ベランダリフォームで憧れのアウトドアリビング化!費用の目安とおしゃれ事例
当記事では、ベランダリフォームの種類や費用、施工の注意点、おしゃれなリフォーム事例などについて解説します。併せて、DIYベランダリフォームのアイデアや参考画像などもご紹介しているので、コストを抑えて改修・修繕したい人も、ぜひ参考にしてください。
2022.01.07
INDEX目次
近年、在宅勤務を取り入れる企業が増えたことで、自宅で過ごす時間が増えた人も多いはず。新たなリフレッシュ空間として、アウトドアリビングが注目されています。「気軽に外の空気が吸える空間が欲しい」「自分好みのセカンドリビングを作りたい」という人は、ベランダをオシャレにリフォームしてみてはいかがでしょうか。
当記事では、ベランダリフォームにかかる費用や工事の注意点、DIYリフォーム向に活かせるアイデアなどをご紹介します。これからリフォームを行う人は、ぜひ参考にしてください。
当記事では、ベランダリフォームにかかる費用や工事の注意点、DIYリフォーム向に活かせるアイデアなどをご紹介します。これからリフォームを行う人は、ぜひ参考にしてください。
おうち時間を快適に♪ベランダのリフォームアイデア&かかる費用の目安
ステイホームや時短勤務などで在宅時間が増え、見直されつつある「おうち時間」の過ごし方。気軽に外へ出られない中、息抜きとしてベランダを活用する人も多いようです。ここでは、ベランダのリフォーム例と費用目安などをご紹介します。
アウトドアリビング化には必須!床にウッドデッキを設置するリフォーム
via nuan.jp
無機質なベランダの床を変更したいときは、ウッドデッキの設置がオススメです。温かみのある空間になるだけでなく、部屋とベランダの段差をなくせるため、隣接しているリビングなどを広く見せる効果もあります。資材の種類によりますが、25万〜50万円ほどで行えるでしょう。
ウッドデッキに使用する木材は、雨や湿気で腐食しにくいものを選びましょう。自然木は木目の風合いを楽しめる一方で、劣化しやすくメンテナンスが大変な一面も。人工木なら、簡単なお手入れで長く使用できます。
ウッドデッキに使用する木材は、雨や湿気で腐食しにくいものを選びましょう。自然木は木目の風合いを楽しめる一方で、劣化しやすくメンテナンスが大変な一面も。人工木なら、簡単なお手入れで長く使用できます。
周囲の視線をおしゃれにシャットアウト!目隠しを設置するリフォーム
via www.amazon.co.jp
窓の大きなベランダや、全面ガラスのサンルームなどは、外から室内が見えすぎないように工夫したいもの。「人目を気にせず洗濯物を干したい」「採光を確保しながら部屋を隠したい」といった人に最適な方法は、目隠しの設置です。
アルミ・木材・竹・樹脂など、材質によって費用は異なり、費用相場も20万〜50万円ほどと幅があります。簡単なものなら自分で作れるので、コストを削減したい人はDIYリフォームも検討してみてください。
アルミ・木材・竹・樹脂など、材質によって費用は異なり、費用相場も20万〜50万円ほどと幅があります。簡単なものなら自分で作れるので、コストを削減したい人はDIYリフォームも検討してみてください。
急な雨にも慌てない♪雨よけを設置するリフォーム
via www.ex-shop.net
バルコニーに雨よけの屋根を後付けすれば、天候に左右されることなく、ストレスフリーに洗濯物が干せるはず。なるべく部屋干ししたくない人や、外出で洗濯物を干しっぱなしにしがちな人にもオススメのリフォームです。
費用は20万円前後が多く、UVカット機能や耐久性にすぐれた素材などを選ぶと、価格も上がります。物干しを設置したり、フェンスを拡張したりといった、オプションも選択可能です。
費用は20万円前後が多く、UVカット機能や耐久性にすぐれた素材などを選ぶと、価格も上がります。物干しを設置したり、フェンスを拡張したりといった、オプションも選択可能です。
洗濯にも便利!ベランダにサンルームを設置するリフォーム
via www.lixil.co.jp
セカンドリビングやランドリールームなどさまざまな用途で使用され、近年人気を集めているのがサンルームです。ベランダやテラスなどに、ガラス張りの壁・天井を設置することで、日当たりのよい開放的な空間へと様変わりします。
費用相場は40万〜100万円ほどと幅広く、ベランダを解体して新たにサンルームを設置する場合は、費用が高くなります。既存のベランダを活かせる場合は、40万〜80万円ほどで施工できるでしょう。
費用相場は40万〜100万円ほどと幅広く、ベランダを解体して新たにサンルームを設置する場合は、費用が高くなります。既存のベランダを活かせる場合は、40万〜80万円ほどで施工できるでしょう。
活用の幅も広がる♪ベランダを増設・拡張するリフォーム
ベランダ増築・拡張を行えば、空間の活用範囲も広がるでしょう。「洗濯物を干すスペースが足りない」「ベランダを新設し、自由に使える空間を増やしたい」といった人などに人気のリフォームです。
費用目安は45万〜120万円ほどと幅広く、比較的大掛かりなリフォームになることもあります。拡張する範囲や住宅の状態、どこに新設するかなどによって費用は異なり、住宅の劣化状態や構造次第では施工できないこともあるので注意しましょう。
費用目安は45万〜120万円ほどと幅広く、比較的大掛かりなリフォームになることもあります。拡張する範囲や住宅の状態、どこに新設するかなどによって費用は異なり、住宅の劣化状態や構造次第では施工できないこともあるので注意しましょう。
via www.garden.ne.jp
書斎を増築?!ベランダから部屋に生まれ変わらせるリフォーム
使っていないベランダがあるなら、リフォームで部屋に作り替える手段もあります。書斎なら狭いスペースでも作りやすいため、ベランダリフォームにぴったりです。
「在宅勤務に切り替わったため仕事部屋が欲しい」「1人で集中できる空間を確保したい」など、ライフスタイルの変化で間取りに悩んでいる人も多いでしょう。ベランダを上手に活用すれば、70万円前後で新たな部屋に作り替えられます。
「在宅勤務に切り替わったため仕事部屋が欲しい」「1人で集中できる空間を確保したい」など、ライフスタイルの変化で間取りに悩んでいる人も多いでしょう。ベランダを上手に活用すれば、70万円前後で新たな部屋に作り替えられます。
最初に確認!ベランダのリフォームで気を付けるべき点とは?
部屋のリフォームとは違い、あまり馴染みがないベランダリフォーム。失敗しないコツや修繕のポイントはあるのでしょうか。ここでは、業者に依頼する前に知っておきたい注意点をご紹介します。
ベランダの増築には「確認申請」が必要になるかも?建ぺい率にも注意
ベランダを増築するときは、必ず事前に家の建ぺい率を確認しましょう。増築の面積が大きいと、建築基準法で定められた値をオーバーしてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
また、「10㎡以上の増築」「防火地域・準防火地域の中に住宅がある」といった場合は、確認申請が必要なことも。増築が広範囲に及ぶ場合は、事前にリフォーム業者に確認すると安心です。
また、「10㎡以上の増築」「防火地域・準防火地域の中に住宅がある」といった場合は、確認申請が必要なことも。増築が広範囲に及ぶ場合は、事前にリフォーム業者に確認すると安心です。
マンションでのリフォームは、管理規約を必ずチェック!
戸建て住宅と異なり、マンションはリフォームできる範囲が限られているので、注意しましょう。多くの物件では、玄関・ベランダ・バルコニー・窓・サッシなど、共用部は改修できません。それぞれの建物によってルールは異なるので、リフォームを依頼する前に、必ず管理規約を確認しましょう。
なお、共有部分でも劣化や故障などが起こった場合は、修理を依頼できます。必ず管理会社に問い合わせ、許可を得てから施工しましょう。
なお、共有部分でも劣化や故障などが起こった場合は、修理を依頼できます。必ず管理会社に問い合わせ、許可を得てから施工しましょう。
デザインは、風通しや防犯・安全面も考慮しよう
リフォームの見た目にだけこだわり過ぎると、かえって生活しにくい住居になることもあります。施工完了したものの機能性が悪く、「風が通らないため夏は暑過ぎる」「目隠しや日除けなどを設置しておらず、部屋の様子が丸見え」といった失敗も多いようです。
また、ベランダを部屋に変更するときなどは、ベランダそのものの耐荷重に気を配る必要があります。オーバーすると安全性を損なう恐れがあるため、注意しましょう。
気に入ったデザインで、機能性や安全性も兼ね備えたリフォームができればうれしいものです。雰囲気や生活のしやすさなどを総合的に判断するとよいでしょう。
また、ベランダを部屋に変更するときなどは、ベランダそのものの耐荷重に気を配る必要があります。オーバーすると安全性を損なう恐れがあるため、注意しましょう。
気に入ったデザインで、機能性や安全性も兼ね備えたリフォームができればうれしいものです。雰囲気や生活のしやすさなどを総合的に判断するとよいでしょう。
素敵すぎる……!ベランダのおしゃれなリフォーム事例画像5選
ベランダは、アイデア次第で幅広いリノベーションが可能です。ここでは、参考にしたい魅力的なベランダリフォームの事例や画像をまとめました。
大きな一枚ガラスで、リビングとの繋がりを感じさせるバルコニー
「craft」に掲載されているベランダリフォームの実例です。内装の床材と色合いを合わせたウッドデッキを設置し、統一感のあるデザインに仕上げています。窓は仕切りのない1枚ガラスを使用し、開放的な雰囲気を演出。高さのあるウッドフェンスで、外から室内が見えない設計です。
ハンモックが印象的。リゾートのような雰囲気を楽しむアウトドアリビング
「@azuki1014y」さんのInstagramからピックアップ。DIYリフォームで、ベランダを憧れのアウトドアリビングに改修しました。ベランダに敷いた床材は、リーズナブルでお手入れもしやすいウッドパネルです。ハンモックや観葉植物など、リゾート感を演出するインテリアがアクセントになっています。
マンションでもベランダを楽しみたい!ウッドデッキと植物で作るリラックス空間
Instagramで見つけた「@erico.u」さんの投稿です。リフォームしにくいマンションのベランダに、ウッドデッキやテーブル、チェア、木枠などを設置し、DIYで一新しました。植物をたくさん置き、華やかに仕上げていることもポイントです。
バスルーム直結!まるで露天風呂なバルコニー
Instagramより「@misawa_reform」さんのリフォーム事例を紹介します。バスルームとバルコニーを繋げ、露天風呂のようなゴージャスな雰囲気に仕上げました。フェンスを屋根の高さまで引き上げ、風通しや採光を確保しつつ、外から中が見えない設計になっています。
全力で遊べる!猫ちゃんのためのキャットウォークと落下防止柵のあるベランダ
「株式会社 東郊建設」に掲載されている実例です。「猫ちゃん達がストレスを溜めないように、ベランダにキャットウォークを作りたい」という要望を受け、リフォームを実施しました。キャットウォークだけでなくフェンスと屋根も設置し、安全性にも考慮しています。
【関連コンテンツ】ベランダをもっと自分好みに!エクステリアのDIYアイデア集
最後に、ベランダリフォームをもっと楽しむために、DIYのアイデア集をいくつかご紹介します。ベランダリフォームを検討中の人は、ぜひ参考にしてください。
ちょっとした工夫で、ベランダを家庭菜園にリメイクできます。こちらの記事では、ベランダ菜園に必須なプランターラックを、DIYするコツをご紹介。材料・道具・作業手順などを画像付きでわかりやすく解説しています。
「狭小ベランダを上手に活用したい」という人にオススメなのが、パレットプランターです。壁から30cmほどのスペースがあれば誰でもガーデニングでき、マンションの小さなベランダも圧迫しません。作り方は、こちらの記事を参考にしてください。
デザインにもこだわった、1ランク上のプランターを作りたい人は必見です。木製ボックスを垂直に重ね、隣と被らないように組み合わせるだけで、ベランダがオシャレな菜園スペースに変身します。
こちらの記事では、ベランダにコンパクトな折り畳みテーブルを設置する方法について説明しています。植物用のラックやコーヒーテーブル、小物置などちょっとしたスペースが欲しい人は、ぜひご一読ください。
ランチや読書などを楽しめる、フォールディングテーブルを自作する方法について解説しています。パーツを切り蝶番で固定するだけでできるため、DIY初心者でもチャレンジしやすいでしょう。
「クリスマスシーズンはベランダをイルミネーションで飾りたい」と思う人も多いでしょう。こちらの記事では、ベランダのデコレーション方法を、実例と併せて紹介しています。いつもと違う、特別なクリスマスを演出してみてください。
ベランダを自由に活用できれば、生活の幅が広がります。マンネリ化しやすいおうち時間も、アイデア次第できっと快適になるはずです。「具体的なリフォーム代金はいくら?」「デザインや施工内容は?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ「カシワバラ・コーポレーション」にお問い合わせください。
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Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!
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