深夜ごはん〜毎日頑張るあなたに〜 『大人のナポリタンとだし巻き卵』

毎日仕事を本気で頑張るけれど、いつも会社を出られるのは終電間際…。そんな働くあなたに、明日の仕事を頑張るためのささっと作れる深夜ごはんをご提案。第一回目は、食べ応えはあっても、カロリーもしっかりケアできる"大人のナポリタン"をご紹介。

2023.04.23

献立.02:フライパンで作るだし巻き卵

続いて、"フライパンで作るだし巻き卵"。品のいい和食屋さんにも、おしゃれなダイニング居酒屋さんにもラインナップされている、みなさん大好きな一品。とはいえ、「綺麗な形のだし巻き卵を作るには、卵焼き器が必要なんでしょ!」といった声が聞こえてきそう。でもご安心ください。フライパンがあれば作れてしまうんです!
今回はキムチ&チーズを中に巻いてみました。今夜の晩酌、ちょっとこだわってみませんか?
【材料】※2人分
・卵 … 4個 ・片栗粉 … 小さじ1 + 水(小さじ1)
・醤油 … 小さじ½ ・出汁 … 75ml(大さじ5)
・みりん … 小さじ1

【具材】
・キムチ … 大さじ1 ・チーズ … 1枚

【調理時間】
約10分

STEP.01 料理前の下ごしらえ!

まずは下ごしらえから。今回、だし巻き卵の中にはキムチとチーズを巻いてみます。このキムチが味はもちろん、いい食感を演出してくれるんです。

続いて、水溶き片栗粉、出汁、醤油、みりんを混ぜて、合わせ調味料を作ります。片栗粉を加えることで、卵が破れにくく巻きやすくなるんです。ほかにも卵がより柔らかく、プルプルとした食感に仕上がります。キムチが具材に入るため、やや味は控えめ。

STEP.02 卵をフライパンへ!

それでは早速調理スタート!今回は2人前に対して、4つの卵を使用します。割り入れた卵に先ほどの合わせ調味料を入れたら、卵をかき混ぜます。この時にポイントが一つ。さい箸で卵を切るように軽くかき混ぜましょう。白身をある程度残すことで、焼き上がりの色合いが美しくなるんです。

さい箸の先端に軽く卵をつけて、フライパンへ。ジュウッという音が聞こえるようでしたら、焼く準備はOK!今回、3回に分けて卵を焼いていきます。薄く卵を焼いていき、繰り返し巻いていく。何層も作ることが、美味しいだし巻き卵作りのポイントだったりするんです。

STEP.03 具材を入れて卵を巻く!

卵がグツグツとしてきたら、火が通ってきた合図。上から1/3程度の場所に、チーズとキムチを一直線になるよう敷いていきます。卵の黄色とキムチの赤、コントラストに食欲がそそられますね。

フライ返しで、端の方からゆっくりと卵を返していきます。具材が入っているため、卵が破けないように慎重に。

STEP.04 繰り返し卵を焼く!

1枚目の卵が返し終わったら、2回目、3回目と繰り返し焼いてきます。卵を入れたら、最初に巻いた1枚目の卵を少し持ち上げて、その下に卵を流し込みます。

3枚目の卵を焼いて、返し終わったら、ラップを敷いたまな板の上に取り出しましょう。

STEP.05 ラップで巻いて形を整える!

今回のメニューの重要ステップ、ラップで3枚分巻かれた卵焼きを包みます。包んだら、あのだし巻き卵の丸みを帯びた長方形になるように形を整えましょう。

この状態で3分ほど待機。ラップに包むことで、卵焼きの形が整うのと同時に、余熱が中まで火を通してくれるんです。3分経ったら、一口大に卵焼きをカットすれば、フライパンで作るだし巻き卵の完成です!

FINISH. フライパンで作るだし巻き卵 完成!

発色のいいだし巻き卵は、見ているだけでもなんだか食欲が湧いてきませんか?中には刻んだキムチが入っているため、ふわふわとした卵の甘みだけではなく、小気味よいキムチの食感と辛味、酸味が楽しめます。さらにはチーズのコクも合わさって、お酒にもご飯にも合う仕上がりとなりました。

10分で作れる、簡単で美味しい深夜ごはん2品をご紹介いたしました。今日の働いた疲れやストレスは、冷えたビールと美味しい食事と一緒に洗い流して、明日も1日乗り越えてくださいね。

次回の深夜ごはんもお楽しみに。次回も明日を頑張るための一献をご紹介いたします。
今日も遅くまでお仕事、お疲れ様でした!素敵な夜を。
STAFF CREDIT
Photo:Tsutomu Yabuuchi[TAKIBI]
Food:Kyoko Nakatake[DIYer(s)]
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WRITTEN BY

DIYer(s)

Japan

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