自作ギアで楽しむアウトドアクッキング! ~ Nice knife life. vol.6 ~

ナイフ、カッティングボード、木杓子。これまでの連載で紹介してきた自作ギアを使って、寒い冬にぴったりのシチューを作ってみました。

公開日 2017.11.17

更新日 2017.11.18

自作ギアで楽しむアウトドアクッキング! ~ Nice knife life. vol.6 ~

フォールディングナイフ、ヴィンテージカッティングボードに木杓子。
せっかくなら長く大切に使える、実用性の高いものがいい。
そんな思いで作り方を紹介してきた自作ギアたち。
作ったものは使ってなんぼ。
これらを使って、寒い冬にぴったりのシチューを作ってみました。

参考記事

食材をカットする

今回用意したのはジャガイモ、たまねぎ、えのき、マイタケ、鶏もも肉。
自作したフォールディングナイフとカッティングボードを使って食材をカットしていきます。
包丁のような感覚で、サクサクと食材がカットできるよう、このフォールディングナイフには工夫が施されています。
刃と持ち手が一直線である一般的なナイフと異なり、このように刃に対して持ち手が高い位置に来るように設計されており、包丁のような感覚で材料をカットすることができます。

でも包丁と違い、折りたたんで収納でき携帯性に優れているのが、このナイフのいいところ。
カッティングボードに使用した栗の木は、固く丈夫な木ですが、刃へのあたりはやわらかく、ナイフの刃先を痛めにくい、とても優れた素材です。
また、木目の力強さも栗の特徴。アウトドアクッキングのシーンに映えるカッティングボードです。

炒めて煮込む

続いて、鉄なべと自作した木杓子を使って食材を炒めていきます。
まずは鶏肉をオリーブオイル、塩、ブラックペッパーで炒めていきます。
スパチュラのように使えるのもこの木杓子の便利なところ。
続いてその他の具材を入れ、全てに火が通ったら水を加えます。
木杓子でアクを取っていきます。
沸騰したらルーを投入!
シチューが完成しました。
食材を炒め、アクを取り、そしてお皿へ盛るところまで、この「木杓子」一本で完結します。

バゲットもサクサク切れます。

続いて、ナイフとカッティングボードでバゲットをカットしていきます。
炭の余熱を利用して、カットしたバゲットを焼いていきます。

完成!

完成です。
カッティングボードに焼いたバゲットを、シチューにクレソンとタイムを添え、記念写真を一枚。
最後は皆で美味しく頂きました!

Have a Knife day ! 刃物のある暮らしの提案。

刃物を使って道具を作る。
その道具を使って生活をする。
古来より刃物は人間の生活の中で欠くことのできない存在です。

しかし、最近では便利で安全な道具にとってかわられ、
私たちの生活で刃物を使用する機会が大きく減少してしまいました。

使い方を誤れば、刃物は危険なものになります。
だからといって遠ざけるのではなく、怪我をしたり、切ったりして、痛みを知りながら、身をもって正しい使い方を学んでいく。それが、刃物との上手な付き合い方ではないでしょうか。

もう一度、刃物を使って「切ること」「削ること」といったモノづくりの基本となる動作の大切さを見直し、多くの人に、刃物で物を作ることの楽しみや喜びを感じていただきたい。
そして、刃物を身近に親しんでいただきたい。

私たち刃物ブランド『FEDECA』は、刃物のある素敵な暮らし" Nice knife life.” を皆様に提案して参ります。

クラウドファンディングに挑戦中!! ご支援よろしくお願いします。

『FEDECA』 は、ただいまクラウドファンディング「Makuake」に挑戦中です。

今回使用したフォールディングナイフはMakuakeにて販売中のIt's my knife folding ビルマチークモデル。
また、限定セットに入っている製作用クラフトナイフを使って、木杓子やカッティングボードを削っていきました。
是非、ご支援よろしくお願いします。

Have a knife day !

FEDECA

WRITTEN BY

FEDECA

Japan

明治28年創業、播州三木の老舗金物メーカーが手がける刃物ブランド。 アウトドア、キャンプ、DIY、ステーショナリー、クッキングを軸としたライフスタイルを彩る新しい刃物製品を提案。 ハンドルを削って作る自作ナイフキットIt's my knifeシリーズ、ダマスカス鋼の高級ステーショナリーナイフNagel knifeシリーズを展開中。