キャンプギアDIY!自作チェア・テーブル・ラックの作り方と収納アイデア
DIYはもちろんのこと、アウトドアにまつわるアクティビティにも興味津々なDIYer(s)編集部。今回は自分たちで自作したキャンプギアでDIYer(s)的キャンプを実践!ぜひとも取り入れていただきたい自作ギアが盛りだくさんです。
公開日 2017.11.02
更新日 2022.01.11
INDEX目次
僕らのキャンプのアクセントは自作ギア。
それぞれの自作ギアの作り方は別途記事にてご紹介。気になるものがあれば、作り方を紹介しているハウツー記事で確認してみてください。
最新ギアは座り心地や使い勝手がよく、軽くて丈夫です。しかし思い通りに自分好みにデザイン出来る天板や材料にこだわって作られた自作ギアは、いつものキャンプをひと味違うものに変えてくれます。
そしてなんといっても、自作ギアを持ち込んだキャンプはあなただけの非日常空間を創りあげます。
既存ギアにも素晴らしい製品はありますが、材料を調達して、パーツを作り、現地で組み立てるなんて、アウトドアライフが大好きなあなたにとって夢のようなことではありませんか?
キャンプといえば、集合はやっぱり早朝に。まずは車に荷物をもろもろ詰め込んでいく。キャンプ場へ僕たちを運んでくれるのはTOYOTAのランドクルーザー プラドの95型。
横へ開閉するタイプのリアハッチ。なんだか昔の映画に出てくるタフな4WDを連想させて、出発前からアウトドア気分も上々。テントや寝袋、自作ギアと、かなりの大荷物を収納してくれる。
出発前にルートや天気の確認。どうやら現地はあいにくの雨予報。それでもTHE NORTH FACEのジャケットは防水仕様なのでとにかく安心だ。
道中、やはり予報通りに降り出した雨。それでもプラドのしっかりとした足回りで快適に僕らを運んでくれる。
プラドのスクエアのシルエットもいいけれど、僕たちがこの車を気に入っているのはやっぱりそのカラーリング。鮮やかなブラッドオレンジは街でも山でも心を躍らせる。
キャンプサイトの準備へ!
「やっぱり僕たちはDIYer(s)なんだなあ」なんて思いながら、小雨の中でも楽しく作業を続けます。
もちろん雨への備えも万端で、アウトドア好きとしては当然ですよね。大自然に溶け込むためのオススメウェアは下で紹介しているTHE NORTH FACEのアノラックやジャケット。
いよいよDIYer(s)だからこそできる、自作ギアキャンプ、非日常の始まりです。
THE NORTH FACEのMountain Raintex Anorak(左)、Exploration Jacket(右)は、先述の通り防水透湿に優れた素材使いで、小雨降る中でも傘いらず。 自作ギアは組立が肝心。せっかく作った自作ギアパーツも組立が苦痛だと台無しだから、雨対策はしっかりしておきたい。雨に楽しみを洗い流されては最悪だ。これから始まるキャンプにワクワクしたいなら、ウェアにも気を使っておくべきだろう。
ジャケット(左)¥25,000+tax、ジャケット(右)¥36,000+tax<ともにTHE NORTH FACE/ザ・ノース・フェイス 03-5466-9278>
こちらは編集部がDIYしたキャンプチェア。実際に座ってみた様子はまた後ほど。
LEDのランタンももちろん便利だけど、クラシックなキャンプスタイルを楽しみたくてオイルランタンをセレクト。このランタンホルダーもDIY。雨も弱まってきたので、シェルを脱いでライトなダウンシャツに。気温の下がる山の中でも快適に。ダウンシャツ¥25,000+tax<ともにTHE NORTH FACE/ザ・ノース・フェイス 03-5466-9278>
後から合流する仲間とお酒を楽しみたくて、作ってみた立ち飲みスタンドテーブル。パーツごとにバラして持ち込んだから、まとめれば意外とコンパクトに収納できるんだ。 組立も片付けも保管も、すべて自分の思いのままにできることが自作ギア、DIYの嬉しいところ。今回は収納性を考えて作ったけど、デザインや簡単な組立・片付けなど、色々な利便性を考えて、自作ギア作りを楽しんで欲しい。世界に1つだけ、あなただけのギアを作るなら、「あなたのこだわり」を存分に詰め込むべきで、DIYerにしか味わえない醍醐味である。
冷える夜に備えて、スウェディッシュトーチの準備に。
自作ギアを盛り込んだキャンプサイト
今回は4つの自作ギアを持ち込みましたが、ひとつあるだけでも雰囲気は断然変わります。
ここから紹介する自作ギアは、普段のDIYツールさえあれば作れるものばかり。チェーンソーがあればスウェディッシュトーチは現地で作ることもできます。
自然の中でDIYというのも悪くありませんね。
左から「スタンディングテーブル」「キャンプチェア」「パイプラック」「ランタンホルダー」。
寒くなってきたのでウイスキーもいいけど、DIYer(s)的にはアウトドアは基本的にコロナビールをチョイスしたいところ。
スウェディッシュトーチの火力は、目玉焼きとステーキが焼けるほど。スウェディッシュトーチなどを行う際は直火可能なキャンプ場で行いましょう。
一泊二日のDIYer(s)キャンプも終了!
あなたもキャンプギアをDIYしてみよう!
キャンプギアをDIYする時のポイント
色の統一
使う目的をハッキリ
収納のサイズや重さを意識
素材や加工の特性を知っておく
仕上がりにもこだわりを
チェア・テーブル・ラックなどを簡単DIYするコツ!
まず入門編としてオススメしたいのがキャンプチェアです。いきなり全部自作しなくてもOK。例えばニトリなどで売っているチェアの背もたれや布地の部分を好みのデザインや柄ものに替えるだけでも、オリジナリティを出すことができます。
チェアともセットになるテーブルのポイントは、サイズの決め方と、上手な折りたたみです。サイズは車のトランクや、既に持っているチェアを基準にして考えるとよいでしょう。また持ち運び用の取っ手を付けると移動が楽になります。
飲食類やさまざまなグッズなど、持っていくものが多いキャンプでは、それらを整理するためのラックも大事なギアとなります。ラック自体は、物を乗せる棚板とそれを固定する脚の組み合わせというシンプルな構造ですが、棚板に色を塗ったり脚の素材にこだわったりなど、アレンジの要素もたくさんあります。
自作ギアで外せない焚火ハンガー
焚火ハンガーはファイヤーハンガーとも呼ばれており、例えば、この記事でもご紹介しているランタンホルダーのような三脚タイプや、1本の支柱に対して直角に鉄の棒を取り付けるタイプなど、その形はさまざまです。
焚火ハンガーの作り方
横に渡す異形丸棒は異形丸鋼ともいい、ロープ止めと同じく表面に凸凹の加工がなされていて、引っ掛けたものが安定します。口径は同じく13mm、もしくは10mmがオススメ。長さは安定を考えると90cm程度がよいでしょう。ホームセンターを回っても見つからないようなら、異形ロープ止めをもう1本用意して、代用しても構いません。
塗装が済んだら、後は現地で組み立てるだけ。ハンマーで2本の異形ロープ止めを地面にしっかり打ち込み、上部に異形丸棒を渡し、そこにS字フックを掛ければ出来上がりです。
オススメの収納ケース
WRITTEN BY
Japan
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