オーナーとキャンパーが一緒に作り上げる、進行形キャンプ場
2018年7月に山梨県北杜市にオープンした「The Camp & Garden amanayu」。 元々は経営コンサルタントだったオーナーさん。40歳を機に脱サラして土地を購入。造成、小屋、炊事場の建設。キャンプ場のほぼ全てを1人で作り上げた。 実際に2回キャンプをしてきましたので、写真とともにレポートをお届けします。
2022.01.07
静寂とエアストリームがお出迎え
エアストリーム1号機
キャンプ場内にはアメリカから海を渡ってきたエアストリームが2台鎮座しています。どちらも内部は綺麗にリフォームが施してあり宿泊することが可能。写真は場内の入り口付近にある1号機。
細部に宿るこだわりとホスピタリティ
こちらの水場も全てオーナーさんによるDIY。見るだけで気持ち良さが伝わってきます。
スタイリッシュなだけではなくお湯もしっかりと出る。寒い日の水洗いへの配慮と優しさが感じられます。
水場からはエアストリームが。見える風景が素敵なだけで水洗いも楽しくなりそうですね。
シックな外装の建物はトイレで、反対側にはシャワールームが6個完備されています。緑と赤のランタンサインがかわいい。 こういった小屋は場内に2棟あって、いずれも「ハーフビルド」の方法を用いて建設、ボランティアで集まった有志のキャンパーさんの手を借りて一緒に作ったとのこと。参加者の中には子供もいたようで、良い経験になったでしょうね。
トイレ内の洗面台。合板をそのまま使用することで綺麗になり過ぎず、適度なラフ感が残っています。
通路沿いには一定間隔で照明が配置してあり、夜のキャンプ場内も安心して歩くことができる。これももちろんオーナーさん自らの手によるもの。
自然との調和が図られたキャンプサイト
サイトは全部で10区画ほどで大小様々。全体的に一般的なキャンプ場に比べてだいぶ広い印象。一区画にテントを2、もしくは3つくらいは張れそうなほどの面積があるところも。
どのサイトも自然との調和が見事に図られていて、サイトごとに高低差があるため他のキャンパーさんがあまり視界に入らないような設計になっています。
画像は2回目の訪問時の我が家のサイト。友人4家族でのグループキャンプでしたが、息子が前日に熱を出してしまったため、思いがけず娘との初デュオキャンプとなりました。 我が家は2人なのでサイトはコンパクトに。
キャンプを初めて2年目の友人ファミリーが新幕としてチョイスした小川のアポロン。発売以降、今も品薄状態が続いている人気のドームテント。この日はフィールドでの初張りでした。
他の友人の手も借りつつ30分ほどで設営完了。そのサイズと堂々とした姿は目を引くものがあります。自然に馴染むカラーながら、どこかミリタリーテイストが漂っていて男心をくすぐります。
木立に囲まれた心地の良いサイトが完成しました。
初めて訪れた時のサイト画像。大型シェルター、4人用ドームテント、車を入れても余るほどの広さ。
テントサイト内にあるファイヤーピット。こちらもオーナーさんのDIYによるもの。ワイルドな焚き火を楽しむにはもってこいです。
WRITTEN BY
Japan
キャンプ2年目。恵比寿で小さな会社を経営しながら、隙あらばキャンプを楽しむ2児の父です。
基本的に四六時中キャンプのことを考えています。