【トイレの掃除用品収納】すっきり&おしゃれを同時に叶えるテクニック

お部屋のインテリアにこだわりのある方なら、トイレもおしゃれで居心地のよい空間にしたいものですよね。しかし、トイレは生活感が出やすく、収納も限られているため見せ方が難しい場所でもあります。収納スペースが少ない場合は、トイレットペーパーや掃除用品の収納方法に悩んでしまうこともあるでしょう。そこで、この記事ではトイレをすっきり&おしゃれに見せる収納アイデアをご紹介していきます。100均の商品を使った簡単DIYなど、手軽に試せる方法も多いので、収納問題を解決する参考にしてみてください。

2022.01.07

トイレの掃除用品、どこに収納している?

トイレ収納の悩みのひとつとして「掃除用品を置く収納スペースがない」という声をよく聞きます。収納棚が付いているトイレでも、入れたいものに対してスペースが足りないこともあるでしょう。掃除用品やトイレットペーパーを床に置くと生活感が出てしまいますし、かといってトイレ以外の場所に詰め込むと取り出すときに不便です。そもそもトイレ掃除は頻繁に行うので、掃除用品はなるべく取り出しやすい場所に置きたいもの。そんなトイレ収納の悩みですが、実はちょっとした工夫で簡単に解決することができるのです。

<h2>生活感を隠すトイレの掃除用品収納アイデア</h2>
ここからは「おしゃれですっきりとしたトイレにしたいけれど、使い勝手も譲れない!」という方に向けて、トイレ掃除用品の収納アイデアをご紹介していきます。

洗剤などのスプレー類

掃除用品の中でも、特に生活感が出やすいのが洗剤類です。洗剤は種類によってそれぞれ形が違いますし、緑や青、白など、色がバラバラであることも、見た目を悪くしている大きな原因といえるでしょう。
そこで試したいのが、洗剤の容器を統一する方法です。形・色を同じもので揃えれば、シンプルですっきりとした印象になります。洗剤を入れる容器はセリアやダイソーなどで安く手に入るので、自分が使いやすいと思うデザインのボトルを選びましょう。色は白や黒などシンプルな色合いの容器を選ぶのがおすすめです。
トイレに複数の洗剤を置く場合は、洗剤名をラベリングすることで、中身を間違える心配もなくなります。特に、「混ぜるな危険」の記載がある洗剤は、使用時や詰め替え時に他の洗剤と混ざらないよう細心の注意を払ってください。
ラベリングをする際も、同じ太さのテープを同じ位置に貼るなど、とことん見た目にこだわるとおしゃれ度がアップします。

雑巾

雑巾は万能の掃除用品ですが、見える位置に干されているだけで、一気に生活感が出てしまう厄介者でもあります。特に、使って汚れが付いた雑巾は不潔な印象を与えてしまうので、目に付かない場所に置きたいものです。例えば、洗面台の横や、洗濯機と壁の間の隙間に雑巾用ハンガーを設置するなど、見えにくい位置に干しておくとよいでしょう。
とはいえ、雑巾を干すとなると完全に隠すことは難しいので、やはり気になってしまうという方もいるかと思います。そのような場合は、雑巾を使わずにトイレットペーパーや掃除シートなどを利用してみてはいかがでしょうか。トイレットペーパーや掃除シートであれば使用後にすぐ流すことができますし、干す手間もありません。念入りにゴシゴシと拭きたい場合は、カットした雑巾を使い捨てにするという手もあります。見た目や干す手間を考えて、雑巾を使用しない方法を考えることもおすすめします。

ストック用品

トイレには、トイレットペーパーや掃除シート、サニタリー用品など、ストックしておきたいものがたくさんあります。そんなストック用品の収納方法には、見えないように隠す方法と、あえて見せる方法があります。
ストック用品を隠したい場合は、バスケットや蓋付きのケースを購入して、トイレの棚に置くとよいでしょう。棚がないときは、おしゃれな袋を利用して壁に掛けたり、トイレットペーパースタンドやストッカーを使用したりする方法もおすすめです。
ストック用品をあえて見せる場合は、並べ方・置き方を意識することで、グッとおしゃれ感を出すことができます。お気に入りのペーパーナプキンでトイレットペーパーを包んで、インテリアとして置いてみてもよいでしょう。

トイレブラシ

トイレブラシは不潔な印象がありますが、ブラシ部分が見えないタイプを選ぶことで、おしゃれに見せることができます。ブラシ部分が見えるとどうしても生活感が出てしまいますし、見た目もよくありません。シンプルでスタイリッシュな収納ケースが付いていれば、来客時にも清潔な印象を与えることができます。また、使い捨てのブラシを使用すれば、ブラシ自体を収納する必要がなくなり、トイレ自体がすっきりと片付きます。トイレ掃除が終わったらそのままトイレに流すことができるため、衛生面でも優れています。

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トイレに収納場所を増やすアイデア

「収納棚が付いていない」「トイレ自体が狭くてものが置けない」という場合でも、DIYで手軽に収納場所を増やすことができます。100均アイテムを使って簡単に作る方法もあるので、DIYが初めてという方にもおすすめです。ここでは収納を増やすアイデアをご紹介していきます。

突っ張り棒で棚を作る

お手軽DIYの定番アイテム「突っ張り棒」は、トイレの収納を増やすのにも役立ちます。伸縮自在なので好きな場所に取り付けられ、簡単に棚を作れる点が魅力です。突っ張り棒はダイソーやセリアなどでも手に入るので、費用を安くしたいときに活躍します。
まず、100均で販売されている突っ張り棒は1本ずつになっているため、乗せたいものの重さに合わせて本数を決めていきましょう。比較的軽いものを乗せたい場合は、壁をうまく利用して1本で支えることもできます。また、本格的な棚として使用したい場合は突っ張り棒を2本使用して、突っ張り棒用の棚を取り付ける方法がおすすめです。棚を付けることでものが置きやすくなり、安定感も増します。
突っ張り棒用の棚も100均で販売されているので、セットで購入しても費用はそこまでかかりませんし、専用の棚ではなく、すのこやワイヤーで代用することも可能です。リメイクシートやお気に入りの布を使ってアレンジすれば、可愛くしたりスタイリッシュにしたりと印象も自由自在です。

ウォールシェルフを活用する

トイレが狭くて床にものが置けない場合は、ウォールシェルフの活用がおすすめです。好きな高さに棚が取り付けられるので、収納スペースがないトイレにも設置することができます。小棚程度のウォールシェルフなら、トイレットペーパー1~2個と、アロマボトルや小さな観葉植物を置くことができます。ウォールシェルフに置くもの次第ですが、しっかりと収納しつつも、おしゃれで個性的な空間を演出することが可能です。
「トイレ用品を隠して収納したい」という方は、扉付きのウォールシェルフを取り付けるとよいでしょう。掃除用具やサニタリー用品など、あまり人に見せたくないものを収納したいときに便利です。また、壁の穴が目立ちにくいウォールシェルフを選べば、賃貸に住んでいる方でも取り付けることができます。

たくさんものを入れたい方には収納ラックがおすすめ

トイレに収納したいものが多いという方には、収納ラックの活用がおすすめです。扉付きのものを選べば、見せたくないものをしっかりと隠すことができます。家族で住んでいる方や、来客の多い家でも、ものを一気に整理することができるので便利でしょう。ただ、収納ラックはトイレのスペースが比較的広い場合にのみ使える収納方法なので、スペースが狭い場合にはあまり向いていません。

見せる収納でスペースを空ける

トイレ用品をあえて見せる場合は「見せ方」がなによりも大切になってきます。ただ無造作に置いているだけではごちゃごちゃ感が出てしまうので、おしゃれですっきりとした印象になるように置き方を工夫しましょう。

サニタリー用品もおしゃれに見せよう

サニタリー用品は見えない場所に収納することが一般的ですが、収納方法は隠すだけではありません。置き場所に困るサニタリー用品も、おしゃれな箱やボックスなどに入れることで、見せる収納として活躍してくれます。
入れ物は、ラタンバスケットやペーパーボックスなど、インテリアに馴染みやすいシンプルなものを選ぶといいでしょう。100均で手に入るアイテムでも、一緒に置く小物によって高級感を出すこともできます。
一般的には見えないように奥にしまわれることが多いサニタリー用品ですが、見せる収納にすることで取り出しやすくなり、使い勝手が格段に変わります。また、サニタリー用品の種類ごとにボックスを分けると、さらに取り出しがしやすくなります。種類がわかりやすいように、ラベリングをするのもおすすめです。サニタリー用品を可愛く収納すれば、生理の日もきっとHappyな気持ちになれるはず。お気に入りの入れ物を見つけて、見せる収納を楽しみましょう。

吊す収納にはネットバッグが便利

トイレのストック用品の中でも、特にかさばりやすいのがトイレットペーパーです。トイレットペーパーのストックはなるべく多めに置いておきたいものですが、限られたスペースの中ですべてを収納するのはなかなか難しいでしょう。
そんなときは、ネットバッグを使って吊す収納をしてみましょう。ネットバッグは網目が大きいので、見せる収納としてとても活躍してくれます。壁にピンを刺して吊したり、突っ張り棒に掛けて使ったりと、活用方法もいろいろあります。トイレットペーパーをたくさん入れることができるため、家族が多いお宅でも重宝します。ネットバッグは100均でも購入することができますが、編み物が得意な方は手作りしてみるのもよいですね。

置き方を工夫すればストック用品もおしゃれになる

ストック用品を収納するときは、置き方や並べ方を工夫することで、簡単におしゃれ感を出すことができます。例えば、トイレットペーパーは置く場所の幅や高さに合わせてきっちりと並べると、見た目がとてもすっきりとします。よりぴったりと収めたい方は、トイレットペーパースタンドやストッカーを活用するのがおすすめです。
また、トイレットペーパーを置くときは、合わせて置く小物とのバランスを考えることも大切です。隣に小物を飾るときはトイレットペーパーの数を少なくするなど、全体的なバランスも意識しましょう。他にも、横向きに収納する場合はトイレットペーパーのロール部分にイラストや英字のスタンプを押して並べると、カフェのような雰囲気を出すことができます。このように置き方を少し工夫するだけで、トイレ収納をすっきりとおしゃれに見せることができるのです。

アイデア次第でもっと快適空間に

トイレに収納スペースがない場合でも、工夫次第でストック用品を収納することができます。ご紹介した収納アイデアをヒントに、トイレをおしゃれで快適な空間にしてみてください。

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