金利ゼロプランも!リフォームローンの相場は?住宅ローンとの違いやオススメプランも紹介
リフォームローンは、金利タイプや担保の有無により、かかる金利やトータルでの返済額などが変わります。本記事では、気になるリフォームローンの相場や住宅ローンとの違い、オススメのプランなどを紹介します。またリフォームローンの選び方についても解説します。
2023.04.15
リフォーム工事は、規模によって多額の費用が発生するため、金融機関から融資を受けるのが一般的です。リフォームで利用できる金融商品といえば、リフォームローンが挙げられますが、具体的にどのような商品かご存じでしょうか。
この記事では、リフォームローンの気になる相場をはじめ、住宅ローンとの違いについても解説します。併せて、オススメのプランも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事では、リフォームローンの気になる相場をはじめ、住宅ローンとの違いについても解説します。併せて、オススメのプランも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
リフォームローンとは?住宅ローンとはどう違う?
リフォームローンとは、金融機関が扱う商品の一種です。住宅ローンの一形態であり、リフォーム工事に必要な資金の調達に利用できます。著名なメガバンクをはじめ、全国のさまざまな銀行で取り扱っています。
住宅ローンとの違いは、融資限度額や審査の厳しさでしょう。住宅ローンは、5,000万~1億円程度と限度額が高めに設定されていますが、リフォームローンは500万~1,500万円程度までとされているところが多いです。
また、審査の通りやすさも、リフォームローンの特徴と言えるでしょう。理由は、住宅ローンと比較して融資額が少ないからです。ただ、実際は金融機関によって審査の厳しさは異なるため、利用する際は注意しましょう。
そのほか、審査に必要な期間も異なります。融資額が大きくなる住宅ローンは、最短でも審査が2週間前後かかるのに対し、リフォームローンなら最短1~2日で審査が終わることもあります。
住宅ローンとの違いは、融資限度額や審査の厳しさでしょう。住宅ローンは、5,000万~1億円程度と限度額が高めに設定されていますが、リフォームローンは500万~1,500万円程度までとされているところが多いです。
また、審査の通りやすさも、リフォームローンの特徴と言えるでしょう。理由は、住宅ローンと比較して融資額が少ないからです。ただ、実際は金融機関によって審査の厳しさは異なるため、利用する際は注意しましょう。
そのほか、審査に必要な期間も異なります。融資額が大きくなる住宅ローンは、最短でも審査が2週間前後かかるのに対し、リフォームローンなら最短1~2日で審査が終わることもあります。
リフォームローンの「変動金利型」と「固定金利型」の違い
融資してもらった資金には金利が発生します。そして、金利のタイプには変動金利型と、固定金利型の2種類が存在することも覚えておきましょう。
前者は、読んで字のごとく金利が変動するタイプです。国内の景気や物価、外国為替、日本銀行の金融政策など、さまざまな要因により金利は変動します。つまり、ローンを組んだ時点では金利2%だったとしても、返済期間中に変動して5%になる、といったことも考えられるのです。
後者の固定金利型は、金利に変動がないタイプを指します。そのため、ローンを組んだ時点で金利が2%だったのなら、返済が終わるまでそれは変わりません。
「それなら固定金利型を選んだほうがいい」と思う方も多いかもしれません。しかし先述した変動型については、金利が上がるだけでなく下がる恐れももちろんあります。一方の固定型は、世の中の情勢が変動しても金利は変わりません。
双方にメリットとデメリットがあり、一長一短であることを理解し、そのうえで変動型と固定型どちらを選ぶのか検討しましょう。
前者は、読んで字のごとく金利が変動するタイプです。国内の景気や物価、外国為替、日本銀行の金融政策など、さまざまな要因により金利は変動します。つまり、ローンを組んだ時点では金利2%だったとしても、返済期間中に変動して5%になる、といったことも考えられるのです。
後者の固定金利型は、金利に変動がないタイプを指します。そのため、ローンを組んだ時点で金利が2%だったのなら、返済が終わるまでそれは変わりません。
「それなら固定金利型を選んだほうがいい」と思う方も多いかもしれません。しかし先述した変動型については、金利が上がるだけでなく下がる恐れももちろんあります。一方の固定型は、世の中の情勢が変動しても金利は変わりません。
双方にメリットとデメリットがあり、一長一短であることを理解し、そのうえで変動型と固定型どちらを選ぶのか検討しましょう。
リフォームローンの金利相場
続いて金利の相場ですが、実際の金利は金融機関や契約する商品によって異なります。また、担保の有無や金利のタイプでも異なることを理解しておきましょう。
担保型は、融資金額が大きい場合に利用されることの多い商品です。担保をとり抵当権を設定することで、金融機関は融資金額が未回収となる事故を防ぎます。気になる金利相場は1~2%が一般的です。
担保が不要な無担保型は、金融機関が融資金額を回収できないリスクがあるため、金利を高めに設定しているケースが少なくありません。相場としては2~5%です。
次に、金利タイプごとの違いを見ていきましょう。さまざまな要因により、金利が変わるリスクのある変動型は、2.7~3.9%が相場です。一方、情勢の変化に影響を受けない固定型は、2.5~4.5%とやや高めの傾向です。ローンを組むにあたっては、相場を理解し、きちんと金利計算もしたうえで決定しましょう。
担保型は、融資金額が大きい場合に利用されることの多い商品です。担保をとり抵当権を設定することで、金融機関は融資金額が未回収となる事故を防ぎます。気になる金利相場は1~2%が一般的です。
担保が不要な無担保型は、金融機関が融資金額を回収できないリスクがあるため、金利を高めに設定しているケースが少なくありません。相場としては2~5%です。
次に、金利タイプごとの違いを見ていきましょう。さまざまな要因により、金利が変わるリスクのある変動型は、2.7~3.9%が相場です。一方、情勢の変化に影響を受けない固定型は、2.5~4.5%とやや高めの傾向です。ローンを組むにあたっては、相場を理解し、きちんと金利計算もしたうえで決定しましょう。
リフォームローンの選び方のポイント
リフォームローンを選ぶ時は、工事に必要な総額や返済期間、手数料、返済方法などを考慮して選ぶことが重要です。また、団体信用生命保険への加入可否についても、事前にチェックしておきましょう。続いては、リフォームローンの選び方について解説します。
「無担保型」と「有担保型」で異なるプランを選択
リフォーム工事の規模や内容などをベースに、タイプを考えるのが一般的です。例えば、キッチンや洗面台などの部分的な工事なら、トータルで必要となる費用も少ないため、無担保型が適しています。
リフォームローンにおいて、主流なのは無担保型です。少額から融資を受けられ、短期間で返済を行うため規模の小さな工事に適しています。ただ、金利は有担保型に比べて高くなる傾向があるため、そこは注意しましょう。
フルリフォームやリノベーションなど、大規模な工事には有担保型のローンが適しています。多額の資金を調達できるため、工事費用が高額になる場合でも安心です。
リフォームローンにおいて、主流なのは無担保型です。少額から融資を受けられ、短期間で返済を行うため規模の小さな工事に適しています。ただ、金利は有担保型に比べて高くなる傾向があるため、そこは注意しましょう。
フルリフォームやリノベーションなど、大規模な工事には有担保型のローンが適しています。多額の資金を調達できるため、工事費用が高額になる場合でも安心です。
ただ、有担保型は審査基準が厳しく設定されており、時間もかかります。結果がすぐにわからないため、工事に取り掛かるタイミングが遅くなってしまうのが懸念点です。返済期間が長くなる、返済できなくなると抵当権を設定された担保が競売に掛けられる、といった可能性があることも念頭に置いておきましょう。
手数料無料のプランを選ぶ
金融機関でローンを組む時は、手数料が発生します。手数料は、事務手続きなどに必要な経費として発生しますが、金融機関や商品によっては不要のケースも存在します。
手数料は、主に契約時や繰上返済時に発生します。金額は5,000円程度のところもあれば、30,000円ほどかかるところもあるためさまざまです。
なるべく金銭的な負担を軽減したい、お得なプランで契約したいと考えているのなら、手数料無料のものを選ぶとよいでしょう。金融機関の商品紹介ページをチェックすれば、手数料の有無や金額が記載されています。気になる方は必ずチェックすることをオススメします。
手数料は、主に契約時や繰上返済時に発生します。金額は5,000円程度のところもあれば、30,000円ほどかかるところもあるためさまざまです。
なるべく金銭的な負担を軽減したい、お得なプランで契約したいと考えているのなら、手数料無料のものを選ぶとよいでしょう。金融機関の商品紹介ページをチェックすれば、手数料の有無や金額が記載されています。気になる方は必ずチェックすることをオススメします。
返済方法の違いで選ぶ
住宅ローンやリフォームローンの返済方法には、元金均等返済と元利均等返済の2種類あります。それぞれ性質が異なるため、きちんと把握したうえで選ぶことが大切です。
元金均等返済は、返済期間で元金を均等に割り、月々支払うスタイルです。残高に応じて利息を計算するため、返済額が少なくなるにつれて利息も少なくなり、トータルでの支払金額を抑えられます。支払総額が少なくなるのはメリットですが、支払開始時の負担が大きくなるのはデメリットと言えるでしょう。
元利均等返済は、返済金額を占める元金と利息の割合が、少しずつ変化していきます。返済開始時における元金と利息の割合が、3:7だとすれば、その後4:6、5;5、6:4といったように変化していきます。
毎月一定の金額を返済するスタイルであるため、無理のない返済が可能です。家計の収支を予測しやすいというのも、メリットと言えるでしょう。デメリットとしては、トータルで支払う金額が元金均等返済より大きくなることです。
元金均等返済は、返済期間で元金を均等に割り、月々支払うスタイルです。残高に応じて利息を計算するため、返済額が少なくなるにつれて利息も少なくなり、トータルでの支払金額を抑えられます。支払総額が少なくなるのはメリットですが、支払開始時の負担が大きくなるのはデメリットと言えるでしょう。
元利均等返済は、返済金額を占める元金と利息の割合が、少しずつ変化していきます。返済開始時における元金と利息の割合が、3:7だとすれば、その後4:6、5;5、6:4といったように変化していきます。
毎月一定の金額を返済するスタイルであるため、無理のない返済が可能です。家計の収支を予測しやすいというのも、メリットと言えるでしょう。デメリットとしては、トータルで支払う金額が元金均等返済より大きくなることです。
団体信用生命保険(団信)への加入可否もチェック
団体信用生命保険(団信)とは、支払い義務のある者が何らかの事情で返済が困難となった場合、保険金で残高を完済してくれる保険です。住宅ローンの契約をする時は、基本的に団信への加入が義務付けられていますが、リフォームローンでは商品によって対応が異なります。
団信へ加入するメリットは、返済が困難になった場合、保険金で完済できることです。例えば、返済義務を負う者が死亡してしまったり、高度障害状態に陥ってしまったりした際は、保険金でローンを完済可能。先々何が起こるかわからないことも考慮し、団信に加入できる商品を選ぶのもひとつの考えです。
団信へ加入するメリットは、返済が困難になった場合、保険金で完済できることです。例えば、返済義務を負う者が死亡してしまったり、高度障害状態に陥ってしまったりした際は、保険金でローンを完済可能。先々何が起こるかわからないことも考慮し、団信に加入できる商品を選ぶのもひとつの考えです。
タイプ別!オススメのリフォームローンを紹介
主要メガバンクをはじめ、多くの地方銀行でもリフォームローンを扱っています。ここでは無担保型と有担保型、それぞれのオススメプランをピックアップして紹介します。気になる商品があれば、公式ホームページをぜひチェックしてみてください。
気軽に利用できる無担保型のリフォームローン
無担保型は、金利がやや割高になることはネックですが、スピーディな審査が大きな魅力でしょう。また、少額融資が可能であるため、規模の小さな工事に適しています。
中央労働金庫(ろうきん)の扱う無担保型リフォームローンなら、2,000万円までの融資に対応しており、返済期間を最長20年まで設定できます。また、繰上返済手数料が無料なのも魅力と言えるでしょう。
常陽銀行の商品は、融資金額1,000万円まで、最長15年の期間が設定でき、変動と固定、2つの金利タイプから選べます。無担保かつ保証人が不要で、団体信用生命保険にも無料で加入可能な点が魅力です。
三菱UFJ銀行のネットDEリフォームローンは、1,000万円までの借入が可能で、繰上返済手数料も無料です。事前審査の結果は、最短即日で提示され、Web契約ならわざわざ窓口に足を運ぶ必要もありません。
中央労働金庫(ろうきん)の扱う無担保型リフォームローンなら、2,000万円までの融資に対応しており、返済期間を最長20年まで設定できます。また、繰上返済手数料が無料なのも魅力と言えるでしょう。
常陽銀行の商品は、融資金額1,000万円まで、最長15年の期間が設定でき、変動と固定、2つの金利タイプから選べます。無担保かつ保証人が不要で、団体信用生命保険にも無料で加入可能な点が魅力です。
三菱UFJ銀行のネットDEリフォームローンは、1,000万円までの借入が可能で、繰上返済手数料も無料です。事前審査の結果は、最短即日で提示され、Web契約ならわざわざ窓口に足を運ぶ必要もありません。
ローン借り換え・大規模工事にも対応可能!有担保型のリフォームローン
審査は厳しくなる傾向がありますが、高額な資金を調達でき、なおかつ金利が安いのは有担保型の大きな魅力です。大規模工事やローンの借り換えなどにオススメと言えるでしょう。
りそな銀行が提供している、りそな大型リフォームローンは、自宅を担保にすれば最高3,000万円まで融資してもらえます。1~35年まで返済期間を設定でき、金利タイプも選べるため無理のない返済が可能です。
中央労働金庫の有担保フリーローンは、リフォーム以外にもさまざまな用途に使用できるのが魅力です。最高1億円まで融資され、最長35年まで返済期間を設定可能です。
第四北越銀行にも有担保型リフォームローンがあり、こちらも最高1億円までの融資に対応しています。Webなら24時間365日申し込みが可能で、繰上返済手数料や金利再選択手数料などが無料なのも魅力と言えるでしょう。
りそな銀行が提供している、りそな大型リフォームローンは、自宅を担保にすれば最高3,000万円まで融資してもらえます。1~35年まで返済期間を設定でき、金利タイプも選べるため無理のない返済が可能です。
中央労働金庫の有担保フリーローンは、リフォーム以外にもさまざまな用途に使用できるのが魅力です。最高1億円まで融資され、最長35年まで返済期間を設定可能です。
第四北越銀行にも有担保型リフォームローンがあり、こちらも最高1億円までの融資に対応しています。Webなら24時間365日申し込みが可能で、繰上返済手数料や金利再選択手数料などが無料なのも魅力と言えるでしょう。
お得な金利ゼロのリフォームローン
ここでは、特定の条件をクリアすることで利用できる、お得な金利ゼロのプランをいくつかピックアップして紹介します。なるべくお得に自宅を増改築したい方にオススメです。
ビックカメラのリフォームローンは、固定金利で最長15年まで返済期間を設定できます。審査結果が出るまで1~2日と短く、団体信用生命保険が付保されているのも特徴と言えるでしょう。
LIXILでは、2021年5月上旬から、オールLIXIL無金利リフォームローンキャンペーンを実施しています。あらゆる工事が対象で、最大60回まで金利手数料を同社が負担してくれる、という点が魅力です。
ハウジングプラザも、無金利で利用できるリフォームローンを用意しています。金利手数料0円で、10万~1,000万円まで融資が可能です。
リフォームを検討しているのなら、リフォームローンの特徴や金利タイプ、担保型や無担保型など、違いをきちんと理解しておきましょう。工事の規模や返済期間なども考慮しつつ、最適なものを選ぶとよいでしょう。
本記事で紹介したオススメのリフォームローンのほかにも、三井住友銀行や楽天銀行などでも、同じような商品が用意されています。この記事を参考にし、特徴や金利を比較しながらぜひ自身に合った商品を見つけてみてください。
ビックカメラのリフォームローンは、固定金利で最長15年まで返済期間を設定できます。審査結果が出るまで1~2日と短く、団体信用生命保険が付保されているのも特徴と言えるでしょう。
LIXILでは、2021年5月上旬から、オールLIXIL無金利リフォームローンキャンペーンを実施しています。あらゆる工事が対象で、最大60回まで金利手数料を同社が負担してくれる、という点が魅力です。
ハウジングプラザも、無金利で利用できるリフォームローンを用意しています。金利手数料0円で、10万~1,000万円まで融資が可能です。
リフォームを検討しているのなら、リフォームローンの特徴や金利タイプ、担保型や無担保型など、違いをきちんと理解しておきましょう。工事の規模や返済期間なども考慮しつつ、最適なものを選ぶとよいでしょう。
本記事で紹介したオススメのリフォームローンのほかにも、三井住友銀行や楽天銀行などでも、同じような商品が用意されています。この記事を参考にし、特徴や金利を比較しながらぜひ自身に合った商品を見つけてみてください。
最適なリフォームについて、予算関係も含めご相談があれば、「カシワバラ・コーポレーション」にお気軽にご連絡ください。
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