スウェディッシュトーチ(スウェーデントーチ)の作り方

DIYer(s)読者の皆様もきっと大好きなキャンプ。今回、DIYer(s)が自作ギアで楽しむDIYキャンプを行ってまいりました。そんな中でお届けしたいDIYアイデアがスウェディッシュトーチ。丸太さえあればかんたんに作れてしまうので、ぜひとも挑戦してみてくださいね。

公開日 2017.11.02

更新日 2022.01.11

スウェディッシュトーチ(スウェーデントーチ)の作り方

キャンプの雰囲気作りに!スウェディッシュトーチに火を灯そう!

「そうだ、キャンプ行こう!」という、どこかの広告のような編集長の一声がきっかけとなり、10月某日に編集部メンバーで秋キャンプに行ってきました。キャンプ好きのメンバーもいるDIYer(s)ですが、ただ遊びに行くだけではもったいないということで各自キャンプに使えそうなアイテムをDIYしたんです。

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そして、今回キャンプに行くにあたってDIYer(s)の記事でも人気だったスウェディッシュトーチにも挑戦してきました。その模様を本記事ではお届けします。

スウェディッシュトーチとは?

そもそもスウェディッシュトーチとは、スウェーデントーチとも呼ばれる焚き火の一種。セルフフィーディング・ファイヤーという種類に分配され、薪をくべる必要がないのが特徴です。フィンランドやスウェーデンでは、昔からかがり火として使われたそう。

材料と道具

・丸太
・着火剤
・ガスバーナー
・チェーンソー

「丸太はどこで買ったらいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、意外にもホームセンターで購入できるんです。また、インターネットにても注文可能のほか、訪れるキャンプ場にもよりますが、近辺の材木屋でも売っていました。
また、「チェーンソーを持っていない」という方にオススメしたいプロダクトをご紹介。最後に着火するだけでOKなトーチキットも販売されています。

作り方

STEP.01 丸太に切り込みをいれる

今回、丸太はホームセンターにて購入。キャンプ場に到着したら早速切り込みを入れていきました。ここで活躍したのがBLACK+DECKERのチェーンソー、GKC1825L2。直径25cmの丸太も切断可能な家庭用本格派チェーンソーということで、今回のキャンプツールに加えました。

チェーンソーに触れること自体が初体験でドキドキでしたが、チェーン刃の装着も簡単かつ、稼働時の持ちやすさを追求した設計で安定感があり、途中からは無我夢中で作業を進めました。また、思ったよりも音は出なかったので、周りのキャンパーにも迷惑かけずに済みました。

刃の中央部分から、押し付けるように少しずつ削っていきます。作業時はヘルメットや防刃グローブ、防護服の着用をお忘れなく。また、軍手などは繊維が刃に絡まって事故になる恐れがあるため、絶対に着用しないようにしましょう。※キックバック(チェーンソーの跳ね上がり)を防ぐために、刃先の上部だけを使って切断作業を行わないよう、細心の注意を払ってください。

切り込みの深さは丸太の高さの半分ほどに。均等な高さに切り込みを入れていきました。

2等、4等、6等分と切り込みの数が分けられるそうですが、今回は4等分をチョイス。数が大きくなるほど、火が入りやすくなるので火力は高まりますが、燃え尽きる時間も早くなります。

STEP.02 着火剤を仕込んで火をつける

丸太の準備が整ったら、あとは火を灯すだけ。わらを頭頂部に置いたり、灯油を染み込ませた新聞紙を差し込んだりと色々な方法があるようですが、今回は着火剤を隙間に埋め込んで、バーナーで火をつけました。

キャンプ当日は雨がシトシトと降っていたので、始めは火がつきにかったですが、根気よく作業を進めました。

着火剤にもしっかりと火がついていい感じ。この状態までいくとバーナーを使わず、あおいで空気を送ることでも火が安定していきました。

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