2×4材で作るDIYハンモック!

第4回目を迎え、好評連載中の「2x4LOVES」。2x4材の可能性を探る連載ですが、今回はまさかのハンモックをDIY。インテリアでも、アウトドアでも使える、癒しのプロダクトです。

2×4材で作るDIYハンモック!

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2x4材の可能性に驚き!ハンモックをDIY!

そもそも2x4材とは?

2×4材(ツーバイフォー)とは、その名の通り2インチ×4インチの資材。スプルース、パイン、ファーの外見と性質が類似した3種の針葉樹を加工して作られており、その頭文字を取ってSPF製材とも呼ばれています。切断しやすく、釘を打ちやすいなどの加工のしやすさが特徴で、北米の住宅建築で最もよく使用されているそうです。

2×4材の魅力って?

ホームセンターで購入できるというのが、もっとも大きな魅力。安いものなら、天井まで届くような長さのものでも500円以内で購入することができます。また、規格が揃っている木材なので、DIYプロダクトを作る際には何かと便利な代物。ホームセンターでカットしてもらえば、そのまま組み立てることも可能です。そんな手軽さから、木材を使ったDIYに挑戦するなら、まずはじめに使って欲しい資材と言えるでしょう。

縦38mm、横88mmが2×4の規格

ゆらゆら揺れる、癒しのハンモックが2x4材で作れます。

晴れた日のバルコニーやキャンプ場でハンモックに座って、ゆらゆらと揺れるのは最高に気持ちいいですよね。また、アウトドアだけではなく、ハンモックはインテリアとしても使える意外なマルチプレイヤー。キャンプ好きのDIYer(s)メンバーだけあって、自宅やオフィスにもハンモックがおけないかなぁなんて、考えることもしばしば。
そんな妄想を実現にすべく、2x4材といくつかの金具を使ってハンモックをDIYしてみました。また、ポールを通すことで、ハンガーラックとしても機能するようにアップデート。バルコニーやベランダに置けば物干しに、リビングにおけばコートハンガーに、キャンプ場ではジャケットや小物をかけたりと、マルチに活躍してくれますよ。

材料

・2x4材A 1600mm
・2x4材B 1400mm
・ステンレスパイプ 1400mm
・ソーホースブラケット
・ロングシャックル
・リングプレート
・JIS型バネ付きフック

2x4材に装着したらネジで固定するだけで、ソーホースと呼ばれる作業台などに使われる脚を作れますよ。

作り方

STEP.01 2x4材を塗装する

無垢のままでもシンプルで素敵ですが、アウトドアライクな雰囲気を演出したいため、今回はワトコオイルを使って塗装を行うことに。使用したのはミディアムウォルナット。ちょうどいい塩梅の深みが生まれるので、バルコニーなどに設置しても、インテリアに取り入れても、自然と溶け込みます。

2x4材へサンディング。オイルが染み込みやすくなる、表面のザラザラが滑らかになるなどの効果があるんです。

サンディングを行う際は、作業台の上で行うのがベター。クランプなどを使用して固定すると、より作業が進めやすいです。

実際に塗装の工程へ。ご覧の通り、オイルが垂れてきますので、周辺には養生を欠かさずに。

前回の「2x4LOVES」で製作した作業台ですが、DIYする際にとにかく活躍してくれる優れもの。簡単に組み立て、解体ができますので、ぜひ挑戦してみてください。

2x4材をくるくると回転しながら、全体を塗装しましょう。

塗装が終わったら、乾くのを待ちましょう。1度乾いたタイミングでウエスなどを使って、浮き出た油分を拭き取ります。実はこの時、ただ拭き取るのではなく、刷り込むのも大事な目的。これによりしっかりとオイルが染み込んで、色が表現できるんです。

STEP.02 金具パーツに塗装を行う

今回はワトコオイルの深い色味に対して、ロングシャックルとJIS型バネ付きフックはブラックに統一。そのため、それぞれ異なるカラーに塗装されている金具に塗装を施していきます。本来であれば、サンディングをして塗装を剥がした上にスプレーを吹き付けますが、今回はプライマー処理のみで進行します。

金具パーツへ金属用プライマーを塗布します。吹き付け終わったら、乾燥するのを待ちましょう。

プライマーが乾燥したのを確認して、スプレーの塗装を。こちらも塗装が終わったら、乾燥待ちに入ります

乾燥し終わった金具がこちら。程よい光沢感が生まれており、この時は大満足。しかし、どうしても金具同士が擦れる部分は、やはり塗装が剥げてしまいました…。

STEP.03 ソーホースを作る

以前の「2x4LOVES」でも登場したDIYerにはおなじみのソーホースを作ります。ただ、この時のポイントは背の高いソーホースを作ること。作業台やベンチの脚として使用するソーホースなので、背の高いソーホースはなんだか新鮮なシルエットに。

まずは2x4材の先端へソーホースブラケットを取り付けます。奥に突起があるので、そこに当たるまで押し込みましょう。

ブラケットのビス穴に沿って、ネジ止めを行っていきます。下穴を開けてからビス止めをすることで、作業効率が上がるのは言うまでもありません。

先ほどの要領でブラケットをはめ込んだものに、2x4材をわたします。自分の目線よりも高いソーホースを作るのは、この時が初めて。意外に高さが出ています。

わたした2x4材をブラケットに固定します。

この時、両方を固定するのではなく、片方のみを固定しましょう。ロングシャックルを2x4材へ通した後に、もう片方を固定します。

こちらでハンモックのベースとなるソーホースは完成です。

STEP.04 金具を取り付ける

ここまできたら作業は大詰め。ロングシャックルやバネ付きフック、リングプレートを取り付けます。

わたした2x4材の両端にリングプレートを取り付けます。こちらはステンレスパイプを通すためのもの。

リングプレートを取り付けた様子がこちら。この後、ロングシャックルを取り付けていきます。

ロングシャックルの空洞部分に、2x4材を通しましょう。リングプレートを先に取り付けたので、少々通しづらいですが、気になる方は先にロングシャックルを取り付けましょう。

ロングシャックルを2x4材に通したら、バネ付きフックをロングシャックルに取り付けます。ここまできたら、後はハンモックをつけるだけ。

STEP.05 ハンモックを取り付ける

こちらで最終ステップ。ハンモックをバネ付きフックに取り付けます。ハンモックの種類によっては取り付けられない場合がありますので、必ずハンモックの両端がフックが通る大きさの穴になっているタイプを選びましょう。DIYer(s)編集部が選んだのは、長めのタイプではなく、チェアハンモックと呼ばれるものにしています。

ハンモックの両端にある穴へ、バネ付きフックを通します。

ハンモックを取り付けたら、バネ付きフックを写真の状態になるように回転させましょう。

こちらで2x4材で作る、ハンモックは完成です!深みのある色味の2x4材、ブラックの金属パーツ、生成りのハンモックチェアがバランスよく仕上がりました。クッションなどをコーディネイトして腰かければ、ゆらゆら揺れるのがクセになる自分だけの特等席が完成します。
ちなみにみなさんが気になっていたであろう、ステンレスポール。実はここにはハンモックは通しません。写真のようにハンガーを使って、洋服をかけるために取り付けています。自宅の庭やバルコニーに設置したいけど、家族の許可が降りない方、洗濯物干しという名目で家庭内りん議を通してみてはいかがでしょうか?DIYer(s)編集部ではコートラックと言い張って、オフィス内に設置していますよ。
今回完成後、編集部内の男性スタッフ数名で強度を試しましたが、一般的なハンモックの使用目的である座ることに関しては問題はありませんでした。ただし、前後の揺れには安定しますが、左右に揺らすなどすると、ソーホースの構造上、崩れてしまう可能性があります。2名以上で腰掛ける、過度に左右に揺らす、100kg以上の荷物を積載するなど、危険が予想される行為は決して行わないようにしてください。
61 アイテム

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