自慢の外観!庭の印象をつくる外構目隠しフェンスの施工例
自宅の庭に目隠しフェンスを設置することで、外からの視線を遮断しつつ、家や庭の外観をオシャレに見せることができます。そこで当記事では、目隠しフェンスの種類や選び方などについて分かりやすく解説します。実際の施工例も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
公開日 2020.07.05
更新日 2022.01.07
「ゆっくりくつろぎたくてリビングにいるのに、室内の様子が道路から見えてしまう」「庭で洗濯ものを干したり草取りをしたりする姿が、ご近所から丸見えになっている」といったお悩みを抱えている方が多いようです。
自宅の庭に適度な目隠しフェンスが設置されていれば、庭や家の中にいる時に周囲からの視線を感じることがなく、家族のプライバシーをしっかりと保護できます。
当記事では、外構目隠しフェンスの種類や特徴、目的に合わせた選び方を実際の施工例とともにご紹介します。新築やリフォームの際の参考にしてみてください。
自宅の庭に適度な目隠しフェンスが設置されていれば、庭や家の中にいる時に周囲からの視線を感じることがなく、家族のプライバシーをしっかりと保護できます。
当記事では、外構目隠しフェンスの種類や特徴、目的に合わせた選び方を実際の施工例とともにご紹介します。新築やリフォームの際の参考にしてみてください。
庭や家の印象アップ!外構用目隠しフェンスの種類をチェック
自宅の庭に外構用目隠しフェンスを設置することで、外からの視線を遮るだけでなく、家や庭の印象もオシャレになります。
目隠しフェンスには、主に樹脂製・アルミ製・木製の3種類があります。まずは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
目隠しフェンスには、主に樹脂製・アルミ製・木製の3種類があります。まずは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
メンテナンスが簡単!樹脂製のフェンス
via www.niimien.com
樹脂製の目隠しフェンスには、木目調をはじめとする多様な色やデザインのものがあります。樹脂素材のため水に強く、長期間経過したあとも腐食や色落ちの心配がありません。耐久性に優れるうえ、ペンキの塗り直しなどのメンテナンスも不要と、多くのメリットがあります。
一方で、木製フェンスと比べて値段が高く、天然木の自然な雰囲気が出ない点などがデメリットとして挙げられます。また、気温によって伸縮するため、施工方法に注意が必要な点もネックといえます。
一方で、木製フェンスと比べて値段が高く、天然木の自然な雰囲気が出ない点などがデメリットとして挙げられます。また、気温によって伸縮するため、施工方法に注意が必要な点もネックといえます。
耐久性抜群!アルミ製の目隠しフェンス
アルミ製の目隠しフェンスの特徴は、軽くて耐久性に優れている点が挙げられます。雨風に強く、長期間の使用に耐えられます。金属製で強度が高いことから、フェンスの厚みを抑えられる点もメリットです。機能的でシンプルなデザインからスタイリッシュなデザインまでさまざまな種類があり、デザインによって価格も異なります。
一方で、衝撃に弱くへこみや傷ができやすいことや、デザインが直線的になりがちな点がデメリットです。
一方で、衝撃に弱くへこみや傷ができやすいことや、デザインが直線的になりがちな点がデメリットです。
ナチュラルにこだわるならコレ!木製の目隠しフェンス
天然木を使用した目隠しフェンスは、ナチュラルで温かみのある素材感が魅力です。木の種類によって風合いや耐久性が異なるため、素材を選ぶ楽しみもあるでしょう。また、木材は自由に加工できることから、自分好みのデザインのフェンスが造れます。比較的安価で設置できるという点も嬉しいポイントです。
木製の目隠しフェンスのデメリットは、劣化しやすいことです。材質が腐食しやすく色落ちするため、防腐剤やペンキを購入して塗る必要があり、メンテナンスの費用や手間がかかります。また、シロアリなどによる虫食い対策も欠かせません。
木製の目隠しフェンスのデメリットは、劣化しやすいことです。材質が腐食しやすく色落ちするため、防腐剤やペンキを購入して塗る必要があり、メンテナンスの費用や手間がかかります。また、シロアリなどによる虫食い対策も欠かせません。
失敗しない目隠しフェンスの選び方
自宅に適した目隠しフェンスは、設置する目的によって変わってきます。まずは設置する目的をはっきりと決めてから、それに見合ったデザインや高さ、素材などを選ぶことが肝心です。ここからは、目隠しフェンスの上手な選び方について詳しく解説していきます。
目的を考える
via www.ex-shop.net
最初に、目隠しフェンスを設置する目的について考えましょう。フェンスの設置目的は主に、外部からの視線を遮るためと、自宅の庭と近隣の土地の境界を区切るための2つに分けられます。
通行人が多い道路に面した場所では、歩行者の視線を遮ることを目的とした目隠しフェンスを設置します。ただし、庭全体を高いフェンスで囲む場合、設置に高額の費用がかかります。フェンスによっては風通しや日当たりが悪くなることもあるため要注意です。
敷地の境界だけをはっきりさせたい場所には、高額なフェンスではなく、目隠し性能のない低コストのフェンスの設置を設置します。目隠しをしたい範囲と、どこからの視線を防ぎたいのかさえ決めておけば、比較的自由に選べるでしょう。
通行人が多い道路に面した場所では、歩行者の視線を遮ることを目的とした目隠しフェンスを設置します。ただし、庭全体を高いフェンスで囲む場合、設置に高額の費用がかかります。フェンスによっては風通しや日当たりが悪くなることもあるため要注意です。
敷地の境界だけをはっきりさせたい場所には、高額なフェンスではなく、目隠し性能のない低コストのフェンスの設置を設置します。目隠しをしたい範囲と、どこからの視線を防ぎたいのかさえ決めておけば、比較的自由に選べるでしょう。
高さを決める
目隠しフェンスを設置するうえでは、フェンスの高さも重要なポイントになります。
例えば、リビングにいる時に道路からの視線が気になる場合には、道路に立っている人の目線の位置を基準にして、高さを決めます。一般的に、大人の男性の目線の高さは約160cmであるため、基本的には道路側の高さが180~200cm程度あれば目隠しが可能です。
例えば、リビングにいる時に道路からの視線が気になる場合には、道路に立っている人の目線の位置を基準にして、高さを決めます。一般的に、大人の男性の目線の高さは約160cmであるため、基本的には道路側の高さが180~200cm程度あれば目隠しが可能です。
室内は地面よりも約50cm高く、リビングに立っている時には目線が地面から約210cmになります。仮にバルコニーにいる場合は、リビングにいる時よりも少し低い目線になるでしょう。室内やバルコニーで座っている時には、目線が地面から170cm程度の高さになるため、180cmのフェンスでも目隠しが機能します。
立っている時でも周りの視線が気にならないようにしたい場合、フェンスを高めにする必要があるかもしれません。リビングから道路までの距離が長い場合には、逆にフェンスは低めでもよいでしょう。目隠しをしたい状況や、家から道路までの距離に応じて、フェンスの高さを検討してみましょう。
なお、単純に高いフェンスを設置すると目隠し効果は上がりますが、高さによっては外観に圧迫感が生まれたり、室内から閉塞感を覚えたりする場合があります。また、日当たりが悪くなる恐れもあるので、毎日の暮らしへの影響も考慮しつつ選ぶことが大切です。
立っている時でも周りの視線が気にならないようにしたい場合、フェンスを高めにする必要があるかもしれません。リビングから道路までの距離が長い場合には、逆にフェンスは低めでもよいでしょう。目隠しをしたい状況や、家から道路までの距離に応じて、フェンスの高さを検討してみましょう。
なお、単純に高いフェンスを設置すると目隠し効果は上がりますが、高さによっては外観に圧迫感が生まれたり、室内から閉塞感を覚えたりする場合があります。また、日当たりが悪くなる恐れもあるので、毎日の暮らしへの影響も考慮しつつ選ぶことが大切です。
素材やデザインを決める
素材やデザインを決める際は、設置予定の場所に見合ったものを選びます。
目隠しフェンスのデザインには主に、正面よりも斜め方向からの目隠し効果が高い「縦格子」と、全体的に格子幅が広く目隠し効果に優れた「横格子」、目隠し効果と通風性を兼ね備えた「ルーバータイプ」などがあります。これらと先述の素材を組み合わせ、隠したい空間からの視点と道路からの視点の両方を意識しつつ、目的や家の外観、庭の雰囲気なども含めて総合的に判断するのがポイントです。
目隠しフェンスのデザインには主に、正面よりも斜め方向からの目隠し効果が高い「縦格子」と、全体的に格子幅が広く目隠し効果に優れた「横格子」、目隠し効果と通風性を兼ね備えた「ルーバータイプ」などがあります。これらと先述の素材を組み合わせ、隠したい空間からの視点と道路からの視点の両方を意識しつつ、目的や家の外観、庭の雰囲気なども含めて総合的に判断するのがポイントです。
例えば、圧迫感が気になる場合は木製または樹脂製のライトカラーの縦格子、耐久性や目隠し効果を重視するのであればアルミ製の横格子といった具合に、個々の特徴を押さえながら選ぶとよいでしょう。最近では、家の外観や庭に馴染みやすいオシャレな目隠しフェンスも増えてきており、ニーズに合わせて豊富な選択肢から選べるはずです。
注意点としては、採光性・通風性もきちんと考慮しておくことが挙げられます。暮らしに影響する恐れがあることは先述しましたが、それは何も自宅に限った話ではありません。
隣家との境目に目隠しフェンスを設置した場合、隣家への日当たりや風通しが悪くなったり、圧迫感が生じたりして後々トラブルに発展する可能性があります。そうした事態にならないよう、事前に十分な検討を重ね、近隣住民に不快感を与えないものを選びましょう。
注意点としては、採光性・通風性もきちんと考慮しておくことが挙げられます。暮らしに影響する恐れがあることは先述しましたが、それは何も自宅に限った話ではありません。
隣家との境目に目隠しフェンスを設置した場合、隣家への日当たりや風通しが悪くなったり、圧迫感が生じたりして後々トラブルに発展する可能性があります。そうした事態にならないよう、事前に十分な検討を重ね、近隣住民に不快感を与えないものを選びましょう。
真似したい!オシャレな目隠しフェンスの施工例
ここからは、実際の目隠しフェンスの施工例をすべてRoom Clipからご紹介します。目隠しフェンスのデザインや最適な設置場所、それにより期待できる目隠し効果など、オシャレな庭造りの参考にしてください。
グリーンが映える!圧迫感を感じさせない目隠しフェンス
via roomclip.jp
こちらは道路からリビングの室内が見えないように設置された、xigyanさん宅のウッドフェンスです。
ナチュラルな木製フェンスに明るいサンドベージュのカラーを選択しているため、高さがありながらも圧迫感の少ない仕上がりです。ウッドフェンスの横格子の隙間から太陽光が入るので、明るさも十分保たれています。
フェンスの手前には庭木が植えられ、その緑でより目隠し効果が期待できます。ウッドフェンスのベージュに鮮やかな緑が映え、ナチュラルな色合いで道路側からの視線を優しく遮ってくれます。
ナチュラルな木製フェンスに明るいサンドベージュのカラーを選択しているため、高さがありながらも圧迫感の少ない仕上がりです。ウッドフェンスの横格子の隙間から太陽光が入るので、明るさも十分保たれています。
フェンスの手前には庭木が植えられ、その緑でより目隠し効果が期待できます。ウッドフェンスのベージュに鮮やかな緑が映え、ナチュラルな色合いで道路側からの視線を優しく遮ってくれます。
アレンジ自由自在!自分で設置できる目隠しフェンス
via roomclip.jp
daimさんの施工事例では、1セットごとに設置できるアレンジしやすい目隠しフェンスが使われています。
道路からの視線を遮るように、適度な隙間を空けて設置すると圧迫感も生まれません。目隠しフェンスはシンプルなボーダータイプのデザインなので、花いっぱいのプランターを掛けて華やかさを演出できます。プランターは通行人の視線を庭や室内から逸らしてくれる効果もあります。
自分で設置可能な目隠しフェンスなので、庭の規模に合わせてコスト調整も可能。庭に効果的に配置することで、効率よくオシャレな目隠しが実現できます。
道路からの視線を遮るように、適度な隙間を空けて設置すると圧迫感も生まれません。目隠しフェンスはシンプルなボーダータイプのデザインなので、花いっぱいのプランターを掛けて華やかさを演出できます。プランターは通行人の視線を庭や室内から逸らしてくれる効果もあります。
自分で設置可能な目隠しフェンスなので、庭の規模に合わせてコスト調整も可能。庭に効果的に配置することで、効率よくオシャレな目隠しが実現できます。
世界にたった1つ!DIYの魅力が満載の目隠しフェンス
via roomclip.jp
ビンテージ感満載の目隠しフェンスは、NAOMIさんの投稿からピックアップしたもの。アメリカンビンテージな自宅を、おしゃれなフェンスがさらにランクアップさせています。庭を囲むカントリー風の木製フェンスは、メンテナンスで防腐剤やペンキを塗ることさえ楽しくなる魅力的な佇まい。フェンスの一角に開いた小窓には、アメリカを感じさせる瓶を並べ、あえて生活感を出す工夫も施されています。
作り込んだビンテージ感や来客時に便利な小窓など、DIYならではの魅力が詰まった目隠しフェンスといえます。
作り込んだビンテージ感や来客時に便利な小窓など、DIYならではの魅力が詰まった目隠しフェンスといえます。
プライベート空間が充実!ルーバーラティスの目隠しフェンス
via roomclip.jp
リビングとつながるウッドデッキを家族の憩いの場所として使う際は、shioさんの事例のようにしっかりした目隠しフェンスがオススメです。
周りの目が気にならないように、リビング周りはほかの場所よりも高さがあり、目隠し効果の高いルーバーラティスを選択。ダークカラーのウッドデッキに合わせて濃いブラウンのルーバーラティスを選んでいるため、庭全体に統一感があり、濃い色でも圧迫感がありません。自然な風合いの木目調ルーバーラティスは、庭の芝生や植木の緑色にもよくマッチして、オシャレな庭を演出してくれます。
周りの目が気にならないように、リビング周りはほかの場所よりも高さがあり、目隠し効果の高いルーバーラティスを選択。ダークカラーのウッドデッキに合わせて濃いブラウンのルーバーラティスを選んでいるため、庭全体に統一感があり、濃い色でも圧迫感がありません。自然な風合いの木目調ルーバーラティスは、庭の芝生や植木の緑色にもよくマッチして、オシャレな庭を演出してくれます。
アンティークとの相性抜群!空間作りを楽しむ目隠しフェンス
via roomclip.jp
mai.tameさん宅では、リビングの窓から見える空間に、庭に調和するアイボリーカラーのウッドフェンスを設置しています。自然で優しい色のフェンスは、庭の鮮やかな緑やレトロなアンティークの品々によく似合います。横格子のウッドフェンスには、ガーデニング用品やプランターを掛けることも可能。バランスよく収納し、好きなプランターをフェンスに掛けて、より趣のある雰囲気が出せるでしょう。
時間が経つほど味わいが増す、アンティークな庭にぴったりの目隠しフェンスです。
目隠しフェンスを選ぶ際は、素材やデザインだけでなく高さや採光性、通風性など考慮すべき点が多く、最初のうちは戸惑われることでしょう。そのような時は、プロのリフォーム業者に相談してみるのも1つの手です。高さの目安や選び方のコツなど、プロの目線からアドバイスをもらえるかもしれません。
時間が経つほど味わいが増す、アンティークな庭にぴったりの目隠しフェンスです。
目隠しフェンスを選ぶ際は、素材やデザインだけでなく高さや採光性、通風性など考慮すべき点が多く、最初のうちは戸惑われることでしょう。そのような時は、プロのリフォーム業者に相談してみるのも1つの手です。高さの目安や選び方のコツなど、プロの目線からアドバイスをもらえるかもしれません。
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