コールマンのツーバーナーと関連アイテム24選!!

キャンプ場でのアウトドアクッキングの定番といえばコールマンのツーバーナーコンロ!これを使えば野外でも効率的に調理ができるだけでなく、鉄板焼きグリルなどを楽しみながら大人数でワイワイと食事をすることもできます。ここではコールマンのツーバーナーコンロの燃料方式の違いによる選び方や本体、オプション品などについて紹介します。

2022.01.07

キャンプといえば一番の楽しみはアウトドアクッキングという方も多いのではないでしょうか?やはり野外で豪快に調理するアウトドアクッキングは大勢で楽しみたいですよね!それを実現するための必須アイテムがツーバーナーコンロ。とりわけ、その中でも定番中の定番といえるのがコールマンのツーバーナーです。アウトドアクッキングと聞けば、その象徴的なグリーンカラーのツーバーナーコンロを思い浮かべる人も多いかもしれません。
今回は、コールマンのツーバーナーとはどういったものなのか、そして初心者が悩みやすい燃料方式の選び方やおすすめのツーバーナーとオプション品などについてご紹介します。

コールマンのツーバーナーとは

コールマンは創業者W.C.コールマンによって設立されました。そのコールマンが1930年代に開発して世界的なヒットとなったのがツーバーナーコンロです。今ではキャンプ場でのツーバーナーコンロの代名詞的存在でもあります。
シングルバーナーと違って、ツーバーナーコンロにはコンロが2つ付いていますが、野外ではこの違いが大きな差を生みます。
シングルバーナーは、どちらかというとお湯を沸かしてコーヒーブレイクをしたり、軽食を作る程度の用途で重宝します。小さくてコンパクトなので、ソロのキャンプやツーリング、登山などで主に利用されますが、本格的な料理には適していません。
反面、ツーバーナーのコンロは、アウトドアで本格的にクッキングをしたいという場合には必須ともいえるギアです。片側でご飯を炊きながらもう一方でメインディッシュを焼くといった使い方も可能です。見た目が大きいため、収納時にかさばるのではないかと心配される方もいますが、ガソリンタンクなども内部にしまえるように設計されているので、想像以上に取り回しや収納がしやすいでしょう。ただし、重さがあるので、オートキャンプや荷物を分担するバイクツーリングなどで使うという場合がほとんどです。

ガス式とガソリン式 燃料はどれを選べばいい?

ツーバーナーを選ぶ際に、初心者の方が悩みやすいのが燃料をどちらにすればよいのかという点ではないでしょうか?それぞれに優れた点がありますので比較してみましょう。
ガス式ツーバーナーの優れた点は、なによりも使い勝手がよいこと!ガスタイプの場合はLPガスのカートリッジをコンロ本体に装着するだけですぐに使い始めることができます。ただし、カートリッジ方式のため、外部の気温が低いと通常のLPガスではガスの出が悪くなり火力が下がってしまう、燃料がやや高いという2つのデメリットがあります。
次にガソリン式のメリットは、コストパフォーマンスがよいこと!燃料のホワイトガソリンはホームセンターなどで手軽に入手することができます。ガソリン式コンロの特徴は、着火する前に「ポンピング」の作業があることです。このポンピングをうまくやるためにはある程度の「コツ」が必要となります。また、ある程度の力が必要になるため、女性の中にはポンピングが苦手という方もいるかもしれません。しかし、ポンピングをしっかりすることで、安定した火力で調理ができるのがガソリン式コンロの利点!
しかしメンテナンスの点を考慮するのであれば、簡単なのはガス式コンロ!使用毎に部品を整備することで長く使用できますし、劣化した場合でも交換品が販売されているので長く使うことができます。ただし、潤滑油を差したり分解して掃除をしたりする必要があるので、機械が苦手な方にはおすすめはできません。
また、コンロのガス式、ガソリン式以外にも考慮する事項があります。それはランタンなどのほかの器具の燃料をどうするかです。ランタンも燃料にガス式・ガソリン式がありますので、それらと同じ方式を選ぶことで燃料を共通で使うことができます。こうした点も忘れないように選んでみてはどうでしょうか?

パワーハウス LP ツーバーナーストーブ

パワーハウス LP ツーバーナーストーブは470gLPガス缶を使用すると1.5時間〜3時間燃焼します。持ち運びに便利なキャリーハンドルが付いており、風にも強いという特徴があります。収納された状態だと7cmまで幅が縮小されるので、薄型のアタッシュケースのような持ち運びができるでしょう。火力の調節はツマミを回すだけと、初心者でも扱いやすい構造になっています。

パワーハウスLP ツーバーナーストーブ Ⅱ【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約64×32.5×52(h)cm 収納時 約54×32.5×7(h)cm 質量:約4.2kg 燃焼時間:約1.6~3.2時間(470kcal缶×2使用時) 持ち運びに便利なキャリーハンドルが付いたモデルです。スリムボディながら最大火力3500kcal/h×2で十分な火力が期待できます。折りたたむと非常に薄くなるため、収納場所を選ばない点もアウトドアにおすすめ!キャリーハンドルがあるため持ち運びもお手軽です。風防がしっかりしているので、高火力を活かして調理できるのが嬉しいポイント。

パワーハウスLP ツーバーナーストーブ Ⅱ レッド【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約64×32.5×52(h)cm 収納時 約54×32.5×7(h)cm 重量:約4.2kg 燃焼時間:約1.5~3時間(470g缶使用時) パワーハウスLP ツーバーナーストーブ Ⅱの色違いタイプです。コールマンといえば定番のグリーンですが、この商品はロゴにも使用されているレッド。バーナーのイメージとも合っているので、おしゃれな雰囲気を出したい方におすすめ。規格は変わりませんが、燃焼時間が少し短めです。

パワーハウスLPツーバーナー【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約63x33.5x53(h)cm 収納時サイズ 約53.7x32x5.5(h)cm 重量:約4.1kg 燃料時間:約1.6〜3.2時間 パワーハウスLP ツーバーナーストーブ Ⅱの旧バージョン。汁受け部がフッ素樹脂加工のため、使用後のメンテナンスが簡単です。折りたたみ時のコンパクトさや火力も尊色ありません。

LPガス燃料

純正LPガス燃料 [Tタイプ] 470g ガスカートリッジ【Coleman (コールマン)】

コールマンのコンロ、バーナー、ランタンなどで使用できるガスカートリッジです。純正品なので安心。使用時の色合いがツーバーナーとマッチするので見た目にも格好よいでしょう。コールマンのツーバーナーは470g缶を基本単位として燃焼時間を掲載している場合がほとんどなので、初心者は純正品からの使用がおすすめです!

ツーバーナーコンロ ガソリン

ツーバーナー コンロ ガソリン【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約67×46×44.8(h)cm 収納時 約56×35×16 (h)cm 重量:約5.8kg 燃焼時間:約2から6時間 定番のコールマンツーバーナーコンロで、ガソリン燃料のアメリカモデルです。燃料タンク容量は1.6Lで最高火力は約3,650kcal/h。LPガスタイプと同様の火力がありながらも、その燃焼時間は最大で6時間と大幅に延びています。ガソリンタンクがシルバーで注意書きが英語になっている点が日本モデルとの違いです。

413H パワーハウスツーバーナーストーブ ガソリン【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約67×46×44.8(h)cm 収納時:約56×35×16(h)cm 重量:約5.8kg 燃焼時間:約2~6時間 火力が強く、経済性に優れるホワイトガソリン燃料の定番ツーバーナーコンロです。交換用のパーツも売られているため、長年愛用することも可能!見た目は大きいですが、収納する際は内部にガソリンタンクを入れることができるので、想像以上にコンパクト。ガソリン式のため、ポンピングをしっかりすれば冬場でも安定した火力が得られます。

425 ツーバーナー【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約55.5×40×39(h)cm 収納時:約45.5×30.5×13.5(h)cm 重量:約4.4kg 時間:約1.5〜3時間 413ツーバーナーコンロの小型版ですが、火力も十分あり、最高時約4,675kcal/hと実用に問題ありません。小型化した影響で、ガソリンタンクの容量が約1.2Lとなり、燃焼時間がその分短くなっています。

ガソリン燃料とアクセサリ

エコクリーン【Coleman (コールマン)】

サイズ:約6.3×11.8×18.8(h)cm コールマン純正のホワイトガソリン。防錆剤入りのため長期間コンロを愛用するためには必須ともいえるでしょう。バックパックにも入れて持ち運びやすいのがポイント!

ガソリンフィラーⅡ【Coleman (コールマン)】

サイズ:約φ5×12(h)cm 重量:約63g エコクリーンの缶に装着できるガソリンフィラー。ホワイトガソリンは缶から直接コンロのタンクに入れる場合は失敗しやすいものですが、このガソリンフィラーⅡがあれば、とても便利に素早く給油することが可能に。

スーパーポンピング【Coleman (コールマン)】

サイズ:約2×9.5×8.5cm 重量:約40g コンロのポンピングを楽にしてくれるアイテム。握り込める形のグリップ形状になっているので、親指が痛くなることはありません!ポンピング作業がうまくいかない方は、ぜひ試してみてください。

ジェネレーター【Coleman (コールマン)】

ツーバーナーコンロの火力を安定的に使用するために必須のジェネレーターの交換部品。いざというときのために1つは持っておくと安心でしょう。

パワーハウスツーバーナーストーブ

413Hパワーハウスツーバーナーストーブ

サイズ:使用時 約67×46×44.8(h)cm 収納時 約56×35×16(h)cm 重量:約5.8kg 燃焼時間:約2~6時間 コールマンの定番、ホワイトガソリン燃料のツーバーナーコンロの決定版。火力は最高時約3,650kcal/h(メインバーナー)、約2,750kcal/h(サブバーナー)と火力があり、燃焼時間も十分確保されているので調理が楽しくなることでしょう。

413Hパワーハウスツーバーナーストーブ 40周年リミテッド ライムグリーン【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約67×46×44.8(h)cm 収納時 約56×35×16(h)cm 重量:約5.8kg 燃焼時間:約2~6時間 コールマンジャパン40周年を記念した413Hパワーハウスツーバーナーストーブの特別モデル。1976年当時のカラーを復刻して塗装が明るめのライムグリーンです。当時から使い続けている方の買い換えや、ほかの人と差を付けたい方はこのモデルを選ぶとキャンプ場で注目が集まるかもしれません!

GUIDE SERIES 424 STOVE【Coleman (コールマン)】

サイズ :使用時 約67×46×44.8(h)cm 収納時 約56×35×16(h)cm 重量:約5.8kg 燃焼時間:約2〜6時間 コールマンツーバーナーコンロ、ガソリン燃料のアメリカモデル。燃料タンク容量は1.6Lで最高火力は約3,650kcal/hです。燃焼時間は2時間から6時間で413Hパワーハウスツーバーナーストーブと同じ。ガソリンタンクがシルバーとなっているのがポイントで、比較的安価で手に入ります。

Triton Series 2 ツーバーナーストーブ 上位モデル 日本未発売

コールマントリトンシリーズのツーバーナーストーブの上位モデルです。燃料はLPガスを使用し、火力調節がシンプルで簡単に行うことができます。調理面では30.48cmと25.4cmの調理器具を同時に使用できるので、コンパクトながら機能性は十分。

INDIGO LABEL

IL パワーハウス LP ツーバーナーストーブⅡ【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約64×32.5×52(h)cm 収納時 約54×32.5×7(h)cm  重量:約4.2kg 燃焼時間:約1.5~3時間(470g缶使用時) コールマンジャパンと包括連携協定を締結した小谷村を記念した専用モデル。カラーリングがとてもおしゃれなので、一目見ただけではコールマン製品とは分からないかもしれません。また、高さを2段階調節できる機能が備わっているので、調理時の利便性を高めることができます。

コールマンのツーバーナーアクセサリ

ツーバーナースタンド【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約55×55×33.5/70(h)cm 収納時 約12×8×66(h)cm 重量:約1.5kg コールマンのツーバーナースタンド。これを使えば立って調理ができるのでアウトドアクッキングが格段に楽になります。コールマンのテーブルと連結することも。連結させた場合は安定感が高まります。

ナチュラルモザイクツーウェイキッチンスタンドプラス【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約137×45×40/80(h)cm  テーブル 約75×45×80/40cm(h) 収納時/約75×6.5×45(h)cm 重量:約5.2kg ツーバーナーコンロ台とキッチンテーブルがセットになったオプション品。バーナー台はジャストサイズに設計されていて、コンパクトさと機能性を両立。高さは2段階調整できるので立って利用することもできますし、ロースタイルにすることも可能です。またモザイク柄が可愛いので、女性にも人気です。

オールインワンキッチンテーブル【Coleman (コールマン)】

サイズ:使用時 約149×55.5×170/190(h)cm テーブル 約80×54×80(h)cm 収納時 約80×11×28(h)cm 重量:約6.7kg バーナースタンド、ツールハンガー、ランタンポールとキッチンテーブルがセットになったオプション品。ジャストサイズのバーナースタンドにランタン用のポールもあるので、これ1つあれば調理から食事まで道具の置き場所に困ることなし!アウトドアのオールインワンキッチンと呼ぶにふさわしいアイテムです。

ツールケース ラギッドマルチコンテナー LL【Coleman (コールマン)】

サイズ:約60×38×30(h)cm 重量:約1.7Kg 413Hツーバーナーコンロ・LPツーバーナーコンロが収納できるコンテナ。コンロ周りで使う道具を一括して管理することができるので非常に便利でしょう。底面にターポリンを使用しているので地面に直に置いて使うことも。

クラシックアイアングリドル【Coleman (コールマン)】

サイズ:約51×26.5×2.5(h)cm 重量:約5.7kg 413HパワーハウスRツーバーナーコンロにジャストサイズの鋳鉄製グリドル。蓄熱性が高く、素材の旨味を閉じこめることができます。片側がフラットな鉄板状、裏面は波形エンボス面になっているので、料理によって使い分けるとよいでしょう。

グリルプレート 板厚4.5mm【Coleman (コールマン)】

製品サイズ:490x260x35mm 重量:約4.2kg 厚みのある高級黒皮鉄板を使用しているため、熱が均等にいきわたり、料理の焼き上がりの状態がよくなるグリルプレート。4.5mm厚なので使っていても歪み・反りなどの変形をすることもなく、長く使い続けることができる一品!

ホットサンドイッチクッカー【Coleman (コールマン)】

使用時サイズ:約13.5×40×3.8(h)cm 重量:約550g ツーバーナーで手軽にホットサンドを作るためのクッカー。内部にノンスティック加工がされているため、食材がこびりつきません。食パンを2枚と具材を用意すれば、ホットサンドを手軽に楽しめます。

クラシックアイアンスキレット【Coleman (コールマン)】

サイズ:約27.5×41.5×10(h)cm 重量:約4.4kg コールマンのクラシックアイアンスキレットは、蓋裏にリベット処理することで水分が食材に均等に落ちるように設計されています。このため、食材の旨味を逃がしません。もちろんダッチオーブン的に使うことも。最初から植物性オイルが塗られているので、シーズニングが自動的にできてしまうのもポイント!

まとめ

定番ともいえるコールマンのツーバーナーコンロですが、本体やオプション品も多いので選ぶのも一苦労かもしれません。まずガス式にするかガソリン式にするかうを決めるところから始めましょう。使えば使う程愛着が湧くのがキャンプ用品なので、メリット・デメリットを踏まえて使い続けられるものを選ぶとよいでしょう。いずれにしてもアウトドアを楽しむ限り、販売から半世紀以上使われ続けているコールマンのツーバーナーとは長い付き合いになるのではないでしょうか?

WRITTEN BY

DIYer(s)

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