DJIのドローン“Mavic Air”が追いかけた!THE NORTH FACEアスリート!!

THE NORTH FACEアスリートでありプロスキーヤーの河野健児さんが北海道は羊蹄山にて行った一筆書き滑走。その挑戦をドローンをはじめとした革新的な撮影ギアを展開するDJIが追いかけたムービーが公開されました。

2022.01.07

これまで空撮と言えば、ヘリコプターを使ったり、大規模な足場を組む必要があったりなど、お金も時間も掛かっていました。 そんな中で誕生したのがドローン。これを使うことにより、人件費を含めて非常に低いコストで空撮が行えることができるようになり、写真家や動画クリエイターの中でも頻繁に登場するギアとなりました。
そんなドローンの世界大手メーカーとして君臨するのが【DJI(ディー・ジェイ・アイ)】。DIYer(s)でも、手のひらサイズのドローンの“Spark”やスマートフォン用スタビライザー“Osmo Mobile 2”などを紹介してきました。そして、今回同メーカーがなんと世界的なアウトドアメーカー【THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)】とタッグを組み、新たな挑戦を敢行。

まずはその挑戦をまとめた動画をご覧いただこう。

THE NORTH FACE & DJI - 「EXPLORING A DIFFERENT ANGLE」

THE NORTH FACE & DJI - メイキング映像「EXPLORING A DIFFERENT ANGLE」

「EXPLORING A DIFFERENT ANGLE=まだ見た事ない未来のアングル」というテーマに製作されたこの作品。物語の主人公はTHE NORTH FACEアスリートでありプロスキーヤーの河野健児さん。そして、舞台は世界的にも良質なパウダースノー(粉状の雪)が積もることで知られ、ウィンタースポーツを愛する人に注目される北海道。その広大な土地の中で凛然とそびえ立つ“羊蹄山”にて一筆書き滑走に挑戦したストーリーです。

標高1,898m、富士山に似たその面持ちから蝦夷富士とも呼ばれています。

DIYer(s)ではお馴染みのnozawa green fieldの運営も行う河野健児さん。

人工的に作られたリフトで登り、整備されたゲレンデを滑るのではなく、自然の山中を自らの足で登り、手つかずの新雪と触れ合うことが出来るバックカントリースキー。聞こえはいいかも知れないですが、今回の羊蹄山も登頂までにプロでも6時間。頂上に近付くに連れ、強風に襲われるなど危険も伴います。

強風に吹かれた雪は硬くなり、アイゼンを装着して1歩1歩踏みしめながら登らなくてはならないんです。

そして、6時間の登頂にもかかわらず、滑走は2分間で一気に滑り降ります。「山で100km/hは危険ですね」と河野さんが語るように生身では考えられない速度での滑走は日頃から心身ともに鍛えるプロだからこそ成せる技です。

映像もご覧になった方にはそのスピード感、体への負荷の強さが伝わったはず。

この撮影にはドローン3機を含む9台のカメラを使用。一筆書き滑走という失敗が許されない大きなプレッシャーの中、クルー一丸となって河野さんの姿を追いかけました。

氷点下となる標高1,000mを超えた厳しい環境中でも稼働し、期待を裏切らない活躍を果たしたMavic Air。

まさに、まだ見た事ない未来のアングルと言える角度での撮影もMavic Airを用いたからこそ可能にさせてくれました。

1966年に創業し、トレッキング、 ランニング、スキー、スノーボードなどのアクティビティからトラベル、キャンプまで、 あらゆるシーンに適したアイテムを排出するTHE NORTH FACE。飽くなき探究心のもとに生まれたテクノロジーを搭載するドローンをはじめとした撮影ギアを展開するDJI。この両者が特化したそれぞれフィールドにおいて、未来を切り開く活動が共鳴したからこそ生まれたこのプロジェクト。

アウトドアやアドベンチャーを愛する読者諸氏にも何か感じるものがあったのではないでしょうか。「歩みを止めずに進んでいきたい」と語ってくれた河野さんのように、ぜひあなた自身もまだ見た事ない未来のアングルを探し続けてみてはいかがだろう。

INFORMATION

DJI Mavic Air

THE NORTH FACE

RIGHTUP-inc

Powder Company inc

WRITTEN BY

DIYer(s)

Japan

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