工具
・ノコギリ
・インパクトドライバー(10㎜径ドリルビット/ドライバービット)
・スコヤ
・クランプ
・ディスクグラインダー(木工用サンディングディスク)
・ヤスリ
・ソケットレンチ
・メジャー
・塗装用品
STEP.01
木取り表にしたがって、2×4材、1×4材をカット。ただし座板の受けと足置き板の受けは、まだ繋がっている状態です。
STEP.02
骨組みの細かい加工を行います。写真は、座板の受け材Aに、ボルトの貫通穴をあけたところ。10㎜径のボルトを通すので、10㎜径のドリルビットであけています。
正しい位置に垂直にボルト穴をあけるためには「ドリルガイド」などの穴あけ用のガイドを使うことをオススメします。
STEP.03
受け材を、座板の受け材と足置き板の受けに分けてカットします。足置き板の受けに4枚の座板を仮置きして、カット位置を決めています。また、受け材の両縁を斜めにカット。
STEP.04
背板の受け材の先端部やアームのボルト穴の位置は端から40mmのセンター。先端は墨線を引いてから、ノコギリとディスクグラインダーで丸くカットしましょう。
背板の受け材Cの下縁部を穴あけし、先端を丸く加工します。
STEP.05
ここまででアームを受ける欠き加工以外の細かい加工が終了。左上から時計回りで木材Bが2本、木材Aが2本、木材Dが2本、木材Cが2本、木材EとFとなる3本。
STEP.06
座板の受け材Aにアームを受ける欠き加工の墨つけをし、ノコギリでカット。
最後にヤスリできれいに仕上げて、欠き加工が終了。
STEP.07
ボルトを通し、つなげたアームと受け材Aを組みます。さらに、足置き台や座板の受けAに横板Fを組み付けます。ビスは65mmを使用しています。
受け材Aの6カ所に脚Gを取り付けます。ここでは長さ180mmとしましたが、もう少し長くてもいいかもしれません。こちらも65㎜ビスを使用。
STEP.08
土台が組み上がったら座板、背板を取り付けます。できるだけすき間が均等になるように取り付けていきましょう。40mmの細ビスを使いました。
横長蝶番を使い、座板の受け材Aと足置き台の受け材Bを裏側から接合します。これで組み付けが終了です。
STEP.09
好みの色に塗装して完成!
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WRITTEN BY
Japan
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