ハンモックの作り方!2×4材で自作
第4回目を迎え、好評連載中の「2x4LOVES」。2x4材の可能性を探る連載ですが、今回はまさかのハンモックをDIY。インテリアでも、アウトドアでも使える、癒しのプロダクトです。
公開日 2017.10.05
更新日 2022.01.11
INDEX目次
今までの「2x4LOVES」はこちら
2x4材の可能性に驚き!ハンモックをDIY!
そもそも2x4材とは?
2×4材の魅力って?
縦38mm、横88mmが2×4の規格
ゆらゆら揺れる、癒しのハンモックが2x4材で作れます。
そんな妄想を実現にすべく、2x4材といくつかの金具を使ってハンモックをDIYしてみました。また、ポールを通すことで、ハンガーラックとしても機能するようにアップデート。バルコニーやベランダに置けば物干しに、リビングにおけばコートハンガーに、キャンプ場ではジャケットや小物をかけたりと、マルチに活躍してくれますよ。
材料
・2x4材B 1400mm
・ステンレスパイプ 1400mm
・ソーホースブラケット
・ロングシャックル
・リングプレート
・JIS型バネ付きフック
2x4材に装着したらネジで固定するだけで、ソーホースと呼ばれる作業台などに使われる脚を作れますよ。
作り方
STEP.01 2x4材を塗装する
2x4材へサンディング。オイルが染み込みやすくなる、表面のザラザラが滑らかになるなどの効果があるんです。
サンディングを行う際は、作業台の上で行うのがベター。クランプなどを使用して固定すると、より作業が進めやすいです。
実際に塗装の工程へ。ご覧の通り、オイルが垂れてきますので、周辺には養生を欠かさずに。
前回の「2x4LOVES」で製作した作業台ですが、DIYする際にとにかく活躍してくれる優れもの。簡単に組み立て、解体ができますので、ぜひ挑戦してみてください。
2x4材をくるくると回転しながら、全体を塗装しましょう。
塗装が終わったら、乾くのを待ちましょう。1度乾いたタイミングでウエスなどを使って、浮き出た油分を拭き取ります。実はこの時、ただ拭き取るのではなく、刷り込むのも大事な目的。これによりしっかりとオイルが染み込んで、色が表現できるんです。
STEP.02 金具パーツに塗装を行う
金具パーツへ金属用プライマーを塗布します。吹き付け終わったら、乾燥するのを待ちましょう。
プライマーが乾燥したのを確認して、スプレーの塗装を。こちらも塗装が終わったら、乾燥待ちに入ります
乾燥し終わった金具がこちら。程よい光沢感が生まれており、この時は大満足。しかし、どうしても金具同士が擦れる部分は、やはり塗装が剥げてしまいました…。
STEP.03 ソーホースを作る
まずは2x4材の先端へソーホースブラケットを取り付けます。奥に突起があるので、そこに当たるまで押し込みましょう。
ブラケットのビス穴に沿って、ネジ止めを行っていきます。下穴を開けてからビス止めをすることで、作業効率が上がるのは言うまでもありません。
先ほどの要領でブラケットをはめ込んだものに、2x4材をわたします。自分の目線よりも高いソーホースを作るのは、この時が初めて。意外に高さが出ています。
わたした2x4材をブラケットに固定します。
この時、両方を固定するのではなく、片方のみを固定しましょう。ロングシャックルを2x4材へ通した後に、もう片方を固定します。
こちらでハンモックのベースとなるソーホースは完成です。
STEP.04 金具を取り付ける
わたした2x4材の両端にリングプレートを取り付けます。こちらはステンレスパイプを通すためのもの。
リングプレートを取り付けた様子がこちら。この後、ロングシャックルを取り付けていきます。
ロングシャックルの空洞部分に、2x4材を通しましょう。リングプレートを先に取り付けたので、少々通しづらいですが、気になる方は先にロングシャックルを取り付けましょう。
ロングシャックルを2x4材に通したら、バネ付きフックをロングシャックルに取り付けます。ここまできたら、後はハンモックをつけるだけ。
STEP.05 ハンモックを取り付ける
ハンモックの両端にある穴へ、バネ付きフックを通します。
ハンモックを取り付けたら、バネ付きフックを写真の状態になるように回転させましょう。
完成!
WRITTEN BY
Japan
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