ワンタッチテント・ポップアップテント23選!初心者でも簡単組み立て

ワンタッチテントとポップアップテントは、簡単に設置と撤収ができ、コンパクト&軽量に設計されているテントです。そのため、キャンプ初心者や海水浴、ピクニックなどのレジャーの際におすすめの製品です。ここでは2つのテントの特徴と選ぶ際のポイント、さらには人数別&用途別のおすすめテントを23アイテム一挙にご紹介します。

2022.01.07

キャンプグッズを代表するテント。テントにはさまざまな大きさがあり、何を基準に、どこに気を付けて選べばよいのか迷うものです。今回は、そんな数あるテントの中からワンタッチテントとポップアップテントに注目してみました!どちらのテントも設営と撤収がとても簡単で、キャンプ初心者におすすめのテントといえます。また、どちらも扱いやすく、人気のテントなので、海水浴やレジャー、バーベキューの際の休憩スペースや荷物置き場としても活躍するアイテムです。ここでは2つのテントの特徴から選び方のポイント、さらには人数&用途別におすすめのテント23点をご紹介していきます。

ワンタッチテント・ポップアップテントの特徴

ワンタッチテントはその名の通り、テント生地を広げ、中央部分にまとめられた骨組みを一気に持ち上げることで、傘のように開いてでき上がるテントです。一方、ポップアップテントは収納ケースから取り出すと、弾力性のある芯材のパワーで生地が広がり、あっという間にテントが完成します。ワンタッチタイプとポップアップタイプは、どちらも簡単に設営と撤収ができるので、キャンプ初心者におすすめのアイテムです。また、軽量でコンパクトに収納できるため、日帰りのキャンプやアウトドアの際に日よけや雨よけ、または荷物置き場として重宝します。ただし、ワンタッチテントとポップアップテントはどちらも簡易的な構造のため、真冬のキャンプや本格的な登山、悪天候時の使用は控えた方がいいでしょう。

ワンタッチテント・ポップアップテントの選び方

ワンタッチテントとポップアップテントを選ぶ際は、まずどのようなシーンで使うかを考えましょう。比較的暖かい時期のキャンプや軽めの登山、ビーチ・ピックニックなど身近なレジャーで使用するなら、日差し・雨対策としてUV加工や耐水加工されたテントを選ぶといいでしょう。また、テント内で着替えや授乳、おむつ替えなど、プライバシーを守りたいなら、フルクローズ仕様のテントがおすすめです。さらに、使用人数も必ずチェックしましょう。どちらのテントも1人用から5~6人用までさまざまなサイズがありますが、テント内でゆっくり過ごしたいという場合は少し大きめを選ぶことをおすすめします。価格も本格的なテントよりかなり安いので、気になったものがあれば、ぜひ購入を検討してみてください!

収納サイズと使用サイズ

では、テントにはどの程度のサイズが必要なのかを見ていきましょう。テントは、1人あたり210×65cm程度の広さがあると余裕を持って使えるとされています。仮に2人で使うのであれば210×130cm、3人であれば210×200cm程度は欲しいところです。4人以上の場合は多少窮屈さを感じるようになるので、一回り大きい270×270cm、さらに大きな300×300cmクラスになると、5人でも窮屈な思いをしないで済みます。
また、使用サイズと同じく重要なのが収納サイズ。特に積載量のあまりない車で移動する場合は、収納時に余裕を持って乗せられるサイズかどうかを事前にチェックしておきましょう。その上で、使用人数に見合ったサイズのテントを選びます。
なお、ワンタッチテントやポップアップテントは、大きいものでも5人用程度のサイズになりますので、それ以上の人数で使う場合は組み立て式のテントを選びましょう。

ソロキャンプ・少人数でのアウトドアにおすすめ

ワンタッチテント・ポップアップテントをソロキャンプで使う場合は、コンパクトに収納でき、軽量で風や雨に強いものを選びましょう。ピクニックや海水浴、レジャーなどの際には、フルクローズタイプのテントもおすすめです。着替えや授乳などがテント内で行えますし、紫外線対策・害虫対策にもなります。また、テントは設営して入った時に思った以上に小さい、狭い!と感じることがあります。特に複数人で使うテントをお探しの際は、広さについても必ずチェックしましょう。

クイックアップIGシェード 【Coleman(コールマン)】

設置&撤収がスムーズなポップアップ式テントです。使用時には約200×150×125(h)cmになるので、2~3人が快適に過ごせます。虫よけ効果のある「Olytec」メッシュを採用。また、フロアシートには水の浸み込みを抑えるポリエチレンを使用しているので、海水浴や潮干狩りなどで使うのもいいでしょう。収納時は直径約59×8cmとコンパクトに収まり、本体重量も2.5kgと軽量で持ち運び楽々です!

ポップアップシェード 【Coleman(コールマン)】

定員人数1~2人のポップアップ式サンシェードです。使用時の大きさは約220×120×100(h)cm。フルクローズ可能でプライバシーの確保ができるでき、テントの中でゆっくり安心して着替えることが可能です。キャンプはもちろん、海水浴やレジャーにも最適です。両サイドには窓が設けてあるので、通気性も抜群!ペグと砂袋が付属されているので、しっかりと地面に固定することができます。

ワンタッチテント 【DOD(ディーオーディー)】

テントを広げてロープを引っ張るだけで設置できる、ワンタッチテントです。約15秒で簡単に設営できるので、組み立てや分解作業によるストレスは一切ありません!本体重量2.4kgと携帯性にも優れ、さらに床面積が広いので大人2人でもゆったりと寝ることができます。窓にはメッシュ素材を採用し、蚊や蛾などの害虫を防ぎながらも効果的な換気が可能です。ピクニックや釣り、イベント、防災用にもぴったりです!

ポップアップテント 【G4Free】

収納袋から出すだけで、テントがパッと開いて設置が完了するポップアップテントです。キャンプや運動会などさまざまなシーンで重宝しそうなこのテントは、防水性が抜群なので急な雨に見舞われても安心です。4面にファスナードアと窓があるので、通気性もバッチリ!本体重量2kgと軽量でどこへでも持ち運びできそうです。使用時のサイズが180×240×100(h)cmと広めなのも、嬉しいポイントです。

ポップアップテント 【MIXTIO】

収納時直径45cm、重量1kgとかなりコンパクトなテントです。地面に固定させるペグが付属されているので、強風時も安心して使用できます。UPF50+の高品質の生地を採用しており、紫外線を90%以上カットします。内部のシートは断熱性コーティングがされているので、外気や日光による温度上昇が抑えられます。雨・風にも強く、夏場はもちろん、どのシーズンでも快適に使えます。

ポップアップテント 【Quechua(ケシュア)】

簡単に設営&片付けができ、テントには遮熱性と熱ごもりを軽減させる「Fresh&Black」 テクノロジーが採用されています。さらに遮光性も抜群で、夏場でもテント内で涼しく快適に昼寝ができます!風速50km/時の風に耐えられる耐風性と、熱帯暴風雨に相当するシミュレーションテストに合格した優れた防水性も兼ね備えているので、防災用品としてもおすすめです。

ワンタッチ ビーチテント 【Easthills Outdoors (イーストヒルズ)】

UVカット率97.5%で、耐水性にも優れた生地を使用しているので、名前の通りビーチや日差しの強い時期のレジャーにぴったりのテントです。底面には耐久性の高いポリエチレンを採用。メッシュ窓が3つあるので風通しもよく、キャンプやバーベキューの際も大活躍することでしょう!また、フルクローズ仕様となっており、授乳や着替えがストレスなく行えます。テント内には小物が収まる嬉しいメッシュポケットが4つ付いています。

大人数・家族でのアウトドアにおすすめ

ワンタッチテント・ポップアップテントは設営や撤収に時間がかからないので、なにかと忙しい大人数や家族でのアウトドアにぴったりのテントといえるでしょう。また、大きいテントであっても、比較的手軽な値段で購入できるのも嬉しいポイントです。ただし、購入の際に気を付けたいのが使用人数。商品に表記されている人数の数字はあくまでも最大収容人数です。少しゆとりを持ってテントを使いたいなら、表記人数からマイナス1~2人を基準に選ぶといいでしょう。ここからは、大人数・家族でのアウトドアにおすすめのワンタッチテント&ポップアップテントをご紹介します。

スクリーンIGシェード 【Coleman(コールマン)】

風に強いクロスポール構造のテントには、防虫素材のメッシュを採用。使用時のサイズは約210×180×120(h)cmあるので、大人2人+子ども1~2人の家族にぴったりです。収納すると直径15×60cmとコンパクトに。フロアシートにはポリエチレンを採用しているので、床からの水が侵入する心配もありません。フルオープン&フルクローズ仕様で、レジャーシートとセットで使うとより快適に過ごすことができます。

ワンタッチテント 【DOD(ディーオーディー)】

鮮やかなオレンジがおしゃれなワンタッチテントは、高さが145cmあり、大人3人+子ども2人がゆったりと就寝できる大きさです。入り口には内外側から開閉できるダブルジッパーを採用しています。テント生地は耐水圧1500mmで、悪天候でも安心です。ロープやペグが付属されており、どんなシーンでもご利用いただけます。コンパクトに収納できるので、もしもの災害時の備品としてもおすすめです。

ワンタッチテント 【DABADA(ダバダ)】

使用時の内寸が190×185×140(h)cmもありながら、重さは1.8kgと超軽量なのが特徴です。さらに収納時には直径70×6cmとかなりコンパクトになるので、持ち運びもスムーズです。UVカット率95%、遮光率96%の生地を採用しており、夏場のレジャーや海水浴、バーベキュー時の休憩スペース・荷物の置き場所にぴったりです。比較的お手頃な値段とカラーバリエーションが豊富なのも嬉しいところ。ほかのキャンプ道具と色を合わせておしゃれも楽しめます!

ポップフルシェルター 【ロゴス(LOGOS)】

キャンプやバーベキュー時の製品・ウェアを展開するロゴスのテントです。セットアップの際は、収納バッグから取り出して軽く投げるだけで広がります。黒のテント生地は強い紫外線をブロックするので、日差しの強い時期におすすめです。間口が広くて出入りしやすい構造ながら、フルクローズができ、着替えや授乳の際も安心。内側には、携帯電話や日焼け止めクリームなどの小物を入れられる、便利なポケットが付いています。

ワンタッチテント 【HUI LING YANG】

広げると290×200×130(h)cmの大きさになるワンタッチテントです。入り口部分には少しスペースが設けられており、インナーテントの入り口を閉めていても、座ったり、荷物を置いたりすることができます。2つの入り口と4つの窓があり、通気性は最高!テント生地にはUV加工がされているので、日焼けの心配もありません。グリーン、ブルー、イエローの3色展開で、お好みに合わせてセレクトできます。

イージーポップアップドーム 【FIELDOOR】

大人4人がゆったりと寝ることができるポップアップ式テントです。両サイドに窓があり、快適に空気の入れ替えができます。天井部にはフックが4カ所付いていて、ランタンなどをひっかけることが可能となっています。撤収も簡単でコンパクトに収納でき、キャンプ以外にも野外フェスや海水浴、運動会など、さまざまなシーンで大活躍するはずです。

ワンタッチ ビーチテント 【Easthills Outdoors (イーストヒルズ)】

251×134×144(h)cmの特大サイズのワンタッチテントです。ベッドを入れても余裕の大きさながら、重さはわずか3.6kg。UVカット率97.5%に加えて耐水性の高い生地を採用しているので、どんなシーンでも大活躍しそうです。ペグとサンドポケット付属で、しっかりと地面に固定できて安心です。折りたためば、105×22×22cmのストラップ付き収納ケースに入るので、持ち運びも楽々です!

登山におすすめ

ワンタッチテント・ポップアップテントは比較的暖かい時期の登山や標高差の少ない山に登る際におすすめです。まず、軽量設計なので持ち運びが楽です。それに細かいパーツに分かれていないので、パーツを忘れた!などという心配もありません。また、設営が簡単なので、登山で疲れた体をすぐに休めることもできます。さらに生地には、耐水性がありUV加工されたものやメッシュ窓が採用されている製品が多いため、山の急な雨や紫外線対策、そして害虫対策もできます。ただし、ポップアップテントは直径が60cm程度あるので、山を登る際には少しかさばるかもしれません。

ポップアップテント 【G4Free】

強度のある樹脂繊維ポールと国際基準に従って無毒・無臭の素材で作られたテントです。生地にはUVカットコーティングが施されているため、日差しの強い日も安心して過ごせます。サイズは220×190×130(h)cmで、使用人数は大人2~4人。天井部にはフックがあり、ランタンを吊るすことができます。また砂袋が8個も付いているので、突然の強い風も平気です!

3wayワンタッチテント 【ESHOWODS】

テント、サンシェード、蚊帳の3通りの使い方ができるテントです。展開時の大きさは約240×210×135(h)cmで、大人3~4人で使うことができます。耐水圧と耐水性に非常に優れており、天候が変わりやすい山のキャンプにおすすめです。また、縫い目にはシームテープが施されているので、縫い目から水が浸み込む心配もありません。これひとつあれば、登山からピクニック、ビーチサイドまで楽しい時間が過ごせます!

大型ポップアップテント 【GEERTOP(ギアトップ)】

フロアスペースは200×210cmあり、大人3~5人がゆったり座れるサイズです。さらにテントの入り口と後ろ部分には、荷物等が置けるスペースがあるので、テント内を広く使うことができます。また、天井部は大きなメッシュ窓になっており、テント内で山のきれいな空や星をゆっくり楽しめます。設営がとても簡単で、女子だけの登山やキャンプにもおすすめです。

ダブルドアワンタッチテント 【NexGadget】

使用時の大きさが200×200×130cmありながら、重さがたった1.8kgしかないワンタッチテント。前後に入り口にはメッシュスクリーンが付いているので、害虫も気にせず換気ができます。さらに、前後の入り口はファスナーでフルクローズになるので、プライベート空間が作りやおむつ替えもOK。防水性の高い生地により、強い雨の中でも安心して使えます。

船型ポップアップテント 【KORTELA】

楕円形のテントで、大人5人程度が使用できます。広さが十分あるのでベッドを置くことも可能。フロントドアには小さな三角の窓があり、ドアや両サイドの大きな窓を開けなくても空気の循環ができます。防湿・防水性のある生地を採用しているので、雨が降ってもテント内で快適に過ごせます。かなりの大きさですが、ポップアップテントなので、女性1人でも設営できます。

イージーポップアップドーム【GAZELLE OUTDOORS (ガゼルアウトドアズ)】

200×290×130(h)cmと、大人4人がゆったりと使用できるサイズ。この大きさでも、撤収時には折りたたんで収納ケースに入れるだけなので、簡単でしかも時間がかかりません。テント内には小物を入れる収納ポケット付き。フルクローズ仕様なので、プライバシーも守れます。テントライトフック、三角窓、サイドウィンドウがあるため、夏場の登山やキャンプ、野外フェスなどのシーンに活躍しそうです。

ツーリングにおすすめ

車でのキャンプやレジャーと違い、ツーリングでは荷物を最低限に抑えたいものです。そのため、軽くてコンパクト設計のワンタッチテント・ポップアップテントはツーリングにぴったりのテントといえるでしょう。また、ツーリングにできるだけ多くの時間を費やしたい方、ツーリング後の疲労した体をすぐに休めたいという方にも、設営&撤収が簡単なこれらのテントが最適です。中でも、バイクを愛するライダーの方にはツーリング用の大型前室付き(キャノピードア)の商品がおすすめです。この前室があることで、お気に入りのバイクを雨や強い日差しから守ることができます。しかも前室は荷物やイスを置いたり、簡単な調理をしたりするスペースとしても活用できます。

ライダーズバイクインテント 【DOD(ディーオーディー)】

バイクが収納できる前室付きワンタッチテントです。使用人数は2人。15×260×140(h)cmのゆったりサイズでありながら、バイクの積載を想定しているので収納時のサイズは58×20×20(h)cmとかなり小さめになります。インナーテントにはメッシュ窓があり快適に換気ができます。耐水圧が3000mmと高く、少しくらい天候が崩れても問題ありません!

ワンタッチテント 【DOD(ディーオーディー)】

数人でツーリングをする時におすすめの5人用の前室付きワンタッチテントです。前室はスリーブにポールを通すだけで作れるので、誰でも迷うことなく設営することができます。前室があることで、テントに入らずとも紫外線や日差しを避けられ、快適に過ごすことが可能です。フルメッシュ構造のインナーテントは、単体で使うことも可能です。少し休みたい時の休憩スペースとしても重宝しそうです。

前後室付きポップアップテント 【KEUMER】

インナーテントの前後にキャノピードアがあるため、バイク以外にもテーブルやチェアなどを置くことが可能です。インナーテントはフルクローズにもなり、ツーリングで汗をかいて着替えたい時に最適です。耐水圧3000mmで突然の豪雨も平気です。さらに、テント生地はUPF50+シルバーコーティングされているので、紫外線をしっかりカットしてくれます。遮光性、断熱性も備わっており、使い勝手が抜群です!

初心者に人気なのはキャプテンスタッグ

数多くのテントメーカーがありますが、国産メーカーとして高い信頼を集めているのがキャプテンスタッグです。キャプテンスタッグは、金属加工が盛んな地として知られる新潟県三条市に本社を持つ、パール金属株式会社が展開しているブランドです。本業である鍋やフライパンの製造から派生したキャプテンスタッグもまた、耐久性や使い勝手を強く意識した作りになっています。
キャプテンスタッグの特徴は、その品揃えの豊富さです。テントやタープはもちろん、ランタンやガス器具、寝袋など、あらゆるキャンプ用品を手がけており、すべてをキャプテンスタッグだけで揃えることもできるほど充実したラインアップになっています。価格的にもリーズナブルなものが多く、初心者でも高品質なアイテムを揃えられるので人気です。
例えば、テントを購入する場合は本体だけではなく、食事をする時に使うリビングシェルターなども同時に購入すると使い勝手がよくなります。キャンプ道具一式を同じブランドで、しかも高いコストパフォーマンスで揃えられることは、キャプテンスタッグの大きな魅力です。

おすすめのインナーマット

テントで快適に過ごすためにはインナーマットが欠かせません。ワンタッチタイプでもポップアップタイプでもそれは同じです。インナーマットは地面からの冷気や床面の凹凸を緩和します。同時にテントのボトムに食べこぼしなどの汚れが付くことを防止するので、テント内を清潔に保ち、テント自体を長く使うことにも役立ちます。
一口にインナーマットといっても、その素材や形態はさまざまですが、中でも一般的なのが発泡式マットとエア注入式マットの2種類です。テント用品各社から販売されている製品に加え、ホームセンターなどで手に入るものにもインナーマットとして代用できるものがあるので、まとめて紹介していきましょう。

1.必携ともいえる銀マット

使いやすい発泡式マットの中でも、最も広く親しまれているのが銀マットです。軽くて柔らかく、たたんだり丸めたりできるので収納も簡単。暖かい時期なら断熱効果も十分です。ほかのシートと併せて使えるので、最初に揃えるべきインナーマットだといえるでしょう。ホームセンターなどで売られているものでもOKです。

2.断熱性が高いウレタンマット

暑さ寒さが厳しい環境では、通常の銀マットではさすがに性能不足です。そこで使われるのがウレタンマット。強い断熱性を持っているので、テント内の居住性を大きく高めてくれます。

3.空気で膨らますエアマット

エアマットは、ポンプを使って膨らますタイプのインナーマットです。発泡式やウレタンに比べて浮遊感があるので睡眠用に最適。空気を抜けば持ち運びも楽々です。

4. 自動で膨らむインフレーターマット

エアマットは、ポンプや人力で空気を注入するので面倒…そこで開発されたのが、バルブを開くだけで勝手に膨らんでくれるインフレーターマットです。値が張りますが、予算に余裕があれば検討してみましょう。

5.選べる楽しみレジャーシート

テント用品のメーカーから「レジャーシート」という名前で販売されているシートは、その多くがアウトドアに適した一定以上の性能を持っています。そのほか、量販店などで手に入る色とりどりのレジャーシートも、用途によっては代用品になるので、シチュエーションを思い浮かべながら選んでみてはいかがでしょうか。

雨や紫外線はカバーできる?

キャンプだけではなく、ビーチや運動会などでも日よけ、雨よけとして活躍してくれるワンタッチテントやポップアップテントですが、実はこれらすべてが紫外線や雨に強いとはいえません。ワンタッチやポップアップ式のテントは軽量化に重点が置かれているため、生地が薄くなる傾向があるんです。

ただ、ワンタッチやポップアップ式のテントにも、紫外線や雨に強いフライシートが付属した二重構造のものがあります。フライシートは、テント本体を全部、もしくは一部だけ覆うカバー的な役割をするものです。オールウェザーでの使用を考えるなら、フライシートが付属したタイプのテントを選ぶといいでしょう。ちなみに、テントに表示されている紫外線保護指数(UPF)は50程度、耐水圧は1000mm程度を目安にすれば、一般的な使用なら十分です。

テントが歪んだ場合の対応について

ワンタッチやポップアップ式のテントは、軽量で構造もシンプル。そのため、ちょっとした衝撃で歪んでしまうこともあります。もしもワイヤー部分が歪んでしまった場合は、元に戻すことができます。手で戻すことが難しい場合はペンチなどの工具を使用してください。また、ワイヤーのジョイント部分が外れて歪んでしまうこともあるので、テントの設営や撤収の際は、慎重に作業しましょう。

まとめ

テントの設営と撤収は面倒で、初心者には難しい作業です。しかし、ワンタッチテント・ポップアップテントならそのようなやっかいな作業がスムーズに行えます。しかも、どんなサイズでも軽量&コンパクト設計で、比較的お手頃価格で購入可能。そのため、キャンプ初心者やレジャー好きの家族まで、あらゆる方におすすめできるテントといえます!本格的なテントもいいですが、気軽に使えるこの2つのタイプのテントなら、レジャーや海水浴、運動会などさまざまなシーンでも活用してくれるはずです。ぜひ、自分が必要なポイントをチェックして、お気に入りのテントでいろいろなところに出かけましょう!

WRITTEN BY

DIYer(s)

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