砂壁の壊し方。部屋を繋げる驚きのセルフリノベとは!?
28歳で福岡へ移住し、築40年を超える2件の物件をセルフリノベーションしながら生活。その様子をブログメディア「DIY MAGAZINE」で公開しているセーチです。前回、リビングキッチンにフロアタイルを貼って1部屋目を完成させました。今回の作業から新しい部屋、8畳の和室と8畳の洋間を繋げる作業に入ります。
2023.04.16
セーチのDIYリノベ記録 一軒目
via diy-magazine.jp
こんにちは。28歳で福岡へ移住し、築40年を超える2つの物件をセルフリノベーションしながら生活しているセーチです。
前回、リビングキッチンに白いフロアタイルを貼り、1部屋目を完成させました。
今回から間取り図の右上、8畳和室と8畳洋室の作業に入ります。
8畳和室は砂壁で薄暗い印象、8畳洋室は床が傷んで所々抜けそうな状態。
そんな2つの部屋を繋げて、モルタルのような雰囲気に仕上げていきたいと思います。
前回、リビングキッチンに白いフロアタイルを貼り、1部屋目を完成させました。
今回から間取り図の右上、8畳和室と8畳洋室の作業に入ります。
8畳和室は砂壁で薄暗い印象、8畳洋室は床が傷んで所々抜けそうな状態。
そんな2つの部屋を繋げて、モルタルのような雰囲気に仕上げていきたいと思います。
前回の記事はこちらから
セルフリノベーション前の和室と洋室
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押し入れを合わせて8畳の和室。
砂壁はくすんで部屋全体が薄暗い印象です。
畳は家具を置いた後が残っていたり、日が当たり過ぎて色が変わっている箇所があったりします。
和室の雰囲気を完全に無くしたいので、砂壁の上から板を張り、新しい壁を作ります。
そのため押入れも解体するか、一部解体して残りは上手く活用するか考えたいです。
特に天袋部分は脚立がないと奥が見えない状態なので、なんとかしたいですね。
砂壁はくすんで部屋全体が薄暗い印象です。
畳は家具を置いた後が残っていたり、日が当たり過ぎて色が変わっている箇所があったりします。
和室の雰囲気を完全に無くしたいので、砂壁の上から板を張り、新しい壁を作ります。
そのため押入れも解体するか、一部解体して残りは上手く活用するか考えたいです。
特に天袋部分は脚立がないと奥が見えない状態なので、なんとかしたいですね。
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和室の隣にある、8畳の洋室。
コチラは一見そのまま使えそうですが、床が所々抜けそうなくらい痛んでいます。
壁紙も黄ばんでしまっているので、全て剥いだ方が良さそうです。
コチラは一見そのまま使えそうですが、床が所々抜けそうなくらい痛んでいます。
壁紙も黄ばんでしまっているので、全て剥いだ方が良さそうです。
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洋室側にも入り口はありますが、廊下の突き当たりで入口も狭いです。
部屋を繋げるのでコチラ側のドアは塞いでしまい、和室の引き戸だけ残す形にしようかなと思っています。
部屋を繋げるのでコチラ側のドアは塞いでしまい、和室の引き戸だけ残す形にしようかなと思っています。
和室の砂壁を壊して部屋を繋ぐ
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和室の砂壁を取り壊して洋室と繋ぎます。
この壁の大きさは1枚「高さ240㎝、横180㎝」です。
手でコンコンと叩いて空洞を確かめ、バールで勢いよく砕きます。
この壁の大きさは1枚「高さ240㎝、横180㎝」です。
手でコンコンと叩いて空洞を確かめ、バールで勢いよく砕きます。
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砂壁の解体はかなり散らかるだろうなと思いブルーシートを敷いて作業しましたが、意外にもパカッと綺麗に外れました。
砂壁も他の壁と一緒で間柱に釘で止められているだけなんですね。
造りを見てみると、石膏ボードの上に砂を固めてあるようで、砂壁も規格で作られているんだなと理解しました。
※古いタイプだと砂の下地が竹や藁だったりするらしいです。
砂壁も他の壁と一緒で間柱に釘で止められているだけなんですね。
造りを見てみると、石膏ボードの上に砂を固めてあるようで、砂壁も規格で作られているんだなと理解しました。
※古いタイプだと砂の下地が竹や藁だったりするらしいです。
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横一直線にバールで線を入れるように砕くと、そこから壁を外すことができました。
間柱に固定されているので、砂壁が崩れないように少しずつ引っ張ると、パカッと外れます。
ちなみに、上段の砂壁はめちゃくちゃ重たいので慎重に外してください。
外した砂壁は運びやすいよう袋に入れて捨てました。
※一般的に園芸用の土や砂であれば燃えないゴミとして処分できます。(一定の大きさを超えると粗大ゴミになる地域もあります)
東京23区だと土や砂、石はゴミとして出すことができないので、専門業者を呼ぶしか方法がなさそうです。(自然物のため回収できないと回答されます)
間柱に固定されているので、砂壁が崩れないように少しずつ引っ張ると、パカッと外れます。
ちなみに、上段の砂壁はめちゃくちゃ重たいので慎重に外してください。
外した砂壁は運びやすいよう袋に入れて捨てました。
※一般的に園芸用の土や砂であれば燃えないゴミとして処分できます。(一定の大きさを超えると粗大ゴミになる地域もあります)
東京23区だと土や砂、石はゴミとして出すことができないので、専門業者を呼ぶしか方法がなさそうです。(自然物のため回収できないと回答されます)
洋室側の壁も解体
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洋室側の壁はベニヤ板を打ち付けてあるタイプでした。
ベニヤ板がすぐに割れてしまうため、砂壁よりも大変です。
途中から壁を壊すという感じではなく、間柱に固定されている釘を抜くように作業を進めると、パカッとベニヤ板を剥がすことができました。
※新しい家はベニヤ板が壁に使われていることは殆どありませんが、古い家だと天井や壁が全面木材ということがあります。
洋室側から解体しましたが、和室側からベニヤ板を押すように叩くと簡単に外せました。
ベニヤ板がすぐに割れてしまうため、砂壁よりも大変です。
途中から壁を壊すという感じではなく、間柱に固定されている釘を抜くように作業を進めると、パカッとベニヤ板を剥がすことができました。
※新しい家はベニヤ板が壁に使われていることは殆どありませんが、古い家だと天井や壁が全面木材ということがあります。
洋室側から解体しましたが、和室側からベニヤ板を押すように叩くと簡単に外せました。
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壁を解体したら部屋の淵(巾木)を取り除きます。
巾木は柱に釘止めされているだけなので、ある程度の間隔で切れ目を入れてバールで叩くと外れます。
※通常巾木は壁の上に取り付けられているので、巾木を外した後に壁を外しますが、この家は逆に巾木の上に壁を打ち付けていたので、今回の順番で解体を進めています。
巾木は柱に釘止めされているだけなので、ある程度の間隔で切れ目を入れてバールで叩くと外れます。
※通常巾木は壁の上に取り付けられているので、巾木を外した後に壁を外しますが、この家は逆に巾木の上に壁を打ち付けていたので、今回の順番で解体を進めています。
部屋の壁を固定していた間柱を切り取る
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壁の内側にあった間柱は釘で細かく固定されているので、丸ノコで一つずつ分解します。
柱にガッツリと固定されている木材はバールを使って剥がしますが、それ以外は手で左右に揺らしながら地道に外すしかなく、大変な作業です。
柱にガッツリと固定されている木材はバールを使って剥がしますが、それ以外は手で左右に揺らしながら地道に外すしかなく、大変な作業です。
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外し終えるとかなりスッキリした印象に。
隣の部屋からの光も入るようになり、明るくなりました。
隣の部屋からの光も入るようになり、明るくなりました。
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この段階で、和室と洋室の床の高さが違うことに気付きます。
床は作り直すので、間柱は低い方の床の高さに合わせて切断しました。
床は作り直すので、間柱は低い方の床の高さに合わせて切断しました。
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天井の高さを合わせるために洋室の部屋についていた余計な木は外します。
力尽くで外そうとすると天井まで落ちてきそうだったので、バールを使って慎重に作業します。
力尽くで外そうとすると天井まで落ちてきそうだったので、バールを使って慎重に作業します。
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柱は最後に塗装して仕上げるので、釘が残っていると後々面倒になると思い、バールやカナヅチを使って1本ずつ丁寧に取り除きました。
綺麗な釘であれば簡単に取り除けるのですが、古いものだと釘頭だけポロっと取れてしまうので、その場合は、ペンチを使って無理やり引き抜きます。
綺麗な釘であれば簡単に取り除けるのですが、古いものだと釘頭だけポロっと取れてしまうので、その場合は、ペンチを使って無理やり引き抜きます。
壁を抜いた後の部屋
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片付けも含めて2日かけて壁を取り壊しました。
床はあわよくば一部補修で済ませようと思ってましたが、予想より傷んでいたので全面解体することに。
床はあわよくば一部補修で済ませようと思ってましたが、予想より傷んでいたので全面解体することに。
下に掲載しているのは、今回の作業動画です。
もっと詳細を知りたいという方はぜひご覧ください。
もっと詳細を知りたいという方はぜひご覧ください。
次回は、床を解体する作業に入ります。
畳を取り除き、洋室の床を全面剥がします。
解体意外にも、床の柱(根太)に残った釘や木屑をノミやサンダーで剥ぎ取ったりなどの、地味な作業などもお伝えできればと思います。
タグに「セーチのリノベ記録 一軒目」とつけていくので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。なるべく工程別に解説できるように、シリーズ物としてお伝えしていきます。
※この記事は2018年12月20日に「DIY MAGAZINE」で公開された記事を再編集したものです。
畳を取り除き、洋室の床を全面剥がします。
解体意外にも、床の柱(根太)に残った釘や木屑をノミやサンダーで剥ぎ取ったりなどの、地味な作業などもお伝えできればと思います。
タグに「セーチのリノベ記録 一軒目」とつけていくので、順を追って読めばリノベが完成するような構成です。なるべく工程別に解説できるように、シリーズ物としてお伝えしていきます。
※この記事は2018年12月20日に「DIY MAGAZINE」で公開された記事を再編集したものです。
WRITTEN BY
Japan
DIYのブログ『DIY MAGAZINE』を運営。福岡在住の28歳です。物件をセルフリノベーションしていく過程とDIYに関する情報を発信しています。
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