オーナーとキャンパーが一緒に作り上げる、進行形キャンプ場
2018年7月に山梨県北杜市にオープンした「The Camp & Garden amanayu」。 元々は経営コンサルタントだったオーナーさん。40歳を機に脱サラして土地を購入。造成、小屋、炊事場の建設。キャンプ場のほぼ全てを1人で作り上げた。 実際に2回キャンプをしてきましたので、写真とともにレポートをお届けします。
2022.01.07
明るいうちから火を囲む贅沢
テントの設営が完了したら早々に焚き火の準備に取り掛かります。一般的なキャンプ場では焚き火用の薪は場内で有料で販売していますが、このamanayuでは薪が使い放題なのです。造成時に伐採した木をオーナーさん自らがチェーンソーや斧で切って加工し、専用の小屋に日々ストック。
もちろんキャンパー自身でその工程を行うこともできます。
もちろんキャンパー自身でその工程を行うこともできます。
薪のストック小屋。ここから必要な分の薪をサイトへ運びます。
備え付けのノコギリを使って自分でカットすることもできます。造成で出た倒木が大量だったため、その際もボランティアのキャンパーさんに集まってもらい、皆で一緒に薪割りをしたのだとか。
薪も大量になると重たいので、こちらも備え付けのラジオフライヤーを使ってサイトまで運びます。
普段のキャンプでは日が暮れてから焚き火を始めることが多いので、明るいうちから火を囲める贅沢感はこのキャンプ場の特権です。
静寂に包まれて過ごす贅沢な時間
日が落ちてきて、ランタンを灯して夜を迎い入れる準備を始める。キャンプで好きな時間です。みんなで夕飯を済ませて子供たちが寝静まったあとは、大人だけでひたすら焚き火、焚き火、焚き火...。
日々の生活のこと、仕事のこと、子供のこと。気の置けない仲間たちとの他愛もない会話が楽しくて仕方ない。
日々の生活のこと、仕事のこと、子供のこと。気の置けない仲間たちとの他愛もない会話が楽しくて仕方ない。
何度でも「帰ってきたくなる」キャンプ場
まだ2回しか泊まっていない我が家ですが、来る度に次回の予約をして帰るほどのお気に入りキャンプ場に。その理由は決して高規格な設備や素晴らしい環境だけではない。そこに確実に息づくオーナーさんの優しさとホスピタリティの虜になっているのです。
受付の小屋は未だ完成していないため、折を見てまたボランティアを募る予定なのだとか。
何をもって「完成系」とするかはその人次第ですが、あえてそこを見据えずに、利用するキャンパーと一緒に作り上げていくスタンスには素直に感動を覚えました。まさに「進行形」のキャンプ場。
帰り際はエアストリームの2号機と愛車をパシャリ。こういった「映え」スポットをしっかりと抑えているあたりも抜かりないです(笑)
受付の小屋は未だ完成していないため、折を見てまたボランティアを募る予定なのだとか。
何をもって「完成系」とするかはその人次第ですが、あえてそこを見据えずに、利用するキャンパーと一緒に作り上げていくスタンスには素直に感動を覚えました。まさに「進行形」のキャンプ場。
帰り際はエアストリームの2号機と愛車をパシャリ。こういった「映え」スポットをしっかりと抑えているあたりも抜かりないです(笑)
訪れた人の多くがこのショットを撮って帰るのだとか。観光地に行くと良く見かける「顔出しパネル」のようなものでしょうか...。
キャンプ場の紹介
予約・問い合わせはインスタグラム公式アカウントのDMにて。
35件中20 - 35件を表示
WRITTEN BY
Japan
キャンプ2年目。恵比寿で小さな会社を経営しながら、隙あらばキャンプを楽しむ2児の父です。
基本的に四六時中キャンプのことを考えています。
Instagram
https://www.instagram.com/tomotech54/