アウトドア用のリュックを選ぼう!自分にぴったりなタイプはどれ?

キャンプや登山など、あらゆるアウトドアアクティビティで必要となってくるのが、リュック。アウトドアをしなくても持っていることが多いアイテムなので、わざわざ買わなくても…と思っていませんか?タウンユースのリュックとは選び方が違うので、アウトドア用の選び方を知ってから検討することをおすすめします。

2022.01.07

アウトドアリュックの選び方

主なポイントは、使用目的・サイズ・フィット感の3つです。
まず、アクティビティの種類によってタイプが変わってくることもあるので、あらかじめ決めておきましょう。登山や長距離ランニング・ハイキングには、専用のリュックが販売されています。迷ってしまう場合にはまずは一般的なタイプのものを購入しておくのがベターです。

サイズはキャンプや登山の場合には泊数によって変わってきます。なるべく軽量化した方がいいので、ベストな大きさを知っておきましょう。

フィット感は、実際に背負ってみて確かめるのが一番よい方法ですが、通販を利用する場合には「背面長」をチェックします。腰骨の一番高いところから、首の後ろの1番大きく出っ張っている骨・第七頚椎骨を測ってください。ベルトがついている場合には、その長さや高さの確認もお忘れなく。身体に負担のかかる部位に当たると、かえって疲れてしまいます。

これらに加えて、ポケットやカバーなどのプラスアルファの部分も見て、自分に合ったものを探しましょう。もちろん、気分を上げてくれるデザインであることも重要ですね!

それでは、おすすめのリュックを紹介していきます。

【THE NORTH FACE】アウトドアブランドの王道!

1966年創業の「THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)」は当時、質のいい登山アイテムが一般に流通していなかったことから、クライマーの手によって設立されました。今では、タウンユースのファッションとしても若者に大人気。機能性だけでなく、デザイン性も高く評価されていますね。

エフピーハイブリッド30

トレイルランニングから山小屋泊縦走まで、幅広いアクティビティで使えるマルチなリュックです。サイズは、日帰りか1泊程度にちょうどいい、30L。背面は「トランポリン・バックパネル」を採用し、通気性がよく快適です。ロールトップ式で、荷物の取り出しが簡単にできますよ。

ジーアールバックパック

3層構造の「GORE®Fabric」と「YKKアクアガード®ファスナー」を採用し、とにかく防水性が高いところが特徴です。サイズは30L。取り外し式の雨蓋もついているので、アウトドアでの急な降雨にも対応できます。

ジェミニ20

ナチュラルで落ち着いたデザインが魅力的なリュックがコチラ。スクエア状なので、コンパクトながらもたくさんの荷物を詰めることができます。ちょっとした旅行やハイキング用にいかがでしょうか。

ファントム50

機能性を重視した、クライミング用のリュックです。EVAの「成型バックパネル」やスタビライザー連動のヒップハーネスを採用し、快適なフィット感を得られます。外側のポケットを一切なくし、岩場などのクライミングで引っかかってしまうことを防止。細かいところまで、こだわりが感じられますね。

【Patagonia】自然環境に優しいブランド

アメリカ合衆国カリフォルニア州で創業した「Patagonia(パタゴニア)」も、創設者はクライマーです。環境に配慮した製品造りでも知られています。スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツからサーフィンまで、幅広いラインナップがあり、どれも自然と調和するデザインが魅力的です。

レフュジオ・パック 28L

同ブランドの理念通り、裏地にリサイクル・ポリエステルを100%使っています。メインコンパートメントは2つに分かれていて、小物を収納するポケットが外側に複数ついているので、整理整頓しやすいタイプです。15インチまでのノートパソコンを収納できる「パッド入りコンピューター用スリーブ」付きなので、旅行やデイリーユースとしても最適ですね。

トレス・パック 25L

ショルダーバッグやブリーフケースとしても使える、3WAYのリュックです。タフな平織りの630デニール・ナイロンが採用されていて、撥水加工もバッチリ。大きく蓋が開くので、荷物の取り出し・収納が簡単。毎日使いたくなるような便利さですよ。

ブラックホール・パック 25L

軽さが魅力のポリエステル生地に、「サーモプラスチック・ポリウレタン」をラミネートし、さらに耐久性撥水加工が施されています。縫い目やジッパーに防水処理はされていないので限度がありますが、日常的な悪天候なら中身を大切に守ってくれます。5色のバリエーションがあり、色によって大きくイメージが変わりますよ。

ウィメンズ・ナイン・トレイルズ・パック 26L

ストラップやバックパネルが、女性の体型にフィットするリュックです。軽量ながらもタフな「リップストップ・コーデュラ・ナイロン素材」を採用。ウエストベルトにもポケットが付いていて、貴重品などの小物を簡単に取り出すことができます。爽やかなブルーカラーが、苦しい時にも元気づけてくれそうですね。

【ARC’TERYX】豊富なラインナップ!

機能性の高さで定評のある、「ARC’TERYX(アークテリクス)」。用途ごとに様々なリュックが開発されていて、デザイン・機能ともにバリエーションが豊かです。

ブライズ 25

ハイキングやトレッキングに適した丈夫な「ブライズ 25」です。サイドポケットのほか、トップの部分にも小物を収納できるポケットが付いていて、取り出しやすくなっています。人間工学に基づいて開発された「アエロフォーム™ 熱成形バックパネル」のおかげで、背負っている間も快適に。ショルダーはパッド入りで疲れにくいのも嬉しいですね。

ボラ AR63

収納量が60L超えの、かなり大きなメンズ用リュックです。上下に可動する「ロトグライド™ ヒップベルト」で、歩行しやすくなっています。肩のストラップも幅と高さの調整が可能で、様々な体型の方にフィットしやすくなっています。

ブライズ 32

ご紹介した「ブライズ 25」をサイズアップしたモデル。縦に長く、スリムな形になっていることで、体を動かしやすくなっています。サイドポケットに荷物を入れても、腕の動きを妨げません。

アロー 22

ARC’TERYXといえば、これ!と言っても過言ではないほど、人気のモデルです。防水加工のナイロン素材に防水ジッパーが加わり、急に雨が降っても大丈夫。背面は緩やかにカーブしていて、背中に心地よくフィットします。

続いて、TOKYO FASHION AWARDにも選ばれたブランドが登場。

【and wander】確かな実力を持つ、ジャパニーズブランド!

2011年にスタートしたばかりの、新進気鋭のブランド「and wander(アンドワンダー)」。今までにない新しい風を感じられるような、洗練されたデザインにご注目ください。

X-Pac 30L backpack

優れた耐久性と防水性を持つ、DIMENSION POLYANT社の「X-Pac生地」を採用しています。フロントファスナーは下からも開くことができるので、下の方に詰めたものも取り出せて便利です。また、大きな荷物の出し入れも簡単ですよ。

40L backpack

優しい印象のホワイトに、直線的なブラックのラインが映えるデザインです。穴が大きめのメッシュポケットがアクセントに。また、生地の裏面からポリカーボネートコーティングが施されていて、耐久性が抜群に高くなっています。

30L backpack

INVISTA社の「コーデュラナイロンオックス生地」を使用した、軽量のリュックです。個性的でありながらも、コーディネイトと調和する雰囲気が魅力のリュックです。バリエーションは、白・黒・カーキの3色から選べます。

cuben fiber backpack

ヨットのセイルなどに使われている、高い防水性と引裂強度がある素材「キューベン・ファイバー」を採用しています。超軽量の素材なので、なんと260gの軽さを実現。背面の板を取り除くと、コンパクトに畳めることもできるんです。

【BOREAS】周りの人と被りたくないなら!

サンフランシスコにある、小さなアウトドアメーカー「BOREAS(ボレアス)」。少数精鋭のチームで、ハイスペックなリュックを開発しています。ユニークなデザインにもご注目ください。

TSUM TREK TRAVEL PACK

世界中を旅するために作られた、バックパッカーにおすすめのリュックです。急なスコールでも中身が濡れてしまわないように、防水機能を完備。ショルダーストラップとヒップベルトは通気性が良く、蒸れにくくなっています。

ERAWAN DUFFLE PACK

サイドに持ち手がついているので、ボストンバッグとしても使えます。サイズは50Lと70L。パッキングしやすいように、口が大きく開く構造です。

LOST COAST BACKCOUNTRY PACK

2012年のBackpacker Editors’ Choice awardを受賞。背面のパネルに特徴があり、体は動かしやすく、通気性も確保できる構造です。各所にカラビナなどを取り付けられるようになっているのも、便利なポイント。軽量素材を使っているので、持ち運びも楽々ですよ。

ECHO 25L

内部にはノートパソコンを入れるポケットがついているので、日常使いにも最適なリュックです。ロールトップ式なので、防水性はばっちり。ショルダーベルトは、水分を含みにくい速乾性のある素材を採用しています。

以上で、20個ものアウトドア用リュックをご紹介しました。ブランドによって、デザインが大きく異なりますね。好みのブランドを見つけて、用途に合わせて2タイプ持っておくのもおすすめですよ。

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DIYer(s)

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