トイレのリフォームはいくらかかる?事例から学ぶ基礎知識!

トイレのリフォームを検討するとき、どれくらいの費用がかかるのかという点は気になるポイント。だいたいの費用が分からないことには、リフォームの決断には二の足を踏んでしまうでしょう。 トイレのリフォームにかかる費用は、選ぶ便座や便器、そして工事を依頼する業者によっても変わってきます。そこで、この記事では各種トイレの特徴やメリット、デメリットなどのほか、実際の工事事例についてもまとめてみました。ぜひご覧ください。

公開日 2019.08.16

更新日 2019.08.16

トイレのリフォームはいくらかかる?事例から学ぶ基礎知識!

トイレの種類と特徴

トイレにはさまざまなタイプのものがあります。それぞれに特徴があり、メリットやデメリットも異なります。これらを把握していないと、「仕上がったトイレが使いにくい!」「思っていたものと違う!」といったことにもなりかねません。まずは各種トイレのメリットとデメリット、特徴を押さえておきましょう。

組み合わせトイレ

住宅や店舗、公共施設などでもよく採用されているタイプです。便器と便座、タンクを組み合わせて一体としています。一般家庭でもよく目にする、もっともポピュラーなタイプといえるでしょう。タンクには排水のための水を溜める設計となっており、排水レバーを回すことでタンクの水が流れます。

メリットとしては、停電や断水に強いことが挙げられます。タンクに水が溜められているため、断水時にも排水できるのです。また、タンクに別途給水することさえできれば、継続しての利用も可能です。
このタイプは好みの便座を選んで組み合わすこともでき、故障したときもそれぞれの箇所を交換すればよいため、修理が低コストで済むというメリットもあります。

一方のデメリットとしては、タンクの上や便座との隙間などに汚れが溜まりやすいことが挙げられます。そのため、常時キレイな状態に保つにはこまめな掃除が欠かせません。また、タンクの水は一度流すと溜まるまでに時間がかかり、その間は流せないというデメリットもあります。

シャワートイレ一体型

トイレを構成するパーツが、すべて一体となったタイプです。見た目はスッキリとしたデザインを採用した製品が多く、トイレをスタイリッシュな空間にすることができます。独立したパーツを組み合わせて構成されたトイレではないため全体的に継ぎ目が少なく、汚れが溜まりにくいことがメリットといえるでしょう。掃除もしやすいタイプです。

デメリットとしては、ほかのタイプと比べて高価格帯の製品が多いことが挙げられます。また、一体型という性質上、故障したときにはまるごと修理、もしくは交換しなくてはならないのもデメリットといえるでしょう。

タンクレス

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便器の後ろにタンクを設置しないタイプで、水道と直結させることで排水を行います。温水洗浄便座を標準で備えている製品が多くを占めているのも特徴といえるでしょう。水を溜めておくタンクを必要としないことで、コンパクトな設計を実現しています。トイレの室内を広く使えるのは大きなメリットといえるでしょう。

継ぎ目が少ない設計でシンプルなフォルムを実現しており、それゆえに掃除もしやすくなっています。汚れが溜まる部分も少ないため、衛生的な状態を保ちやすいのもメリットです。また、水道直結のため連続して水を流せるのもうれしいポイントといえるでしょう。タンクに水を溜めるタイプは、一度流すと1~2分ほど流すことができません。

ただ、タンクのあるトイレは、簡易な手洗いもセットになっているケースがほとんどです。タンクレスだとこの手洗いがないため、別途設けなくてはなりません。また、断水時には使用できなくなるほか、水を流すために電気を使用しているため、停電に弱いというデメリットもあります。多くの製品では手動のレバーを設けるなど、停電対策が施されています。

収納一体型トイレ

タンクを覆うように収納キャビネットを設置するタイプです。タンクにつながっている給水管やコンセントなどをキャビネット内部に納められるため、スッキリとした見た目を実現できます。

なんといっても、キャビネット部に小物を収納できることが大きなメリットです。トイレットペーパーや掃除用具などをしまっておけるため、スタイリッシュな空間が実現できるでしょう。床に掃除用具を置いておく必要もなくなるので、邪魔になるものがなくなり床掃除もしやすくなります。

デメリットは、あくまでもタンクの両側が収納スペースとなるため、それほど大きなものは入れておけないことです。トイレットペーパーや掃除用のブラシ、雑巾などこまごましたものしか収納できません。

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トイレのリフォーム期間

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トイレのリフォーム期間は、どのような工事を行うかによって変わってきます。便器のみを交換するだけなら数時間で終わりますが、組み合わせトイレからタンクレスに換えるようなケースだと、半日から1日程度かかることもあります。

和式から洋式に換える場合には、床工事や給排水管工事なども必要になるため、1~2日ほどかかることがほとんどです。また、給排水管が著しく劣化している、基礎部分に損傷が見られるといったケースでは、3日以上かかることも珍しくありません。

目安は1~3日以内ですが、実際にはさまざまな要素によって期間が変わります。リフォームを行う前には業者による調査が行われ、その上で最終的な工期が決定します。

トイレのリフォームを行う際に覚えておいてほしいのは、工事期間中にはトイレを使用できないということです。半日程度なら我慢できることも多いでしょうが、1日以上かかる場合には、何らかの対策を考えなくてはなりません。
まずは、リフォーム業者に工事期間を確認するところから始めましょう。

トイレのリフォーム事例

考えている予算でどれくらいの工事ができるのか知りたい、という方も少なくないでしょう。そこで、ここでは予算別に工事の事例をまとめてみました。具体的な事例を知ることで、予算の範囲内でどのようなリフォームができるのか明確にイメージしやすくなるはずです。

10万円未満のトイレリフォーム

トイレのリフォームはいくらかかる?事例から学ぶ基礎知識!
10万円未満では、便器の交換などは難しいでしょう。便器そのものは5~7万円程度で購入できても、工賃や諸経費などを入れるとトータルで10万円以上になるケースが多いからです。そのため、この予算でできるリフォームには壁や天井のクロス貼り替え、床のクッションフロア貼り替えなどが挙げられます。

また、照明器具の交換や追加、コンセントの増設といった工事も可能でしょう。つまり、直接便器に関わらない内装の工事がメインとなります。壁や天井のクロス、床のクッションフロアを貼り替えただけでもトイレの印象は大きく変わります。ただ、いずれ便器も替えたいと考えているのなら、そのときにまとめて工事したほうがリーズナブルです。

10万円~20万円のトイレリフォーム

これくらいの予算になると、本格的なリフォームが可能です。例えば、古くなった組み合わせトイレを新しい製品に交換する工事もできます。壁リモコン式の温水洗浄便座を備えることもでき、壁のクロス、床の貼り換えも予算の範囲内で可能でしょう。

便器や便座を交換し、トイレの幅を拡張する工事も可能です。拡張することで空間にゆとりができるため、より快適に利用できるトイレとなります。また、手すりをつけてバリアフリーにするといった工事もできます。

手洗いの増設も可能ですが、キャビネットのグレードが高くなると予算をオーバーしてしまうかもしれません。低グレードなものだと、4~5万円台でも施工可能です。

20万円~50万円のトイレリフォーム

便器や便座を交換できるほか、壁や天井、床などトータルでのトイレリフォームが可能です。白を基調とした明るいトイレから、アクセントクロスを用いた落ち着きとモダンさを兼ね備えた空間にもできます。

タンクレストイレは高価格帯の製品が多い傾向にありますが、この予算内なら十分可能です。タンクレスだと手洗いがないため新たに必要となりますが、手洗いカウンターを設置した場合でも予算を大幅に超えることはないでしょう。

この予算帯なら、クロスやクッションフロアも高価格なものをチョイスできます。そのため、より理想に近いトイレへとリフォームすることが可能になります。

50万円以上のトイレリフォーム

トイレ全体のリフォームが可能になる予算です。自動洗浄やフタの自動開閉といった高機能を備えた機種への交換もできるでしょう。便器の位置を変える場合だと配管や床工事も必要になりますが、そうした工事も可能です。

和式から洋式への工事もできます。和式の場合だと便器が床に埋め込まれているため、解体の手間がかかります。また、新たに床を造る必要があるためコストが高くなりがちですが、50万円以上を見ておけば問題ないでしょう。

例えば、土壁を採用した和式のトイレを洋式に換え、壁や天井をクロスで仕上げることもできます。既存のタイル床は解体し、クッションフロアで仕上げ照明も新しいものに換えられます。

リフォームで快適なトイレ空間を

トイレのリフォームはいくらかかる?事例から学ぶ基礎知識!
トイレはそう頻繁に交換するものではなく、リフォームが終わってから10~20年は毎日使うことになります。毎日使うトイレだからこそ、リフォームを行うのならポイントを押さえておかねばなりません。

トイレの種類や工事の期間について知っておくのはもちろんですが、予算を考えることも大切です。安さを求める方も少なくありませんが、低価格にこだわりすぎると後悔してしまうことも。

予算を抑えすぎた結果、せっかくリフォームしたのに以前よりも使いにくいトイレになった、以前とあまり変わらなかった、となることも考えられます。長く使い続けるトイレなので、安さだけにこだわらず、快適さや機能性を追及したリフォームを目指しましょう。

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