リノベーションの見積もり、何社に頼むべき?かかる期間や注意点も一挙解説!
リノベーションの見積もりは、何社に頼むのがよいのでしょうか。見積書作成にかかる期間や費用、注意するべきポイントなどを解説します。失敗しないリフォーム会社の選び方も併せてご紹介しますので、これから業者を選ぶ人もぜひ参考にしてみてください。
2023.04.20
INDEX目次
在宅ワークの需要が高まったことで、家での快適な過ごし方を見直す人が増えています。都会から離れた場所で中古物件を購入し、自分好みにリノベーションする人も多いようです。
簡単なメンテナンス程度の工事ならならともかく、一戸建ての全面リフォームなどとなると、費用は決して安い値段ではありません。そこで今回は、リフォームの見積もりで押さえるべきポイントや、注意点などをご紹介します。
簡単なメンテナンス程度の工事ならならともかく、一戸建ての全面リフォームなどとなると、費用は決して安い値段ではありません。そこで今回は、リフォームの見積もりで押さえるべきポイントや、注意点などをご紹介します。
リノベーションは依頼前の「相見積もり」が基本!
リフォームには決まった定価があるわけではなく、住宅の劣化状態や施工面積、導入する資材や設備のグレードなどで予算が変わります。施工内容は同じでも、業者によって金額が大きく異なる場合もあるため、業者選びは慎重に行いたいもの。
そこでオススメなのが、複数のリフォーム会社へ見積もりを依頼する「相見積もり」です。相見積もりを行うことでリフォームの適正価格が分かるため、値段が安すぎたり高すぎたりする業者を選択肢から除外し、起こり得る金銭トラブルなども未然に防げます。
また、工事費用以外にも業者選びのポイントがあります。特に担当者との相性は、リフォームを進める上でとても重要です。評判のよいリフォーム会社に依頼しても、担当者とコミュニケーションが取りにくく、思うように希望が伝えられないことは少なくありません。複数の業者とやり取りを行い、「この人なら希望を汲み取ってもらえる」と思える業者に、施工を依頼しましょう。
そこでオススメなのが、複数のリフォーム会社へ見積もりを依頼する「相見積もり」です。相見積もりを行うことでリフォームの適正価格が分かるため、値段が安すぎたり高すぎたりする業者を選択肢から除外し、起こり得る金銭トラブルなども未然に防げます。
また、工事費用以外にも業者選びのポイントがあります。特に担当者との相性は、リフォームを進める上でとても重要です。評判のよいリフォーム会社に依頼しても、担当者とコミュニケーションが取りにくく、思うように希望が伝えられないことは少なくありません。複数の業者とやり取りを行い、「この人なら希望を汲み取ってもらえる」と思える業者に、施工を依頼しましょう。
【疑問】多ければ多いほどいい?見積もりは何社に頼むべきか
多くの業者に見積もりをお願いすると安心感はあるものの、スケジュール管理や、やり取りが煩雑になり、どれも中途半端になってしまうケースもしばしばあります。「どの会社とも十分な打ち合わせができなかった」「本来の希望に沿った見積書が出ない」といった結果になっては本末転倒です。
複数社を正しく比較検討するには、基本3社程度にとどめ、多くても5社くらいまでに絞るのがオススメ。また、相談するプランは統一し、会社ごとに違った希望を伝えないよう注意しましょう。すべての業者に同じ条件・予算を提示できるよう、リフォームのイメージを明確にしておく必要があります。
複数社を正しく比較検討するには、基本3社程度にとどめ、多くても5社くらいまでに絞るのがオススメ。また、相談するプランは統一し、会社ごとに違った希望を伝えないよう注意しましょう。すべての業者に同じ条件・予算を提示できるよう、リフォームのイメージを明確にしておく必要があります。
見積もり依頼に必要な事前準備って?
見積書を依頼する時は、伝えるべきことや必要な書類などを事前に準備しておくと、安心かつスムーズに話ができるでしょう。当日きちんとコミュニケーションが取れるよう、備えておきたい事柄について解説します。
見積もりにかかる期間や流れを把握しておく
正確なスケジュールを立てるために、見積もりの流れや、最終見積もりまでにかかる期間を把握しましょう。打ち合わせに想定以上の時間がかかり、イメージしていた時期に工事が終わらなかったというケースもあります。
見積もり依頼をすると、担当者と直接会って打ち合わせをする機会が設けられます。希望や完成イメージを伝え、まず概算費用と呼ばれる大まかな見積書を出してもらいましょう。
問題がなければ、具体的な施工内容、使用する材質・設備などを相談し、最終見積書の作成に移ります。この時、イメージの擦り合わせが十分にできていなかったり、やりたいことが曖昧だったりすると、作成に時間がかかります。予算を大幅にオーバーしていたり、希望に沿わなかったりした場合は調整も可能です。見積もりを依頼してから最終見積書が出るまで、約2〜3ヶ月と見ておくとよいでしょう。
見積もり依頼をすると、担当者と直接会って打ち合わせをする機会が設けられます。希望や完成イメージを伝え、まず概算費用と呼ばれる大まかな見積書を出してもらいましょう。
問題がなければ、具体的な施工内容、使用する材質・設備などを相談し、最終見積書の作成に移ります。この時、イメージの擦り合わせが十分にできていなかったり、やりたいことが曖昧だったりすると、作成に時間がかかります。予算を大幅にオーバーしていたり、希望に沿わなかったりした場合は調整も可能です。見積もりを依頼してから最終見積書が出るまで、約2〜3ヶ月と見ておくとよいでしょう。
依頼条件や希望をリストアップする
相見積もりでは、依頼条件を明確にしておくことが大切です。条件が統一されていないと、リフォームの比較基準が曖昧になり、どの業者を選ぶべきか分からなくなってしまいます。
事前にリフォームの優先順位や予算をリストアップし、提示する条件を固めましょう。これらが具体的であればあるほど、予算イメージと見積書の乖離を防げます。特に、費用を左右する間取り変更や増築、壁・床の素材、キッチン、お風呂、特注・造作などは費用相場を覚えておくのがオススメです。
事前にリフォームの優先順位や予算をリストアップし、提示する条件を固めましょう。これらが具体的であればあるほど、予算イメージと見積書の乖離を防げます。特に、費用を左右する間取り変更や増築、壁・床の素材、キッチン、お風呂、特注・造作などは費用相場を覚えておくのがオススメです。
依頼するリノベーション会社を選ぶ
リノベーションを行う業者は、「リノベ済み物件を販売する会社」「ワンストップリノベーションの会社」「リノベーションだけをする会社」の3つに分かれます。
これから中古物件を購入し施工する場合は、物件取得もサポートしてくれるワンストップリノベーションの会社を選びましょう。また、すでに物件を持っている人は、リノベーションのみを行う会社を選ぶなど、物件状況によっても業者の選び方は違います。それぞれの特徴を把握し、自分に合った業者を検討しましょう。
これから中古物件を購入し施工する場合は、物件取得もサポートしてくれるワンストップリノベーションの会社を選びましょう。また、すでに物件を持っている人は、リノベーションのみを行う会社を選ぶなど、物件状況によっても業者の選び方は違います。それぞれの特徴を把握し、自分に合った業者を検討しましょう。
間取り図を用意する
リフォームを行う住宅の間取り図がある場合は、コピーを取るなどして提示すると、打ち合わせがスムーズです。「壁を取り払うならどこがよいか」「部屋の分割は可能か」など、より精度の高いヒアリングができます。もし間取り図作成から依頼するなら、その分の費用がかかるケースもあるので、確認するとよいでしょう。
ここを確認!見積もり時に「するべき質問」
細かい部分が曖昧なまま工事を進めてしまうと、完成後に思わぬトラブルになることも。特に費用に関する質問は、気になったらそのままにせず、すぐに聞くのがよいでしょう。ここでは、リフォーム前に確認すべき質問をご紹介します。
「一式」の内訳はどうなっている?
リフォームが小規模で、見積書を簡素化したい時に「一式」という記述をよく見かけます。しかし、規模が中規模以上で、設備や材質などの内訳を明記できるにもかかわらず「一式」でまとめられている時は、注意が必要です。不安な箇所は、工事箇所や材料、工法など詳細を説明してもらい、できれば書面にしてもらいましょう。
「諸経費」の割合は?
交通費や人件費、運搬費などをひとまとめにしたものが「諸経費」で、総費用の8~22%ほどを占めます。諸経費が全体の金額の何%にあたるか、相場から大きくかけ離れていないかを確認しましょう。なお、諸経費の少ない業者が必ずしもお得で良心的であるとは限らないため、他の見積もり状況や、担当者の対応などを総合的に見て、選ぶ業者を判断するのがオススメです。
リノベーション後の保証内容は?
万が一、リノベーションに不具合があった場合に備えて、アフターサービスについても聞いておきましょう。見積書には記載されていないケースが多いので、業者に直接尋ねる必要があります。不調があったらどこまで対応してもらえるのか、保証の範囲や期間はどれくらいなのかを明確にしましょう。
この見積もりはいつまで有効か?
見積書には有効期限があり、一般的には2週間〜6ヵ月ほどといわれています。期間限定のキャンペーンで価格が安くなっていることもあるので、期限を越えないように注意しましょう。特に、複数社に並行して見積もり依頼している時は、業者選びに時間がかかります。必ず有効期限を確認し、併せて日付(作成年月日)や押印に漏れがないかもチェックしておくと安心です。
見積もり書が出揃ったら?価格だけじゃない、比較検討のポイント
気になるリフォーム会社からすべての書類が届いたら、あとは1社に絞り込む作業です。この時、どの観点から業者を比較検討したらよいのでしょうか。価格だけにとらわれず、総合的に満足できる業者を選ぶためのポイントをご紹介します。
記載されている施工内容に不足・不満はないか確認
費用が安いからといって、必ずしも良心的でよい業者とは限りません。「ヒアリング不足で必要な工程が含まれていなかった」「あまりに低グレードな設備で予算が組まれていた」といったケースもあり、あとから追加費用が発生することもあり得ます。
逆に、費用が高かった業者でも、設備や資材のグレードを許容範囲内で下げるなどして、魅力的なコストカットができるケースもあります。安易に一番安い業者に飛びつかず、内訳を確認した上で、必要なら予算オーバーの旨を相談しましょう。内訳を丁寧に説明してくれるかどうかも、重要な判断材料になります。
逆に、費用が高かった業者でも、設備や資材のグレードを許容範囲内で下げるなどして、魅力的なコストカットができるケースもあります。安易に一番安い業者に飛びつかず、内訳を確認した上で、必要なら予算オーバーの旨を相談しましょう。内訳を丁寧に説明してくれるかどうかも、重要な判断材料になります。
担当者や会社の雰囲気・印象も考慮する
リノベーションでは業者との長い付き合いになるため、見積もり内容がよくても、担当者や会社の雰囲気に不満・不安がある場合は、はっきりとその旨を伝えるなど、意思表示をすることが重要です。
こちらの要望をきちんと聞いているか、その上でプラスアルファの提案をもらえるか、問題が起きたら丁寧に対処しているかなど、担当者の良し悪しは慎重に見極めましょう。
こちらの要望をきちんと聞いているか、その上でプラスアルファの提案をもらえるか、問題が起きたら丁寧に対処しているかなど、担当者の良し悪しは慎重に見極めましょう。
トラブルを防ぐ!見積もり依頼の注意点
依頼する業者を決め、いざ打ち合わせをする時、トラブルなく気持ちよくコミュニケーションができれば理想です。リフォーム完成前に業者との関係性が悪くなっては、作業の遅滞を招きかねません。ここでは、見積もりを依頼する際に注意しておくべきポイントについてご紹介します。
見積もりの作り直しは最低限に抑える
見積もりが無料のリフォーム会社は特に、何度も見積もりのやり直しを求めるのはマナー違反です。あらかじめ希望はできる限り明確に伝え、トラブルの原因にならないよう注意しましょう。
最終見積書が完成してから何度も修正することのないよう、不明点や気になる点があれば、最初の見積もり時に積極的に聞いておくとよいです。質問の数が多いほど問題点も浮き上がり、意見の食い違いやイメージの齟齬を防いでくれます。
最終見積書が完成してから何度も修正することのないよう、不明点や気になる点があれば、最初の見積もり時に積極的に聞いておくとよいです。質問の数が多いほど問題点も浮き上がり、意見の食い違いやイメージの齟齬を防いでくれます。
他社の見積書を見せるのはNG!
相見積もりをする時、「他社の見積書を見せれば値切りができるのでは」と期待する人もいるでしょう。しかし、見積書は独自のノウハウや会社情報が詰まった重要な書類であるため、見積もり情報の漏洩はタブーとされています。場合によっては、打ち合わせが順調に進まなくなったり、担当者の善意で提案しれくれるプランを受けられなくなったりすることもあります。信頼関係を損ねてしまう可能性があるので、他社の見積書を引き合いに出すのは絶対に避けましょう。
見積もり依頼は有料のこともある
すべてのリフォーム会社が無料で見積もり依頼を受けているわけではありません。有料で行っている業者もあるため、依頼する前に価格を確認しましょう。また「初回の見積もりは無料、作り直しは有料」など、価格設定もさまざまです。どこまでは無料なのか、どこからは有料となるのかを把握しておくと、安心して依頼できるでしょう。
リノベーションを行っている業者は数多く、希望に沿った見積書を作ってくれる担当者に出会うのは、なかなか難しいものです。複数の業者で見積もりを出し、後悔しない部屋づくりを目指しましょう。
さまざまな実績のあるリフォーム会社を探しているなら、「カシワバラ・コーポレーション」がオススメ。大型マンションから一軒家、デザイナーズマンションまで、リフォーム事例は多岐に渡ります。まずは、見積もりの依頼から。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
リノベーションを行っている業者は数多く、希望に沿った見積書を作ってくれる担当者に出会うのは、なかなか難しいものです。複数の業者で見積もりを出し、後悔しない部屋づくりを目指しましょう。
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