トイレのDIY実例24選!壁面収納や棚など驚きのアイデアをご紹介

生活感が出がちなトイレを魅力的な空間に生まれ変わらせる24例のDIY術をご紹介します。トイレットペーパーホルダーやタンクカバーなど、雰囲気をガラリと変えるアイデアが満載です。デッドスペースが生まれやすいトイレで効率的な収納を叶える方法も!

2019.09.25

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毎日使う場所だから快適なほうがいい!

トイレは一人になることができ落ち着ける場所でもありますね。その空間を自分好みに変えたいけれど既成品は生活感があって使う気になれない、サイズがあわない、という悩みをお持ちの方に、トイレをDIYするアイデアをご紹介。好みのテイスト、アイデアをぜひ探してみてくださいね!

トイレットペーパーホルダー編

001 オブジェのペーパーホルダー

まずご紹介するのはDIY Cozy Homeからのアイデア。既製品の木の形をしたオブジェをトイレに置き、ペーパーホルダーとして使うというなんとも自由なDIY術。家族が多く、トイレットペーパーの消費が早いご家庭でも、スタイリッシュにストックをすることができます。既製品でなくても、ご自分の好みの形のオブジェを作り、ペーパーホルダーにするのも楽しそうです。湧き上がるアイディアをぜひ形にしてみてくださいね!

002 スケートボードのペーパーホルダー

Mark Jenkinsというアメリカのストリートアーティストが作った作品ですが、作り方はとても簡単。スケートボードの裏面のウィールとトラックを取り外し、ペーパーハンガーを取り付けただけのものです。なかなか思いつかないですが、これぞDIYというべき自由な発想ですね。スケートボードが趣味の方もそうでない方も、トイレをアメリカンカジュアルな空間に演出できそうです。CROSS FIREというスケートボードサイトからのアイディア。

003 恐竜のペーパーホルダー

トイレトレーニング中の男の子がなかなかトイレに行きたがらない…そんな時におすすめのアイディアをRACHEL HOLLISさんのサイトから。恐竜のおもちゃをペーパーホルダーにしたオブジェです。プラスチック製の恐竜のおもちゃに好きな色のスプレーをかけ、乾燥させたら完成というお手軽さ。恐竜は首の長いタイプでないとトイレットペーパーが入りませんのでご注意ください。色を付けることで、そのまま置くよりもおしゃれなオブジェに変身します。トイレの中の色と合わせたり、逆に全く違う色でアクセントにしても素敵ですね!

004 紐を使ったシンプルペーパーホルダー

ペーパーホルダーのもつ生活感をとことん削り、シンプルさにこだわりたいという方におすすめなのが、こちらのアイデア。GESATTOというデザインスタジオが手掛けるトイレットペーパーホルダーです。ジャグリングに発想を得たというこちらのアイデアは、ホルダーを利用して吊り下げた紐に、トイレットペーパーの芯を通し固定するシンプルなもの。紐をかけられるお好みのホルダーを見つけることができれば、類似アイテムでも真似できそうなアイデアです。紐の色がアクセントになるので、そこにこだわりたいですね!

005 ウィール&トラックのペーパーホルダー

toybox warehouse から紹介するのはこちらのアイデア。スケートボードのトラックを取り外し、トイレの壁に取り付け、ワイヤーでペーパーを固定するという大胆なDIY術。ウィールについた傷も味を演出してくれます。トイレが大人の遊び心あふれる場所に大変身しそうです。

007 ホッケースティック・ペーパーホルダー

アメリカのスラングである「Man Cave」は男性だけで集まりくつろぐ空間のことを差し、アメリカでは1つの文化となっています。そのMan caveのアイデアを集めたMan Cave Authority からアイスホッケー好きが集まるトイレのアイディアをご紹介。ホッケースティックを立て、トイレットペーパーホルダーに。好きなチームのステッカーを便器内に貼ったり、シューズをオブジェとして飾ったりと、アイスホッケー好きにはたまらない空間に。

007 交換の手間を省くペーパーホルダー

こちらはトイレットペーパーを交換する際の手間を徹底的に省くアイデア。OUR FIFTH HOUSE で紹介されているこちらのアイデアは、日本ではあまり見かけないですが、カーテンを留めるフック(drapery holdbacks)を壁に上向きに取り付けるだけのもの。こうすることでトイレットペーパーをただ上から通すだけで交換することができます。制作者であるCarmelさんは、トイレットペーパーが空になっても交換しないご家族の存在がストレスになっており、どうしたらみんなが楽に交換できるか考え、こちらのスタイルを思いついたのだとか。ウッディなテイストのものが好きなのでフックと壁の間に木製の板をはさみ、自分好みの空間にされたそうです。

008 木製ボックスで壁面収納

廃材や落ちている木などを使い、DIYで家具を作っているDonnaさんのFunky Junk Interiorsからのアイデア。木製のボックスにナンバープレートを付けた壁面の収納に、トイレットペーパーをストックしています。壁面収納は使っている方も多いかもしれませんが、錆びたナンバープレートを取り付けることで、一味違う雰囲気に。既成品のボックスをアレンジして簡単に真似できそうなアイデアですね!

タンクカバー編

001 ステンシルで男前なタンクカバー

タンクや配管が丸だしになってしまうと、どうしても生活感が出がち。それを解決するのがトイレタンクを隠すタンクカバーのアイデア。こちらは、秘密基地のような男前のトイレを目指しているというnismo0603さんが作り上げたトイレ。ステンシルを施した合板でトイレタンクを隠しつつ、小さな扉を付けることで収納も可能にしています。

002 レンガ風

こちらはShokoさんのアイデア。サイズを測ってべニアを切り出し、タイル調のクッションフロアを貼り付けたんだそう。水を流すレバーが出るよう、べニアはタンク部分だけが隠れるようにし、壁紙にレンガ風のものを貼り付け、一体感を出しています。更に水回りのインテリアにもこだわり、心落ち着く空間を作り上げています。

003 北欧タイル風

次に紹介するのはプチプラにこだわりDIYをしているというnoon88さんのアイデア。安いSPF材、角材、ベニヤを使いタンクを隠し、タイル風の壁紙を貼ることで北欧調の仕上がりに。右下に扉をつけ、収納も便利。プチプラとは思えない空間です。

004 シンプルモダンかつタンクカバー

次にご紹介するのはなつめさんのアイデア。タンクカバーではタンクのふたの部分はそのまま使う人が多いですが、タンクのふたを外してホームセンターで売っているロートをそのまま手洗いとして使うことで、タンクは全て隠れシンプルになります。作り方はまずタンクのふたを外し、骨組みを組みます。水を流すレバーに革ひもを付け、引っ張ることで水が流れるようにします。骨組みの上に1×4サイズの角材を3枚置き、蛇口とロートの部分が出るようにジグソーで穴を開けます。前面の板は、あえて風合いのものを組合せ固定し、上からはめこみ完成です。

005 シンプルな腰板風

naturalwoodyさんのアイデアはこちら。 まず枠組みを作り、水が流れるレバーに麻ひもを結びます。タンクのふたと麻ひもの部分が出るようにカットした板を上にのせ台にし、前面の板は腰板風に貼り付けたら完成です。そこまで重いものを載せなければ、板を貼り付けるだけで強度がそこまでなくても問題ないようです。100均で見つけたというフェイクグリーンや小物を載せ、ウッディな空間が出来上がりです。

006 ウッディテイスト

piromiさんのアイデアは、シンプルなウッディテイストのタンクカバー。まず骨組みをし、レバーにつながるひもと、タンクのふたの水受けの部分をくりぬいた板を上において固定します。細長い板を横向きに固定していき、右下には収納用の扉をつけ完成です。全て廃材を使ったとは思えないほどの、完成度。小物のチョイスもセンス良く、落ち着いた雰囲気を演出しています。

007 スクラップウッド風

Nuさんのアイデアは、様々な端材を組み合わせて作るスクラップウッド風のタンクカバー。板には違う色を塗り、カントリーなテイストをよりスタイリッシュに仕上げています。サイドに取り付けた扉は掃除用具を収納するため、大き目に。かわいいトレイの上にのった、鍵のついた紐を引っ張ると水が流れる仕組み。グリーンを取り入れた小物をディスプレイすることで、爽やかな印象も増します。細部に渡るこだわりで、トイレに行くのが楽しくなりそうですね!

008 戸棚風

まるで戸棚のようなタンクカバーはKcoさんのアイデア。両サイドに取っ手付きの棚がついており、タンクカバーというより北欧テイストの棚のように見えます。素材の違う木材を組み合わせたり、アルファベットのシールでアレンジすることで、ナチュラルな風合いを更に引き立てています。

009 リメイクシートでカバー

プラダン(プラスチック段ボール)と木目調のリメイクシールを使ってタンクカバーを作ったのはinhabitant.777さん。賃貸などで大がかりなDIYが出来ない方におすすめのDIY術です。プラダンをカットし、リメイクシートを貼り付けるだけ。水を流すレバーの部分はあけて、タイル風のリメイクシートを付けているそう。同じ方法で、トイレのふたやペーパーホルダーも木目調にし、落ち着いたウッディなテイストを演出しています。

収納編

001 マステで作るモノトーンの棚

ami_chaさんのアイデアは、元は木目調だったタンクレストイレの後ろにある棚をマスキングテープを使って黒にし、モノトーンな空間にしたこと。なんと幅広のテープがなく、普通の幅のサイズを地道に貼り続けたのだとか。地道な作業をコツコツ続けるのも、DIYの楽しみの1つですね。小物も黒と白でまとめ、トイレのふたにはお気に入りのステッカーをはることで、スタイリッシュな空間に。

002 ステンレスの収納棚

woohomeから紹介するのは、たっぷり収納ができるこちらのアイデア。トイレの後方にステンレス製の棚を取り付け、タオル、トイレットペーパーをストックしたり、花などを飾っています。棚の高さを選ぶことができるのがうれしいですね。機能を追求したシンプルな収納です。

003 タオルレール

こちらはflambewombleからのアイデア。銅管を使ったレールのような、美しいタオルホルダー。まず銅管をカットし、それをはんだ付けでつないでいったそう。タオルだけでなくトイレットペーパーをストックすることもできます。

004 吊り下げられるシェルフ

次にご紹介するのはshanty-2-chicからのアイデア。お好みの木材をサイズに合わせてカットし、組み立て、紐を取り付けます。それをフックから下げれば完成。ご自分の好みのサイズや形に合わせて簡単に作ることができます。

005 ウッディな棚

棚をはめ込んだだけのようなシンプルな棚をDESERT DOMICILEから。まず木材をサイズに合わせて切り、骨組みを壁に固定します。それから色を塗った板を上下に固定し、最後に前面にも板を取り付けたら完成です。シンプルな作りなので、小物やオブジェがとても映えますね!

006 デッドスペースを活かした収納棚

lovelyzakkaさんのアイデアは、トイレの中にあるちょっとしたデッドスペースを活かした収納棚。トイレットペーパーホルダーまでこの中に収納されていて、全体をすっきりした印象に見せてくれます。ガラスがはめ込まれていたり、スプレーボトルをかける針金がついていたりと、こだわりのディティール。ナチュラルアンティークなテイストがたまりません。

025 突っ張り棒収納を目隠しするアイデア

トイレの上の空いたスペースに突っ張り棒で収納をしている人も多いと思いますが、目隠しにはセンスが問われますね。welcomeHarukaさんのアイデアは、100均で売っているフォトフレームを目隠しに使うというもの。フォトフレームの下部に取っ手をつけ、蝶つがいを使って板と固定することで、開閉式の収納になります。中途半端に空いてしまったスペースにはベニヤを切り、なんとポスカで棚のようにペイントしたのだとか。プチプラでアイデアあふれる空間に。

トイレのDIYのポイント

棚板取り付けのポイント

多くの場合、スペースがかなり限られるトイレ。そのため棚板を取り付ける時は置く物をあらかじめ決め、それに合わせて横板のサイズを決めるようにしましょう。後から棚を設置すると、どうしてもスペースを圧迫してしまうので、棚のサイズは必要最低限にします。また、棚が掛かる場所にコンセントがある場合は、その部分をカットして塞がないようにすることも大切です。いずれにしても、事前に設計をしっかりしておきましょう。

また、棚板はそのままの状態で使わず、リメイクシートを貼ってもOK。ナチュラルに、ポップに、そしてシックにと、雰囲気を自在に演出できますよ。

棚を作る際には目隠しにも気を配ろう

収納棚は、そのまま見せるタイプにしてもよいですが、トイレの場合はトイレットペーパーやサニタリー用品など、あまり見せたくないものを収納することが多くなります。そのため、収納したものが外から見えないよう、目隠しを付けるひと手間をかけるのがオススメです。

例えば、棚にカーテンを取り付けるだけでも十分な目隠しになります。カーテンは、突っ張り棒を使えば簡単に設置できますし、色や柄を活かして好みの雰囲気を作る楽しさもあります。腕に自信がある人は、開閉式の扉を取り付けてもよいでしょう。

飾り棚を目隠しに使う

こちらは応用編。トイレの窓を、飾り棚で目隠しする方法です。通常、トイレに付いている窓は、外から中が見えないよう加工が施されています。しかしそれでも、中に人がいるとシルエットが映ってしまったり、換気のため窓を開けた時に中が見えてしまったりするものです。こうした状況に備え、プライバシーを確保するための目隠しとして、飾り棚を設置してみましょう。

窓のサイズに合わせて飾り棚を作り、窓の前に設置。そこへ観葉植物などの自然を感じさせるものや、フォトフレームなどを置くと目隠し効果が得られます。カーテンは目隠しとしてとても便利ですが、トイレの窓に使うと光が差し込まなくなり暗い雰囲気になってしまうので、あまり好ましくありません。

飾り棚に置く観葉植物などのアイテムは、小さすぎると目隠しにならず、大きすぎると光を遮ってしまうので、ちょうどよいサイズを見つけてくださいね。画像はand_a_plusさんのアイデアで、DIYREPiから。

すぐにでもできそうな簡単なDIYから、コツコツと取り組むような大がかりなものまでさまざまなアイデアをご紹介しました。トイレは一般的に狭い場所なので、1つのテーマで空間を作り出すのは簡単かもしれません。気になるアイデアがあったら、ぜひ試してみてくださいね!

WRITTEN BY

DIYer(s)

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