後付けでウォークインクローゼットも作れる!お洒落なクローゼットDIY術
洋服が増えて、部屋に備え付けの押入れに入りきらない!なんてことになっていませんか? もしくは、入りきっていてもギュウギュウの満員電車状態で、服を取り出しにくくなってしまっているとか……。それなら、いっそクローゼットをDIYしましょう!
2023.02.24
INDEX目次
ちなみに、クローゼットとは
「押入れのような衣類を仕舞う洋風の空間、または箪笥のような衣類をはじめとした様々なものを仕舞うための洋風の収納家具」。
自作のクローゼットは収納スペースを広げてくれるだけでなく、工夫次第で洋服をおしゃれに飾れるインテリアに。いろいろなアイデアがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
クローゼットDIY:配管パーツ編
水道管に使われている塩化ビニルパイプや、鉄製のガス管を使ってインテリアを自作すると、それだけで男前な仕上がりになります。どちらもホームセンターや通販で気軽に購入することができますよ。
001壁にそのまま取り付ける!
リリー・ローズさんのホームページで紹介されているアイデアでは、コの字型のパイプをネジやビスで壁に固定しています。シンプルなデザインなので、かけられている洋服が際立ちます。写真のように色別でかけるとまとまりがありますね。
002ブロンズカラーでエレガントに!
ピンクゴールドのようなブロンズカラーでコーティングすることで、白い壁紙に似合うエレガントなクローゼットになります。キャスターをつければ、楽に移動させることができますね。普段は部屋の隅にしまっておいて、洋服を選ぶ際には全身鏡の隣に持ってくる、といった使い方はいかがでしょうか?
003モダンな取り付け方に挑戦!
001でご紹介した方法を応用して、床に垂直にパイプを設置するアイデアもあります。パイプを利用して、下の方にバスケットをかけて、小物入れにしていますね。LoveThisPicで紹介されている写真では、同系の鉄製ハンガーが使われていて、スタイリッシュに見えますね。
004壁一面のクローゼット
海外のサイト「tiny-ass apartment」では、壁一面を覆うようなクローゼットが紹介されています。2段に分かれていて、上段はジャケットやシャツ、下段にはコートときれいに分かれています。海外の事例なので、シューズは床にそのまま並べられていますね。
005 クローゼットも“魅せる”収納に!
horstintheforestさんのインスタグラムでは、小さな雑貨たちと組み合わせたクローゼットのアイデアがアップされています。シンプルな鉄パイプを使った自立式のクローゼットですが、無造作にかけられたシューズやバッグ、ハンガーがオシャレに見えますね。壁に貼られた写真や、組み合わされた椅子も重要なアイテムです。
クローゼットDIY:ボックス型(可動式)編
壁や天井に直接取り付けるのではなく、洋服を囲うようなクローゼットのアイデアもご紹介します。可動式なので模様替えもしやすく、賃貸でも問題ありません。
001初心者さんにオススメのシンプル構造
海外のブログ「A Beautiful Mess」で紹介されているのは、木製のワードローブ。奥の板が抜けていたり、銅製のポールが突き抜けていたりと、少しだけ変化をつけることでモダンなデザインになっています。丸いミラーもアクセントになっていますね。
002家型クローゼット
家をモチーフにしたクローゼットは、構造はシンプルですがインパクト大。白に近い木の色で統一しているので、洋服のカラーで印象が決まります。どんな服や小物をかけるか、センスが問われそうですね。カラフルにカラーリングすれば、子供部屋などにも喜ばれそうです。
003家型クローゼットその2
「Clever Wood Projects」で紹介されているのは、002に同じく家型のクローゼット。ただしこちらは、枠のみの構造になっています。こちらのデザインの方が、インパクトは小さい分、部屋にすんなり馴染みそうですね。DIYなら、仕切り棚の高さも自由に調節できるので、服のサイズや種類に合わせたクローゼットを作れます。
004パレットを再利用!
元は輸送の際に使われている台であるパレットは、安価に手に入る加工しやすい材料として、よくDIYに使われています。もちろん、クローゼットを作ることもできますよ。冷蔵庫のようなサイズのクローゼットは、部屋の空きスペースにすっぽり収まりそうですね。手前にカーテンをつけて、中身が見えないようにすることもできます。
005収納が機能的!
via plus.google.com
Google+でAda Martinsさんがアップしているのは、見た目はシンプルだけれど、構造が不思議なクローゼット。下部だけではなくサイドにも棚が付いていて、バッグなどの小物を収納することができます。棚板の上側にのみカラーを塗っているところがポイントですね。
006壁一面のビッグサイズ!
洋服がたくさんあって、とにかく大きいクローゼットが欲しい!という方にはこちらのアイデアがオススメ。鉄パイプにフックがついているので、ハンガーをかけすぎてごちゃごちゃになってしまう、ということも防げます。
クローゼットDIY:流木、枝などを活用!ナチュラル編
DIYしやすいのは、ナチュラル系のインテリア。カラーリングや華美な装飾はやめて、素材の色を楽しみましょう。
001子ども服用の洋服かけ
ポール代わりに木の枝を使っている、まるで絵本に出てきそうなクローゼット。L字金具で固定された棚に、枝が吊るされていますね。上の棚は、子ども達の靴置き場のようです。
002ほぼ流木だけで完成!
via www.toolz.com.au
長い流木を3本使って作られているクローゼットは、まるでお店のディスプレイに使われていそうな出来栄えですね。ポイントは結合部分をしっかりと麻ひもで縛ることと、固定のためにも棚板を取り付けること。
003上から吊るすだけ!
長い木の枝を手に入れたら、天井から吊るしてみましょう!それだけでも、ハンガーをかければ立派なクローゼット。太いロープで縛って固定するだけでも、十分様になりますよ。
クローゼットDIY:ハンガーラック編
ポールにハンガーをかけるだけのハンガーラックも、クローゼットの1種。これなら、初心者さんでも簡単に作ることができそうですね。
001スタンダード
via www.etsy.com
まずは、基本の形から。棚の部分はパレットを再利用しているので、環境に優しい上に頑丈です。木材は、反りのない真っ直ぐなものを選ぶと、丈夫で長く使うことができますよ。
002収納棚つき
via www.etsy.com
背の高いハンガーラックを作って、下の部分に棚を3段つけています。写真では靴を飾っていますが、もちろんバッグや帽子、タオルなどの収納に使うのもOKです。
003ラダークローゼット
via lavozdelmuro.net
木製のはしご(ラダー)を組み合わせて作るというアイデアもあります。はしごの足をかける部分に板を渡せば、立派な収納棚に。スペースを無駄なく活用できますよ。
004脚立を再利用!
こちらは、木製脚立をバラして再利用しているアイデアです。使い古した脚立なので、ペンキ汚れなどがこびりついてヴィンテージ調になっています。
クローゼットDIY:まだある!ユニークアイデア
今までご紹介したもの以外にも、思いもよらないアイデアを発見しました。まとめてご紹介します!
001自転車でクローゼット!?
もしもいらなくなったスポーツバイクがあれば、試しに壁に引っ掛けてみませんか? 逆さまにすれば、ハイセンスなクローゼットになりますよ。サドルやハンドルの部分にもハンガーをかけることができるようです。
002角スペースを活用!
via makespace.com
部屋の角に飾り棚とポールをつけて、クローゼットにしています。服の系統に合う、エレガントなデザインですね。
003デッドスペースを活用!
via freshideen.com
階段の下のスペースも、ポールを渡せばクローゼットにすることができます。普段は着ないオシャレ着や、コート掛けにいかがでしょうか?
004 1×4材のみで自作!
ホームセンターなどで購入できる安価な資材を利用して組み立てた、大型クローゼットです。組み立てる前に材を濃いのブラウンに染色することで、洗練された仕上がりになっています。
005ブラケットを活用
via www.brit.co
棚受け(ブラケット)を逆さまに壁に取り付ければ、ハンガー掛けになるという斬新なアイデアです。ボトムスなら、4、5枚かけることができますよ。
006ウォークインクローゼット
via diydiva.net
小さな空き部屋があれば、全面に棚を取り付けてウォークインクローゼットに。ガス管に板をはめ込んで、男前に仕上げています。
007ディアウォール活用術!
via suvaco.jp
つっぱり棒の要領でを建てられる便利アイテム「ディアウォール」を活用して、収納スペースを作ることができます。ハンガーラックや棚板をつけて、魅せる収納に。薄い色の木材をそのまま使えば、清潔感のあるすっきりとした印象です。
DIYでウォークインクローゼットを後付け
自宅にウォークインクローゼットを後付けする作業は、そう簡単にはいきません。本来ならリフォームの部類に入るからです。また、当然ながら、賃貸物件の場合は原状復帰が大前提なので、リフォームは到底無理。となると、ウォークインクローゼットの製作は絶望的にも思えますが…。実は、実現できちゃうんです!
ウォークインクローゼットの定義は、人が中に入れるスペースであること。つまり、納戸や小部屋など、物置として使われているようなスペースがあるのなら、そのスペースをDIYでウォークインクローゼットにしてしまえばいいのです。あまり着ることのない洋服たちや、使わなくなったバッグたちが眠っている部屋は自宅にありませんか?それこそ、ウォークインクローゼットに変身させられるスペースです。
ウォークインクローゼットの定義は、人が中に入れるスペースであること。つまり、納戸や小部屋など、物置として使われているようなスペースがあるのなら、そのスペースをDIYでウォークインクローゼットにしてしまえばいいのです。あまり着ることのない洋服たちや、使わなくなったバッグたちが眠っている部屋は自宅にありませんか?それこそ、ウォークインクローゼットに変身させられるスペースです。
手軽にウォークインクローゼットを後付けする方法
ウォークインクローゼットを後付けする最も手軽な方法は、市販の収納システムを利用することです。ここではIKEAが販売しているワードローブ「PAX(パックス)」を設置する方法をご紹介しましょう。IKEAの「PAX」は、奥行きが58cmcmで、幅50/75/100cmの3種をラインナップしています。これらのフレームにワードローブや扉、取っ手、照明などを組み合わせれば、クローゼットを作れる…というワケです。
今回のウォークインクローゼットでは、幅100cmのフレームをセンターにセットし、両サイドに幅75cmのフレームを2台並べてレイアウト。収納用のパーツとして、KOMPLEMENTのハンガーレール×2、引き出し×10、引き出し式ズボンハンガー×2、そして棚板を6枚使っています。これなら、ボトムスをたっぷり収納できそう。ハンガーやハンガーレールのレイアウトを変えたり、インダストリアルな雰囲気のバスケット配置したりetc. 自分好みにカスタマイズするのもオススメです。こちらはStudio Zerbey Architecture + Designのアイデアで、houzzより。
今回のウォークインクローゼットでは、幅100cmのフレームをセンターにセットし、両サイドに幅75cmのフレームを2台並べてレイアウト。収納用のパーツとして、KOMPLEMENTのハンガーレール×2、引き出し×10、引き出し式ズボンハンガー×2、そして棚板を6枚使っています。これなら、ボトムスをたっぷり収納できそう。ハンガーやハンガーレールのレイアウトを変えたり、インダストリアルな雰囲気のバスケット配置したりetc. 自分好みにカスタマイズするのもオススメです。こちらはStudio Zerbey Architecture + Designのアイデアで、houzzより。
ウォークインクローゼットの扉について
ウォークインクローゼットには、寝室に直結しているタイプや、デッドスペースを活用したタイプなど、さまざまなものがあります。後付けしたウォークインクローゼットに扉を付けたいという方に、いくつかのアイデアをご紹介しましょう。
・普通のドア+カーテンで目隠し
ウォークインクローゼットが独立した部屋になっている場合、入り口にはドアがついている場合が多いはず。出入りの際にクローゼット内が見えてしまうのが気になるなら、突っ張り棒を設置して、カーテンで目隠しするのがオススメです。
・引き戸
引き戸は、入り口に家具などの物が置いてあったとしても開け閉めできる扉です。引き戸には、内部の空気を入れ換えたい時、扉の開き具合を調整しやすいメリットがあります。木製やガラス製など、材質の選択肢も豊富で、インテリアや空間そのものとの一体感が出しやすい点が魅力的です。
・折れ戸
・普通のドア+カーテンで目隠し
ウォークインクローゼットが独立した部屋になっている場合、入り口にはドアがついている場合が多いはず。出入りの際にクローゼット内が見えてしまうのが気になるなら、突っ張り棒を設置して、カーテンで目隠しするのがオススメです。
・引き戸
引き戸は、入り口に家具などの物が置いてあったとしても開け閉めできる扉です。引き戸には、内部の空気を入れ換えたい時、扉の開き具合を調整しやすいメリットがあります。木製やガラス製など、材質の選択肢も豊富で、インテリアや空間そのものとの一体感が出しやすい点が魅力的です。
・折れ戸
バスルームの扉などにも使われることが多い折れ戸は、全開にするとクローゼットの内部を視認しでき、出入りしやすいメリットがあります。また、ドアレールがないので掃除も簡単です。
さまざまなウォークインクローゼット製作のアイデアをご紹介してきましたが、参考になるものはありましたか?部屋の空きスペースに合わせて、省スペースなクローゼット作りに挑戦しててみてくださいね。
さまざまなウォークインクローゼット製作のアイデアをご紹介してきましたが、参考になるものはありましたか?部屋の空きスペースに合わせて、省スペースなクローゼット作りに挑戦しててみてくださいね。
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Japan
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