みんながリフォームにかけた金額は?事例から見る費用の目安

リフォームは、間取りや設備などの条件によって費用も大きく異なることが特徴です。これからリフォームを考えている人に向けて、実際にかかった費用を施工の実例とともに解説します。リフォーム金額に大きく影響するポイントやリフォームローンの借り入れについてもチェックしましょう。

公開日 2020.09.12

更新日 2020.09.12

みんながリフォームにかけた金額は?事例から見る費用の目安

近年、中古物件の人気も上昇傾向にあり、リフォームをして理想の住まいを手に入れたいと考える人も多いでしょう。「中古の物件を購入したけれど、リフォームの相場が分からない」「できるだけ予算をかけずにリフォームを行いたい」という人に向けて、事例別にリフォームにかかった金額をこの記事では紹介します。リフォームローンを利用する時のポイントについてもわかりやすく説明するため、リフォームを検討している人は参考にしてみましょう。

リフォーム金額に大きく影響する条件とは?

リフォーム後の仕上がりが一見同じように見えても、工事の内容によって金額もさまざまです。一戸建ての全面リフォームを行う際、費用の相場は500万~1,500万円ほどと言われています。できるだけ予算を抑えてリフォームを行うためにも、あらかじめ費用がかかる設備やポイントを押さえましょう。この段落では、リフォームの見積もりに大きく影響を与える4つの条件について紹介します。

元の住宅の状態・築年数

リフォームを行う時に確認するべきポイントは、住宅の築年数と劣化状態です。築年数が古く劣化が進んでいれば、その分リフォームにかかる費用は高くなる傾向があります。一軒家をリフォームする際、おすすめの施工とその費用を築年数ごとにチェックしましょう。

キッチンやトイレ、バスルームなどの水回りは約15~20年が寿命だと言われています。築年数が20年の住宅におけるリフォームでは、水回りの設備を全面的に新しくする施工と、傷みやすいクロスやフローリングを張り替える施工がオススメです。屋根と外壁の塗装も併せて行うと、家の寿命を伸ばすことができます。リフォームにかかる費用は、500万円前後が相場です。

築30年の住宅では内装だけではなく、配管の劣化も顕著になる傾向があります。築30年の傷みがある住宅は、内装や外装を最初から作り直すスケルトンリフォームを行う人が多いことが特徴です。屋根や外装などの塗装も含めると、費用は1,000万円ほどかかります。

築40年以上の住宅は、外装と内装のどちらもスケルトンリフォームを行うようにしましょう。1981年より前に建てられた住宅は、新耐震基準が制定される前に設計されたものであるため、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。家の基礎から作り直すケースもあるため、費用は1,500万円前後かかることも珍しくありません。

間取り変更の有無

家族構成や生活状況が変化することで、住んでいる住宅の間取りが手狭に感じることもあるでしょう。間取りを変更するリフォームでは、部屋同士を繋げて1つの大きな空間にしたり、広い部屋を複数に分割したりするプランもあります。

間取り変更を含むリフォームは大規模な工事になるため、費用が高額になるケースが多いことが特徴です。また、間取りの変更がなくても水回りの位置を買える場合は、配管工事が必要なために費用がかさむ傾向があります。さらに、間取り変更では設計費や仮住まい費用、引っ越し費用などが必要になることもあるでしょう。そのため、予算を抑えて間取り変更がしたい時には、トイレやバスルーム、キッチンなどの水回りは変更せずにリフォームすることがポイントです。

導入する設備や資材のグレード

みんながリフォームにかけた金額は?事例から見る費用の目安
水回りの設備、クロスやフローリングの資材などはさまざまな種類があるため、グレードによって金額も異なります。特殊なコーティングによって汚れが付きにくい洗面台や、使いやすさにこだわった設計のキッチンなど、最新の設備は魅力的です。ハイグレードな備品は費用も高額になるため、安くリフォームしたい時にはローグレードからミドルグレードのものを導入しましょう。

しかし、外壁塗装の塗料などに関しては、中途半端なグレードのものを使用すると劣化が早く、後で追加の工事費用がかかることもあります。外壁などにハイグレートな設備や資材を導入することは、後々のコストパフォーマンスが高くなることが特徴です。

「建て替え」と「全面リフォーム」はどちらがお得?

「リフォーム」とは、家の基礎部分は残して部分的に改築や修繕を行うことを指します。一方「建て替え」とは、家の基礎部分から全て取り壊し、新たに住宅を建てることです。

リフォームをする時には、外装の工事や耐震補強をするかどうかで費用も大幅に異なります。外装の工事では50~200万円ほどかかり、耐震補強では100~200万円ほどかかるケースがほとんどです。リフォームは既存の設備を生かしながら改修していくため、もし外装に問題がないのであればそのまま残し、内装だけを全面的にリフォームしましょう。

また、住宅の建て替えを行う時には、建て替え費用以外に家の解体費や破棄費、建て替え期間の仮住まい費用、引越し費用などがかかります。建て替えを行うことで1,000~4,000万円ほどの高額な費用が必要となることもあるため、注意が必要です。リフォームは改修費以外に基本的には費用がかからないため、想定外の出費を抑えることができるのが利点だといえるでしょう。

リフォームにいくらかかった?事例から見る金額の目安

ここからは、実際にリフォームにかかった金額の目安と、事例を紹介します。リフォームをする際に参考にしておきたい物件の建築種別、築年数なども併せて確認しましょう。

場所移設で解放感のあるオープンカウンターキッチンを叶えた事例

リショップナビに掲載されているリフォーム事例では、築年数は33年で鉄筋鉄骨コンクリートの中古住宅にスケルトンリフォームを行いました。本来は4LDKだった間取りを3LDKへ変更し、リビングからダイニング、キッチンへ繋がる開放的な間取りとなったことがポイントです。天然の無垢材などをふんだんに使用し、ポルトガルのタイルを出力した壁紙をアクセントにしています。

工事面積は70.0m2で、リフォーム箇所は キッチン 、リビング 、ダイニング 、洋室 、廊下などであり、総費用は約700万円でした。施工日数は、50日間ほど要しています。

バスルームを拡張してシックなユニットバスを設置した事例

Panasonicに掲載されているこちらの事例は、浴室全面リフォームを行っています。築年数30年の一戸建て住宅で、タイルの床や壁を使用しており、冬場の冷え込みが悩みだったそうです。広々としたバスルームを実現するため、浴室を拡張し1.0坪のユニットバスを設置しています。リフォームしたバスルームは保温性に優れ、お手入れのしやすさも魅力です。

工事面積は約3.3m2で、工事費用は約100万円かかりました。施工日数は、約60日間です。エコナビ付の暖房換気乾燥機やW節水シャワー水洗を完備し、地球に優しい設計になりました。

外壁の塗り替えで住宅の遮熱性能も向上させた事例

価格.comに掲載されているこちらは、築年数15年の木造軸組み工法による一戸建て住宅であり、外廻りのリフォームを行っています。耐久性が高いシリコン系遮熱塗料を塗装し、明るく親しみやすい外観になりました。屋根と外壁は遮熱性のある塗料を使用し、夏の暑さを和らげる効果が期待できます。

生垣をフェンスに変更することで、風通しの良い住宅を実現しました。屋根や外壁、バルコニー塗装などの外装を中心とした工事を行い、総費用は約185万円です。工期は、約6週間かかりました。

築47年の団地を間取りからフルリノベーションした事例

リノベりすに掲載されているこちらは、収納問題を解決する全面リフォームの事例です。リフォームを行った住宅は築47年で、地上5階建ての5階にあります。4LDKだった間取りを、大胆に2DKへと変更しました。3室あった和室は洋室に作り替え、壁や仕切りは取り払うことで開放的な空間を演出しています。水回りの位置は動かさず、予算を抑えていることもポイントです。

ベッドルームの両脇には大きなクローゼットを設け、洋服の量が多かった家主の希望を叶える設計となりました。落ち着いたグレーを基調とした床や壁は、アンティークなインテリアにも似合う内装です。工事面積は75.84m2であり、工事費用は約920万円かかりました。

築30年の一軒家を二世帯住宅へ全面リフォームした事例

PanasonicリフォームClubに掲載されているこちらは、全面リフォームの事例です。大正時代に建てられ、増築を繰り返してきた築30年の一戸建て住宅。2世帯で快適に暮らせるよう、利便性にこだわったリフォームを行いました。

キッチンはリビングダイニングよりも1段高い位置に設計することで、キッチンから家族の様子が見えやすいよう配慮しています。トイレや洗面所などの水回りは、リビングとベッドルームの両方から移動しやすいよう導線を確保しました。

工事面積は約168m2で、工事の総費用は約1,500万円です。施工期間は、約137日かかりました。

【種類別】知っておきたい、リフォームローンの借り入れ限度額について

リフォームの費用は高額になることも多いため、金額によってはローンを組むことも検討しましょう。リフォームローンには「有担保型」と「無担保型」の2種類があり、借入限度額や金利などが異なるため利用する際には注意が必要です。この段落では、ローンを組む時に知っておきたいポイントを解説します。

有担保型リフォームローン

有担保型リフォームローンは、借入限度額が高く金利が低いのが特徴です。有担保型リフォームローンの金利相場は約1~2%で、借入限度額は1,000万〜1億円です。借入期間は最長35年であり、無担保型リフォームローンよりも余裕をもって返済できるメリットがあります。

リフォームで付加価値がついた住宅の担保評価額から住宅ローンの残高を差し引いた時、担保割れしている場合には借り入れができない場合も少なくありません。そのため、住宅ローンの返済が終わっていない場合には注意しましょう。

無担保型リフォームローン

無担保型リフォームローンは、有担保型のローンに比べ金利が高く、借入限度額も小額であることが特徴です。無担保型リフォームでは金利相場は約2〜5%であり、借入限度額は500万〜1000万円です。借入期間は最長10〜15年であるため、計画的に返済をするようにしましょう。

無担保型リフォームローンは審査が軽く、審査結果が即日に出るケースもあります。保証人が不要な場合が多いことも無担保型リフォームローンの利点であり、有担保ローンよりも利用しやすいことがポイントです。

有担保型と無担保型、どちらのリフォームローンを選ぶべき?

みんながリフォームにかけた金額は?事例から見る費用の目安
リフォーム費用が100万円を超え、高額の借り入れが見込まれるようなら金利の低い有担保型リフォームローンを利用しましょう。有担保型リフォームローンを利用するときには、担保を登録する際の事務手数料や保証料などの費用が数10万円ほどかかることもあります。そのため、100万円以下の小額のリフォームであれば、気軽に借りられる無担保型リフォームローンを選択すると良いでしょう。

住宅ローンよりもリフォームローンの方が、審査が軽く、通りやすい傾向があります。しかし、実際に借りられる金額は年収や職業、年齢やその他の債務状況などによって変わるので、注意しましょう。また、借入をする人の健康状態や勤続年数なども審査の対象として含まれています。

よりお得にリフォームを行うためには、複数の業者に見積もりを依頼することがポイントです。カシワバラ・コーポレーションは、日常生活の不都合をデザインで解決することを目指し、使う人の立場に立ったリノベーションを提案しています。リフォームを考えている人は、ぜひカシワバラ・コーポレーションを検討してみてはいかがでしょうか?

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