囲炉裏テーブルをDIY!一斗缶活用アイデアをご紹介!

4月9日に発売されたドゥーパ!特別編集「DIYでキャンピングギアを作る本」。さまざまなアイデアが掲載されている本作から特別に、一斗缶で作る囲炉裏テーブルをご紹介!

2022.01.07

先ほど残した天板の跡に、ナットを取り付けるための穴を掘りましょう。この際、穴は貫通させずに、ナット幅に合わせた深さになるように。

天板の穴にナットを取り付けたら、ワッシャー付きのボルトを脚受けへ取り付けます。

4ヶ所取り付けたら、テーブルの完成です。

DIY 囲炉裏テーブル 作り方:STEP.03 炉とテーブルを組み合わせる

天板にステンレス丸棒を載せ、炉の位置を決めます。

位置を決めたら、天板側面にステンレス丸棒を差し込むための穴を開けましょう。

一度テーブルを分解しましょう。天板側面にステンレス丸棒を差し込んだら、再度組み立てます。こちらで囲炉裏テーブルの完成です。

DIY 囲炉裏テーブル 完成!

こちらは先ほどの状態から分解して、塗装を施した様子。より一層アウトドアに映える装いに。

ボルトとナット、丸棒を取り外せば、ご覧のように。炉には脚が収納でき、天板も重ねれば持ち運びも容易に行えます。

25cmサイズの網を乗せれば、美味しい炭火バーベキューが楽しめますよ。

アウトドアのグリルで失敗しないコツ

キャンプで囲炉裏を楽しむ場合、バーベキューや焼肉は欠かせないお楽しみです。こうした料理を「グリル料理」と呼びますが、これは食材に網目の模様や焼き色を付けることで、グリルとは本来「焼き網」のことです。
焼き網を使ったグリルでは、余分な脂が下に落ち、香ばしくパリっとした仕上がりを楽しめます。そんなグリル料理を成功させるためには、いくつかのコツを覚えておくことが大切。まず、焼く前に肉や魚などの食材に塩やブラックペッパー、バーベキューソースなどで下味を付けておきましょう。焼き網は十分に熱してから食材を載せると、スムーズに火が通ります。また、炭や木材など燃料の配置を工夫して、強火になるゾーンと弱火になるゾーンを作るのもオススメです。例えば周辺部分の火力を強くして、中央部分の火力を弱くすれば、火の通りやすい薄切りのカルビやロースや焦げ目が付くぐらいまでしっかり焼きたいホルモンなどを周辺部分で焼き、分厚いステーキ肉など、じっくり時間をかけたい食材は中央で焼く、といった使い分けが可能になります。

キャンプ場で囲炉裏を楽しむためのマナー

キャンプ場では多くの人が限られたスペースを使うため、他人の迷惑になることは避けなくてはなりません。ここからは、キャンプ場で囲炉裏を楽しむ際のマナーをご紹介します。
・火を使っていいか確認する
キャンプ場によっては火を使うことを禁止されていることがあります。あらかじめ使用規約などで確認しておきましょう。

・水で消火は危険
火を消す際に水をかけると、水蒸気で火傷を負ってしまうおそれがあります。蓋をして消火するのがオススメです。

・木材や炭は持ち帰る
完全に消したと思っていても、使用済みの木材や炭には種火が残っている可能性があります。そのまま放置しないで、持ち帰りましょう。

焚火の上手な着火方法

囲炉裏では焚火も楽しめますが、慣れないと着火に苦労することがあります。普通のマッチでは火力や持続時間が短いため、なかなか火が着きません。オススメなのはピストル形状のライター。長さがあり、炎が持続するので、焚火の着火には欠かせません。また、天候に左右されにくいファイヤースターターという火起こし器具もあります。マッチを使う場合は防水タイプのものを選ぶといいでしょう。
焚火に使う薪の組み方にもコツがあります。着火剤を一番下に置き、さらにその上に細かい枝、細めの木、太めの木、という順番で組んでいきます。最初に太い木を置いてしまうと着火しにくくなるので注意してください。また、薪が多すぎると空気が回らず、火に勢いが出にくくなるので、置きすぎないようにしましょう。

一斗缶と1バイ材で作る、シンプルな囲炉裏テーブル。キャンプを思いっきり楽しむには、自分で手間暇かけたギアを持っていくというのも素敵な選択の一つ。キャンプからバーベキューまで、アウトドアを満喫してくださいね。

自作キャンプギアのアイデア盛りだくさん!

キャンプブーム再燃と言われている中、オリジナルでおしゃれなキャンプを楽しみたい人に注目されているのが「自作ギア」です。
おしゃれアウトドアブランドのアイテムは、けっこう高額だし、仲間がすでに使っているし、他にピンとくるアイテムは見つからないし……そんな人には自作キャンプ道具がオススメ! 材料はホームセンターで手に入るものばかり。そして既製品を購入するよりも安い!
サイズや素材、色などを自分好みにすれば、使い勝手がよく愛着も湧き、他とはひと味違うキャンプサイトが作れます。イチから作るのはハードルが高いと感じる人は、市販品を自分好みにカスタマイズすることから始めてもいいでしょう。
ぜひ、この本からオリジナルなキャンプアイテムを作るヒントを得てください。
今回紹介した囲炉裏テーブルのほかにもハンモックやキャンプチェアなどのDIYアイデア、ホームセンターガイドなど、DIYスピリットを掻き立てるコンテンツが盛りだくさん。

DIYer(s)の自作キャンプギア!

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