リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安

リフォームに必要な費用の目安を紹介していきます。予算別に施工内容を解説しているので、この予算でどこまでのリフォームが可能なのか、築年数によってどの工事が必要なのかが一目で分かります。これからリフォームをする人はぜひ参考にしてみてください。

公開日 2020.09.18

更新日 2020.09.18

リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安

リフォームには多くの種類があり、金額の幅もさまざまです。「キッチンをリフォームしたいけど予算の目安が分からない」「この予算で間取り変更はできる?」など、どれくらいの予算でどの工事ができるのか分からない人も多いでしょう。ここでは、リフォームの内容を予算別に分かりやすく紹介していきます。予算内で上手にリフォームするコツも解説しているので、参考にしてみてください。

普通、リフォームにはどのくらいの予算が必要?

はじめてリフォームを行う時、一般的にどれくらいの費用が必要か不安になるもの。リフォームは住宅の状態、築年数などによって金額に幅が出やすいので、家の劣化具合を正しく把握しておくことも重要です。リフォームをする前に知っておくべき費用の目安について説明します。

みんないくらかけてる?平均的なリフォーム金額

住宅の状態を知る上で大切なのは築年数を確認すること。築年数によってリフォーム内容をある程度予測することができます。例えば、83㎡の一戸建て住宅を全面リフォームする時の費用相場はこのようになっています。

一戸建て住宅の全面リフォーム費用相場
築20年:約500万円
築30年:約1,000万円
築40年:約1,500万円

部分的リフォーム、全面リフォームをどちらも含めた費用相場はこちらです。築30年以上の住宅はもっと費用が高額になることもあります。

部分的なリフォームを含めた費用相場
築20年:約160万円
築30年:約175万円
築40年:約235万円

マンションと一戸建てはかかる費用に差が出る場合も

同じ築年数でも、マンションより一戸建て住宅の方が、費用がかかる傾向があります。マンションは、ベランダや玄関などの共用スペースは工事ができないなど、リフォームの範囲が限定されています。また、耐震工事や外構工事など、建物の構造部分を担う高額な工事が不要なため、費用を節約できることも。

一戸建てはリフォームの自由度が高いため、あらかじめ予算を決め、その範囲内でリフォームを行うのがオススメです。木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造など、建物の構造によっても費用が異なるので注意しましょう。
リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安

見落としがちな、リフォーム以外にかかる費用

リフォームにかかる費用は、工事費、材料費だけではありません。今住んでいる家を全面リフォームする場合、工事は大規模になるため仮の住まいを確保しなければなりません。仮住まいの家賃、引越し費用、駐車場代、トランクルーム代なども予算に含めましょう。工事の施工期間がどれくらいになるのか、業者によく確認するのが大切です。

【場所別】予算内でできるリフォームの目安を一覧でチェック!

水回りやリビング、外回りなど、気になる箇所のリフォーム例を紹介していきます。内容を金額別に分け、50万円、100万円、300万円、600万円ごとにできる施工内容を解説するので、すでにリフォーム予算を決めている方はご自身のプランと比べてみてください。

お風呂

費用相場は約50万〜150万円。今の浴室構造がユニットバスなのか、昔ながらの在来浴室なのかによって費用は異なります。

50万円:シャワーユニットの設置、コンパクトユニットバスの設置
100万円:給湯器交換、ユニットバス全面交換、床の交換
300万円:洗面所・お風呂の同時リフォーム
600万円:水回り全体リフォーム

トイレ・洗面所

費用相場はどちらも15万〜50万円とリーズナブル。水回りは一度にまとめて工事リフォームを行う方が費用を節約できます。

50万円:和式から洋式へ変更、内装の部分交換、洗面台のリフォーム、クロス交換、段差解消、収納追加
100万円:タンクレストイレの設置、手洗い器の設置、システム洗面台の設置、デザインオーダー、手すりなどのバリアフリー設備の設置
300万円:洗面所・お風呂の同時リフォーム
600万円:水回り全体リフォーム

リビング・居室

リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安
施工面積、床・壁などの材質、導入設備などによって費用はさまざま。金額の幅は大きいですが、中心価格帯は15万〜150万ほどです。

50万円:クローゼット変更、床の張り替え、壁・クロスの張り替え
100万円:床暖房設置、照明交換、床素材の変更、デザイン変更
300万円:和室から洋室へ変更、部屋の拡張
600万円:LDKまるごとリフォーム、間取り変更を伴うリフォーム

玄関・ベランダ・外壁

リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安
人気な屋根・外壁塗装の費用相場は100万円前後。また、玄関まわりの小規模なエクステリアリフォームであれば、50万円以下でできるものも多くあります。階段・玄関の位置移動は大幅な間取り変更が必要なため、600万円よりももっと高額な工事です。

50万円:宅配ボックスの設置、窓の交換、玄関ドアの交換、ベランダの新設
100万円:耐震補強、太陽光発電システムの設置、屋根・外壁塗装
300万円:サイディングリフォーム、スレート屋根からガルバリウム鋼板の葺き替え
600万円:外回りの全面リフォーム

お金が足りない!最大限に希望を叶える予算の立て方とは?

予算オーバーに細心の注意を払っていても、リフォームをした人の多くは、工事費用が予算を上回ってしまうそう。予算が足りない時、リフォーム費用を抑えるコツはあるのでしょうか。予算にリフォーム内容を取捨選択するポイントを説明します。

リフォームの目的と優先順位を明確にする

「建物が古くなってきたから」「もっとデザインにこだわった部屋にしたいから」など、リフォームを考える理由はさまざまでしょう。無駄な費用を使わないポイントは、どの部分を一番リフォームしたいのか、生活で不便な箇所はどこなのかを明確にすることです。

優先順位を決める時は、将来の夢や家族の展望などを考慮するのがオススメです。「将来子どもが2人欲しいから、子ども部屋が必要」「将来カフェを開くためのスペースを作りたい」など、具体的な目標があると、スムーズにリフォームの目的が定まります。

資材の品質は保って無駄なオプションを削ると満足感が維持できる

床や壁の資材、導入する設備の材質などはたくさんの種類があります。予算を抑えたいあまり、不満足なリフォームになってしまっては意味がありません。すべてを安い資材にするのではなく、仕上がりの完成度に影響する資材は品質を保つのがオススメです。


また、資材を変更しなくても、無駄な機能を減らすだけで費用を抑えられることも。例えば、部屋全体の雰囲気を左右する床・壁は気に入った資材を使い、不要な壁収納棚は減らすなどの工夫で価格は変わります。費用頻度が低い箇所は、なるべく予算をかけずにシンプルなものを選びましょう。

想定外の工事は「発生する前提」で考えておくと安心

リフォームをしていく中で、想定外の追加工事が発生することも少なくありません。業者に現地調査をしてもらう時、発生するかもしれない追加工事の内容と費用を確認しましょう。

また、予想外のリスクを減らすためには、実績のある業者選びが重要です。過去に事例が少なく、施工前に条件に合った提案ができないケースも。ホームページなどを確認し、似たような予算、住宅の施工を行なっているか確認するのも大切です。

補助金やリフォーム減税などの制度も活用しよう

一定の条件でリフォームを行った場合、補助金や減税ができることもあります。高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業(断熱リノベ)、次世代省エネ建材支援事業(次世代建材)、長期優良住宅化リフォーム推進事業などがあります。

バリアフリー、省エネ、耐震、耐久性の向上などに特化したリフォームであることが条件です。制度によって満たすべき条件、補助額、申し込みの期間などが異なるので注意しましょう。

【参考】築年数に応じて必要になるリフォームの例

施工内容によって費用の平均は違いますが、住宅の築年数を目安にすることで金額を予想できます。ここでは、各築年数に応じて、必要なリフォーム内容と金額について紹介します。

新築~築5年

リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安
築5年目までは、「庭にフェンスを取り付けたい」「リビングに収納を増やしたい」といった造作工事が多く、かかる費用も少なめです。元々の設備に新しく何かを付け足すようなリフォームがメインになります。

費用相場は約10万〜30万円です。建売住宅の内装変更、収納の増設、ベランダの新設、フェンスの設置などを行います。

築6年~15年

リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安
築10年を過ぎると室内の壁紙が汚れたり、傷や劣化が目立ったりし始めることも。浴室のドア交換、外壁や屋根の塗装など、部分的に補修を行うメンテナンスリフォームが主流です。

費用相場は約80万〜約250万円。徐々に水回りの工事を行う人も増えてきます。人気の施工は、クロス交換、外壁・屋根塗装、屋根補修、ビルトイン食洗機の設置、便座を温水洗浄機能付に変更するなどです。

築16年~30年

リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安
水回りの寿命は15年前後ほどといわれており、お風呂、トイレ、キッチン、洗面所などの老朽化が気になってくる時期。この時期に水回りのリフォームを行う人がほとんどです。給湯器の取り換え時期も一緒に行うとよいでしょう。

費用相場は約170万〜400万円と金額の幅も開いてきます。施工内容はユニットバス交換、キッチン交換、トイレ本体交換、洗面台交換、給湯器の交換などです。

築30年~

リフォームに必要な予算はどのくらい?みんなの平均値&予算別目安
「家族が増えた」「生活スタイルが変わった」といった理由から、間取り変更のリフォームを行う人も増えてきます。また、1981年以前に建てられた中古住宅は現在の耐震基準を満たしていないことが多く、耐震工事が必要な場合もあります。大掛かりな工事になることが多いので、費用も高額です。

費用相場は約240万〜500万円。工事の内容によっては、もっと費用がかかるケースも少なくありません。施工内容は間取り変更、フローリング工事、全面リフォームなど。

暮らしのどこに重点をおいているのかで、予算をかけるポイントも変わります。今どこに不満を感じているのか、これからの生活をどうしたいのかを考え、予算の範囲を決めましょう。住宅の完成イメージが固まり、予算を相談したい時はプロに任せるのがオススメ。さまざまなリフォーム実績を持つカシワバラ・コーポレーションをぜひご利用ください。

DIYer(s)

WRITTEN BY

DIYer(s)

Japan

DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!

FACEBOOK

   KCRDリンク
KCRDリンク
マンションと暮らす
   ウィカリーリンク