塩ビパイプラックをDIY!インダストリアル加工でリアルな質感に。
「そうだ、キャンプに行こう!」という一声で今回編集部メンバーで秋キャンプに行ってまいりました。しかし、普通に行くだけではつまらないということで各自キャンプに使えそうなアイテムをDIY。本記事では塩ビパイプで作った棚を紹介します。
公開日 2017.11.02
更新日 2022.01.11
INDEX目次
インダストリアル感を演出する塩ビパイプのアレンジ術
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材料
・1×10材 1,220mm 1枚
共にホームセンターで4フィート(約1,220mm)を購入し、カットせずにそのまま使いました。
・DVエルボ(L字のもの)4個
・DVチーズ(3口の継手) 8個
こちらが一脚分に使うパイプのセットです。単管のパイプは下記のサイズにカットして用意しました。 下から順に・35mm 2本・110mm 2本・270mm 3本・300mm 2本
作り方
STEP.01 塩ビパイプをカット
塩ビパイプがズレないように布で包み、クランプで固定させました。
アウトドアだけでなく、部屋にも置けるように脚の先はサンディング。床を傷つけないように表面を滑らかにします。
STEP.02 塩ビパイプを仮組みしてサイズの確認
1つ1つパーツの位置を確認しながら組んでいきます。
ゴムハンマーを使う場合は同じところばかり叩いてしまうと歪んでしまうので、均等に叩いていくのがポイント。
こちらが組みあがった塩ビパイプの脚。
仮組みした状態がコチラ。塩ビパイプが崩れないように強度が重要なので、細かい調整を何度も繰り返しました。
STEP.03 棚板を塗装
ワトコオイルが染み込むように棚板の表面を軽くサンディング。
木目に沿ってワトコオイルを塗っていきます。1時間の乾燥後、浮き上がっている余分なオイルはウェスで拭き取りましょう。
STEP.04 塩ビパイプをアイアン風に塗装
ここでは質感を出す下地作りで活躍する下塗ザラザラベース。ザラザラベースはニッペホームプロダクツからDIY向けに新発売された下地塗料P-Effectorシリーズの一種。砂粒ほどの粒子が入っており、その名の通り表面をザラザラした質感に仕上げることができる下地塗料なんです。この塗料に合わせてマットな質感を狙ってチョークボードスプレーを使用しました。
隙間までしっかりと塗りこんでいくのがポイント。
スプレーでの塗装になるので室外で作業を進めました。この際も汚れてしまわないように養生は忘れずに。
塗装後は再び乾燥。質感を生かすためにあえてムラ感が出るようにチョークボードスプレーをかけました。
STEP.05 塗装後のパーツを組み上げて完成
完成!
見事に完成。手前味噌ながら満足のいく仕上がりとなりました。
塩ビパイプをそのまま使うと味気なかったですが、塗装を加えたことでリアルなアイアン風の表情になり、やはり雰囲気もよくなりました。ワトコオイルで味付けした棚板との相性も抜群です。
ぜひ参考のうえ、ご自身でもギアをDIYしてキャンプをより楽しんでください!!
WRITTEN BY
Japan
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