マグネットで簡単管理!玄関に置きたいDIYキーラック
どこに置いたか忘れてしまいがちな小物を、元の場所に戻す癖をつけるキーホルダー収納。玄関先に設置して鍵を、リビングにおいて爪切りを。この収納で日用品の定位置を決めて、必要な時にすぐ取り出せるようにしましょう!
公開日 2018.10.30
更新日 2022.01.07
INDEX目次
提案してくれるのは、お馴染みリクレイムドワークスのディレクター岩西 剛さん。使い終わったらサッと戻せる、便利でおしゃれな収納アイディアです。
関連記事
作るもの
材料
・木材B:15mm厚×500mm×50mm
・木材C:10mm厚×500mm×120mm
・マグネット:4個
・マグネットビス:4個
・ビス:4本
・ヒモ
・ボンド
・ペンキ
作り方
STEP.01 キーホルダーを作る
まず、ヒモを通したキーホルダーとなる三角形のアタッチメントから作っていきます。そのキーホルダーに使うのは、木材A。三角形に切ってからヒモを通す穴を開けるのは難しいので、先に穴を開けてから三角形にカットする手順です。木材Aをクランプで固定し、さらに当て木も一緒に固定します。
当て木をすることで、穴が貫通した際にこのようなバリや欠けが発生するのを防いでくれます。
インパクトドライバーのドリルビットで穴を開けます。後ほど、磁石にくっつけるマグネットビスをキーホルダーに打ち込むので、中心よりやや下に穴を開けましょう。「位置を決めたら、上からではなく真横から確認しながら穴を開けると真っすぐ開けやすいですよ」。
程よい距離をとって4箇所の穴を開けたら、三角形にカットします。木材Aに三角形の下書きをするために切り出したい大きさの台紙を作っておくと均一な三角形を作ることができます。今回は、一辺が55mmの正三角形の台紙を作りました。その台紙の頂点(中央)が穴の中心になるように、下書きをしていきます。
4個分の三角形を下書きしたら、それの通りにカット。「いつものこぎりの刃が斜めに入ってしまうという人は、当て木に沿って切ると真っすぐ切ることができますよ。ある程度の切れ目が入ったら、当て木を外してもOK」。
これでキーホルダーとなる木材Aの穴開けと切り出しは完了。正三角形をきれいに切ることができました。
キーホルダーが磁石の付いた台座にくっつくようにマグネットビスを取り付けます。マグネットビスが飛び出していると見栄えが良くないので、座ぐり加工をします。「マグネットビスの厚さ、約2mmを座ぐり加工しますが、感覚で開けるのは難しいので、ドリルの2mmの深さをペンでマーキングしたり、マスキングテープで印をつけたりすることをおすすめします」。
マーキングすれば、印をつけた深さが分かりやすい!
座ぐり加工ができたら、そこにマグネットビスを打ち込み、キーホルダーの原型が完成です!マグネットビスは、マグネットという名前ですが、実は磁力がない鉄製のビス。ですので、キーホルダーにワッシャーを貼り付けるだけでも台座に組み込んだマグネットにくっつきます。
STEP.02 キーホルダーを抑えるパーツを作る
続けて、キーホルダーが落ちないようにするために台座に固定する抑えのパーツも同じ大きさの正三角形で5個作ります。
このパーツの作り方もキーホルダーと同じ手順です。台紙を使い下書きをして、55mmの正三角形にカット。
キーホルダー4個、抑えのパーツ5個が出来上がったら、ヤスリがけをしましょう。木目がきれいに出てくるし、材木によっては黄色く焼けてしまっているものもあるので、ヤスリがけは怠るべからず!
WRITTEN BY
Japan
DIYer(s)編集部です。DIYのアイデアやハウツー、おすすめツールやショップ情報まで幅広くお届けします!