門扉リフォームで外構をオシャレに!設置のメリットや選び方、施工例を紹介
門扉リフォームで外構をオシャレに改修する方法をまとめました。門扉の役割やメリットなどにも触れながら、失敗しない門扉リフォームのコツや施工例などを紹介します。これから外構のリフォームをする人はぜひ参考にしてください。
公開日 2021.03.23
更新日 2022.01.07
INDEX目次
家で過ごす時間が増え、より居心地のよい空間にするためにリフォームを行う人が増えています。「住宅のセキュリティを向上させたい」「外観のイメージを格上げしたい」という人は、門扉のリフォームがオススメです。
この記事では、門扉リフォームのメリットや費用の目安、施工例などを紹介します。オープン外構や簡易的な門扉を、オシャレで機能的な門扉にリフォームしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
この記事では、門扉リフォームのメリットや費用の目安、施工例などを紹介します。オープン外構や簡易的な門扉を、オシャレで機能的な門扉にリフォームしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
そもそも門扉って必要?門扉の役割と、リフォームで設置するメリット
そもそも、門扉は住宅にとってどんな役割があるのでしょうか。まずは、門扉の機能性に触れつつ、門扉リフォームで得られるメリットを紹介します。
防犯性や安全性を高められる
via www.lixil.co.jp
門扉のないオープン外構では、道路から玄関や窓などが見えやすく、セキュリティ面で不安を感じる人もいるでしょう。そこで門扉によって住宅と道路を隔てれば、生活の様子を外から見えにくくなるだけでなく、他人が敷地内に侵入しづらくもなります。特に鍵付きの門扉や重厚感のある門扉などは、防犯意識の高い住宅であることを周囲にアピールできる効果もあり、不法侵入や空き巣などの被害防止へもつながるでしょう。
また、門扉は小さな子どもやペットの飛び出しを防ぐ効果もあります。交通量の多い道路や人通りの多い道路に面している住宅には、安全性の観点からも、門扉の設置がオススメです。
また、門扉は小さな子どもやペットの飛び出しを防ぐ効果もあります。交通量の多い道路や人通りの多い道路に面している住宅には、安全性の観点からも、門扉の設置がオススメです。
プライベート空間を明確に区切れる
門扉は道路と敷地の境界線を分け、プライバシーを確保するメリットもあります。門扉や塀を設置しないと、近隣の子どもが誤って敷地内に侵入するなどのトラブルも、生じやすくなるでしょう。さらに遊んでいたボールで、車や自転車などを傷付けられてしまう事例もあるようです。
門扉を設置すれば、公共の空間から、敷地内のエリアを明確に区分けして示せるので、こうしたトラブルも起こりにくくなると期待できます。
門扉を設置すれば、公共の空間から、敷地内のエリアを明確に区分けして示せるので、こうしたトラブルも起こりにくくなると期待できます。
デザイン次第で家の外観を格上げできる
門扉は家の第一印象を決定する重要な役割があります。門扉のデザインにこだわれば、住宅全体のイメージを格上げすることも可能です。
高級感のあるデザインやカフェライクのオシャレなデザインなど、近年ではさまざまな種類の門扉が販売されています。素材や大きさ、機能性などを考慮して、近づけたい住宅のイメージに合ったものを選んでみてください。
高級感のあるデザインやカフェライクのオシャレなデザインなど、近年ではさまざまな種類の門扉が販売されています。素材や大きさ、機能性などを考慮して、近づけたい住宅のイメージに合ったものを選んでみてください。
相場はいくら?門扉の設置や修理にかかる費用の目安
門扉の設置費用は、使用する資材のグレードや機能性などによって異なります。一般的な相場は10万〜50万円ほど見ておくとよいでしょう。選ぶ商品によって金額に幅があります。例えばデザイン性の高いモデルや、最新機能を搭載したモデルなどを選ぶと、100万円ほど費用がかかることもあります。
また、住宅の状態によっても費用は変動するので注意が必要です。
既存の門扉を取り外し、新しいものに交換するリフォームであれば、15万〜25万円ほどが相場です。門柱から新しく設置する場合は大掛かりな施工が必要になるケースが多く、門扉の値段にプラス10万〜20万円ほどかかります。鍵の故障、蝶番のサビなど、部分的な修理は3万〜10万円ほどで施工が可能です。
また、住宅の状態によっても費用は変動するので注意が必要です。
既存の門扉を取り外し、新しいものに交換するリフォームであれば、15万〜25万円ほどが相場です。門柱から新しく設置する場合は大掛かりな施工が必要になるケースが多く、門扉の値段にプラス10万〜20万円ほどかかります。鍵の故障、蝶番のサビなど、部分的な修理は3万〜10万円ほどで施工が可能です。
選び方のポイントが知りたい!門扉の種類とそれぞれの特徴
開き方の種類や材質など、さまざまな種類がある門扉。どのように決めてよいのかわからない人も多いでしょう。ここでは、門扉の種類に触れながら、それぞれの特徴や選び方のポイントなどを解説します。
片開き?両開き?門扉の「開き方」で選ぶ
門扉は種類によって開け方が異なり、大きく分けると、片開き・両開き・引き戸・アコーディオン・跳ね上げ式などがあります。
最もオーソドックスなのが片開きで、左右どちらか片方の扉のみが開閉するタイプです。比較的狭いスペースでも設置できるため、都市部でスペースが限られている住宅などでも取り入れやすいでしょう。
最もオーソドックスなのが片開きで、左右どちらか片方の扉のみが開閉するタイプです。比較的狭いスペースでも設置できるため、都市部でスペースが限られている住宅などでも取り入れやすいでしょう。
via www.lixil.co.jp
両開きは左右両方の扉が中央から左右対称に開く門扉で、片開きよりも広いスペースが必要です。大きな荷物を運び入れる時や、大人数で使用する時などに重宝するでしょう。
スライド式の引き戸は、玄関まわりにスペースが取れない住宅や、道路に近い住宅などでも取り入れやすい門扉です。また、開いた時に間口が広いという特徴があるため、家族が車椅子を使う場合も安心でしょう。
洋風の建物と相性がよいのはアコーディオン門扉です。ガレージの入り口に設置する人が多く、しっかりとした作りで入り口を守ってくれます。
スライド式の引き戸は、玄関まわりにスペースが取れない住宅や、道路に近い住宅などでも取り入れやすい門扉です。また、開いた時に間口が広いという特徴があるため、家族が車椅子を使う場合も安心でしょう。
洋風の建物と相性がよいのはアコーディオン門扉です。ガレージの入り口に設置する人が多く、しっかりとした作りで入り口を守ってくれます。
跳ね上げ式は、車庫の入り口を兼ねたカーポート用の門扉を作りたい時にオススメです。防犯性が高く、ワンランク上の上質な門扉を設置したい人に向いています。
見た目の印象や施工費用にも大きく関わる「素材・材質」で選ぶ
門扉に人気の素材は木、アルミ、ステンレス、樹脂などです。
木の門扉はナチュラルで優しい印象に仕上がり、植物などと組み合わせると自然の風合いを生かした外観に仕上がります。その反面、木は耐候性が低くメンテナンスに費用がかかるケースもあります。天然木にこだわらないのであれば、木目調の樹脂で代用するのもよいでしょう。
木の門扉はナチュラルで優しい印象に仕上がり、植物などと組み合わせると自然の風合いを生かした外観に仕上がります。その反面、木は耐候性が低くメンテナンスに費用がかかるケースもあります。天然木にこだわらないのであれば、木目調の樹脂で代用するのもよいでしょう。
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アルミ製の門扉は軽くて使いやすく、費用も安価なため多くの住宅で使用されています。なるべく安くリフォームしたい人にオススメの資材です。
ステンレス製の門扉は高級住宅街などで目にすることが多く、しっかりと頑丈な作りが特徴です。費用はほかの素材に比べて高額ですが、サビや腐食に強いため一度設置すれば長く使えるでしょう。
ステンレス製の門扉は高級住宅街などで目にすることが多く、しっかりと頑丈な作りが特徴です。費用はほかの素材に比べて高額ですが、サビや腐食に強いため一度設置すれば長く使えるでしょう。
防犯性能や付随設備など「機能性」で選ぶ
ワンランク上の上質な住宅にしたい人は、オプションの付いた高機能な門扉がオススメです。電気錠付きで室内から施錠できるものや、ドアホン・照明がセットになっているもの、IoTに対応しているものなど、さまざまな機能を備えた門扉があります。
費用は高額になりやすいですが、導入すればより便利で高性能な住宅となるでしょう。ただし、電気工事も別途必要になり、ほかの門扉と比較して、工事費用がかさむケースが多いため注意しましょう。
費用は高額になりやすいですが、導入すればより便利で高性能な住宅となるでしょう。ただし、電気工事も別途必要になり、ほかの門扉と比較して、工事費用がかさむケースが多いため注意しましょう。
門扉のリフォームを成功させるポイント&施工時の注意点とは?
ここでは、門扉リフォームの注意点や成功させるポイントなどを紹介します。業者選びのコツや門扉の位置変更の届け出など、施工前に知っておきたい情報をまとめました。
プライバシーと防犯性のバランスを考慮しよう
門扉リフォームでありがちなのが「プライバシー確保のために背の高い門扉にしたところ、かえって防犯性を損ねてしまった」という失敗です。目隠しとしての機能を優先し過ぎると、外部との見通しが悪くなります。そのため、万が一侵入者が入ってきても気付きにくかったり、侵入者が敷地内に隠れやすかったりするなど、デメリットも発生します。
これらのデメリットを軽減するには、プライバシーと防犯性のバランスを検討して、門扉リフォームを行う必要があります。玄関周りが隠れ過ぎないように見通しを確保する、裏口にも門扉をつけるなどの対策を併せて講じておくとよいでしょう。
これらのデメリットを軽減するには、プライバシーと防犯性のバランスを検討して、門扉リフォームを行う必要があります。玄関周りが隠れ過ぎないように見通しを確保する、裏口にも門扉をつけるなどの対策を併せて講じておくとよいでしょう。
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施工実績が豊富で、信頼できる業者を選ぶと失敗しない
門扉の新設や間取り変更を行う時は、しっかりと基礎工事を行うことが大切です。万が一不備があると、扉の開閉がしにくくなる、後々になって門扉が傾いてくる、などのトラブルも発生し得ます。リフォーム業者を選ぶ時は、外構工事に特化した業者や、外回りの施工実績が豊富な業者に依頼すると安心です。
リフォームの業者選びは、リフォームの質を左右する大切なポイントと言えます。できるだけ複数の業者に相見積もりを取り、金額や担当者との相性なども参考にしましょう。それらやり取りを通じて、総合的に信頼できると判断した業者に、依頼してください。
リフォームの業者選びは、リフォームの質を左右する大切なポイントと言えます。できるだけ複数の業者に相見積もりを取り、金額や担当者との相性なども参考にしましょう。それらやり取りを通じて、総合的に信頼できると判断した業者に、依頼してください。
門扉の位置を変更する場合は「住居表示の届け出」を忘れずに!
門扉の位置を変える時は、住居表示の届け出を忘れずに提出しましょう。地域によって住居表示を行っているかどうかは異なるので、わからない場合は住んでいる地区の自治体に確認してみてください。不動産登記に詳しいリフォーム会社などが相談に乗ってくれることもあります。
家の印象が変わる!オシャレな門扉の施工例3選
ここでは、門扉リフォームで住宅の印象を一新した、魅力的な施工例を紹介します。外構リフォームを検討している人や、門扉のデザインで悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。
門扉とシャッターゲートでしっかり囲いながらも、木目調デザインが明るい印象を与える事例
「Green Care」より、リフォームで門扉とシャッターゲートを新設した事例です。門扉は木目調のデザインを採用し、温かみのある明るい印象に。2台の車を収容する広々とした駐車場には電動開閉式のシャッターゲートを設置しました。
シンプルでも存在感大!オリジナリティあるアイアン門扉が目を引く事例
Instagramで見つけた@studioban778さんの投稿をピックアップ。鉄製の門扉はオリジナリティ溢れるシックなデザインです。外構のグリーンとも相まって、シンプルな設計ながら存在感のあるオシャレな外観に仕上がりました。
「クローズド外構」で完全プライベート空間を確保。大きな引戸門扉が印象的な事例
「スペースガーデニング」より、高級感あるモダンなクローズド外構を紹介。外堀に門扉を埋め込み、完全プライベート空間を確保しています。門扉は木目調のものをチョイスし、オシャレでモダンな外観になりました。
【合わせて読みたい】外構リフォームでオシャレなエクステリアを目指す!オススメ関連コンテンツ
門扉は家の第一印象を決めるだけでなく、防犯性を高める、プライバシーを守るなど住宅の機能をアップさせるメリットもあります。住宅の印象を変えたい人やより高性能な住宅を目指したい人などは、門扉リフォームを検討してはいかがでしょうか。具体的な費用やデザインなどは、実績豊富な「カシワバラ・コーポレーション」にぜひご相談ください。
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