豆花のレシピ!台湾スイーツを再現

台湾に来たら食べたいスイーツの1つがこちら「豆花(トォーファ)」。豆腐のような喉越しのよいなめらかな豆花にお好みのトッピングを足してシロップをかけて食べる、台湾では幅広い世代に愛されている伝統的なヘルシースイーツです。そんな豆花を前回の胡椒餅に続き再現DIYしてみました。

公開日 2017.08.10

更新日 2022.01.11

豆花のレシピ!台湾スイーツを再現

台湾取材にきたものの、食べるのが大好きで半ばグルメ旅になっているDIYer(s)スタッフ。そんな中、女性スタッフが気になるのはやっぱり台湾スイーツのようで…。

台湾スイーツといえば?

ふわふわに削り出されたマンゴーかき氷やタピオカがたっぷり入った本場タピオカミルクティー、愛玉ゼリー(オーギョーチー)など様々な種類のスイーツがたくさん。その中でも一番気になったのが、「豆花(トォーファ)」といって具沢山のトッピングと一緒に食べるなめらかな豆腐のようなスイーツ。

実は以前、筆者は日本のスーパーで買って食べたことがあったんです。その時は、豆花があまりにも美味しく、台湾に行く機会があれば本場の味をいつか食べてみたい!と思ったほど。そんな気持ちも忘れかけていた2017年7月、台湾取材に行くことになり、あの情熱が再燃。これは絶対に豆花を食べなくては!と、取材先調べもそっちのけで豆花のお店を検索。と言っても、数え切れないほどのお店があって、どこが美味しいのか分からずじまいで台湾取材当日に…。

そもそも、豆花とは?

豆花とは、豆乳を使い凝固剤でゼリーのように固めて、見た目は絹ごしの豆腐のようにつるつるとした食べ物。そこへタピオカ、ピーナッツの水煮、麦、あずき、緑豆の甘煮、白玉だんご、季節のフルーツ、寒天、サツマイモのだんご、白玉だんごなどのトッピング。さらに黒糖シロップや豆乳をかけて食べる台湾では人気の低カロリーのヘルシースイーツ。

また、豆花とは台湾だけでなく、中国でも食べられていて、中国北部の豆花は、台湾のものとは異なって塩辛いんです。さらに四川料理を楽しむ地域では豆花は辛いのだそうです。ほかにも、夏は冷やして、冬は温めてと季節によって食べ方を変えることもあるんだとか。


話を戻しまして、美味しい豆花を食べられるお店がどうしても知りたい…!
そこで、PLACEで伺った「TOOLS by LIVEBY」で働く台湾人のスタッフさんに聞いてみることに。さすがはローカルということで、オススメのお店を教えてくれました!
ちなみに、台湾にはグルメガイドには載らない美味しい食べ物が盛りだくさん。現地の方がこぞって食べるという胡椒餅を教えてもらいました。
こちらの美味しさにも大感動!再現レシピを作りましたので、ぜひご覧くださいね。

紹介してもらったお店は「庄頭豆花担」

大通りに面しており、看板には当然ながら大きく豆花の文字が。平日ということで空席があってすぐに座れましたが、テイクアウトにも対応しているようで店員さんは慌ただしくお客さんの対応に追われていました。
まずは、メインとなる豆花を選びます。このお店では、珍しく黒い豆花も楽しめます。黒い豆花は見た目に反してライトな口当たり。どっちも味わってみたいという方は、ハーフ&ハーフの注文もできますよ。
続いて豊富に取り揃えられたトッピングから好きな具材を選びます。正直、はじめましてな食材が多く味が分からないのですが、美味しいものはたくさん食べたいということで欲張ってたくさん入れちゃいました。
トッピング後にお好み分のシロップを加えて、たっぷりの豆乳をプラス!トッピングはわかる範囲だと、寒天、タピオカ、白玉だんごのようにもちもちした芋だんご、あずきを選びました。

早速食べてみると、美味しいです!!

シロップがかかっているのでガッツリ甘いのかな〜?なんて思いながらスプーンで食べてみると、想像とは違って、さっぱりとしたライトな甘さです。

トッピングした具材もほどよい甘さで、サラサラ食べれちゃいます。
何より、豆花のなめらかさにびっくり。見た目から伝わるぷるぷる感はもちろんのこと、食感も抜群のぷるぷるぐあい!

さらに伝えたいのが、豆乳の美味しさ!豆の臭みもなく、さらっとした軽い口当たり。さすが、本場だけあって飲み物かのようにさらさら食べれてしまいます。

ということで、DIYします。

一年を通して暑い台湾だからこそ、誕生した暑い夏にぴったりの冷たい豆花。
日本の夏でも食べたら美味しいのだろうな。なんて想像から、再び再現DIYしてみることにしてみました。


今回こだわったのは、あのなめらかなぷるぷる感です。
絹豆腐とはまた違うあの舌触りを再現してみたいと思います。

また、凝固剤というとゼラチンが一般的ですが、今回選んだ凝固剤は「粉寒天」。
ゼラチンの方がなめらかになるのですが、動物性由来のため少々香りが強いのと、常温だと溶けやすいので、比較的扱いやすい「粉寒天」で再現DIYしてみます!

それではさっそく作ってみましょう!
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