“洋室感”は壁から作る!石膏ボード&エアコンで壁面DIY
28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。2軒目3軒目に続いて、築50年の戸建て(4軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。
2022.01.14
セーチのリノベ記録 4軒目
via diy-magazine.jp
祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。
今までのDIY経験を活かして、関西の築50年空き家をセルフリノベーションして住むことにしました。
古い家のリノベーションを検討している方、築古の家がどんな風に変わっていくのか気になる方の参考になるよう、シリーズでお伝えしていきます。
今回は和室の壁に石膏ボードを貼る作業です。
今までのDIY経験を活かして、関西の築50年空き家をセルフリノベーションして住むことにしました。
古い家のリノベーションを検討している方、築古の家がどんな風に変わっていくのか気になる方の参考になるよう、シリーズでお伝えしていきます。
今回は和室の壁に石膏ボードを貼る作業です。
前回の記事はこちら
下地を作ったキッチンの壁を石膏ボード壁にする
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業者がキッチンを取り付けに来るので、#6でバタバタと先に壁下地を作りました。
業者の施工日に間に合うように、キッチン壁に石膏ボードを事前に取り付けておきます。
業者の施工日に間に合うように、キッチン壁に石膏ボードを事前に取り付けておきます。
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石膏ボード専用の丸ノコ刃を持っていないので、石膏ボードはカッターでカットします。
カッターの刃を何回か通して切れ目を入れたら簡単に折れます。
カッターでカットした切断面はボコボコしているので、取り付ける前に真っ平に整える必要があります。
その時に使う道具が「アラカンスタンダード平刃」。
大根おろし器のような金網部分で、切断面を擦ると細かい粉になって削れ落ち綺麗になります。
カッターの刃を何回か通して切れ目を入れたら簡単に折れます。
カッターでカットした切断面はボコボコしているので、取り付ける前に真っ平に整える必要があります。
その時に使う道具が「アラカンスタンダード平刃」。
大根おろし器のような金網部分で、切断面を擦ると細かい粉になって削れ落ち綺麗になります。
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壁のサイズに合わせた石膏ボードは、石膏ボード用ビスで固定します。
石膏ボード用ビスは、頭部分に凹凸がありパテが乗りやすくなっている種類です。
石膏ボード用ビスは、頭部分に凹凸がありパテが乗りやすくなっている種類です。
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石膏ボードを固定する時は、裏側間柱にビスを打ち込みます。
石膏ボードを当てると、間柱の位置が見えなくなるので、事前に印付けしておくと作業しやすいです。※僕は床と窓枠に印をつけてレーザーを当てて打ち込んでいます。
石膏ボードを当てると、間柱の位置が見えなくなるので、事前に印付けしておくと作業しやすいです。※僕は床と窓枠に印をつけてレーザーを当てて打ち込んでいます。
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キッチン正面の壁も同じように石膏ボードを張っていきます。
窓枠部分が凸凹していたので、そこは削ってスッポリはめ込みました。
キッチンパネルを張る箇所は必要ないので面取りをしませんでしたが、壁紙を貼る箇所は面取りしておきます。※角を落とすことでパテが隙間に入るので、平らな壁にしやすくなります。
左側2枚はそのまま貼り、3枚目から面取りした石膏ボードを貼りました。
窓枠部分が凸凹していたので、そこは削ってスッポリはめ込みました。
キッチンパネルを張る箇所は必要ないので面取りをしませんでしたが、壁紙を貼る箇所は面取りしておきます。※角を落とすことでパテが隙間に入るので、平らな壁にしやすくなります。
左側2枚はそのまま貼り、3枚目から面取りした石膏ボードを貼りました。
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キッチン側の壁が終わったら、和室側も同じように石膏ボード壁を作っていきます。
キッチン壁と同じように簡単に固定できたら楽なのですが、和室の造りだと下地を作るのが大変です。
厚み16mmの木材を使えば、キッチン壁と面が合うので固定したいのですが、砂壁部分に隙間が空くのでこのままでは固定できません。
キッチン壁と同じように簡単に固定できたら楽なのですが、和室の造りだと下地を作るのが大変です。
厚み16mmの木材を使えば、キッチン壁と面が合うので固定したいのですが、砂壁部分に隙間が空くのでこのままでは固定できません。
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下地に使う柱と砂壁との隙間が12mmだったので、合板の端材を使って補強することにしました。
裏面にボンドを塗ってビスで固定、その上から16mmの木材を打ち込みます。
(砂壁部分だけだと強度が心配だったので、上の鴨居渡しに固定できるようにしました。)
裏面にボンドを塗ってビスで固定、その上から16mmの木材を打ち込みます。
(砂壁部分だけだと強度が心配だったので、上の鴨居渡しに固定できるようにしました。)
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車に3mの木材を積み込めなかったので、2mの木材を使って固定。
一気に天井まで伸ばすことができれば楽なのですがしょうがないです。
下地を固定したら石膏ボードを当て、面が合っているか確認。
問題なければ続けて下地を作っていきます。
一気に天井まで伸ばすことができれば楽なのですがしょうがないです。
下地を固定したら石膏ボードを当て、面が合っているか確認。
問題なければ続けて下地を作っていきます。
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石膏ボードを固定する前にコンセント位置を決めます。
和室側には1個しかコンセントがないので、壁側の両端に増設しようと思います。
キッチン横にはオーブンレンジを置きたいので、専用のコンセントを用意。
作業台を想定して、コンセントが間にくるように取り付けます。
和室側には1個しかコンセントがないので、壁側の両端に増設しようと思います。
キッチン横にはオーブンレンジを置きたいので、専用のコンセントを用意。
作業台を想定して、コンセントが間にくるように取り付けます。
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キッチン側も先にコンセントボックスを取り付けて石膏ボードを固定すればよかったのですが、業者がキッチンを取り付けに来るということなので壁を優先して作りました。
しょうがないので、マルチツールと石膏ボードノコギリを使って穴を開け、浅型スライドボックスを埋め込み柱にビスで固定します。
しょうがないので、マルチツールと石膏ボードノコギリを使って穴を開け、浅型スライドボックスを埋め込み柱にビスで固定します。
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配線を済ませたら石膏ボードを固定。
最後の1枚を取り付けたらキッチン側壁は完成です。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
最後の1枚を取り付けたらキッチン側壁は完成です。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
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和室側の残りに壁を作ります。
キッチン側と同じように厚み16mmの木材を壁に打ち込んで石膏ボードを固定。
こちら側の壁には棚を設置する予定なので、壁側にもコンセントを増設しました。
キッチン側と同じように厚み16mmの木材を壁に打ち込んで石膏ボードを固定。
こちら側の壁には棚を設置する予定なので、壁側にもコンセントを増設しました。
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この物件は、周りに家があってエアコンを取り付ける位置が限定されています。
壁際に設置できればまとまりがよく、ハイドアを設置できるのですがそうもいきません。
試行錯誤しましたが、結局エアコンを取り付ける位置は以前取り付けられていた場所しかありませんでした。
エアコンを画像位置に設置する場合、お風呂の天井近くの壁にダクトを這わせて、外壁の右穴から外に出します。
トイレ側の壁に設置する場合、ダクトの這わせ方が複雑でダクト出口部分に雨樋の管が伸びていたので無しだと判断しました。
壁際に設置できればまとまりがよく、ハイドアを設置できるのですがそうもいきません。
試行錯誤しましたが、結局エアコンを取り付ける位置は以前取り付けられていた場所しかありませんでした。
エアコンを画像位置に設置する場合、お風呂の天井近くの壁にダクトを這わせて、外壁の右穴から外に出します。
トイレ側の壁に設置する場合、ダクトの這わせ方が複雑でダクト出口部分に雨樋の管が伸びていたので無しだと判断しました。
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エアコンを取り付ける壁はビスで固定できるように合板を取り付けました。
エアコンキャップも右際に設置しコンセント位置も近くに移動。
これでエアコンの取り付けは準備はOKです。
エアコンキャップも右際に設置しコンセント位置も近くに移動。
これでエアコンの取り付けは準備はOKです。
天井を塞ぐ
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壁を解体した際、天井に隙間ができてしまったので、35mm角材を取り付け合板で蓋をしようと思います。
サイズ調整した角材をカナヅチでさらに調整しはめ込み、天井にビスで固定。
サイズ調整した角材をカナヅチでさらに調整しはめ込み、天井にビスで固定。
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合板は面が合うようにカットしたら、先ほど取り付けた角材部分にビスで固定します。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
※ここまでの作業を動画にまとめています。
砂壁が無くなると和室だった時の雰囲気は無くなり、整った部屋に変わりますね。
右側の梁はシートを貼るかヤスリで削って塗装するか悩み中ですが、最終的には部屋の雰囲気に合わせて変えようと考えています。
まだ天井が古い状態ですが、次回板を張って仕上げたいと思います。
これから古い家のリノベーションを検討している方、築古の家を検討している人の参考になるようなシリーズ。タグに「セーチのリノベ記録 四軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。
右側の梁はシートを貼るかヤスリで削って塗装するか悩み中ですが、最終的には部屋の雰囲気に合わせて変えようと考えています。
まだ天井が古い状態ですが、次回板を張って仕上げたいと思います。
これから古い家のリノベーションを検討している方、築古の家を検討している人の参考になるようなシリーズ。タグに「セーチのリノベ記録 四軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。
WRITTEN BY
Japan
DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。
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