ナイフを暮らしに寄り添うものに~ Nice knife life. vol.11~

これまで10回にわたりお送りしてきた「ナイフのある素敵な生活の提案~Nice knife life~」。最終回は、ナイフを再び暮らしに寄り添うものにすべく、これまで紹介してきたナイフの楽しみ方、扱い方について振り返ってみました。

公開日 2017.12.25

更新日 2017.12.25

ナイフを暮らしに寄り添うものに~ Nice knife life. vol.11~

私たちFEDECAは、これまで「削るは楽しい」「暮らしにひと手間」をコンセプトに、暮らしに寄り添うナイフ製品の提案をしてきました。そしてこの連載の中で、ナイフのある素敵な生活”Nice knife
life”を提案すべく、生活の道具をナイフで削って作ってみたり、ナイフの活用法、メンテナンスの方法をご紹介してきました。最終回の今回は、総集編として今まで提案してきたことをまとめてみたいと思います。

削るDIYの提案

私たちが2016年4月に販売を開始した「It's my knife craft」。木を削るために開発したナイフでまず提案したこと。それは「削るDIY」です。
木を削って生活の道具を作ったり、今ある道具を自分の手に馴染むように作り替えること。
自分の手で、自分の手に馴染むように形作った道具はおのずと愛着の湧く存在になります。
ナイフに加え、彫刻刀を使えるようになると、木を掘ることができるようになります。
小学校の図工の授業で誰もが使ったことがある彫刻刀。昔を思い起こしながら木杓子づくりに挑戦してみるのもいいものです。
カッティングボードも作ってみました。
連載の中ではバンドソーを使用していますが、木の板をノコギリで外形を大まかに切断し、ナイフで持ち手やボードの角の部分を削り落とし形を整えれば、オリジナリティあふれる実用的なカッティングボードを作ることができます。
オリジナルナイフの手作りキット「It's my knife」。木製ハンドルを自分好みの形に削り、同梱の刃をネジ留めすると、世界に1つの「自分仕様」のナイフができあがる。工程は単純ですが、自分の手で、自分の手に馴染むように形作ったナイフはおのずと愛着の湧く存在になります。

料理を目的に開発した『It's my knife folding style 初級編』の作り方を詳細に解説しました。
携帯性に優れているので、アウトドアでの調理シーンに重宝するナイフです。
作ったナイフの持ち手は、木製品用のオイルで仕上げたり、ペンキやニスを塗ったり、ステインで着色したりと色々とアレンジを楽しむことができます。
アレンジの一例として、抗菌性を高め深い色味に仕上げることができる、木の表面を焼く「BURNT WOOD FINISH」を提案しました。

ナイフを使って楽しむ

ナイフは削るだけでなく、料理やクラフト作業に大変重宝する道具です。
そんなことを知ってもらいたくて、削って作った道具やナイフを使ってキャンプ料理を楽しんでみました!
また、クラフトナイフ「It's my knife craft」の薄刃で鋭角な刃付けは、木を削るだけでなく、革の裁断にも重宝します。せっかくなら革でナイフシースを作って、更にナイフに愛着感じていただければ嬉しい限りです。

ナイフのメンテナンス

使うたびに摩耗するナイフ。使用中に、刃の裏表5回くらい研磨剤を塗った革で撫でてあげる。そんなちょっとしたひと手間で切れ味を持続させることができます。
それでも切れ味が戻らなければ、研ぎ頃です。
刃研ぎと聞くと、ハードルが高いと思われるかもしれませんが、はじめての方でも挑戦していただけるよう、写真・動画を使って研ぎ方を詳しく解説しました。研ぎ方は包丁も同じなので、ナイフを持っていない方も是非、ご参考にしてみてください。
鉄のモノはナイフに限らず、水分を除去せずほったらかしていたら錆びてさせてしまうことがあります。ご家庭にある材料を使って、赤錆を除去する方法、黒錆びを施して赤錆を予防する方法をご紹介しました。

暮らしに寄り添うナイフ

本来ナイフは木を切り、削り、道具をつくり、あるいは食材を切るなどして快適な生活を支えてきた、人の暮らしの相棒のような存在。

シンプルなつくりゆえ、ほかの刃物に比べて格段に用途が広く、アイデア次第でいかようにも活用できる。まさに創意工夫の象徴のような道具です。

しかし、いつしか凶悪な犯罪に用いられるなどネガティブな側面が強調され、
ナイフを遠ざける風潮が強くなってしまっています。

たしかに使い方を誤れば、刃物は危険なものになります。
そして、子どもに触らせたくないという親心も理解できます。

私たちが繰り返し訴えていることですが、
だからといって遠ざけるのではなく、怪我をしたり、切ったりして、痛みを知りながら、身をもって正しい使い方を学んでいく。それが、刃物との上手な付き合い方だと思います。

「ナイフをふたたび暮らしに寄り添うものに」

私たちは来年も、引き続き新商品のリリースやワークショップなどのイベントなどを通じ、ナイフに親しんでいただく活動をして参ります。

それでは皆様、来年も
Have a knife day !!

FEDECA

WRITTEN BY

FEDECA

Japan

明治28年創業、播州三木の老舗金物メーカーが手がける刃物ブランド。 アウトドア、キャンプ、DIY、ステーショナリー、クッキングを軸としたライフスタイルを彩る新しい刃物製品を提案。 ハンドルを削って作る自作ナイフキットIt's my knifeシリーズ、ダマスカス鋼の高級ステーショナリーナイフNagel knifeシリーズを展開中。

FACEBOOK

広告掲載