まるで“木製テトリス”!階段を活用したステアボックスをDIY
今回は、家の階段という密かなデッドスペースを活用する収納棚をDIY!L字のテトリスのような形が愛らしいプロダクトになっておりますので、お家に階段がある方はぜひ、ジャストフィットな収納をDIYしていきましょう。
公開日 2023.04.26
更新日 2023.04.26
はじめに
まだ収納したいものはたくさんあるけど、もう棚を置くスペースもない...!そんな悩みをお抱えの方、多いのではないでしょうか。リビングの隅やちょっとした壁に至るまで、DIYer(s)ではさまざまなデッドスペースを活用した収納棚をこれまでもご紹介してきました。ですが、実はまだ我々が目を向けていなかったスペースがあったのです。
作るもの
ということで、今回作るのがこちらのプロダクト!その形は奇想天外の“L字型”で作られているため、階段というただ“登るだけ”だったスペースに新たなる活用法を生み出してくれます。
ちなみに、今回のプロダクトはシェーカーという民族の伝統的なインテリア”ステアーバスケット”を参考にしています。実際、どのくらい実用性のある収納棚なのでしょうか。今回も最後までゆっくりとご覧になってください。
材料
前板&背板:408×450mm(2枚)
側板1:176×198mm(1枚)
側板2:176×198mm(1枚)
側板3:176×408mm(1枚)
底板1:176×237mm(1枚)
底板2:176×201mm(1枚)
フタ:450×200mm(1枚)
※板は全て12mm
側板1:176×198mm(1枚)
側板2:176×198mm(1枚)
側板3:176×408mm(1枚)
底板1:176×237mm(1枚)
底板2:176×201mm(1枚)
フタ:450×200mm(1枚)
※板は全て12mm
STEP.01 カキコミを切り出す
まずは階段の高さと奥行きをを計り、そこにぴったり合うよう背板と前板を切り出します。
あくまで今回はですが、上記のようにカットしました。
あくまで今回はですが、上記のようにカットしました。
次に、切り出した前板に対して側板①②と底板をビスで固定していきます。
この時、写真のように一度板の厚みをマークしてからビス打ちをすると、正確に板の中心を捉えることができます。また、木が割れてしまわないよう、ドリルで下穴を開けてから作業することもお忘れなく!
この時、写真のように一度板の厚みをマークしてからビス打ちをすると、正確に板の中心を捉えることができます。また、木が割れてしまわないよう、ドリルで下穴を開けてから作業することもお忘れなく!
前板に側板1,2,3と底板1,2を取り付けたら、次はL字部分に仕切り板をビスで取り付けていきます。
STEP.03 フタの取り付け
残りのパーツも組み上げたら、最後にフタを乗せてください。
ここは開け閉めできるようにするため、蝶番を二つ使用します。
ここは開け閉めできるようにするため、蝶番を二つ使用します。
より開け閉めしやすくなるよう、ドリルでフタに穴を開けます。この位置や大きさはお好みで。
この時、フタが割れてしまわないように下に板を当てることをお忘れなく。
この時、フタが割れてしまわないように下に板を当てることをお忘れなく。
これで完成としても良いのですが、今回は穴に紐を通してみました。開けやすさはもちろんのこと、紐という異素材が組み合わさることでより製品感が出てきたのではないでしょうか。
これにて完成です!いかがでしょう、まさに“木製テトリス”とでも呼ぶべき見事なL字型ですね。重厚感もあり、この通り階段に立てかけなくても自立してくれています。
それでは、早速設置していきましょう!
それでは、早速設置していきましょう!
設置
まずは屋外の階段に設置してみました。無塗装の木材がとても映えていますね。このように置いておくと、ちょっとした外遊びの道具やペットのお散歩グッズなど、ちょっとした時に取り出せると便利なアイテムを収納するのに役立ちそうです!
試しに座ってみましたが、ご覧くださいこの安定感。これならちょっとしたベンチとして使うことはもちろん、棚の上に物を置いたりすることにも不安はありません。
実際に自宅で使う想定で生活用品を収納してみました。殺虫剤や梱包テープ、電源タップなど、時折必要になる生活用品を中心にチョイスしてみたところ、入る入る。階段1段分の高さがあるので、2Lペットボトルもすっぽりと収まってくれました。ビジュアルが面白いだけでなく、その収納力も侮れません。
実際に編集Sの自宅に設置した様子がこちら!実は今回のプロダクトはこの家の階段にスケールを合わせているため、この通りぴったり!
上の段とフタがフラットにつながるため、見ていて美しい仕上がりになりました。また、紐がちょろっと飛び出ているのも愛らしくてGood。取り付けておいてよかったです。
上の段とフタがフラットにつながるため、見ていて美しい仕上がりになりました。また、紐がちょろっと飛び出ているのも愛らしくてGood。取り付けておいてよかったです。
まとめ
今回は階段というスペースを利用したユニークな収納棚をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。今回はL字型にしましたが、もちろん同じ要領で3段、4段分の大型収納を作り上げていくことも可能です。根性のあるDIYerは、ぜひチャレンジしてみてくださいね!それでは、また次の記事でお会いしましょう。
監修:岩西剛
撮影:藪内努
撮影:藪内努
WRITTEN BY
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