おせんべいのサラダ味とフレンチトーストの話
先日、公開したおせんべいで作るふわふわのフレンチトースト。おせんべいのポテンシャルの高さを知る、撮影現場となりました。
2023.04.23
みなさんこんにちは、編集のGです。先日、ご紹介したこちらの記事。フワッフワでモッチモチなフレンチトーストなわけですが、こちらの材料が実はおせんべいなんです。あのカリッカリなおせんべいが、フワッフワのフレンチトーストになるだけでもびっくりなのに、なおかつ美味しかったんですから驚きですよね。
しかもそのおせんべいっていうのも、関東圏生まれの僕からしたらおなじみの亀田製菓が生み出したソフトサラダっていうんだからなおさら驚きですよね。子どもの頃、食料棚にお茶菓子が割とストックされている家庭で育ったんですが、その時はソフトサラダにはまったく見向きもしなかったんですよね。僕が小さい頃は、とある有名タレントがCMをやっていたことでおなじみの「ぬ〜ぼ〜」とか、コミカルなおじさんがキャッチーな感じでデザインされていた「チョコあーんぱん」が大好きで、ソフトサラダにはまず目もくれなかったんです。そもそも野菜の味しないのに、なんでサラダ?みたいなことを思っていた気がします。
でもその野菜が入っていないのにサラダ味。そもそもはサラダ油が高価だった頃に、おせんべいへサラダ油を絡めたのち、塩をまぶして味付けをしていたものを塩味ではなく、洋風に見せるべくサラダ味としたのが始まりなんだとか。ソフトサラダ自体も1960年代には誕生していて、昭和から平成まで愛され続けたロングセラー商品なんですよね。
でもその野菜が入っていないのにサラダ味。そもそもはサラダ油が高価だった頃に、おせんべいへサラダ油を絡めたのち、塩をまぶして味付けをしていたものを塩味ではなく、洋風に見せるべくサラダ味としたのが始まりなんだとか。ソフトサラダ自体も1960年代には誕生していて、昭和から平成まで愛され続けたロングセラー商品なんですよね。
ソフトサラダはすごい!
約50年近く、国民に愛されているソフトサラダ。そしてそれを世に送り出して、お茶の間でのリラックスタイムのお供に欠かせない存在になるまで成長させた亀田製菓。どちらも2014年に誕生したばかりのDIYer(s)からすると、人々の心を掴む先輩として、尊敬するばかりです。今回、材料として購入する際に知ったのですが、現在のソフトサラダには沖縄の塩シママーズが使用されていて、旨みとコクがアップしているんだとか。誕生50年近くになりながらも、さらに美味しさを求める姿勢に脱帽です!
そんなソフトサラダを思い思いに楽しんでください
今回、製作したフレンチトーストのほかにもいろいろなアレンジができそうなソフトサラダ。もちろんそのまま食べても美味しいのは言うまでもありません。大人になると、さっぱりとした塩味の方が意外と手が進んでしまうんですよね。
みなさんもコンビニやスーパーでソフトサラダを見かけたら、その歴史と革新を併せ持つ、スピリットを目と口で感じてみてください。
みなさんもコンビニやスーパーでソフトサラダを見かけたら、その歴史と革新を併せ持つ、スピリットを目と口で感じてみてください。
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Japan
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