ワンポールテントオススメ24選!1人用~10人用、大きさ別まとめ!

ワンポールテントはトンガリ屋根の独特なデザインで人気のテントです。おしゃれな外観から、キャンプやグランピング、野外フェスにとさまざまなアウトドアシーンで注目されています。ワンポールテントの特徴と選び方、サイズ別のオススメワンポールテントをご紹介します。

2022.01.07

ワンポールテントは1本のポールで建てるテントです。かわいらしい見た目と個性的な存在感でキャンプ場でも目立つ存在です。そのため、一見キャンプ上級者向けのテントと思われがちですが、ワンポールテントは組み立ての工程が単純なので、簡単に設置、撤収ができ、初心者にもオススメ!ここでは、ワンポールテントの特徴やメリット、デメリット、キャンプ初心者にも分かりやすいワンポールテントの選び方をご説明します。また、サイズ別にオススメのワンポールテントをご紹介します。ぜひ、お気に入りのテント選びの参考にしてください。

ワンポールテントの特徴

ワンポールテントはその名の通り、1本のポールで立てる円錐形のテントです。モノポールテントとも呼ばれています。アメリカ先住民族、インディアンの住宅用ティピーテントや、モンゴル遊牧民のゲルからヒントを得て作られました。
ドーム型のテントは、何種類ものポールを組み立て、フレームを作って設置しますが、ワンポールテントはテント外側にペグを打ち込み、1本のポールを立てるだけなので、スピーディに設置でき、初心者でも設置・撤収がしやすいテントと言えます。また、ポールの数が少ない分、コンパクトかつ軽量で済みます。独特なとんがり屋根の形は、大型のテントだと天井が3m近くあるテントあるので、中で立つこともでき、居住性のよさが魅力のひとつです。
テント自体が目立つのとサイトをおしゃれにアレンジしやすいのも人気の理由です。ドーム型テントと比べて安価なのも多く、セカンドテントとし購入するキャンパーも多いようです。ただ、強風に弱い、ペグ打ちをしないと自立できない、ペグ打ちが面倒などというマイナス面もあります。

ワンポールテントの選び方

ワンポールテントと選ぶ際、大きさはテントの使用可能人数より1人少ない人数で使うことを目安に選ぶようにします。そうしておくと、荷物を置いても余裕があり、快適に過ごすことができます。テントの素材は、ナチュラルな感じを好むなら、コットンがオススメです。高級感があり、おしゃれで火にも強く、テント内でストーブを設置できるタイプもあります。
反面、価格が高いのと、重い、水を含みやすい、という注意点があります。最近は防水性に優れ、軽量化したコットンとポリエステルの混紡素材が主流となっています。持ち運び重視で軽量なものを選ぶ場合は、ポリエステル素材がいいかも。ほかに、インナーテント付きや土間を作れるタイプなどさまざまなモデルが登場しているので、使い道を考えて選ぶようにするとよいでしょう。

1~2人用、オススメワンポールテント

フレームが無く、コンパクトで軽量なワンポールテントは、荷物を少なくしたいソロキャンプやツーリングにぴったりです。1人ですべてしなければならないソロキャンプなどでは、設営・撤収が楽なこともオススメできる点です。また、軽量なので、野外フェスなどでも重宝します。
テントでは2人で寝る場合でも荷物置き場のスペースを取られてしまうので、使用可能人数マイナス1でテントを選ぶことをオススメします。テント内にインナーテントが付いているタイプなら、荷物置き場と寝室が別にできるので便利です。素材は軽量なポリエステルかオススメです。

ライダーズワンポールテント 【DOD(ディーオーディー)】

ツーリング仕様のワンポールテントです。直径14cm×長さ50cmのコンパクトサイズに収納でき、バイクに積みやすいサイズとなっています。付属品を含めても総重量も2.5kgと軽量です。寝室と前室が分かれているタイプで別売りのポールを使用すれば、前室の入り口をキャノピーとして使用することもでき、さらにスペースが広がります。

ワンポールテント エクスカーションティピ 210 【Coleman(コールマン)】

ユニークな形のテントです。この形により、前室を広くすることができ、開閉時のテント内に雨の侵入を防ぎます。収納時のサイズは直径17cm×長さ50cmとコンパクトサイズで持ち運びも楽です。コード引き出し口やランタンハンガーが付いており、ベンチレーション機能で通気性も抜群です。

ソロ ティピー 1 【BUNDOK(バンドック)】

重量は約2.2kg。フライトシート、インナーシート一体式でフルクローズできるのでプライベート空間を確保でき、着替えなどもできます。ポールはジュラルミン製で丈夫で軽量です。インナーフロアはメッシュで通気性に優れ、虫よけ対策としても使用できます。ファミリーキャンプ用として制作されているので、山岳用としては向いていません。

ティピーテント 【HelloPretty B】

重量はわずか700gで、収納サイズ直径16cm×長さ30cmとリュックにも入れられるコンパクトなサイズと軽さが魅力です。設営も簡単なので、ソロキャンプ、ツーリングのほか、登山、海水浴さまざまなアウトドアに利用できます。インナーテントは高密度防蚊メッシュで防虫効果、通気性抜群です。ピクニックやアウトドアパーティにぴったりです。

バックパッキング テント 【GEERTOP】

フライトシート、インナーテント、ロープ、ペグなどすべて合わせても1,200gと軽量です。ハイキングや登山などに最適です。フライトシートとインナーテントは分離できるので、それぞれ独立して使用することも可能です。インナーテントには収納ポケット付きで小物などを入れておくのに便利です。

ティピーテント 【Preself】

重量約800g、収納時サイズ、直径12.5cm×長さ30cmと超軽量&コンパクトでリュックに入れての持ち運びにも便利です。トレッキングや登山などにオススメのテントです。フルクローズなので、ピクニックや野外フェスなどの荷物置き場としても使えます。アウターテントは両面シリコン塗装のナイロンを使用しており、雨にも強くできています。

ワンポールテント NT-TE01 GE 【NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)】

1~3名のワンポールテントでありながら、側壁の立ち上がりがあるゲル型テントなので、ゆったりした居住空間を確保できます。ナチュラルデザインで、見た目もおしゃれなので女性にもオススメ。本体はポリエステルを使っているので軽く、濡れてもすぐ乾くのでメンテナンスも簡単です。全開口部はメッシュパネルが付いているので、夏でも快適に過ごせます。

3~6人用、オススメワンポールテント

3~6人用のワンポールテントは、ファミリーで使用するのにちょうどよいサイズです。設置も簡単なので、子どもと一緒に設置なども楽しめます。完全な三角形型のティピ型テントは、おしゃれなデザインが魅力ですが、裾に近づくほどどんどん天井が低くなっていくので、テントの端の方はデッドスペースになってしまいます。
ティピ型テントを選ぶ場合は、サイズに気を付けて選びましょう。また、ゲル型のワンポールテントは、側壁が立ち上がるのでデッドスペースが生じず、使いやすくなっています。

テント ビッグフロントワンポール420 【North Eagle(ノースイーグル)】

広い前室付きなので、雨の日の吹き込みも安心です。出入り口が前後に箇所にあるので、出入りも楽々です。インナーは、吊り下げ式でタープとしてもインナーテントとしても使用可能です。本体サイズ約450×570×300(h)cmと広々、4人家族が十分くつろげるサイズです。大型のベンチレーションが付いているので通気性も優れています。

ワンポールテント 300 【North Eagle(ノースイーグル)】

トンガリ屋根が独特のティピ型テントです。径300×270(h)cmと、天井が高く、テント内を立って移動できる居住性のよさが魅力です。スリムな形なので、区画サイトでも大きさを気にせずに簡単に設置できます。3~4人での使用がオススメです。

2ルームワンポールテント 【DOD(ディーオーディー)】

鮮やかなターコイズブルーが目を引く美しいテントです。ワンポールテントのスタイリッシュな見た目はそのままで、2ルーム構造を採用しており、リビングと寝室を分けられます。タープを別途準備しなくても済むので、荷物を減らしたい人にオススメです。また収納はわずか直径29cm、長さ65cmもの小ささにまとまります。

ワンポールテント 【FIELDOOR(フィールドア)】

フライトシートとインナーテントに分かれており、フライトシートのみの使用も可能です。ピクニックなどの日よけやなどちょっとしたアウトドアにも便利です。ベルト式を採用し、フライトシートとインナーテントの張り具合を簡単に調節できます。UVカット、高耐水性で夏の強い日差しや急な雨も安心です。

ナバホTepee 7075 【LOGOS(ロゴス)】

ナバホ柄がおしゃれなティピ型テントで、ロゴスの中でも人気の高く、野外フェスなどでも良く見られるテントです。ポールには航空機にも使用される軽量で強靭な7075超々ジュラルミンを採用し、強風でも耐える安定感があります。フライトシートに開閉可能なベンチレーションを装備、湿気と湿度を調整し、室内を快適にコントロールでき、結露などを防いでくれます。

アルミワンポールテント 【CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)】

ポールは軽くて丈夫なアルミを使用し、3kgと軽量、コンパクトで持ち運びが楽です。大人3人が十分くつろげる広さがあります。フライシートはポリエステルを使用、水に強く、お手入れも簡単です。収納、持ち運びに便利な肩掛け式キャリーバッグが付いています。

ワンポールテント エクスカーションティピ 325 【Coleman(コールマン)】

シンプルな構造のティピ型テントです。広い前室が開閉時の雨の侵入を防いでくれます。耐水圧約1,500mmと強い雨でも安心の構造です。前・後ろにメッシュドアが付いており、通気性にも優れています。ランタンハンガーやメッシュポケットなど細かいところにも工夫があるテントです。

ワンポールテント 【UJack(ユージャック)】

ホワイトカラーがキャンプ場で目立つこと間違いなしの、スタイリッシュなワンポールテントです。フライシートは99%UVカット、日焼けしたくない女性にも嬉しい仕様です。またインナーテントはポリコットンを使用し、湿度を調整し快適に過ごせるようになっています。フロントとバックの両方に入り口が付いているので、出入りに重宝します。

ワンポールテント NT-TE02 GE 【NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)】

おしゃれなキャンパーたちに人気のゲル型テントです。ワンポールながら側壁が立ち上がるので、広く使用でき、居住性に優れています。別売りのインナーテントを合わせれば、より快適に過ごせます。ボトム部分は開閉可能で、半分空けて土間にしたり、取り外してシェルターにしたりして使うこともできます。

ワンポールテント BIG420 【Canadian East(カナディアンイースト)】

渋いブラウンカラーが男前なワンポールテントです。4人家族でも余裕を持って使用できるサイズ感です。インナーの天井高も260cmと高いので、テント内の移動も楽々で広く感じます。フライトシートにはUVカット素材を使用しており、紫外線を90%カットしてくれます。

6人以上用、オススメワンポールテント

大人数用の大型のテントは、重量もあり設置も時間がかかりますが、ワンポールテントなら、大型でも比較的簡単に設置できます。しかし、コットン素材など、素材によって重さや扱いやすさがかなり変わるので、注意が必要です。
また、ある程度慣れていないと、この大きさのテントは1人での設営は難しいのですが、慣れればドーム型に比べてかなり短時間で設置できるので、そこはメリットと言えます。タープと合わせて使えば、雨の吹き込みも防ぐことができ、何と言っても大型ワンポールテントの存在感は抜群、キャンプ場で目立つこと間違いなしです。おしゃれなキャンプ道具を揃えれば、グランピング気分も味わえます。

ワンポールテント BIG500 【North Eagle(ノースイーグル)】

広々とした前室があり、同じノースイーグル社の大型スクリーンと連結が可能なので、雨の日でも安心して使用できます。フライトシートにはUVカット素材を採用、紫外線を90%カットするので、夏の強い日差しでも問題ありません。大きくゆったりしたテント内は魅力的、大人数でわいわい楽しめます。

ビッグワンポールテント 【DOD(ディーオーディー)】

ナチュラルカラーでスタイリッシュな8人用ワンポールテントです。入り口が2か所あり、出入りも楽々です。フライトシートはポリエステル素材で軽く、大型ながら1人での設置も簡単です。インナーテントはメッシュなので、風通しがよく、夏の暑い季節も快適に過ごせます。

ワンポールテント 【Hewflit】

4m×4mのビッグサイズのゲル型ワンポールテントです。ゲル型なので、デッドスペースが少なく驚くほどの開放感と、高さ2.5mと長身の人でも立って歩けるテント内荷物を置いても十分余裕がある、高い居住性と、慣れれば女性でも1人でも設営できる簡単さが魅力です 100%コットン製と150Dオックスフォード生地のタイプがあるので、用途によって選べます。

ワンポールテント オクタゴン ティピー型 【CAPTAIN STAG(キャプテン スタッグ)】

オクタゴン型(8角形)のワンポールテントです。真っ白なデザインは、スタイリッシュでキャンプ場や野外フェスなどアウトドアシーンを素敵に演出してくれます。フライシートとインナーテントを分離でき、用途によって使い分けることができるので、楽しみの幅が広がります。

ワンポールテント NT-TE03 GE 【NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)】

ゲル型の大型ワンポールテントです。全開口部にメッシュパネルが付いているので、蒸し暑い日本の夏も快適に過ごすことができます。本体の素材はポリエステルで濡れても乾きやすく、お手入れも簡単です。内部は広く優れた居住空間ながら、収納時は28×28×92cmとかなりコンパクトに収納でき、持ち運びや車載するのにも便利です。

テント アルヘイム19.6 【NORDISK(ノルディスク)】

ナチュラルな風合いとすっきりとしたデザインがカッコいいワンポールテントです。トップにベンチレーションが付いているので、フロアシートを外せば、テント内で料理や小さな焚き火などを楽しむことができます。テント素材はテクニカルコットン仕様で熱にも強くできています。4m×4m×2.7(h)mとビッグサイズなので、グループキャンプやグランピングなどにオススメです。

テント ワンポール ピルツ19 【ogawa(オガワ)】

キャンパー憧れの小川キャンパルのワンポールテントです。10人用と超大型なので、それなりのサイトの広さが必要になります。しかし、その存在感は抜群、キャンプ場で注目されること間違いなしです。ボトム部分は立ち上げることができるので、デッドスペースを減らし、効率的にスペースを活用できます。ベンチレーションやメッシュ部分も多く、風の流れを調節できるため、快適な室内環境を維持できます。

ワンポールテントで使いたい薪ストーブ

心底冷える冬のキャンプは、ストーブでテントの中から暖めたいものです。ストーブにはいくつかの種類がありますが、ワンポールテントにオススメなのは薪ストーブ。薪ストーブの暖房は非常に強力なので、背の高いワンポールテントでも全体を暖められます。
テント内で火を燃やすことになるので、安全に使うためには十分な注意が必要です。まず、薪ストーブを設置する際は、煙突が倒れないようにしっかりと固定しましょう。強風下での使用は厳禁ですので、風の強さも確認します。
使用の際は、薪を入れすぎないようにし、煙突が高温になることを防ぎましょう。ストーブ自体はもちろん高温になるので、近くに燃えやすいものを置かないことが大切。また不完全燃焼による一酸化炭素の発生を防ぐため、一酸化炭素チェッカーでチェックすると共に換気を心がけましょう。

ワンポールテントで使いたいテーブル

ワンポールテントは、中央に設置されるポールでテント全体を支える仕組みになっているため、中央がデッドスペースになりがちです。この課題を解決してくれるのがワンポールテント用のテーブル。中央に穴が開いている専用テーブルなら、ポールの設置を邪魔せず、テント内の限られたスペースを有効に使えます。
テント内の居住性向上のほか、ポールとテーブルが一体化することで、テント全体の強度を高める効果もあるワンポールテント専用テーブル。ラックとしても使える製品や、カップ型のホルダーが付いた製品など、機能的にも優れた製品が各メーカーから販売されています。

二股ポールでテントのレイアウトをより自由に

ワンポールテントの中央部分にテーブルを設置するとデッドスペースの活用になりますが、レイアウトが固定されてしまうというデメリットもあります。これを解消してくれるのが二股ポールです。二股ポールは、ワンポールテントのポールを二股化するためのジョイントパーツ。これを使うことでセンターポールがなくなり、空間を広々と使えるようになります。市販品の二股ポールは、センターポールにジョイントパーツを取り付け、50cm刻みのポールを継ぎ足すことで接地面までの長さを調整する仕組み。それほど複雑な仕組みではないので、ホームセンターでパーツを揃えれば、DIYも可能です。

まとめ

ワンポールテントは、軽量で持ち運びしやすく設置も簡単なので、初心者にも挑戦しやすいテントです。しかし、ペグ打ちや、テントの素材などで扱いやすさが変わるので、注意が必要です。
おしゃれなデザインのワンポールテントは、キャンプ場や野外フェスなどアウトドアシーンをより楽しくしてくれることでしょう。タープとの連結やサイト内の拡張性が高いタイプもたくさんあり、自分好みのサイトにしやすいのも魅力のひとつです。サイズ展開やテント素材も豊富なので、用途に合わせてテントを上手に選ぶようにしましょう。自分にぴったりのワンポールテントでオリジナルのサイトを作ってキャンプをより楽しんでください!

WRITTEN BY

DIYer(s)

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