【賃貸リノベ⑩】“リノベして貸す”!LIXILのキッチン、クローゼット扉を設置

28歳で福岡へ移住し、築40年の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。3軒目4軒目に続いて、築32年の中古マンション(5軒目)をリノベーションしてきた過程をお届けします。

公開日 2024.04.22

更新日 2024.04.22

【賃貸リノベ⑩】“リノベして貸す”!LIXILのキッチン、クローゼット扉を設置

セーチのリノベ記録 五軒目

こんにちは。祖父母の物件をセルフリノベーションしつつ、インテリアなどを作っているセーチです。

築32年の中古マンションを賃貸向けにリノベーションします。
広さは約70㎡、3軒目にDIYした中古マンションシリーズと同じ建物で、もう一部屋空きがでたので修理を依頼されました。※リノベーションの見積もりを業者に出したところ、採算が合わないので父から私に依頼されました。

間取りを3LDKから2LDKに変更しリビングキッチンを大きくして、他の物件と差別化を図ろうと思います。 この部屋は賃貸として貸し出す予定なのでなるべく早く作業を進めていきます。

中古マンション購入を検討している方 リノベーションを検討している方の参考になるよう、どこにどれ位の費用が掛かったのか最後にお届けしたいと思います。

LIXILのシステムキッチン、シエラSを導入

LIXIL システムキッチン シエラS(Shiera S) 壁付I型間口2550 スライドストッカーを設置しました。
右シンクの高さ85㎝です。

リクシル(LIXIL)「シエラS」の扉の色は、ダーク系やウッド系、ホワイト系の明るい色などさまざまなカラーバリエーションがあり、自分好みのコーディネートができるのでおすすめです。

選んだカラーはグロスライトウッド、ホワイト系カラーにはクリエアイボリーやペールホワイトなどの色展開があり、今回は各部屋の扉の色がネオホワイトだったのでキッチンもホワイト系のカラーで合わせました。ホワイト系キッチンを明るく開放的に見せる効果があります。
賃貸用はコストパフォーマンスの良い開き扉プランが設置されることが多いと思いますが、スライドストッカープランは、デザイン性と使いやすさを両方重視したい方におすすめです。
スライド、開き戸の両方を使ったことがありますが、圧倒的にスライドタイプの方が物の出し入れがやりやすいです。
シエラSの収納は、トレーボード式の引き出しになっているので中のものを把握しやすいという特徴があり、内引き出しがあるので収納力が高いのもメリットです。
リクシル「シエラS」では、収納扉や取手のデザイン・カラーを選ぶことができます。
メーカーサイトで角度を変えながらデザイン・カラーを見ることができるので細かいニュアンスが気になる方は購入前にチェックした方が良いですね。

リクシル「シエラS」の収納扉は、全28色。カラーによって値段が変わります。
シンクやコンロの色・素材もアレンジできるので、いろいろなパターンで作れるのがメリットです。

壁紙はグレー系から選ぶ

ホテルのような仕上がりにしたいので、壁紙はグレー系の中から選ぼうと思いサンプルを取り寄せました。気になっているのはサンゲツのリリカラシリーズ、壁紙の濃淡と床材の色を比べながら決めていきます。
ナオス不燃化粧パネルと床材もグレーなので、色がかぶらないように比較しています。
全面同じ壁紙で仕上げるつもりなので、濃い色だと部屋が暗くなり過ぎる気がします。
白も良いかなと思いましたが、それだと普通の賃貸物件と変わらないので明るめのグレーの中から選ぼうと思います。
キッチン扉、リビングキッチンドア、床材、ナオス不燃化粧パネルが見える位置で比較。
右上の壁紙は青が強い気がするので候補から外します。
白もキッチンドアと並べるとぼやけるので候補から除外。
左のグレーのどちらか、もしくは間くらいの壁紙がないか改めて探して購入しようと思います。

各部屋にクローゼット扉を取り付ける

リビングキッチン、寝室にはクローゼットを作るのでサイズを計って扉を注文しました。
購入したのは大建工業のハピアシリーズ、各部屋の扉と同じ柄にしたかったので同じシリーズを準備しました。【ハピア 折戸ユニット ハンドルレス縦木目タイプ 下レール付三方枠(固定枠)セット ネオホワイト】

梁の下に扉を設置するので、高さが1800mmのサイズで取り付けられる物を選んでいます。
製品は長さ調整ができるようにカット前提の大きさで届きます。
ドアのサイズに合わせて三方枠の高さを合わせます。
枠の調整が終わったら扉を吊り込むレールを固定。(レールは後付け)
この時に両端に仮固定ストッパーという製品を取り付けないといけないので忘れないように設置。
仮固定ストッパーに扉を押し込むと、両端が固定されて扉の開け閉めがスムーズになります。
仮固定なので、強く引っ張ると扉が簡単に外れるようになっているので、扉をどちらかに寄せたい時などに便利です。
下レールはガイドとなる紙が付属しているので、それに合わせて固定します。
下レール付き三方枠の場合、5mm厚の薄型直付きレールタイプなので、床に埋め込む必要がありません。下レールレス三方枠という製品もあるので、必要に応じて使い分けると良いです。
レールの固定が終わったら扉の取り付け。
扉をおりたたみ、両手で扉をかかえこみ、下レールに差し込んだら上段に付いている吊り込み口に金具を差し込みます。
最後に取っ手を固定したらクローゼット扉の取り付けは終了です。
扉が左右に移動できるため、大きなモノの出し入れに便利です。
作業もいよいよラストスパート。
次回は壁紙を貼る作業、グレーの壁紙を全面に貼った時の雰囲気がどう変わるのか今から楽しみです。
壁紙を貼り終えたらシューズクロークを取り付け、ダウンライト照明を設置します。
最後に清掃をしたら完成になります。
これからマンション購入を検討されている方、中古住宅のリノベーションを検討している方、タグに「セーチのリノベ記録 五軒目」とつけているので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。ぜひ参考にしてくださいね。

セーチ

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セーチ

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DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。