おすすめ虫除けグッズ!【シーン別15選】

この季節になると気づかぬうちに近寄ってきて、一瞬たりとも隙をみせれば襲いかかってくる夏の最大の敵。そんな“アイツら”と真っ向から闘うため、今すぐ人類の知恵を尽くしたリーサルウエポンを手に入れるべし。

2022.01.07

バーベキューにキャンプといったアウトドアをするには最高の季節が到来。山や川、海へ遊びに行く計画を立てている人もいれば、暑いのは苦手だから家でゆっくり過ごしたいという人もいることでしょう。なにはともあれ、楽しく快適に夏を過ごしたいですが、それを邪魔するのが害虫たち。野外で遊んでいれば襲ってくるし、部屋に入り込まれると安眠できません。近年大きなニュースにもなったジカ熱やデング熱などの感染症も心配ですよね。そこで今回は、害虫から身を守るための虫除けグッズをご紹介。アウトドア・外出先・家の中の3つのシチュエーションで使いたいアイテムに分類してみました。ぜひ夏の用心棒を探し出してください!

虫除けの有効成分をチェック!

虫除けグッズで代表的なのが、虫除けスプレーです。でも、それはどんな種類の薬剤を使用しているのかご存知でしょうか?体への影響はないのでしょうか?虫除けスプレーに使用されている有効成分は一般的に2種類。まずはそれに関してご説明します。

ディート

世界中で使用されているポピュラーな虫除け成分。化学物質を使用していて、その成分が虫の感覚を麻痺させて肌に止まらせない効果があります。濃度によって「医薬品」と「防除用医薬部外品」に分類されています。やや刺激が強いので、子供の1日の使用回数が指定されている商品もありますし、6ヶ月未満の乳児には使用濃度が低くても使えません。肌が敏感な人や薬剤を大量に吸い込んでしまうと、軽度の皮膚疾患や神経障害を起こす可能性もあるそうです。しかし、濃度上限が30%の日本よりも高濃度のディートを海外で販売されていることからも安全性の高さが窺えるので、安心して使用していただけます。

イカリジン

日本では2016年から認可されたばかりの虫除け成分。ディートと違う最大のポイントは、6ヶ月未満の赤ちゃんにも使えて、使用制限がないところ。ディートより、適用害虫の種類が少ないですが、日本国内で日常的に使うのであれば、ほぼ同等の効果に期待できます。そんなイカリジンの歴史は古く、1986年にドイツでディートに変わる薬剤として開発されました。肌への刺激も少なくて、副作用の報告もなく、2015年時点では世界54カ国以上で使用されている虫の忌避剤です。日本では濃度の上限は15%と決められています。小さいお子さんがいる家庭では、ディートよりイカリジンを選んだほうが良さそうですね。

アウトドアに持っていきたい虫除け5選

長時間、野外にいる場合は効果持続時間の長いものを使ったほうが安心です。大人ならディート30%、子供も使うならイカリジン15%の濃度のものを使用すると、おおよそ最大8時間効果が続きます。キャンプやバーベキューに行くならば、直接肌に塗る虫除け以外のアイテムも準備しておけば、なお安心できます。

サラテクトミスト リッチリッチ30

こちらはディートを30%配合している高濃度の虫除けで、高い効果を期待できます。1度使用すれば最大で8時間虫を寄せ付けません。こちらはミストタイプなのでスプレータイプのようにムラが残らず万全の対策をとれます。さらには、肌に優しい4種類の保湿成分も配合されています。しかし、ディートの濃度が高いので医薬品扱いとなり、12歳未満の子供には使うことができないので注意が必要です。

OHM 電撃殺虫器

キャンプで夜になるとランタンの周りに虫が寄ってきてしまい、せっかくのくつろいでいる空間で神経質になってしまうのは嫌ですよね。そんな時に活躍するのが誘虫灯。虫が好む光りを放ち、近づけば900Vの高電圧で駆除してくれます。薬剤を使わないので安全性が高いです。電池式の壁掛けができるタイプなのでテントに付けられ、快適な夜を過ごせることでしょう。

シトロネラレモングラスメイソンジャー

虫が近寄らない香りのシトロネラとレモングラスを混ぜ合わせた、爽やかな香気漂うキャンドルです。他の虫除けアイテムと比べると、やや効果は下がりますが、キャンプで夜のムードを高めるために活躍してくれます。しかも、容器のメイソンジャーがオシャレ!星を眺めるために、ランタン代わりとして何個か設置してみるのもよさそう。

天使のスキンベープジェル プレミアム

イカリジンが15%の高濃度で配合されているので、より虫除けに注意したい野外でも子供に使うことができます。有効成分の比率を高めたことによって効果が6〜8時間継続され、もし汗で流れてしまっても何回でも塗り直しが可能。ベビーソープの優しい香りで、虫除け特有の鼻を突くニオイがしません。そして、肌にしっとり馴染むジェルには潤水成分ヒアルロン酸Naが配合されているので、すっきりとした使用感。小さいお子さんがいらっしゃる家庭のアウトドアにはうってつけです。

ヤブ蚊バリア

虫を寄せ付けたくない場所にスプレーするだけで蚊が近づいて来ない画期的な虫除け。パワフルジェット噴射が茂みの奥まで薬剤を散布し、草木に付着した薬剤が再蒸散されて最大で8時間ほど空間をバリアしてくれます。その薬剤は水性なので自然を傷める心配はありません。無香料タイプなのでニオイを気にせず使いやすいですね。テントサイトの周りに噴き付けておけば、快適な空間を作るアシストをしてくれます。

外出先で活躍する虫除け5選

草木や水が近くになくても蚊は街中をさまよっているので、散歩やショッピングの時にも虫除け対策は欠かせません。しかし、大自然の中と比べると害虫の数は少ないので、高濃度成分が含まれている商品を使用する必要もなさそうです。虫除けスプレーのディート濃度12%であれば、6時間効果を発揮するので、日々の外出には十分でしょう。

おでかけカトリス

お出かけの際に、バッグやベビーカーに付けられるコンパクトな電池式の虫除け。羽根つきのカートリッジ自体が回転して薬剤を効率よく拡散することで、安定した効力が持続します。1日6時間使用しても40日使えるほど長持ちなのもポイント。有効成分のピレスロイドは人間にとって安全性が高く、害虫には殺虫効果と忌避効果が速く効きます。

虫よけキンチョール DF パウダーフリー

外での虫除けといえば、スプレータイプが手軽に使えて高い効果を発揮してくれるので便利ですよね。しかし、あのツンとした独特のニオイや肌が白くなってしまうのが苦手という人も多いことでしょう。そんな悩みを解消するのがこちらの虫除けスプレーです。有効成分にイカリジンを採用したことで、きついニオイが少なく、子供から大人まで何回でも噴き直しができます。さらに服の上からも噴出しても繊維を傷めず、パウダーフリーなので白くもなりません。

&HERBS オーガニックハーブの虫除けスプレー

イカリジンは赤ちゃんに使えるほど安全性が高いけれど、肌が弱かったりすると不安がありますよね。そういった人には自然由来のオーガニック虫除けスプレーをレコメンド!ディートフリー・アルコールフリーで、虫が嫌悪する香りのオーガニックエッセンシャルオイルを8種類ブレンドしています。植物エキスが主成分なので、短時間に何度も使用することができます。さらに、消臭・除菌成分も配合されているため、家の中のソファーやベッドに使うことも可能です。

サラテクト ティッシュ

スプレータイプは便利ですが、噴射時の薬剤の吸い込みは出来るだけ避けたいですよね。このシートタイプなら、成分が舞い散ることなく塗布できるので安心です。アルコール含量を抑えた低刺激タイプで、保湿成分モモの葉エキスを配合した肌に優しいのが特長。パウダーインなので、拭いたあとはサラサラして夏のベタつく肌を落ち着かせてくれるのも嬉しいポイント。

プレシャワー PRO

虫除け対策をしていたのに、うまく塗れてなくて刺されてしまったという経験はありませんか?そんなうっかりミスをせず、ムラなく塗られるジェルタイプなら確実な効果に期待できます。ティッシュタイプと同じく、スプレーによって薬剤が飛散して吸い込む心配がありません。海藻エキスが配合の防腐剤無添加なので肌に優しく、べたつかずにサッパリとした使用感。指先や指の間など、細かい部分までしっかりとガードしてくれる心強いアイテムです。

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DIYer(s)

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