知らなきゃ損!台湾の隠れたソウルフード「胡椒餅」を再現DIY!

台湾の夜市や街角でよく見かける代表的なB級グルメ胡椒餅。外はカリカリとしていて中はジューシーな食感が楽しめ、中には胡椒がたっぷり入ったちょっとピリ辛の焼き肉まん的な食べ物。この味がもう一度食べたくて、自分たちでDIYしてみました!台湾の地元民から愛されてやまない胡椒餅をご家庭でも楽しめますよ!

2022.01.11

台湾取材に向かったDIYer(s)編集部が現地に着いて1日目。DIYカフェで食べたピザでお腹いっぱいになって眠気MAXな昼下がり、次の場所へ向かっているバスの車中で現地ガイドさんから「みなさんに食べていただきたい、行列のできる大人気の台湾フードがあります!」と突然の提案。

「お腹いっぱいなんだよなぁ」と思いつつも、その熱意に圧倒されるまま向かった先が台北市内のどこかよく分からない街角。
実はこのお店の「胡椒餅」、台湾でも美味しいと有名な人気店!平日ということもあって行列こそできていなかったものの周囲には人だかりが。
ここで、そもそも胡椒餅とは何かをご紹介。

胡椒餅(中国語読みではフーチャオピン)とは、胡椒などのスパイスがたっぷり入ったひき肉を生地に乗せのせて、その上に小口切りにしたネギをたっぷり包んで高温の焼き釜で焼いた肉まんのような台北の隠れたB級グルメです。
具材はこの2つだけ!スパイスが入ったひき肉とたっぷりのネギだけというシンプルなものです。
きっと作り手の方は身体で分量を覚えているのでしょうが、素人から見ると割とざっくり生地をちぎって、それを広げる作業を繰り返していきます。お気づきかと思いますが、機械は使わずに全て手作業で作られています。
広げた生地の上にひき肉を乗せたら、その上にこれでもかというくらいのネギを足して、肉まんのような形を作ります。「肉まんだったら台湾じゃなくても食べれるよ〜」と思いながら製作工程を見守ります。
しかしそれは早合点。よくよく見てみると、蒸して作る肉まんとは違い、大きな釜の内側にぐるりと胡椒餅を並べていき、高温&短時間で焼いていきます。

店員さんから火傷しそうなほどの熱い焼きたての胡椒餅を渡されたときの第一印象は大きい!「満腹だし食べきれるわけないなぁ」なんて思いながら一口食べてみると、なんと驚きの美味しさ!

中華料理の独特な香りとカリカリに焼き上げた生地の中に包まれたあふれそうな肉汁とたっぷりのネギの甘み。さらに胡椒などのスパイスがきいた食欲をそそるピリ辛の味が絶妙なコンビネーションとなって、あっという間に完食です!

さすが、行列のできるお店。美味しいです。

ガイドさんによると、熱々のパリパリを食べるのも美味しいけれど、冷めるのを待って肉汁を吸い込んだ生地を食べるのもまた美味しいとのこと。熱々の肉汁ジューシー感の美味しさに負けて食べてしまった後だったので、「もっと早く教えてほしかったな」なんて思いながら胡椒餅との出会いが胸に深く胸に刻まれました。

その後2泊3日の取材も無事の終わり日本に戻った筆者ですが、日々の生活に何か足りない…。
ピリピリとした刺激が足りない…。熱々な刺激が足りない…。
生活にあの胡椒餅が足りなーい!
あの尋常じゃないくらいに熱いハフハフしながら食べる胡椒餅をハフハフしながらもう一度食べたーい!
あの美味しさをみんなにも食べてもらいたーい!

前置きは長くなりましたが、そんなきっかけから、再現フードということで、胡椒餅をDIYしてみました!

もちろん、普通の再現DIYでは終わらないのがDIYer(s)。分量のバランスが難しく、揃えると値段の高い中華調味料代わりに、よくお店でみかける「青椒肉絲のソース」でお肉の味付けをしていきます!分量を計るなどの手間のかかる工程は不要です。
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DIYer(s)

Japan

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