トイレのリフォーム、相場はいくら?工事費の節約に活用できる制度も解説
この記事では、適切な価格で業者に依頼して安心なトイレのリフォームをしてもらうために、費用相場、リフォームできる工事の種類、そのほか浴室リフォームの知識などをご提供します。この記事の後半にはさまざまな事例をご紹介しておりますので、ご自身に適切なリフォームを選ぶ際の参考にしてください。
公開日 2020.08.06
更新日 2022.01.07
INDEX目次
トイレをもっと快適な空間にしたい!
トイレをもっと使いやすくしたい、快適にしたい、イメージを変えたいと思ったことはありませんか。トイレは日ごろから利用する場所だけに、常に綺麗な状態を保っておきたいものです。
そこで今回は、「旧式のトイレを新しくしたい」「デザインを一新したい」とリフォームを検討している方向けに、トイレのリフォームの相場や種類、活用できる補助金や助成金などについて解説しつつ、施工事例についてもご紹介します。
そこで今回は、「旧式のトイレを新しくしたい」「デザインを一新したい」とリフォームを検討している方向けに、トイレのリフォームの相場や種類、活用できる補助金や助成金などについて解説しつつ、施工事例についてもご紹介します。
トイレリフォームの費用相場の目安
トイレリフォームの価格帯は、便器の交換だけであれば工事費用を含めて3万円ほどからスタートし、内装のリフォームや付属品までに費用をかけようと思えば100万円以上になることもあります。価格帯の相場を見ると、60万円以下が全体の約9割を占めているようです。
便座や便器の交換リフォームを行う場合
便器の交換を行う場合は「洋式トイレから洋式トイレ」の方法と、「和式トイレから様式トイレ」の方法の2パターンあります。まずここでは「洋式トイレから洋式トイレ」の場合についてご説明します。
便座のみを交換したい場合は便座本体と工事費用を合わせて2万~4万円で工事ができます。ですが、便座本体の機能が多い場合、便座のみで10万円以上することもあります。その場合は工事費用を入れて大体15万円程度と考えておくとよいでしょう。
便座のみを交換したい場合は便座本体と工事費用を合わせて2万~4万円で工事ができます。ですが、便座本体の機能が多い場合、便座のみで10万円以上することもあります。その場合は工事費用を入れて大体15万円程度と考えておくとよいでしょう。
和式トイレを洋式トイレにリフォームする場合
和式トイレから洋式トイレへリフォームする場合、便座のみを和式から洋式にすることもできます。その場合工事費込みで3万円から可能です。あとは便座の機能次第で価格が変わってきます。洋式トイレへ全体リフォームする場合は工事費が多く発生し、壁・天井・床も必ずセットでのリフォームとなります。予算は約15万~40万円となることが多いようです。
和式トイレと言っても汲み取りトイレ(ぼっとん便所)から洋式にリフォームする場合はさらに費用がかかり、工事費込みで40万~60万円ほどかかります。
便座は価格に応じて好きなものを選べますが、浄化槽・下水道工事に最低20万、場合によっては最高150万円ほどかかることもあるようです。
和式トイレと言っても汲み取りトイレ(ぼっとん便所)から洋式にリフォームする場合はさらに費用がかかり、工事費込みで40万~60万円ほどかかります。
便座は価格に応じて好きなものを選べますが、浄化槽・下水道工事に最低20万、場合によっては最高150万円ほどかかることもあるようです。
トイレの内装をリフォームする場合
トイレの内装リフォームは、どの部分に施すかによって費用が異なります。床、天井、壁などを一気にリフォームする場合は5万円もあれば満足のいくリフォームができると言われています。床の張り替えであれば2万~3万円、天井や壁の張り替えも2万~3万円をみておくとよいでしょう。一般的に、内装のリフォーム費用は、トイレが広いほど費用が高くなるようです。
タンクレストイレにリフォームする場合
via jp.toto.com
タンクレストイレの価格は、特別な機能を求めなければ工事費込みで20万円未満、最高級のものだと40万円くらいするものもがあります。タンクありのトイレの場合5万~15万円の価格帯になっています。
タンクレストイレの長所としては、トイレ室内が広くなる、掃除がしやすい、見た目がスッキリするなどが挙げられます。
タンクレストイレの長所としては、トイレ室内が広くなる、掃除がしやすい、見た目がスッキリするなどが挙げられます。
エコリフォームする場合
トイレのエコリフォームとは、便器を最新の節水トイレにすることを指します。タンクレスタイプのものも、節水型のトイレに該当します。節水型トイレのリフォーム費用の相場は工事費込みで8万~18万円程度とされています。
節水型トイレの一回当たりの洗浄量は大の洗浄で約4L、小の洗浄で約3.5Lの水が使われます。一方昔のトイレは、大の洗浄で約13L、小の洗浄で約8Lの水が使われていました。家族の多いご家庭では、便器を節水トイレに変えることでかなり節水になるでしょう。
節水型トイレの一回当たりの洗浄量は大の洗浄で約4L、小の洗浄で約3.5Lの水が使われます。一方昔のトイレは、大の洗浄で約13L、小の洗浄で約8Lの水が使われていました。家族の多いご家庭では、便器を節水トイレに変えることでかなり節水になるでしょう。
トイレのリフォームに補助金や助成金は出る?受け取るための方法やポイント
トイレリフォームに補助金を利用できるケースがあるということをご存知でしょうか。条件に当てはまればリフォームにかかるコストを節約できるのでお得です。補助金や助成金を利用するための方法や条件を説明します。
補助金や助成金をもらう際には注意点がありますので、条件に当てはまる場合は下記をしっかり踏まえてから申請しましょう。
・申請は工事が始まる前に行う
・申請時に必要な見積もりを早めに取ること
・リフォーム業者次第では適用されないこともある
・公的補助金は予算に達すると終了する可能性もある
・補助金の制度次第では、工事完了の報告をしなければならないこともある
補助金や助成金をもらう際には注意点がありますので、条件に当てはまる場合は下記をしっかり踏まえてから申請しましょう。
・申請は工事が始まる前に行う
・申請時に必要な見積もりを早めに取ること
・リフォーム業者次第では適用されないこともある
・公的補助金は予算に達すると終了する可能性もある
・補助金の制度次第では、工事完了の報告をしなければならないこともある
補助金が申請できるケース
トイレのリフォームに適用される主な補助金としては、バリアフリー化への介護保険やエコ化・省エネリフォームが存在します。
介護保険でのバリアフリーリフォームでは、トイレの手すりの取り付け、段差の解消、和式から洋式便器への取り替えなどが支給対象となります。支給限度は20万円です。補助金制度の中では適用の条件が厳しくないため、比較的もらいやすいと言われています。
自治体のエコ・省エネ・断熱リフォーム助成金は、節水性の高いトイレへの交換や太陽光発電システムや蓄電池の導入などの省エネ化に支給されます。
介護保険でのバリアフリーリフォームでは、トイレの手すりの取り付け、段差の解消、和式から洋式便器への取り替えなどが支給対象となります。支給限度は20万円です。補助金制度の中では適用の条件が厳しくないため、比較的もらいやすいと言われています。
自治体のエコ・省エネ・断熱リフォーム助成金は、節水性の高いトイレへの交換や太陽光発電システムや蓄電池の導入などの省エネ化に支給されます。
利用できる補助金のタイプと受け取り方
介護保険の補助金の利用には、自治体から介護認定を受けることが必要です。その後、リフォームを行う施工会社と契約し、市区町村に申請書類を提出し、工事が開始します。市町村に支給申請書類を提出したら住宅改修費を受け取れます。
同居対応や子育て世帯に向けたリフォームなどが適用対象で住民税の納付を延滞していないこと、自治体指定の業者を利用するといった条件があるので注意しましょう。
また、各自治体によって制度や支給条件も異なって来るため、利用を検討している方はまず自治体ごとの制度を確認しておくことを推奨します。
同居対応や子育て世帯に向けたリフォームなどが適用対象で住民税の納付を延滞していないこと、自治体指定の業者を利用するといった条件があるので注意しましょう。
また、各自治体によって制度や支給条件も異なって来るため、利用を検討している方はまず自治体ごとの制度を確認しておくことを推奨します。
減税制度も利用できる
トイレのリフォームには補助金だけでなく、各種減税制度が適用される場合があります。
減税制度は複数あり、それぞれで適用対象や税控除の金額が異なります。減税対象となるリフォーム工事にはどのようなものがあるのか申請前に事前確認しておきましょう。工事を行った後は確定申告が必要になることも覚えておいてください。
減税(税金控除)対象になる主なリフォーム内容には、耐震リフォーム、バリアフリーリフォーム、省エネリフォーム、同居対応リフォームなどがあります。
また、次世代住宅ポイント制度という補助制度も利用でき、指定された製品を使った工事で事前に申請をすることで適用され、新築は最大35万円相当、リフォームでは最大30万~60万円相当のさまざまな商品と交換できるポイントが付与されます。対象の施工内容は耐震改修、バリアフリー改修、家事負担軽減の設備設置などです。
なお、新築・リフォームの持家、リフォームの貸家が適用対象となり、新築リフォームは不可と定められているのでご注意ください。
補助金と違って実際金銭的な負担が減るわけではありませんが、家電製品やブランド牛などの商品が交換対象です。うまく活用すれば間接的な節約につながるでしょう。
減税制度は複数あり、それぞれで適用対象や税控除の金額が異なります。減税対象となるリフォーム工事にはどのようなものがあるのか申請前に事前確認しておきましょう。工事を行った後は確定申告が必要になることも覚えておいてください。
減税(税金控除)対象になる主なリフォーム内容には、耐震リフォーム、バリアフリーリフォーム、省エネリフォーム、同居対応リフォームなどがあります。
また、次世代住宅ポイント制度という補助制度も利用でき、指定された製品を使った工事で事前に申請をすることで適用され、新築は最大35万円相当、リフォームでは最大30万~60万円相当のさまざまな商品と交換できるポイントが付与されます。対象の施工内容は耐震改修、バリアフリー改修、家事負担軽減の設備設置などです。
なお、新築・リフォームの持家、リフォームの貸家が適用対象となり、新築リフォームは不可と定められているのでご注意ください。
補助金と違って実際金銭的な負担が減るわけではありませんが、家電製品やブランド牛などの商品が交換対象です。うまく活用すれば間接的な節約につながるでしょう。
トイレのリフォーム・施工事例3選
ここからは、トイレリフォームの施工事例をご紹介します。それぞれ魅力的な内容に仕上がっているので、ぜひリフォームの参考にしてください。
ホテルライクの質感が魅力のシンプルなトイレ
DIYer(s)公式Instagramに掲載された、@mina_home88さんの投稿からピックアップ。内装がシックでシンプルなタンクレストイレです。全体はグレージュ、ブラウンを基調に仕立て、取手などのパーツを海外から取り寄せてペーパーホルダーなどと共にゴールドで合わせており、統一感のあるデザインが魅力です。
穏やかな雰囲気の色味が素敵なトイレ
DIYers公式Instagramより、@momo.ta_hさんが投稿しているナチュラルで優しく柔らかい雰囲気のトイレです。清潔感を出すために白をメインにし、壁にはデザイン性のあるエコカラットを採用。エコカラットは不快なジメジメ、冬場の結露発生を抑制するのに役立ちます。気になる臭いや有害な物質も低減します。
無機質なトイレをカフェ風に一新! セルフリノベーション事例
こちらはDIYers公式Instagramに登場した、お笑い芸人のタケトさん(@taketaketo)のセルフリノベーションのトイレです。タケトさんのマイホームは築30年で、リフォームも容易にはいかなかったと思いますが、とてもアットホームな雰囲気になっています。
【関連コンテンツ集】トイレのリフォームについてもっと知りたい方はこちらもチェック!
最後に、トイレのリフォームに関する関連コンテンツをご紹介します。リフォーム検討中の方やより多くの実例を知りたい方はぜひご一読ください。
DIYでトイレの改修を行いたい場合
トイレのDIYリフォームに挑戦してみたいと思ったら、是非このアイデア集を参考にしてみてください。ホームセンターや100円ショップで販売しているアイテムを使えば、誰でも短時間でリメイクができます。初心者でも簡単にトイレを大変身させることができるはずです。
トイレの設備について知りたい場合
トイレの設備に関する解説コンテンツです。暑さ・寒さにお悩みの方はエアコンの設置についてまとめたこちらの記事をぜひご参考にしてください。
こちらの記事では、収納や壁紙といった、トイレを彩るアイテムについてご紹介しています。
トイレの照明について知りたい方にはこちらの記事を。電球の色やシェードのデザインを変えることで、大きくイメージが違ってきます。トイレをおしゃれで快適な空間にする方法をご紹介しています。
こちらの記事では、トイレ用の換気扇交換にかかる費用の内訳などをご紹介しています。トイレの換気扇交換にかかる費用の総額な機器代や工事費用で大きく変わってきます。
以下の記事では、トイレの水漏れの原因や応急処置の方法、業者に修理を頼む時の料金相場を解説しています。トイレ修理が遅れると深刻なトラブルにもなりかねません。どのようにして早急な処置をするか知っておくと水漏れなどを未然に防ぐことができます。
まとめ
トイレのリフォームの種類や価格帯についてくわしく解説しました。補助金や助成金などもうまく活用して無駄なコストを抑えながら理想のリフォームを実現してください。
悩んだときはプロに相談をするのも一つの手。カシワバラ・コーポレーションでは、日常の不都合をデザインで解決するという目標のもと、「ここが不便だ」「もっとこうなって欲しい」といった日常で感じる不満や不都合を、優れたデザイン提案で解決しています。ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
悩んだときはプロに相談をするのも一つの手。カシワバラ・コーポレーションでは、日常の不都合をデザインで解決するという目標のもと、「ここが不便だ」「もっとこうなって欲しい」といった日常で感じる不満や不都合を、優れたデザイン提案で解決しています。ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
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Japan
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