トイレリメイクDIYアイデア集!初心者さんでも簡単にトイレを大変身!

トイレリメイクはDIYでも可能です。ホームセンターや100円ショップで販売しているアイテムを使えば、誰でも短時間でリメイクができます。ここでは、手軽にトイレのリメイクをする方法、必要なアイテムなどについてご紹介しているので、ぜひチャレンジしてみましょう。

2023.04.16

トイレをもっと華やかにしたい、自分好みの空間にしたいと考えているのなら、DIYにチャレンジしてみませんか?ちょっとした知識とアイテムさえあればDIYでも大満足のリメイクできます。そこで、トイレリメイクに挑戦したい人に向けて、使えるアイテムや方法などについてご紹介します。簡単ですぐにチャレンジできるアイデアも併せてご紹介するので、ぜひトイレリメイクに役立ててください。

可能性は無限大!DIYでトイレリメイクに挑戦しよう!

画像は、Instagramで@chaleurhome0716さんの投稿からピックアップしたもの。アイデア次第でトイレリメイクの可能性は無限大に広がります。プロが使用するような道具や特別な材料は必要ありません。市販されていてすぐ手に入れられるオススメアイテムをご紹介するので、さっそくDIYにチャレンジしてみましょう。

トイレリメイクに人気のアイテム

貼るだけで空間の印象をガラッと変えられるアイテムがリメイクシートです。ホームセンターや100円ショップでも手に入り、さまざまなデザインのシートが販売されています。シール状になったシートなので、もちろん、ハサミやカッターを使えば好きな大きさにカット可能です。壁や天井、便器などに貼るだけで手軽に雰囲気を変えられます。

似たようなアイテムにインテリアシールもあります。タイル調や木目調など、こちらもさまざまなデザインがラインナップ。好きな大きさに切って使いたい場所に貼り付けるだけで完成します。剥がしやすいタイプもあるので、デザインに飽きたら、また別のシールに貼りかえられ、使い勝手のよさも魅力です。

緑のある空間にしたいと思っても、植物を世話するのは大変なもの。そこでオススメしたいのがフェイクグリーンです。現在ではサボテンやアロエなど多彩なフェイクグリーンが販売されています。鉢やカゴに入って販売されているものも多いので、買ってきてそのままトイレに飾ればそれだけで雰囲気を変えられるでしょう。
ワイヤーボックスもトイレリメイクに使用するアイテムとしてオススメ。タンクの部分をワイヤーボックスで囲むだけでオシャレな空間が出来上がります。ちょっとした収納スペースにもなるので、トイレットペーパーや掃除用具などを収納するのに便利でしょう。ワイヤーメッシュをうまく組み合わせてボックスを作るのもよいかもしれません。

トイレリメイク:床編

トイレの床を自分好みにアレンジして、素敵な空間に変身させてみましょう。クッションフロアを使えば自分でもできますので、ぜひトライしてみてください。

デザイン豊富!クッションフロアでトイレ床をDIY!

クッションフロアとは、トイレや洗面脱衣室などの床によく使われる建材です。3mmほどの厚みを持つクッション性のあるシートで、さまざまなデザインがラインナップされているのが大きな魅力。

使用する工具は、クッションフロアを密着させる時に使用するローラーや地ベラ、カッターナイフ、くしベラ、スポンジ、メジャーなど。材料はクッションフロアと専用のボンド、コーキング剤などです。

もともとクッションフロアを施工していた床なら、まずそれを剥がします。フローリングならそのままで構いません。室内の寸法を測り、クッションフロアをやや大き目にカットしてください。一枚でそのまま施工するのは難しいので、便器の後ろで分割します。
剥がした床に専用のボンドを塗布します。この時にくしベラを使用し、まんべんなく塗ってください。終わったらいよいよクッションフロアを貼ります。便器の周りはカッターナイフを使ってうまく加工してください。便器周辺や壁際に3~5mmほど隙間ができるかもしれませんが、後からコーキング施工するので問題ありません。

クッションフロアを貼り付け、壁際など余った分もカッターナイフで切り取ります。ローラーでしっかりと圧着し、壁際や便器周辺の隙間にはコーキングを施工します。マスキングテープで養生しておくとキレイに仕上げられるでしょう。なお、コーキング剤はクッションフロアの色に合わせるとより違和感なく仕上がります。

まるで高級住宅!大理石風にトイレ床をDIY!

本物の大理石を敷き詰めるとなると相当な出費を覚悟する必要があります。しかし、クッションフロアなら手軽に低コストで大理石風の床を実現できます。用意するのは先ほど紹介したものと同じ道具。クッションフロアを選ぶ時に大理石風のものを選べばいいだけです。なお、手順も同様に進めてください。

せっかく床を大理石風に仕上げるのなら、周りのアイテムもそれに合わせればよりオシャレに仕上がります。トイレブラシやブラシ入れなどの小物をすべてホワイトカラーで統一してみましょう。また、純白のマットを足元に敷くとさらに洗練されたラグジュアリーな空間に早変わりします。

トイレリメイク:壁編

トイレの壁に手を加えることで、大幅に印象を変えられます。インテリアシールやリメイクシートを上手に活用しましょう。また、DIYで漆喰塗りにチャレンジするのもオススメ。壁紙では出せない雰囲気を演出できます。画像は暮らしニスタで見つけたaiai*hankoさんのアイデアです。

劇的変化!トイレの壁に立体感をプラス!

例えば、壁がタイル張りなら上から直接インテリアシールやリメイクシートを貼るだけで、手軽に空間をイメチェンできます。木目調やレンガ調のシートを施工すれば、またたく間にシックな空間に早変わりするでしょう。

奥と左右の壁で変化を付けるのもオススメです。奥の壁だけ色やデザインが異なるシートにしてみましょう。奥の壁がほどよいアクセントになって空間を引き締めてくれます。

曲線が素敵!DIYで漆喰塗りに挑戦!

漆喰塗りなどとてもできない、と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。ホームセンターに行けば、DIY用の漆喰や施工道具なども販売しています。ぜひこの機会に本格的な漆喰塗りにチャレンジしてみましょう。

漆喰塗りの壁にすることで、高級感のある空間が完成します。まるで料亭や高級ホテルのトイレにいるような気分になれるかも。独特の曲線模様やデコボコはとても壁紙では演出できません。

塗る時には、規則正しくキレイに塗ろうと思わないのがポイント。それよりも、気分のまま大胆に塗ったほうが趣のある仕上がりになります。ドア枠や床など、漆喰で汚れて困るところはきちんと養生して作業してください。画像は設計+制作/建築巧房さんが公開している施工事例です。

トイレリメイク:ペーパーホルダー編

トイレに欠かせない設備といえばペーパーホルダー。ペーパーホルダーも手を加えることで空間の雰囲気を大きく変えられます。高価な材料など何も必要ないのも嬉しいポイントです。

100円で材料が揃う!簡単リメイクアイデア

基本的に材料や工具はすべて100円ショップのセリアで手に入るので、いっそのことペーパーホルダーを自作するのがオススメ。幅20cm、高さ15cm、厚み1cmくらいの木材とビス、L型のアイアンバーがあれば簡単に自作できます。作り方は壁に板をビスで固定し、それにL型のアイアンバーを取り付けるだけ。そこにトイレットペーパーを挿し込んで使用します。

また、セリアで販売しているキッチンペーパーホルダーを、そのままトイレ用のペーパーホルダーにしてもオシャレ。トイレの棚にそのまま積んでいることが多いかもしれませんが、キッチンペーパーホルダーにトイレットペーパーをストックしておけばそれだけですっきりとした空間が出来上がります。

貼るだけで男前!黒板シートでイメチェン

黒板シートもセリアで手に入ります。既存のペーパーホルダーに上から貼るだけなのでとても手軽なリメイクです。ペーパーホルダーのカバー部分を測ってシートをカットするより、直接貼って余った分をカッターナイフなどで切り取ったほうが簡単でよいでしょう。

ペーパーホルダーの多くはシルバーやホワイトカラーが多いので、色が変わるだけで雰囲気がガラッと変わります。もちろん、黒板シートにこだわる必要はないので、好きな色やデザインのシートでチャレンジしてみましょう。画像は暮らしニスタで見つけた心地いい我が家さんのアイデアです。

トイレリメイク:タンク編

トイレでひときわ存在感を放っているタンク。それだけに、リメイクすれば空間の雰囲気を大きく変えられます。簡単にできるタンクのリメイク方法をご紹介しましょう。

買い替えなしで実現!タンクレス風トイレ①

Instagramで見つけた、まるでタンクレストイレに買い換えてリフォームしたようなchairsandmiki∞さん作のトイレ。こんなオシャレな空間も、DIYで実現可能です。
既存のトイレタンクの周りにツーバイフォー材とワンバイフォー材を組み合わせて枠組みを作り、塗装した板材を張って仕上げています。前面の両サイドの板が実は扉になっているため、トイレットペーパーやお掃除用品などを中に収納可能!オシャレさだけでなく、収納力までアップするリメイクアイデアです。

また、この事例では水が流れる手洗い部分も合わせてDIYしていますが、配管を触ることに抵抗がある初心者の方には、以下のようなアイデアもオススメです。
同じく組み上げた枠に化粧板を張って仕上げている事例ですが、天板に穴を空けることで、元の手洗い部分をうまく活用しています!こちらは、Instagramで見つけたeye_uka03さんのアイデアです。

プラダンなら作業簡単!タンクレス風トイレ②

プラスチック製の段ボール、プラダンなら作業はより簡単です。木材でフレームを作り、カットしたプラダンを貼っていくだけ。プラダンは塗装するだけでなく、リメイクシートを貼って化粧することもできます。フレームに固定する時はビスでも構いませんが、軽いため、強力な両面テープでも施工できるでしょう。

プラダンには色つきのものや柄がデザインされたものもあるので、そのような製品を使えばリメイクシートを貼る手間も省けます。時間を短縮したいのならぜひチョイスしてみましょう。画像はDYIREPIで見つけたmasmin_masminさんのアイデアです。


ちょっとしたアイデアとアイテムでお好みの空間を実現できます。今回ご紹介したアイテムは、ホームセンターや100円ショップで手に入るので、この機会にトイレリメイクをぜひ試してください。

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DIYer(s)

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