カマンベールチーズ簡単レシピ! ワインにも合う、華やかパーティーアレンジ4選

バーやバルのメニューにはあるチーズ料理。肉や野菜、お酒とも相性のいいチーズは、誰もが好きな食品です。今回はそんなチーズ、特にカマンベールチーズを使ってパーティーにも最適なとっておき料理に挑戦します。

2022.01.07

CASE.02 ヤミツキ確実、ベーカマ!

材料と道具

■カマンベールチーズ1個
■薄切りベーコン(長めのもの)4枚
■黒コショウ適量
■スキレット(フライパンでも可)

作り方

STEP.01 カマンベールチーズをベーコンで包み、加熱する

二品目は手間いらずの簡単料理。先ほど同様カマンベールチーズを丸ごと用意し、ベーコンで隙間なく包み込みます。
今回は長めのベーコンを4枚使用しましたが、チーズの大きさに合わせてサイズや枚数を調整してください。
包み終えたら、油をひきよく熱したスキレットにのせて焼いていきます。焼いている間は形が崩れないよう、触りすぎないのが失敗しないためのコツ。焼き目が付いたらひっくり返し、両面を香ばしく焼き上げます。

STEP.02 火が通ったら出来上がり

ベーコン全体に焼き目が付いて、チーズの香りがしてきたら火を止め、黒コショウをかけて出来上がり!
スキレットのままテーブルに置いてみても◎。ナイフで切り込みを入れると中からとろっとしたチーズが溢れ出て食欲をそそります。もちろんお酒との相性も抜群なので、ビールやワインのお供に出せば、盛り上がること間違いなしな一品です!

CASE.03 おつまみに!ワインに合うノルマン風リンゴとカマンベールチーズのタルティーヌ

材料と道具

■カマンベールチーズ1/2個
■リンゴ1個
■ベーコン80g
■ジャガイモ1個
■バゲット4~5切れ
■バター20g
■酢大さじ2
■塩・コショウ適量
■包丁
■まな板
■スキレット
■オーブン

作り方

STEP.01 食材をそれぞれカットする

カマンベールチーズを使ったレシピ3品目はタルティーヌ。スライスしたバゲットの上に好きな食材をのせたフランス式のオープンサンドイッチです。バゲットにのせやすいように食材を細かくカットします。
リンゴとジャガイモは皮を剥いて1cmくらいの賽の目状に切ります。ベーコンも同じように切るので、厚めのスライスベーコンかブロック状のものを用意しましょう。
カマンベールチーズはおおよそ半分使用します。これもバゲットの上にのせるので食べやすい大きさに切り分けておきます。

STEP.02 スキレットで火を通す

具材を切り終えたら続いてスキレットで加熱します。まずは火の通りにくいジャガイモから。
熱したスキレットにバターをひき、ジャガイモを入れて炒めるようにして火を通します。半ナマくらいのタイミングでリンゴを投入。リンゴは少し食感を残すため、加熱しすぎないように注意です。
火が通ったら一度器に移し、油をひかずにベーコンを炒めます。表面に焼き目が付くまで加熱したら火を止め、先ほどのジャガイモとリンゴを入れます。
弱火で軽く熱しながら、お酢を加えてよくなじませます。

STEP.03 チーズをのせ、オーブンへ

ここまでくれば完成まではもう少し!オーブンは予熱しておきます。アルミホイルにバゲットを並べ、具材を盛り付けます。ここに切っておいたチーズをのせておきます。
カマンベールチーズは柔らかいですし、オーブンで加熱することでさらに溶け出します。チーズは少し小さめに切っておくか、数を減らせば見た目もキレイに仕上がりますよ。

STEP.04 完成

加熱すること5分。焼きあがったタルティーヌを盛り付け、最後に塩・コショウを振りかければ、出来上がり!
表面に焼き目がつくことで外はカリカリと香ばしく、中はとろりと濃厚なカマンベールチーズに大変身しました。ホクホクとしたジャガイモと歯ごたえのあるリンゴの甘さに旨味の詰まったベーコンがベストマッチ! 色んな食感も味のバリエーションも楽しい一品です。

CASE.04 パーティーメニューにも!濃厚チーズのクリームパスタ

「クラシル」で紹介されている、濃厚な味わいを活かしたチーズクリームのパスタです。チーズに生クリームを合わせることで、さらにミルキーなコクが生まれ、誰にでも好まれる味わいになります。おもてなしや、お酒のおつまみにも最適です。

材料と道具

■スパゲティ 160g
■お湯 (茹で用) 2000ml
■塩 (茹で用) 小さじ4
■カマンベールチーズ 60g
■生クリーム 大さじ1
■茹で汁 60ml
■塩少々
■有塩バター 大さじ1
■パルメザンチーズ 大さじ1
■パセリ (乾燥) 適量
■包丁
■まな板
■鍋
■フライパン

作り方

STEP.01 チーズをカットする

チーズは1cm角のサイコロ状に切っておきます。

STEP.02 パスタを茹でる

鍋でお湯を沸かし、沸騰したらパスタと塩を入れ、袋に記載されている茹で時間より1分早く火を止めます。茹で汁は少し残しておきましょう。

STEP.03 フライパンで混ぜる

フライパンを中火にかけてバターを温めたら、茹でたパスタ、チーズ、生クリーム、茹で汁を入れて絡め、塩で味のバランスを取ります。お皿に移してパセリとパルメザンチーズを振りかけたら完成です。

フライパンを使うだけの簡単レシピ、焼きカマンベール

カマンベールチーズはそのまま食べても美味しいのですが、フライパンで焼くとさらにチーズの味が濃厚になり、カリッとした表面とトロっとした中身の2つの食感が楽しめます。そこにハチミツをかけると、チーズの塩味とハチミツの甘さの相乗効果で、さらに美味しさが引き立つのです。

材料と道具

■カマンベールチーズ 1個
■オリーブ油 適量
■ハチミツ 適量
■フライパン

作り方

STEP.01 チーズを焼く

フライパンに油をひいて、強火でチーズを焼きます。焦げ目が付いたらひっくり返し、フライ返しで軽くつぶして水分を飛ばすします。これを何回か繰り返し、両面がカリカリの状態になったらOKです。

STEP.02 ハチミツをかける

一口サイズにカットしてお皿に盛り、そこにハチミツをかけたら出来上がり。grapeで紹介されていたレシピです。

ミニトマトを使ったアヒージョ

チーズと相性のいい食材にトマトがありますが、カマンベールチーズを使ったレシピで人気急上昇中なのが、ミニトマトを使ったアツアツのアヒージョです。トマトの酸味とニンニクの風味がカマンベールチーズと混ざり合い、ワインのお供に最適な一品になります。カリっと焼いたパンと合わせて楽しんでください。

材料と道具

■カマンベールチーズ 1箱
■ミニトマト 12個
■おろしニンニク 小さじ1/2
■オリーブオイル 100ml
■顆粒コンソメ 小さじ1
■ハーブソルト・コショウ 少々
■爪楊枝
■グラタン皿
■食パン 1枚

作り方

STEP.01 ミニトマトの下処理

ミニトマトはヘタを取り、爪楊枝で穴を開けておきます。

STEP.02 レンジで加熱する

グラタン皿にニンニク、オリーブオイル、コンソメを入れてよく混ぜ、レンジで加熱(600Wで90秒ほど)します。

STEP.03 トースターで加熱する

一旦取り出し、一口サイズにカットしたカマンベールチーズを中央に置き、その周囲にミニトマトを並べ、トースターで7分程度加熱。表面に焼き色が付いたらコショウや、お好みでバジルやハーブソルトなどを振りかけます。オーブントースターで、縦に4等分した食パンをカリカリに焼いて添えてもOK!クックパッドで紹介されていた、春菜食堂ϋ♡さんのレシピです。

カマンベールチーズにオススメのワイン

チーズに合わせたいお酒といえばワイン。その中でもカマンベールチーズと相性のいいものを、いくつかご紹介します。
まずは白ワイン。カマンベールチーズの発祥はノルマンディ地方ですが、この地域の特産物として、ぶどうと並んで有名なのがリンゴです。この特産のリンゴから作られるシードルというお酒はカマンベールと相性抜群…ということは、リンゴ風味の白ワインも相性抜群ということですよね。中でも「シュナンブラン」というぶどうを使ったワインは、適度な酸味と爽やかさ、華やかな香りがあり、カマンベールチーズの美味しさを引き立ててくれます。
樽で熟成させて醸造するシャルドネも、まろやかな酸味や樽から得たバニラの香りが、クリーミーなカマンベールチーズと相性抜群です。ただし、樽の風味が強すぎると、コーヒーのような香りとなって苦味が残るので注意してください。
細かな泡が特徴のシャンパーニュも、その泡がチーズの旨みを深めてくれます。トーストの香りがあるタイプなら、先ほどご紹介した焼きカマンベールとも相性抜群です。

【豆知識】カマンベールチーズの名前の由来

カマンベールチーズの名前の由来は、フランス北西部、ノルマンディ地方にあるカマンベール(Camembert)村にあります。「カマンベール・ド・ノルマンディ」と名付けられるカマンベールチーズは、カマンベール周辺地域で作られたチーズのうち、規定を満たしたものに限られます。

カマンベール村は、チーズの名前になったことで国際的に知られるようになり、今では多くの観光客が訪れます。そんなカマンベール村ですが、人口200人程度という、実はとても小さなコミュニティです。
カマンベールチーズの名前の由来として有力なのは、フランス革命が起きた18世紀に、農婦をしていたマリー・アレルという女性が、逃げてきた司祭を助けたことから始まるエピソードです。マリーはもともと白カビのチーズを作っていましたが、司祭から同じタイプの「ブリー」というチーズの製法を教わり、それを改良してさらに美味しいチーズを作りました。これが、カマンベールチーズだったというわけですね。
後にこのチーズは、時の皇帝「ナポレオン3世」の元にも届き、大いに気に入られました。その後、1850年にノルマンディとパリとの間に鉄道が開通すると、チーズはパリに大量に運び込まれることになり大流行。一躍有名になったといわれています。
今でもカマンベール村の近くには、マリーが住んでいたといわれる家屋が残されており、カマンベール資料館も併設されています。資料館ではカマンベールチーズの製法や歴史を学べるため、夏休みになると多くの家族連れが訪れ、楽しくカマンベールの試食をしている姿が見られます。
ただし、名前の由来には諸説あり、カマンベールチーズはそれより前から存在していた、マリーがカマンベール村に住んだことはない、などの説もあります。
いずれにしてもカマンベールチーズは世界中で愛され、また多くの人々がその製法を真似てチーズを作ってきました。その結果、カマンベールは「世界でもっともコピーされたチーズ」ともいわれています。しかし、真のカマンベールチーズは「カマンベール・ド・ノルマンディ」だけ。規定を満たしたノルマンディ地方の白カビチーズだけが、この名で呼ばれる権利を有するのです。パーティーの話のタネに、ちょっとした豆知識として披露してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した4品はすべて同じカマンベールチーズを使用していますが、どれも個性的で見た目にも華やかなものばかり。肉、野菜、穀物というようにどんな食材とでも相性のいいカマンベールチーズならではのレシピです。もちろん、お酒との相性もバッチリ! 今度の休日は、友人や家族とチーズパーティー、なんて洒落込んでみてはいかがでしょうか?
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DIYer(s)

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