台湾へDIYを探しに!いざ弾丸取材旅!

海外のDIY文化を調査するべく、海を渡ったDIYer(s)編集部。前回はアメリカ・ポートランドでしたが、今回は台湾へ!2泊3日というスケジュールで取材件数はのべ15件超。DIYer(s)ブログでは、弾丸取材旅のタイムラインをざっくりとご紹介。

公開日 2017.07.15

更新日 2018.04.16

PM1:30 華山1914創意文化園区 到着

華山1914創意文化園区は、ビール工場跡地をリノベーションした複合施設。セレクトショップやレストラン、展示会場として再活用されており、台北市内で必ず訪れておきたい人気の観光スポットです。
もちろんショッピングを楽しむにもいい場所ですが、日本のリノベーション物件との違いを知るのにもオススメしたい面白いスポットです。日本でも最近は古い建物を再活用したリノベーション物件がどんどんと増えてきました。台湾のリノベーション物件の印象としては、日本のリノベーション物件に比べて、外壁や使えなくなった設備など以前の面影を大部分残しており、内装に新たな壁や装飾品を追加する最低限のリノベーションにとどめている点。そうすることによって、以前の建物を使っていた人々やその生活を想像させる味わいのある作りになっているようです。
Name
華山1914文創園区
Tel
02-2358-1914
Address
台北市八德路一段1號
Language
英語:△(一部店舗)、日本語:×

PM2:45 華山1914創意文化園区 出発

PM3:00 寄り道

予定にはなかったのですが、日本語ガイドとして同乗してくれたバスガイドの張さんがごり押ししてくるので、みんなお腹いっぱいにも関わらず寄り道をしておやつを食べることに。張さん曰く、「台湾にきたら必ず食べろ」ということで胡椒饅頭のお店に立ち寄りました。名前のごとく胡椒のきいたネギ饅頭と言ったところ。口の中がネギの匂いで覆われますが、作りたてと言う事もありジューシーかつ胡椒のパンチ力がすごく、なかなか日本では味わえないインパクトのある饅頭でした。
張さん、教えてくれてありがとうございます。提案してくれた時は「腹いっぱいなんだけどなぁ」って思ってしまってごめんなさい。

こちらの胡椒饅頭の味を日本でも楽しみたい!ということで、DIYレシピを開発しました。ぜひ挑戦してみてくださいね。

PM3:00 ローダーズホテル到着・チェックイン

最近日本でも増えてきましたが、古いビルをリノベーションしたホテルです。内装デザインは、以前の名残を残しながら様々な部分で工夫をされており、堅苦しさもなく、過剰なサービスは削ぎ落とされた至ってシンプルなホテルです。シェアハウスの様なアットホームな空気感で、受付の方々もとてもフレンドリー。地下にあるラウンジでは、ソフトドリンクやお菓子、サンドイッチ、ドーナツ、カップ麺などが無料で提供されています。
Name
Roaders Hotel
Tel
02-2312-0589
Address
台北市中正區延平南路68號
Language
英語:◯、日本語:△(一部スタッフ)

PM 3:45 ローダーズホテル出発

PM4:00 永康街 到着

夕食は小籠包の名店「鼎泰豊 本店」で取ることに。日本でも支店を構える台北屈指の美味しい小籠包を提供します。
とはいえ、予約をしている時間にはまだ早かったため、地元の人も多くショッピングに訪れる永康街を散策。雑貨屋さんやセレクトショップ、伝統工芸品屋さんやマッサージ屋さんなどなど、とにかく色々なお店があるエリアだけに各々自由すぎる行動に。その結果、使える写真はこの1枚だけに…。

PM6:00 鼎泰豊本店 集合

台北で小籠包と言えばこのお店と言っても過言ではない小籠包の有名店です。かなりの人気店ですが、10名以上であれば予約が可能ですので事前予約がオススメです。9名以下でも整理券を発券してくれるので、先に整理券を確保した後、永康街を散策するなどすればスムーズに入店可能です。
肝心の食事は早朝の移動だった事、海外ということでテンションがあがっている事もあり、青島ビールと紹興酒が恐ろしい速度で進んでいき、テーブルには無数の空き瓶が。テーブルにはお揃いのTシャツで笑い続ける者、寝始める者、ひたすら飲み続ける者。このあとの予定を考えず完全に出来上がってしまいました。
Name
鼎泰豊本店
Tel
02-2321-8928
Address
台北市大安區信義路二段194號
Language
英語:◯、日本語:◯

PM8:00 鼎泰豊本店 出発

PM8:30 士林夜市 到着

台湾は外食文化ということで、たくさんの人たちが夜市に集まっています。ガイドの張さんの話によると女性も男性に負けず劣らず働く事が大好きで、料理をはじめとした家事をする時間なんてないんだとか。確かに、夜市では家族で食事をしている方たちを至る所で見かけました。
こちらの夜市では、屋台の食べ物だけではなく、洋服や雑貨、家電やゲームなどとにかく色々なお店があります。独特な香辛料のにおいの中、小籠包でお腹いっぱいだったはずが気づけば食べ歩きツアーに。鳥の足やソーセージ、マンゴーかき氷にパイナップルジュース。とにかくたくさん食べました。

PM10:00 ローダーズホテルへ帰宅 そして就寝

ホテルへ戻り、各自部屋へ。あっという間に 1日目終了です。2日目となる明日は取材件数が最も多く入っている、この旅最も過酷な日です。

TAIWAN TRIP:DAY-2

AM9:00 ローダーズホテル 出発

AM9:30 霞海城隍廟 到着

恋愛成就で有名なお寺「霞海城隍廟」に来ました。筆者をはじめとした多くのメンバーには知らされていなかったのですが、メンバーの一人が恋愛成就で有名なお寺があると言う情報を聞きつけ、こっそりスケジュールに組み込んでいました。特にDIYに関係はないですが、せっかくなのでDIYer(s)の今後の発展も祈念しました。
Name
霞海城隍廟
Tel
02-2558-0346
Address
台北市迪化街一段61號
Language
英語:×、日本語:△(場合によって日本語対応可能なスタッフ有り)
そしてこのお寺の周辺は古きよき建物が多く、お茶や朝鮮人参などの専門店が並んでおり、ここでも散策してみることに。時間帯が早かったためか、観光客もいなく、地元住民の方々の日常を垣間みる事が出来ました。
ただし、日本語はもちろん英語も全く通じないので、専門店での買い方がよくわからず苦戦しました。

AM10:00 霞海城隍廟 出発

AM10:30 自由広場門 到着

蒋介石を称えた中正紀念堂などがある自由広場門へ。ここでは日本でも大きな注目を集めているミニチュアアーティストである、田中達也さんの「微型展」に訪れました。運よく田中達也さんご本人ともお会いする事ができ、実りのある旅に。

この展示の様子は、こちらの記事からどうぞ。
Name
自由広場門
Address
台北市中山南路21號

AM11:30 自由広場 出発

PM1:30 昼食を経て、各自取材へ出発!

この日のメインである、3チームに分かれての台湾取材。35℃という猛暑に加え、突然のゲリラ豪雨など、カメラ機材とスタッフの体力に不安になりながらもなんとか、取材を完遂!取材記事は、随時アップされていきますのでお楽しみに。ここでは特別に、イラストレーターとして活躍する小鳥遊しほさんが、シャンプーDIYに挑戦した様子を先行してお届け!
取材終了後は各チーム、台湾の人気スポットである九份へ集合予定でしたが、なんと九份へ到着できたのは1チームだけ…。取材時間が押してしまったなどではなく、タクシー運転手との意思疎通ができず“九份行きのバス停”に連れて行かれてしまうなど、言葉の壁を痛感。ということで、よりによって一番人気の九份の写真がありません(涙)。

PM8:00 鼎王麻辣火鍋 集合

本場の火鍋を食べたい!!ということで「鼎王麻辣火鍋」に来ました。九份にたどり着いたチームに台北市内で何が起こっていたのかを説明しているうちに、テーブルへ火鍋が運ばれてきました。
注文したのはオーソドックスな2種類のスープでいただく鴛鴦鍋。ごま油の風味と唐辛子の辛さによって生まれる素晴らしいシナジー的風味がお肉に絡み付き、とにかくおいしい。全くお箸が止まりません。せっかくみんなで集まっていても、黙々と食べていました。カニ以外でも黙ってしまう食べ物が台湾にありました。ちなみに台湾ではポピュラーな食材である鴨血。クセの強い食材のため、今回は鴨血を抜いてもらって注文しています。
そしてもちろん、美味しい料理とくれば、昨夜同様お酒も進みます。紹興酒の取り扱いがなかったため、日本では見たことのないアルコール度数58度のお酒を注文。
火鍋のおかげで足の疲れが飛んだとはしゃいでいるメンバーも出てくる始末(酔っ払っていただけできっと気のせい)。勢い余って2次会をホテルのラウンジですることに。
Name
鼎王麻辣火鍋
Tel
02-2742-1199
Address
台北市松山區光復北路89號
Language
英語:△(電話予約時は英語対応可能でした)、日本語:×

PM10:00 ローダーズホテルへ帰宅

九份にたどり着けないというトラブルもありましたが、結果的には最高の一日に。
2日目もあっという間に終わってしまい、残すは最終日。

TAIWAN TRIP:DAY-3

AM9:00 ホテル 出発

AM9:30 龍山寺 到着

観光スポットとしても人気の大きな寺院です。週末と言う事もあり多くの方が訪れ、木魚を叩く音に合わせてお祈りしていました。お経を唱える声が、寺院全体に響いて荘厳な雰囲気に。また、観光スポットのほか、現役を引退された地元のおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場にもなっているそうです。
そしてここも恋愛成就で有名なお寺と言う事で、一部のメンバーは真剣にお祈りをしていました。
Name
龍山寺
Tel
02-2302-5162
Address
台北市広州街211號
Language
英語:×、日本語:×

AM10:30 龍山寺 出発

AM11:00 希望市場 到着

市場なので早朝からやっているものだと思っていましたが、 10時オープンという事でまだまだこの時間でも開店準備をしているお店がたくさんありました。食材がメインの市場です。夜市での一夜を引きずっていたのかグロテスクな食材がたくさん並んでいる光景をイメージしていましたが、野菜やフルーツなどさわやかな食材ばかり。それでも少し変わったものを食べようという事で、アヒルの首の丸揚げに挑戦しました。味は、癖のあるソーセージと言ったところ。
この市場は30分もあれば全て見れる広さですので、ちょっとした空き時間に立ち寄ってみてはどうでしょうか。新鮮で安価なフルーツが多く並びますが、お土産として日本へ持ち帰れないのでご注意です。
Name
希望市場
Tel
02-2393-0801
Address
台北市林森北路與北平東路交叉處
Language
英語:×、日本語:×

PM0:00 希望市場 出発

PM0:30 台北101 到着

台湾の観光スポットとして欠かせないのが台北101。展望台に上り景色を堪能した後に各自地下にあるフードコーナーで昼食を。台湾らしいお土産品を取り扱ったコーナーから、ハイブランドが集まるエリアまで、帰国前のショッピングに最適なスポットです。訪れた日は台湾初となるアップルストアのオープン当日だったようで多くの取材陣が駆けつけていました。
Name
台北101
Tel
02-8101‐7777
Address
台北市信義路五段7號
Language
英語:△(一部スタッフ対応可能)、日本語:△(一部スタッフ対応可能)

PM1:30 台北101 出発

PM2:00 松山文創園区 到着

かつてタバコ工場だった広大な敷地を利用して建設されたこのエリアは、約75年前の老建築物をリノベーションし、展覧会などの活動を行う場所として生まれ変わった一大文化総合施設です。
また、古い建物だけではなく、このエリアには大きな新築の建物も併設されています。建物内には、代官山に構える蔦屋書店が参考にしたと言われる書店やレザークラフト、ガラス工房などの様々なDIYショップが軒を連ねます。アクセサリーや革小物など、台湾へ訪れた記念としてオリジナルアイテムをDIYしてみてはいかがでしょうか?
Name
松山文創園区
Tel
02-2765-1388
Address
台北市信義區菸廠路88號
Language
英語:△(一部スタッフ対応可能)、日本語:△(一部スタッフ対応可能)

PM3:30 松山文創園区 出発

PM4:00 松山空港 到着

PM9:55 羽田空港到着

あっという間の3日間でした。
取材旅行と言うべきか、観光旅行と言うべきか、それでも台湾のもの作りやリノベーション物件、ソウルフードに触れる事ができ、大変貴重な経験となりました。またいろいろと訳あって、タクシーを降りるときは、必ず忘れ物がないか確認するべきだという事も大きな教訓となりました。

こちらの記事では、どのような取材旅行だったかの流れをお伝えしていますが、その中から切り出して随時記事をアップしていきます。台湾旅行される方に少しでも参考にしていただける事を願います。
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