春夏秋冬・朝昼晩と映えまくり！DJIも認めたツリーハウスって知ってる？

以前、DIYer(s)でご紹介したツリーハウス建設プロジェクト「TREEHOUSE INAWASHIRO “HILO（ヒロ）”」が、ついに竣工！四季折々の姿を見せる大自然を活かしたアクティビティが堪能できる福島県・猪苗代に完成した、冒険をくすぐるツリーハウスって??プロジェクトを成功に導いた立役者たちや、完成後の展開を一挙にご紹介します！

「DIY／暮らし／アウトドア」の記事をもっと見る

公開日 2019.11.13

更新日 2022.01.07

春夏秋冬・朝昼晩と映えまくり！DJIも認めたツリーハウスって知ってる？

INDEX目次

アウトドア派垂涎の地にファンタジックなツリーハウスが誕生

まるで空中に浮かぶ秘密基地！生きている樹木を土台とする家屋＝ツリーハウスを併設したキャンプ施設、その名も「TREEHOUSE INAWASHIRO “HILO”（ヒロ）」が、2019年8月24日に満を持して誕生しました！
ツリーハウスが構えるのは、福島県・猪苗代。冬は豊富な積雪量を誇る山々でスノーボードやスキー、夏は澄み切った水質の猪苗代湖でのサップやウェイクボードなど、多様なアクティビティを存分に楽しめる、アウトドア派にはたまらないロケーションです。

磐梯山をはじめとする山々では、トレッキングやスキー、スノーボードなどが楽しめます。日の出や日の入りの際に望める、神々しい景観もこの土地の魅力。

日本有数の透明度を誇る猪苗代湖は、サップやウェイクボード好きから支持される名スポット。

さかのぼること7月、DIYer(s)では自然に恵まれた猪苗代の魅力をご紹介するとともに、ツリーハウスのデザイン案やアイデアを募集。皆さんの貴重なご意見、今回のプロジェクトを進行する上で、大いに参考にさせていだきました。本当にありがとうございます！

都会では味わえない爽やかな空気、小鳥のさえずり、森の香りなど、自然の中で五感を開放し、一体となれるツリーハウスは、幼少期のワクワク感を蘇らせてくれる憧れの存在です。そして夜間は光輝くイルミネーションに彩られた、ファンタンジックな空間に。昼夜を問わず、大人から子どもまで楽しめるキャンプエリアに仕上がっています。

そんな「TREE HOUSE INAWASHIRO “HILO”」を完成させられたのは、多くの人々のご協力があればこそ。というわけで今回は、HILOが誕生するまでの経緯や、完成後の展開に迫りたいと思います！

ツリーハウスを“憧れ”ではなく“身近”な存在に

プロジェクトをまとめ上げ、成功に導いてくれた立役者が、ツリーハウスビルダーの存在です。4名のビルダーチームを率い、総勢100名を超える建築学生団体をサポートしてくれたのが、吉田　秀則（よしだ　ひでのり）さん。店舗設計・施工やフェスティバル会場の美術担当など、幅広い分野で活動している人物です。

日没前まで作業を進める吉田さん。ツリーハウス製作に対する熱意が伝わってきます。

そんな吉田さんは、ツリーハウスへの想いをこう語ります。

「ツリーハウス最大の魅力は、なんといっても地面から解放されていることです。まるで、“地上”と“空中”の狭間にいるような空間。そんな場所で過ごすと、『雲ってこんな動き方をするのか』『木々はこういう風に枝分かれするのか」などなど、自然と一体になることで本に載ってない多くの“学び”が得られるんです。そんなところに惹かれて、ツリーハウス製作を続けています」

しかし、ツリーハウスは人々にとって身近な存在ではなく、“憧れの存在”に留まっているとも、吉田さんは話していました。彼を含むビルダーさんたちはそんなイメージを払拭し、誰もが気軽に集って憩えるツリーハウスが、公園や街中にある世界を作ることを目標としているそうです。HILOには、五感で楽しむ極上の自然体験を届けたいという、ビルダーさんたちの熱い想いが込められています。