コードのゴチャつきスッキリ解決!収納上手なテレビ台をDIY!
配線の関係から置くところが限られてしまうテレビ。にも関わらず、家具屋さんに並ぶテレビ台はサイズが合わない…。そんなテレビ台に悩む人を救うDIYレシピをご紹介。アレンジも楽しんで、お部屋にぴったりのインテリアを作ってみませんか?
2022.01.07
INDEX目次
超・自分仕様のテレビ台をDIY!
こんにちは!最近引っ越しをした編集部Iです。突然ですが皆さん、テレビの置き場所ってどうしてますか?テレビは、配線の関係から置く場所が限られているのにも関わらず、自分の部屋にぴったり合うサイズのテレビ台を見つけるのってすごく難しいんですよね…。しかも都会のワンルーム暮らしにおいては、収納スペースの確保も譲れない。いいテレビ台が見つからず悶々とする日々を過ごしていたところ、わたしはふと思い出したのです。「そうだ、わたしはDIYer(s)編集部ではないか」と!というわけで今回は編集部の特権を利用し、超自分仕様のオリジナルテレビ台をDIYしていきたいと思います!
作る物
大型家具、テレビ台を作ります。大型DIYは正直大変そうで荷が重い…という方もいるかもしれませんが、実はこれ、以前ご紹介したカウンターDIYレシピの応用編なのです。カウンターを作ることができるなら、テレビ台だってできるはず。早速、作っていきましょう!
カウンターのDIYはこちらから!
材料
木材A(背板)870×350×12mm
木材B(天板)910×425×24mm
木材C(棚板)810×390×24mm
木材D(脚)390x455x24mm
木材E(幕板)1820×35×24mm
木材F(棚受け)1820×24×24mm
木材B(天板)910×425×24mm
木材C(棚板)810×390×24mm
木材D(脚)390x455x24mm
木材E(幕板)1820×35×24mm
木材F(棚受け)1820×24×24mm
STEP.01 背板にペイント
まずはテレビ台下の収納エリア奥に設置される背板、木材Aに好きな色をペイント。軽くヤスリをかけて、スポンジでぽんぽんと色をのせていきましょう。先に塗装をして、他の作業をしている間に乾かしておけば、乾燥時間の短縮になりますね。
STEP.02 棚受けをカット
続いて、木材Fを使って天板と棚板の受けになる部分を作っていきます。この時、棚板の奥行きより少しだけ短めにカットしてください。こうすることで、正面から見えにくくなり、すっきりした印象になります。今回は330mm間隔でマークして切り出し。
1820mmの長さから、330mmを4本取ることができました。
STEP.03 脚(側面)に棚受けを取り付ける
次に、テレビ台の側面となる木材Dの内側を加工していきます。幕板と呼ばれる補強のための部材(木材E)が、木材Dの角にぴったりハマるようにマークします。このとき2枚の木材Dを並べて、位置を揃えた状態で墨付けをするのがおすすめです。
ちなみに、写真は墨付けする際のイメージ。
ちなみに、写真は墨付けする際のイメージ。
位置をマークしたら、ジグソーでカット。ここに後ほど取り付ける幕板(木材E)がぴったりとフィットします。
続いては、棚受けにビス用の下穴を開ける部分をマークしていきます。こちらも4本の位置を揃えて、一気に墨付けした方がズレがありません!ここでひとつ特筆すべき注意点が。棚受けには棚板を取り付ける穴と脚に取り付ける穴の2方向からビスを打ち込むので、それぞがぶつかるのを防ぐため、2面のマーク箇所が互い違いになるように印をつけます。
印が付いたら、インパクトで穴を開けていきましょう。積層面は割れやすいので、注意して作業してください。
割れることなく、きれいに互い違いの穴が開きました。
続いて、脚に棚受けを取り付けていきます。脚の背面側となる部分からピタリと揃え、高さを合わせながらビス留めをしましょう。小さめのビットでガイドラインをつけてからビス留めをすると、キレイに仕上がります。
写真手前側、天板を受ける面は上部にぴったりと揃える位置にビス留めをしましたが、写真奥の棚板を受ける面は下から30mmほど浮かせたところにビス留めをしました。
STEP.04 棚受けに棚板を取り付ける
脚に棚受けを取り付けることができたら、今度は棚板を取り付けていきます。先ほどの工程で開けた下穴を使ってビス留めしましょう。
棚板がつきました。完成形が少し見えてきたかも…?
STEP.05 幕板を取り付ける
次に、幕板を脚の正面に取り付けていきます。 幕板はまだカットしていないのですが、取り付けてからカットするほうが正確なサイズで作ることができるので、まずはビス留めの位置をマーク。
ビスで2箇所留めていきます。
今回使用したのはスリムビス。ビス留めをした位置が表面になっても目立ちにくい仕上がりです。
反対方向も同様に下穴を開けてからビス留め。
ビスが留まったら、ノコギリでカット。ジグソーよりも正確に切ることができるので、こういったケースではノコギリの使用がオススメです。
幕板がつきました。ここまで来たら、あともう一息です!
STEP.06 背板と天板を取り付けて、完成!
最初に色を塗っておいた背板がそろそろ乾いてきた頃です。ビスで留めて取り付けていきます。背面から配線を逃がせる仕様にするため、上面に合わせて、下面は隙間ができるように取り付けてください。
この隙間は電源コードやアダプターのサイズに合わせて計算してから、板を切り出すのがオススメです。
最後に天板を取り付けていきます。一番上に来る部分なので、念入りにやすりがけを。角も丸めておくと安心です。
テレビ台を逆さまにして、天板を取り付け。天板は少し大きめのサイズにしているので、両端が同じだけはみ出るように調整します。
そして棚受けにビス留め。幕板ではなく、棚受けにビス留めをすることでビスが表面に出ず、キレイに仕上がります。
完成!グレーの背板がいいアクセントになりました!
STEP.07 設置
いざ設置。幅900mmの天板は、20インチの小さめテレビにぴったり。今回は編集部Iのワガママで、Wi-Fiのルーター置いたり、本を置いたり、収納としても使える高さにしてもらいました!
どれだけあっても困らないのが収納スペース。このテレビ台は収納力もバッチリなので、片付けができちゃうのも嬉しい!魅せる収納として、お気に入りのレコードやCD、本などを並べるのもいいかもしれません。
そしてなんといっても最大のポイントは電源コードを背面へ逃がせる点!とにかく電源が必要となるこのご時世、このスペースを充電ステーションとして使うのもいいですよね。
特にテレビ周りはいろんな配線が入り乱れ、ぐちゃぐちゃになってしまいがちですが、背板がすべてを隠してくれるので問題なし。
ベンチとしても使用できる!
なんとこちら、ベンチにすることもできちゃうんです!テレビ台としてはもちろん、廊下やリビングの一角に設置して、たまにはここで、ほっと一息つくのも良さそうです。もちろん、強度も十分。深く腰掛けてもびくともせず、高さもちょうどいい感じです。
今回は、テレビ台難民を救う、サブロク板を使用したDIYのご紹介でした。今回は背板のみ塗装をしましたが、部屋の雰囲気に合わせて天板や脚を塗装したり、タイルシートなどを貼ってアレンジを楽しむのも良さそうです。ぜひ自分らしい一品を作ってみてくださいね!
今回は、テレビ台難民を救う、サブロク板を使用したDIYのご紹介でした。今回は背板のみ塗装をしましたが、部屋の雰囲気に合わせて天板や脚を塗装したり、タイルシートなどを貼ってアレンジを楽しむのも良さそうです。ぜひ自分らしい一品を作ってみてくださいね!
監修:岩西剛
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