【和室DIYのおしゃれアイデア集】セルフリノベに挑戦しよう!
世間でも注目が集まるセルフリノベーション。今回はそのセルフリノベーションの中でも和室をリメイクした実例をご紹介。和室を洋室に変えたい思っていた方、要チェックですよ!
公開日 2018.02.14
更新日 2022.01.07
INDEX目次
和室DIY:フローリングに変える
和室DIY:001
まずは、和室からフローリングに変身させられる「フロアシート」をご紹介。幅が広いタイプのフロアシートなら、広めの和室でも一気にイメージチェンジすることができます。落ち着いたインテリアが好みなら、ビンテージ風のフロアシートがおすすめ。ぬくもりを感じる、癒やしの空間を簡単に演出できます。
和室DIY:002
薄手のフロアシートを畳の上にそのまま敷くと、生活しているうちにずれてしまう心配もあるので、クッション性のある厚手の素材を選ぶようするのがベター。ホームセンターやネットショップなど、お手頃価格のものが豊富にそろっているので、探す価値アリですよ!
和室DIY:003
シートのデザインを変えれば、モノトーンが好みの方にもぴったりの和室リメイクが叶えられます。畳の上に敷くだけだから、賃貸でも原状回復できるのが嬉しいですよね。フロアシートをめくれば、畳にこもった湿気を乾燥させることができるので、定期的なお掃除もラクチンです。
和室DIY:004
ナチュラル感をつきつめるなら、白い木目のフロアシートを。すっきりシンプルなお部屋や、柔和な雰囲気などが得意なデザインです。また、縦ラインは配置する家具の存在感を引き立ててくれるので、お部屋全体のまとまりが欲しい時にもおすすめですよ。
和室DIY:005
和室DIY:006
こちらの、かわいい子ども部屋に敷かれているのは、ジョイントマットと呼ばれる正方形タイプのもの。片手で持てる扱いやすさが特徴です。凸凹になっているつなぎ目をはめ込み、好みのサイズに敷き詰めていきます。写真のように1色に統一したり、2色を互い違いにしてレトロな雰囲気を演出することができるので、自分好みの楽しみ方ができます。100円ショップでも購入できるので、気軽にリメイクしたい時にも便利!
和室DIY:007
持ち家の方なら、本格的に和室からフローリングへのDIYにチャレンジしてみては?畳を完全に取り去り、骨組みをして床の棟上げをし、床材を敷いていきます。写真のお部屋は、6畳のようですが、床材、木材、床材用接着剤、壁用のペンキ代を含めて3万円ほどだったそう。思った以上に安く仕上げることができるのもDIYの魅力のひとつですよね。
和室DIY:008
フローリングへのリメイクではなく、畳を布で貼る方法もオススメ!貼り替え方法は、畳全体を布で覆い、ガンタッカーで裏側に留めていくだけ。とてもシンプルですが、表面にたるみが出ないように布を引っ張りながら、細かい間隔で留めていくのがポイントだそう。四方の中央を仮止めし、その4点を始点にして角に向かって留めていくとキレイに仕上がりますよ。
和室DIY:ふすまを変える
和室DIY:009
畳と同様に、いかにも和室な雰囲気をかもし出してしまう「ふすま」。長く使っていれば、痛みや汚れが目だってくるし、賃貸などのふすまだと安っぽささえ感じてしまうことも。そんなふすまも、写真のようにガラリと変わった雰囲気に変えることができます。最初から、一般的なふすまのサイズで販売されている壁紙シートもあるので、初めてでも気軽に挑戦できますよ。
和室DIY:010
和室DIY:011
和室DIY:012
和室の趣を残しつつ、モダンに攻めてみるのもおすすめ。写真のような大ぶりなデザインや深みのあるカラーを選んで、どこか北欧っぽい空気感を出すテクニックも参考になりそうです。シートを貼るときには、空気が入り込みにくくするために、ふすまを外して床に置いて横にした状態で行う方がいいそうですよ。
和室DIY:013
和室DIY:014
和室DIY:015
写真の右側に移っている、大きな黒板。実はこれも、ふすまをリメイクしたものなんです!黒板塗料を塗るだけなので、想像以上に手軽なのにとってもおしゃれですよね。ふすまが貼られている上から塗ることができる専用のペンキや、黒だけでなく赤や黄色、紫色など多様なカラーなど、さまざまなタイプがそろっています。
和室DIY:016
DIY和室:壁を変える
和室DIY:017
思い切った和室リメイクに挑戦するなら、お部屋のイメージを一気に変えることができる壁を変えてみましょう。こちらのアイデアは、壁に青みがかった濃い緑色に塗り、さらにホワイトで擦れを出すことで、ぬくもりのある空気感を印象付けています。
和室DIY:018
和室DIY:019
落ち着いた雰囲気をかもし出してくれる「板壁」。写真右半分の白い板壁は、1×4材をつなぎ合わせてる作られています。ただ立てかけるだけでは倒れやすくなってしまうので、壁面に沿ってL字型に組み立てるという工夫も、DIYならでは!
和室DIY:020
元は和室だったなんて、まったく想像がつかない仕上がりのこちらのお部屋。これまでにも、レンガ柄やパステルカラーなど、さまざまな壁紙シートでリメイクを楽しんでいるそう。モノトーンに落ち着かせる時にも、シンプルな無地のものに木目柄を交えるなど、さりげなく変化を加えるのがおしゃれのポイントです。
和室DIY:021
和室DIY:022
夏の海や空をイメージさせるブルーと、白い天然木をミックスさせたヘルシーな西海岸インテリア。ビーチ感のあるモチーフは開放感を、ナチュラルなフレームに飾られた写真からはアットホームな雰囲気が感じ取れます。好きなものに囲まれて暮らしたいという方にとって、よいお手本になりそうなお部屋です。
和室DIY:障子を変える
和室DIY:023
木材や鉄材など、無骨なインテリアのお部屋に取り付けられているのは、リメイクされた障子。障子紙ではなく、透け感のある素材を用いたり、下半分には大胆に板材を取り付けたりしているので、もはやアンティークの引き戸にしか見えないデザインセンスに脱帽です。
和室DIY:024
腰窓の障子の木枠を、白でペイントすればナチュラルな仕上がりに。木枠の中が障子紙のままでも、和より洋の雰囲気が強く出るので、手軽にイメージチェンジしたい時におすすめです。
和室DIY:025
とてもスタイリッシュな、スケルトンデザインの障子。これ、実は100円ショップで購入した窓用バブルシートが貼られています。アイデアが秀逸なら、ここまでの変化を手ごろなお値段で楽しめるというのも、DIYの魅力の1つです。
和室DIY:026
こちらは、ポリカーボネートを貼ったスケルトンデザインの和室DIY。おしゃれなだけでなく、紙よりも有機ガラスの方が防寒にもなるそうで、暮らしやすいお部屋づくりにも一役買っています。
和室DIY:027
障子を取り外して、間仕切りを作ったアイデアです。DIYで棚を作る時に便利なディアウォールを使っています。部屋を明るい印象にする窓枠を取り付け、観葉植物や雑誌を飾ってお気に入りのスペースを増やせば、お部屋にいるのがますます楽しくなりそう。
和室DIY:028
生活していると、障子があることで「暗い」という印象を持ってしまう方も結構多い様子。こちらの写真の方のアイデアは、IKEAで購入したファブリックを貼り付けたもの。障子紙を外して、画鋲とタッカーで留めているそうです。障子紙の頃よりも明るさを感じられるそうなので、お部屋のイメージがかなり変わりそう!
和室DIY:029
こちらも、障子に薄いカーテンを貼り付けたアイデア。マスキングテープと両面テープを木枠に貼り付けてから、カーテンをピンと張りながらくっつけて留めてあります。お子さまがいるお家なので、つい触ってしまい下の部分は何度か剥がれてしまったことがあるそう。その際は前述のようにタッカーを利用した方がよさそうです。
和室DIY:030
和室をリノベーションするメリット
和室のDIYでは、自分の好きな空間を自由に作り上げることができるのも魅力の一つです。和室の懐かしさのある雰囲気も良いものですが、スタイリッシュな現代的な空間や、洋風のアンティークな空間が好きな人などは、目指すイメージが違うと感じることでしょう。そんなときでもDIYをすれば、自分の好きな空間をあきらめる必要はありません。和の雰囲気を残しながら新しい要素をトッピングしたり、和の雰囲気をまったくなくしてガラリと洋風にアレンジしたりなど、仕上がりはあなた次第。自分の好きな空間を自由に楽しむことができます。
和モダンへのDIYに必要な費用の事例
壁や床、天井などをお洒落に改造
小物を活かして和モダンに
ほとんどの和室にあるふすまには、裏面が接着シートになっているリメイクシートがおすすめです。壁やふすまに貼るだけで、かんたんにお部屋の空気を変えることができます。もう少ししっかりした素材がお好みなら、剥がせるタイプの壁紙がよいでしょう。価格は1m四方で2,000円程度。賃貸でも気軽に使えます。
和室をリノベーションするときの注意点
和室のDIYでは、湿度対策も重要です。畳の上にフローリングシートやカーペットを敷くと、湿気がこもりやすくなります。カビやダニなどが発生してしまわないように、定期的にフローリングシートやカーペットを外して畳に風を通すようにしたり、調湿シートを敷いたりして対策しましょう。壁に貼る壁紙シートやタイル状建材なども、吸湿機能のあるものを選ぶことができます。
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Japan
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